。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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順調に・・・?

2012.06.06 (Wed) 父の看護日誌

父の経過。。。』で、書き忘れたこと一つ。

朝食を食べて、ハミガキも終わり、デイのお迎えが来るまでの間
居眠りをすることがあった。
電話が入り、起こして立たせると、足が動かなくなる。
時には、リフトにやっとこさ乗せても、目を瞑り白目になって
肩を何度叩いても、起きない時があった。
最初、この症状にはしびれてしまった。
どっかおかしい?また何かが起きてる?

「おとうさん!おとうさん!」

何度も声かけしていたら、4階の人が出てきて心配してくれたけど
目が覚めたら、いつもの父に戻った。
居眠りすると、覚醒するまで動きが悪くなることがわかって
待ち時間の間、声かけをして起こすようにした。
でもお薬が効いて、身体の動きが良くなってきたら
居眠りしていても起こせばすぐ、いつものように動けるようになった。

父の身体の方は、R病院のⅠ先生が言った通り
お薬が良く効いて、順調に回復しております。

そして父の頭の方も、順調に忘れ物が増えております(*≧m≦*)
増えていると言う言い方も、違うかもしれないけど・・・

我が家には、ラブラドールが2頭いる。
そのために、玄関を入ると外へ飛び出さないように柵をしてある。
父の部屋へも、自由に出入りできないよう、柵をしてある。
で、家具調のポータブルトイレは、普段父の椅子として使っているので

「オシッコしたくなったら、椅子の蓋をパクっと開けるんだよ」

と、日に何度も言ってるのだけど
ポータブルトイレの存在を、突如として忘れ
柵を動かして、家のトイレまでトコトコと歩いてくる。

たまに、家のトイレの場所がわからなくなり迷う。

玄関を入って右側、正面は私の寝室なんだけど
デイから戻ると、正面の部屋に入ろうとする。

同じ会話を、日に何度かすることもある。
たとえば同居をして、デイの通所バッグを変えたのねん。
食べこぼしや、紙パンツから漏れた場合に備え
予備の着替えと紙パンツ3枚、お風呂用のバスタオルと肌着を入れる。
宿泊もあるから、少し大きめのバッグにしたんだけどね。
このバッグ、今年のお正月XEBIOでナイキの福袋を買ったんだけど
グレーでピンクのラインが入った、私のバッグ
要するに女性用だから、父は気に入らないのかもしれない。
父が持って歩くことはないんだけど、ふと思いつくのか?
部屋のタンスを開けたり閉めたりして、何かを探し出す。

「何探してるの?」
「いや~・・・」
「いや~って、それは恵子たちのタンスだよ」

父のタンスの横に、私たちのタンスを一棹おいてあるんだけどね。

「何を探してるのか?言って」
「このかばんより、小さいのがないかと思って」
「このバッグじゃなきゃだめなの。小さいのじゃ入らないから」
「そうなのか?」
「そうなの。だからかばんは変えないのよ」
「わかった、わかった」

これ思いついた時は、朝に晩に3回以上繰り返すときもある。
で、同じようにタンスを開けたり閉めたり

「何か探してるの?」
「・・・・・」
「返事しなさいよ!なに探してるの?」
「別に・・・ただ見てるだけ・・・」
「そこは、恵子たちのタンスだけど」
「あ~そうか・・・」

これも始まると、数回繰り返す。
何かが気になったのだと思うけど、何が気になったのか?
思い出せないんだろうな。
探しながら、何を探してるのか?忘れると言うことだろう。

彩佳の顔を見て、「恵子?」と言ったこともあるけど
すぐに思い出した。

父の最後にしていた仕事は、水道工事である。
ファミレスが閉店後、工事に入るため夜勤仕事をしたこともある。
でもほとんどが、民家での水道工事だったらしい。

新しく通い出したデイ、S本舗の建物は普通の民家。
宿泊予定もあったので、その話も数回していたんだけど
水道工事をしていた頃の記憶が、蘇ったのかもしれない。

「おれさ~、今日泊まりになるかもしれない」

と、突然言い出した時、かなり動揺してしまった私。
でも否定するのは良くないと思って、話を合わせてみた。

「泊まりって?どこに行くの?」
「いや~、どこに行くか?まだ、わからないんだよ」
「ふ~ん、仕事なの?」
「なんだか向こうで、おれを使いたいらしいんだ」
「そうなんだ~」

ニコニコ笑顔で言われて、なんだか切ないような悲しいような・・・
泊まりで仕事に行くつもりなのに、ハミガキは補助されて
トイレに行けば、おパンツの上げ下げをしてもらい
階段用リフトには乗る。
なんとも、このトンチンカンさは、笑うしかない( ´艸`)

その日は、Mのさとへ通所の日。帰ってきたら

「おれに電話なかったか?」
「電話が来るの?どこから?」
「どこかわからないけど、会社かおれのとこに電話がくるんだ」
「ふ~ん、今日はなかったよ」

S本舗に行き、Mのさとへ出かけると、翌日こんなことも言い出した。

「今日は泊まりになるかもしれない」「おれに電話なかったか?」

この言葉を言われると、話を合わせていても
内心はちょっと動揺して、なんとも切なくて悲しくなったけど
2週間くらいの間に、数回繰り返し、最近言わなくなった。

時折、つじつまの合わないこともあるけど
この程度なら、大きな問題はなく
リフトも返却して、階段の昇り降りも、なんとか出来て
とりあえず、父が笑顔でいるなら、それでいいかと思う。。。

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『父の経過。。。』で、書き忘れたこと一つ。朝食を食べて、ハミガキも終わり、デイのお迎えが来るまでの
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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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