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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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私ったら・・・

2010.11.25 (Thu) 父の看護日誌

親の良く目・・・いや、子の良く目・・・
いやいや、私の願望というところでしょうか・・・

「おとうさんは、まだ大丈夫!」

なんて、思いたかったんだろうな。
父の排泄障害は、決定的になった。
週5回のデイ通い、デイの職員さんの方が
父と過ごす時間は長いし、プロだもんね
私の目よりも、職員さんの目の方が確かなわけだ。

日曜日の朝、いつものように様子を看に行ったら
施設のスウェットを着ていた。

「おとうさん、それ施設のじゃない?」
「いや~、俺のズボンだろ?」
「ううん、おとうさんのじゃないよ」
「俺のだよ」
「おとうさん、そういうのは持ってないでしょ?」
「そうだっけ?」

そう言いながら、ズボンを脱いで確認し始めた父。
タグのところに、施設の名前が書いてあるのを見て

「あれ~?本当だ」
「そうでしょう(笑)」
「最近よう、時々違うズボン履いてるんだけど、なんでだ?」
「ん?覚えてないの?」
「そうなんだよ~、なんで違うズボン履いてるのか?わかんないんだ」
「濡れちゃったから、取り換えたんじゃない?」
「そうなんだろうな~?」

記憶もかなりきてるらしい。
ここ1ヶ月ほどで、急に悪化してるようにも思う。

軽失禁用ボクサーパンツに変えてからは、デイに行く時のカバンの
中身をチェックするようにし、予備の着替えも入れていた。
なぜボクサーパンツにするかと言う説明は、何度もしてるのだけど

「慣れだよな~」

その時は、そう言うのだけど、やっぱり「たま苦しい(←失礼)」らしい。

「きつくて、イヤなんだよ~」

と言って、トランクスに履き替えてしまうし、デイに持って行く下着も
トランクスを入れてしまうので、行く行くのことを考えて
トランクスは我が家に回収して、ボクサーパンツも追加注文した。
とにかく、この「たま苦しさ(←失礼)」にも、慣れてもらわなくては
次の段階に行くのも、難しいと思った。
それに、予備の着替え類を、別の袋に入れて、説明して
カバンに入れてるのだけど、少しカバンが膨らむことに
私が帰った後、疑問に思うらしく、中身を確認して
自分が入れた覚えのない物を出して、タンスに片付けていることもわかった。

デイでの様子も気になったので、23日の夕方施設に電話を入れた。
最近の父、デイで元気がないそうな。
お散歩も以前は、張りきって出かけていたけど、行きたがらず
しょんぼりしてることもあるらしい。
20日の土曜日は、入浴の時介助をしてる際、排尿してしまったそうだけど
本人は、出ちゃってることにまったく気が付かず・・・
父の性格もわかっているので、なんとか元気付けるような言葉かけを
してくれてるらしいけど、職員さんも気にかけてくれてるそうな。

で、わたくし、自分なりに考えたのが、おそらく知らないうちに
ズボンを履き替えてたり、時にはズボンが濡れてることに
自分も紙おむつにならなくてはいけないのか? と
気分が落ち込んでるんじゃないかと、思ったわけで・・・
でも今は紙おむつは、恥ずかしいことではないってことを
わからせる必要があるんじゃないかと、考えた次第です。
いろいろ考えながら、私も犬のお散歩時、トイレに行きたくなると
途中の公園に立ち寄るのだけど、お散歩の時間に合わないと
いけないから、私も紙おむつを使ってると言って、一度履いて
見せようか?などと、ない知恵を絞って考えていたわけです。

が、その日の夜、前に食事にも行ったことのある施設のKさんから
電話が入り、施設での様子を、さらに詳しく聞くことが出来た。
排泄の問題は、とてもデリケートな部分でもあり
父も一番気にしていることでもある。
朝夕の打ち合わせの時も、父のことが話題に上がり
連絡帳に書くと、父の目にも止まるため、連絡をどうするか?
と言う話になったらしいけど、Kさんが自分が直接私に連絡して
相談すると言うことで、話しは付いていると言ってくれた。

Kさんが言うには・・・

やはり、排泄のことで、父は落ち込んでいるようだということ。
帰り際などに、着替えたりすると、がっくりとしょげて

「進さん、あんなに気にすることないのに」
「いつもの元気がないのが、とても心配」

などなど、職員さんたちも、気にかけてくれているそうな。
また、最近時間を見て、トイレに誘導してくれてるらしいけど

「どうして、今までは言わなかったのに、最近言うんだ?」

と疑問にも思ってるらしく、余計に気になっている模様。
施設としては、排泄に関しての問題は、大きなことではなく
それよりも、意欲や元気が無くなることの方が問題だそうだ。

