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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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久しぶりの面会。。。

2009.06.06 (Sat) 義弟の病院・病気と症状

なるべく頻繁に面会に行ってあげたいt思っていたけれど
義弟のいない生活ペースが出来あがってきたら
なかなか面会に行く時間が出来ないし、行こうと思う私の気力も出てこない。
主人はいつのもように、夜中の1時起床で2時前には出勤していくけど
帰りが夕方のお散歩に間に合う、4時半前後には帰ってくるし
夜は8時から9時の間には、オネムモードに入るから
6時半ごろまでに、晩酌&夕食の準備が出来てないといけない。
そうなると、お散歩から戻ってからが忙しいので
日中に下ごしらえを済ませるようになると、義弟の2時からの面会時間が作れない。
2時に行っても、寝顔しか看れないし・・・
主人に言っても

「いいよ、別に行かなくたって」

と言われちゃうけど、私の気持ちの中では沸々と罪悪感が湧き上がる。

気になるのは私だけらしく、主人は仕事優先ってこともあるけど
義父も義姉も、面会にくる気配もない。
私がとやかく言ったところで、その気がないものしょうがないけど・・・

先月支払いに行った時、ちょうど昼食時に面会して
私の顔を見た一瞬だけ、笑顔を見せた義弟。
先週行こうと思っていたけど、雨が降っていたこともあり
事故以来、自分が怖いと思った時は、運転はしないと決めているから
今週木曜日、3週間ぶりに義弟の面会に出かけた。

午後2時10分前に到着。
エレベーターを降りたとたん、久しぶりの排泄の匂いにちょっとクラッときた。
新型インフルエンザの影響で、面会時は備え付けのマスクを着用するので
匂いはマスクのおかげで、シャットアウト出来る。
部屋に行くと、義弟の部屋の方々がホールからベッドに移動中でおむつ交換もしていた。
各部屋で順番におむつ交換をしているんだろう。
それで、この時間帯排泄の匂いが充満するんだろう。
義弟はちょうどベッドに移されているところだったので、目が覚めていた。

「弟くん、久しぶりだね。元気だった?」

そう声をかけたら、私をジッと見つめて固まった。

「弟くん、私は誰だっけ?覚えてる?」

そう言ったら、目が壁の方に泳いで止まった。
看護師さんに様子を聞いてみたけど、ほとんど変わりはないらしい。
日々波はあるそうで、調子が良い時は

「憲児さ~ん、タッチ~!」

と言って手を挙げると、ハイタッチもするそうな。

「弟くん!こっち見て!」

そう言うと、また私をジッと見つめた。

「調子はどう?良い?悪い?」
「・・・・・」
「調子はどうですか?」
「・・・・・」

無反応と言えばいいんだろうな。
少し大きな声で

「弟くん、調子はどうですか?」
「あんまり良くないね」

蚊の鳴くような声で、そう言った。

「調子良くないの?そうか・・・困ったね?」
「・・・・・」
「ご飯は美味しかった?」
「・・・・・」
「ご飯は全部食べましたか?」
「・・・・・(かすかにうなずいた)」
「美味しかった?」
「・・・・・」
「何食べたのかな?」
「・・・・・」

などなど、いろいろ話しかけてみたけど、ほとんど反応もなく
今までなら、ジッと私を見つめていた義弟だけど、壁ばかり見つめていた。
私の名前も何度か聞いてみたけど、答えることはなかった。

「弟くん、兄貴がいるよね?」
「・・・・・(かすかにうなずく)」
「兄貴の嫁、恵子ちゃんよ。忘れないでね」
「・・・・・(ジッと見つめて固まる)」
「私の名前は、恵子ちゃんよ。また来るから、忘れないでね」
「・・・・・」
「じゃあ、また来るね」

そう言ったら、また壁を見つめてしまった。
来るたびに痩せて、状態は悪化してるように思う。

ベッドの上の義弟。。。
帰り際にパチリと撮ってみたけど、シャッター音にも反応せず。
目に輝きはもうない。。。

エレベーターを降りたところで、相談員のOさんに会った。
様子を聞いたら、やっぱり無反応なことが多いらしく
さらに食事も今は、ムセることが増えてきており
おもゆに近いおかゆだったけど、粒があると飲み込みずらいので
今はミキサー状の食事を出しているとのこと。
脳腫瘍が進行していると思われ、誤嚥肺炎が心配なところだけど
口から食事を摂ることは重要なので、ヒヤヒヤしながらの食事らしい。
もし誤嚥肺炎を起こせば、発熱すると思われるので
発熱した場合は、連絡をくれることになった。

