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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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義弟の命の軌跡。。。

2009.03.12 (Thu) 義弟の病院・病気と症状

2月22日に子犬が来たことで、その週は病院に行けなかった。
義弟の病院には行ったのは、3月1日。
主人にメイを見ててもらって、10日ぶりに私だけ行ってきた。
病室のドアを開けて

「弟くん、久しぶり」

と声をかけたのだけど、義弟の表情は変わらず、ジッと私を見つめていた。

「ん?私の顔忘れたの?」
「・・・・・あ・・・・・恵子ちゃんだ」
「ピンポン、思い出した?」
「(笑)恵子ちゃんの顔を忘れたら、バチが当たっちゃうよ(笑)」
「バチが当たるの?」
「そうだよ~(笑)」

最初はそんな風に会話も出来たのだけど、とにかく声が小さいし
両足を曲げたままで伸びないと言うし、今年R病院に入院した時のような感じ見えた。
少しずつ悪化してるように感じた。

「調子はどう?」
「・・・・・」
「弟くん、調子はどうですか?」
「・・・・・うん・・・・・」
「調子悪いの?」
「ここに来てから、どんどん良くなってる気がする」
「そう、じゃあ良かったね」
「うん・・・・・」
「今週Mさんが来るかもしれないって」
「・・・・・」
「弟くん、Mさんが来るかもしれないよ。聞いてる?」
「・・・・・Mちゃんが来るのか~」

声が小さいので、何度か聞きなおしをすると、聞かれたことを忘れてしまうのか?
何を聞いても窓の外ばかり見ていて、返事をしなくなった。

どうにも間が持てなくなって、30分ほどで帰ってきた。

主人に報告したら、私の名前が一瞬出てこなかったことなどが気になったらしく
来週は自分が行ってみると言っていた。

翌日の3月2日、義弟の会社のMさんがお見舞いに来てくれることになった。
いつもなら同席するのだけど、この日はメイの通院もあり
午後からは来客予定もあったので、Mさん一人で行ってもらうことにした。

翌日になって、Mさんからメールが来た。

「顔を見ても表情が変わらず、会話も成り立ちませんでした。いつもこんな風ですか?」

おそらくMさんの名前が思い出せなかったのだろうと思う。
何を聞いても返事をしなかったり、何か話しても声が小さくて聞き取れず
会話にならなかったそうだ。
前日私から見た義弟の話をして、何かあればすぐに連絡をすると伝えた。

6日なって、施設の相談員Oさんから電話が来た。
施設内でフリースを羽織っているのだけど、食べこぼし等で汚れてしまったので
次に来る時に替えの物を持ってきてほしいとのこと。
日曜日に主人が行く予定なので、その時に持って行くことを伝えた。
汚れ物の洗濯を1枚200円でやってくれるそうな。
主人に相談したら、そのために行く手間を考えたら、1週間に1回と考えても
安いだろうということで、洗濯もお願いした。

「最近の様子はどうですか?」
「時々ナースセンターでお話しますけど、よくおしゃべりして面白いですよ」
「じゃあ、変わりなく過ごしてます?」
「今のところ安定してると思います」

私から見ると、あまり良い状態には見えなかったけど
医療型介護施設に入院してるわけで、脳腫瘍としての治療はしないと
最初に伝えてあるけど、何かあればすぐに医療的処置もしてもらえる。
病院で安定してると判断されているのであれば、心配はないだろう。

3月8日は、主人が面会に行った。
やはり表情は変わらなかったらしいけど、主人のことは忘れてなかったらしい。

「お前、1日何してるんだ?」
「う~ん・・・・・」
「テレビ見たいとか思わないの?」
「別に・・・」
「テレビ見ても、内容すぐ忘れちゃうもんな」
「そうなんだよ~、すぐ忘れちゃうからよ~(笑)」

そんな会話をしてきたと言ってた。

「忘れちゃうってことは、わかってるらしいぞ」
「そんな叩き落とすようなこと言わなくても・・・」
「本人笑ってたから、いいんじゃねえの。でもまあ、進んではいるな」

病院では、寝てるか?食べてるか?しかないから、刺激がない。
刺激がないから、脳を動かすこともない。
ケアマネさんが、施設に入ると症状は進むと言ってたけど、こういうことなんだろう。
脳腫瘍が進んで来れば、けいれん発作が出ると言われたけど
けいれんは起きてないようなので、脳腫瘍も安定してる判断していいと思う。

今日は入院費用の支払いをしてくる予定でいる。
先月は22日間の入院で、11日間は医療で入院。
費用は162,183円、来月はこの倍の請求がくるだろうな。

余命6カ月と言われた義弟だけど、やっぱりこれからも長そうな予感がする。
とにかくお互い穏やかに過ごせるなら、それでいいや。

義弟の命の軌跡は、まだまだ続きそうだ。。。

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コメント

本当に長い間、よく付き添われたと感心しています。
きっと義弟さんも穏やかな心持ちで日々を過ごされていることと存じます。

ご家族共々おいとい下さい。

ありがとうございます!

お返事が遅くなり、申し訳ありませんo( _ _ )o

ここに来て、なんだか脱力している毎日です。
義弟も私たち夫婦も、今は心穏やかに過ごせることに
幸せを感じています。

お気遣い、ありがとうございます!

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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