で、最近自転車マシーンが新しく入り、脈拍や時間、距離などを計り
それを箱根駅伝になぞらえて

「今日は大井町まで行った」 とか 「鶴見まであと少しだよ」 とか言うと
「じゃあ、もう少しがんばろうかな」

そう言って、一生懸命漕いでいるらしい。

なにしろ、褒められて伸びるタイプの父。
誰でもそうだろうけど、嬉しい、楽しいで過ごしたいわけで
ゲームの賞状も20枚とたまると、父は何かもらえると思っていたようで
持って行くと催促してるようだから、準備はしてるものの
なかなか持って行けないようだと話したら
枚数によって、お相撲になぞらえ、前頭とか小結など
最終的には横綱まで、写真を少しずつ大きく
引きのばして、貼り出しているらしい。
今少し元気がないようだから、その賞状を持たせるから
それで、少し楽しい気分になるんじゃないかと話すと
それを使って、気分を盛り上げてくれると言ってくれたので

「おとうさん、これ持って行くと楽しいことがあるらしいよ」

そう言って、今日賞状を持たせることにした。
また紙おむつの件も、まだ早いそうで、ボクサーパンツに慣れてくれれば
そこにパットを挟めば、失禁もズボンまで濡らすことは防げるし
本人も、紙おむつではないから、気分的にも良いんじゃないかと
アドバイスしてくれた。
父の気持ちを考えると、紙おむつにとても抵抗があるので
これで、私の気分も少し楽になった。

「進さんが、気持ち良く過ごせるように、いろいろ相談しながら
 方法を考えればいいから、何かあったらいつでも電話して」

Kさんの携帯番号も知っていたけど、勤務時間以外で電話するのも
どうかと思って、遠慮していたけど
Kさんにそう言ってもらえて、感謝です。

義弟の時もそうだったけど、父のことも、私は恵まれていると思う。
ケアマネさんも、施設の方も、相談に乗ってくれたり
いろいろな方法を考えてくれたりと、本当に助かる。

義弟の時、出来ないことを私が受け入れることが出来ずに
きついことばかり言ってしまった。
こんなことも出来ないの?って、思うことが多かった。
自分の父親だから、義弟とはまた違うのはわかっているが
毎日習慣付いてることは出来ているのに、まず先に
排泄障害が出てくるとは、思わなかったから、ちょっとショックだ。
だけど、これも自分が受け入れることが先決だ。

「おとうさん、おちっこのこと、悩んじゃってるんでしょ?」
「ん?うん・・・」
「そんなこと、悩む必要ないんだよ」
「だから、あんまり飲まないようにしてるんだ」

こらこら!そう言うことじゃないだろがい!

「ダメだよ、飲まなきゃ!詰まって引っくり返るから」
「そうだけどよ~(笑)」

笑いごとじゃないけどね。
トイレの心配して、お散歩に行かないとか、出かけるのいやだとか
飲み物控えるとか言ってないで、ボクサーパンツに慣れれば
ちょっと漏れたって気にしなくていいんだし
紙おむつだって、まだ考えることないけど、恥ずかしいことじゃない
ってことを、昨日の朝、少しだけ話して、しばらく様子を看ることにした。

デイに行くことを、あんなに楽しみにしてたのだから
行きたくないなんてと思わないようにしないといけないな。

介護第二弾の、入り口に来たのかもしれましぇん。。。

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コメント

お久しぶりです♪

景子さん、お久しぶりです!
覚えてくださってると良いなぁ・・・♪

本当に久しぶりにこちらに伺いましたら
今度はお父さんの事での心配事が
増えてきちゃってたのですね。。。。

人は皆順番だから・・・
そう子供は思っても当の本人にしてみれば
やっぱり落ち込むでしょうし、その気持ちを考えると
なんとも可哀想になってしまいますね☆

我が家も義父が去年の1月に他界し、
その後義母が一人暮らしになったのですが、
どうも最近同じ事を短時間のうちに何度も言うし、
自分が言った事、した事さえも覚えていない。。。
認知症を疑わざるを得ないような状態になっています。

義兄が連れて行くと言いながら
まだ病院には行っていませんが、
ちょっと大変になってきそうな予感がしてます。。。

主人も再発を疑いたくなるような症状が
最近出てきていますし。。。。
こちらはもう完治したと信じているので
どうやって病院に行かせようかと思案中です。。。

お互いに色々なことがありますが、
その時、その時にできる事をやって
とにかく前進して行くしかないですね☆

陰ながら応援していますので、
お互いに頑張りましょうね♪

yukariさん♪

ご無沙汰しております!
コメントに気が付かず、今日になってしまって申し訳ありませんo( _ _ )o
もちろん、yukariさんのこと覚えていますよ。
忘れずにまた来てくださって、ありがとうございます。

父のことは、義弟のときと少し重なっていましたから
いずれは・・・と思っていました。
でもボクサーパンツに替えたことで、失敗が今のところはなく
順調のようで、本人もホッとしているようです。

それよりも、yukariさんの方が、心配ですね。
義兄さんも、早めに病院へ連れて行った方が
ご自分も安心かと思うのですが・・・
ご主人のことも、お気持ちを考えると心が痛みます。
yukariさんご自身が、身体を壊さないよう気を付けてくださいね。

自分のやれることをやれる範囲で、がんばるしかありません。
お互いに身体だけは大事に、やっていきましょう!

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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