「日曜日にお兄さんは見えてるんですか?」
「いや、主人も仕事が朝早いのでこのところはちょっと来てないんですよね」
「そうですか~、仕事じゃしょうがないですものね」
「私も先月はちょっと忙しくて、日にちが空いちゃったんですけど・・・」

来週木曜日か金曜日に、支払いに来る時に午前中の面会許可をもらった。

義弟に残された時間はもう少ないのだろう。
Oさんと話していると、そう感じる。

「お義姉さんを、わからないということはないと思いますよ。
 ただ無反応なだけだと思いますが、ご家族の方の面会は待ってると思いますよ」

1週間から10日に一度くらいは、面会に来たいとは思う。
義父や義姉に期待もしてない。
主人の庇護の元に、専業主婦をして暮らしているのだから
義弟の面会くらいは、私の義務と責任なんだろうと思う。

面会に行かなくちゃと言う義務感は持たず、時間がある時に行けばいい。
そうは言われてるけど、これだけ間が空くと、今度は罪悪感が出てくる。
面会に行ってあげたいと思う反面で、行くとなんだか気が滅入る。

明日から、わんこ連れで2泊3日で那須に旅行に出かける予定の私達夫婦。
Oさんにもそのことを伝えたのだけど、その反応にさらに罪悪感が湧き上がって
来週支払いの時昼食時の面会許可をもらったものの、誤嚥の可能性がある
義弟の食事の介助は緊張するし、実は気持ち的にはかなり憂鬱だ。

なぜ私が?

そう考えてしまったら、行き詰る。
これは、私に課せられた義務と責任!
そしてそれを自ら背負い込んだのだから、果たさなければいけないんだよね。

とりあえず、明日からの旅行、行くからには楽しん来よう。。。


申し訳ありませんが、アダルトの書き込みが多いため
いただいたコメントは、旅行中に限り恵子が確認後
表示させていただきます。

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コメント

私も時に考えます

今は在宅だから、イヤでも一緒にいるわけで、そしてショートステイの時に解放感を味わいながら、たかが三泊程度でも、自分の都合で理由もわからないままの母を送り出す時にちょっとした罪悪感。

でも、これがないと在宅も続かないんだから、これは罪悪感を感じるようなことではない…と思い直す。

いつか、母を施設なりに送るコトになったとき、私はきっと、恵子さんと同じように、
面会に行かなくては…という義務感と、行ってあげたいという母への思いとともに、
例えば仕事などしていれば、せっかくの休みに面会か…と思ったり、
なんとなく行きたくなくて重い腰があがらなかったりするだろうって想像がつきます。

そして、行かなければ行かないで罪悪感。
そんなことをしているうちに、母に何かあれば今度は後悔。

他に兄弟はいないし、母の姉妹も離れているし、私が行かなきゃ……と、そういう思いを抱えながらの生活も、イヤだな~~と思う。

だったら在宅のほうが気楽?

でも、進行していけばムリな状態も来るだろうし、今だって、夜中や明け方に起こされることが増えてきて、キツイな~と思うこともあるし……。

メインに介護することを役目と請け負った者にずっとついて回るコトなのでしようね、きっと。

重たい荷物が軽くなることはないみたい。

ビゴさん。。。

お返事遅くなってしまって、ごめんなさいね。

他人の手に委ねることの罪悪感は、どんな場合でも付いて回りますよね。
がんならない介護と言っても、言うは簡単だと思います。
看る側の気持ちの状態によって、苦痛と感じる時もあるし
笑い飛ばせる時もあるけど、忍耐は常に感じることだし・・・
解放感はあっても、罪悪感は残るし、でも自分がつぶれては意味がないことだし・・・

何かあれば、後悔が残るってことも、よくわかります。

何をどう言われても、結局は自分の心の中での葛藤になりますよね。

不真面目介護のテレビ、私も観ましたが
あれを不真面目と言うなら、私のやってきたことは不真面目極まりないですよ。

どこで自分の気持ちが、完全に解放されるのか?
わからないですよね。

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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