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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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反応あり。。。

2009.07.14 (Tue) 義弟の病院・病気と症状

昨日は、朝から良い天気!
ちょっと風は強かったけど、洗濯機フル回転で、シーツやら何やら洗い
お布団も干した。
父の新しいお部屋の契約日でもあったので、お掃除は後回し
主人の用事を1件用事を済ませた後、役所で住民票と印鑑証明を取り
銀行に行って、不動産屋さんで契約を済ませた。

途中で、義弟の会社の同僚のMさんから電話が入った。

「急で申し訳ないのですが、今日T部長と病院に行きたいのですが・・・」

と言うことで、午後3時に急遽病院で待ち合わせとなった。

これで、昨日の私の予定は大幅変更。時間はすでに11時に近い。
Mさん達よりは、少し早めに到着したいので、
2時半前には、家を出なくてはいけない。
3時ころまで干しておきたいと思ったお布団だけど
家に戻るのは、5時近いだろうと思われたので
急いで買い物を済ませて家に戻り、簡単お掃除を済ませて
お布団を取りこみ、風もあったし天気も良いので乾いていた洗濯物も取りこんで
朝昼兼用の食事を済ませたら、1時半に近かった。
1時間ほど休憩して、病院に向かったのだけど、こういう時に限って渋滞だ。
3時少し過ぎに病院に到着したけど、まだMさん達は到着いてなかった。

まずは義弟の様子を看に病室へ。
いつもは眠っていて、起こしても起きない義弟だけど
昨日は、ベッドを起こして座っていて、目もパッチリ開いていた。

「弟くん、調子はどう?」

と声をかけたけど、いつもと同じく、私をジッと見つめて固まってる。

「私は誰だっけ?」
「・・・・・」
「恵子ちゃんよ。わかる?」
「・・・・・」
「今日は、T部長とMさんが来てくれるって」
「・・・・・」
「ちょっと迎えに行ってくるから、待っててね」
「・・・・・」

(ー'`ー;)う~ん・・・今日も無反応みたいだな。
病院の入り口で、15分ほど待ってMさん達が到着。
Mさんが車を駐車場に入れてる間、T部長に義弟の様子を話した。

体重が34.8kgまで落ちてるので、人相も少し変わってきてること
いつどうなってもおかしくないと言うことも含めて
9日相談員さんと話した内容も説明して、病室に向かった。
ベッドの上で、起き上がってはいるけど、居眠りをしていた。

「弟くん、T部長さんとMさん来たよ」

そう声をかけたら、目がパチッと開いて、私をジッと見つめた。
最初は何を話しかけても、無反応だった義弟だけど、何度目かに

「弟くん、私は誰?わかるかな?恵子ちゃんよ?」

そう言ったら、義弟がうなずいた。

「私のことわかるの?」

そう言ったら・・・わかるに決まってるだろ・・・と言うような表情をした。

「ちゃんとお義姉さんのことは、わかってるよ」

T部長とMさんがそう言ってくれた。

「いつも怒ってばかりいたから、一番最初に忘れられちゃうと思ってましたけど」
「いやいや、そんなことないよ。こうやっていても、ずっとお義姉さんのことしか
 見てないでしょ。母親みたいになってるんじゃない。一番安心できるんだよ」
「そうなんですかね?」

T部長さんが言ってくれた言葉が、ちょっと嬉しかったな。
そこから、今まで無反応だった義弟が、反応し始めた。
と言っても、こちらのいうことにうなずくだけだなんだけどね。

「ほらTさんもMさんも来てるよ。あっち見てみて」

そう言うと、T部長やMさんの方を見て、また私を見る。

「良かったね~。T部長さんもMさんも来てくれて、嬉しいね」
(うなずく)
「今日は調子いいね?」
(うなずく)

その間、目が泳いでしまうこともあるし、意識が違うところに飛ぶこともある。
右手が頻繁に動き・・・と言っても、スローだけど・・・
排尿のための管をいじってみたり、パジャマを引っ張ってみたり
テーブルをつかんでみたりと、我が家のいた頃のようにいたずらをしていた。

「弟くん、相変わらずこの右手は、いたずらしてるね?」

と言って、笑いながら右手をつかむと・・・なんと・・・ニコニコ~っと笑顔が出た。

「けんちゃん、笑ってるじゃん」
「うん、良い顔だ」

T部長さんもMさんも、喜んでくれた。
そんな会話の間も、昨日は右手がいたずら盛りなので

「弟くん、テーブル外しちゃうといけないから、この手やめようね?」

そう言って、右手をつかんだら、義弟の口元がなにか言った。

「ん?なに?弟くん?」

と聞き直したけど、もう違うことに意識が飛んでた。

「うるせえな~って言ったんじゃないか?(笑)」
「そうかもしれないですね。そうだったら、嬉しいけどね(笑)」
「けんちゃんなら、言いそうだもんな」

そう言ってみんなで笑ったら、義弟もまたニコニコ~っと笑った。
その後も、こちらの話しにうなずいて、良い反応を見せてくれた。
Mさんは、私の知らない時にも、時々病院に来てくれてるらしい。

「けんちゃん、いつ来ても寝てるからさ~。今日は良かったよ」
(うなずく)
「弟くん、今日は調子良いね?Vだね」

と言って、ピースサインを出した。

「弟くんもやってみて。ピースだよ」

と言ったら、義弟もピースサインをしっかり出した。

「そのままでいて、写真撮るから」

そう言って、画像を撮ったのに、舞い上がってた私。
ボタン操作を間違って、消しちゃった。

「あ~、弟くん、もう一回ピースして」

そう言って、もう一度やってくれたのがこちら。
ピース

「今日はOKだね?弟くんもOKして」

そう言ったら、こちら。
オッケー
笑顔も出て、なかなか良い画像。
この後、OKをした指を目に持って行ったので

「そのOKマークの穴ぼこから、何が見えてるの?」

と聞いたら、またニコニコ~っと笑った。

「今日は、T部長さんにもMさんにも、良い顔が見せられて良かったね?」

やっぱりうなずいた義弟。
目が泳ぐこともあるけど、T部長さんやMさんが話しかけても
ずっと私のことを見つめて、私の言うことに、うなずいてた義弟。

昨日は反応が良かったので、4時ごろまで病室にいた。

「みんな仕事があるから、そろそろ帰るよ。また来るね」
(うなずく)
「けんちゃん、また来るからな」
「Aくん、がんばれよ」
「弟くん、またね。バイバイ」
(無反応)
「バイバイって、言ってよ」

そう言ったら、口元がバイバイと言った。

「バイバイって言ってるよ(笑)」

Mさんが言った。

「またね、バイバイ」

顔は窓の方を見てたけど、口元はまたバイバイと言った。

T部長さんもMさんも、今日は良い顔を見れて良かったと言って、帰って行った。

主人に画像を見せて、この話をすると信じられないと言う反応だった。

「俺も行ってみようかな?」
「でも1回行ったくらいじゃダメだよ。何回かに1回の反応だからね」
「そうだろうな」
「運良く調子の良い時に当たればいいけど、確率は低いんだからさ」
「そうだよな~」

少しは面会に行く気になったみたいだ。

人間の心理とは面白いものだ。
面会の後は、いつも気が重くなるのだけど
昨日はなんと言うか、清々しいと言うか・・・
こんな時間が持てるなら、また行ってみようと思えるのだから。
あと何回義弟の笑顔を見れるのかな?

とにかく父の引っ越しを無事終わらせなくちゃ!

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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