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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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迷子。。。

2009.02.26 (Thu) 父の看護日誌

22日の日曜日、我が家に四女ラブのメイが家族の仲間入りをした。
メイです♪   エリーとメイ♪
ただ今2ヶ月、イタズラ盛りのやんちゃ娘♪
子犬の存在ってすごい!
あれほど義弟のことばかり気になってた私、主人もそうだけど
夫婦で今は、メイにメロメロ状態です。
エリーもなつのときより、早くに受け入れたみたい。
しつけが終るまでは、長時間の外出が難しいので
今度の日曜日、私が義弟の面会に行くことになってます。

ところで一昨日、父に頼まれていた買い物をして実家に行くと、父は留守だった。
合鍵に入り、頼まれた物を置いて、帰って来た。
お小遣いを渡してあるので、自分で欲しい物は自分で買い物に行くから
買い物に出たのだろうと、気軽に考えていたのだけど・・・

いつも行く商店に行く時は問題ないのだけど、トレッサ内のスーパーに
出かけると、出口がわからなくなっちゃうんだよね。

「いや~、昨日スーパーに行ったら、帰り道がわからなくなってよ~、参ったよ~(笑)」

先日もそんなことを言ってたけど、近くに横溝屋敷と言う古民家があり
その場所がわかれば帰れるから、人に聞きながらなんとか帰り着いたと言っていた。
その時、出かける時は必ず携帯電話を持って出るように言っておいたんだよね。
わからなくなったら、私に電話をすれば、すぐに迎えに行くからって。
で、一昨日も携帯を持って出かけたらしいのだけど、案の定出口がわからなくなったらしい。
そこで電話をすれば、事なきを得てるんだけど、自力で帰ろうとするから
携帯の存在を忘れたらしい。

「横溝屋敷に行くには、どう行けばいいですか?」

通る人何人かに聞いたらしいけど、誰もわからなかったようだ。
スーパーの中なら、地元の人もいるだろうけど
スーパーから出てしまえば、地元の人は少なくなるもんな。
で、近くの出口から外に出たのはいいけど、ここはどこ?状態になった。
それでも歩きながら、横溝屋敷やいつも通ってる床屋さんの名前を言って
道を聞いたらしいのだけど、これまた誰も知ってる人がいなくて
だからそこで携帯を使えばいいのに、スタスタと自分の記憶を辿ったらしいんだな。

この町内には、前の団地に引っ越す前に、私が12歳から19歳まで住んでた町。
でも数十年過ぎてるのだから、様子も変わっているし、迷ってしまうのは当たり前だと思う。
不安になりながら、人に聞きながら、でも誰も知らなくて、必死に歩いたんだろうな。
最後に聞いた人が

「旦那さん、逆方向に歩いてるよ」

とやっと教えてくれたらしいけど、気が付けば最寄の駅まで歩いてたらしい。
でも自分がどこを歩いてきたかは覚えてなかったみたい。
最寄の駅までは、トレッサから徒歩で20分くらいかかる、
どう歩いたかはわからないけど、私が父の家に行ってから2時間以上経ってるから
相当迷ったんじゃないかと思う。
疲れ切った父は、駅前の銀行の前で携帯の存在に気が付いたようで電話をしてきた。

「恵子、駅の銀行の前にいるから、迎えに来てくれよ」

あわてて迎えに行ったら、疲れ切った父が

「俺はもう、自分で自分が情けない」

そう言って、かなり落ち込んでいた。

「でも携帯持って出たんだから、良かったよ」
「そうだよな・・・」
「それに駅に辿りついたのはラッキーだよ。
 どこだかわからなかったら、迎えに来れなかったもんね」
「そうか・・・」
「たまたま横溝屋敷を知ってる人がいなかっただけなんだから、しょうがないよ。
 道も変わっちゃってるし、迷って当たり前なんだから」
「もう疲れちゃってよ」
「だろうな~(笑)」

落ち込んでしまった父の気分を盛り上げるのに、笑い話に変えて
慰めるのに一苦労。。。

「俺はもう一人で出歩かない」
「大丈夫だよ。携帯があるんだから。恵子に電話すれば済むことじゃん」
「・・・・・」
「スーパーには行けるんだから、出口がわからないだけでしょ。
 トレッサの中は、私だって迷うよ。ジイジだけじゃないんだから」
「・・・・・」
「人に聞くんじゃなくて、スーパー出てわからないと思ったらすぐに恵子に電話しな。
 そしたら、すぐ迎えに行くから。携帯があるんだから、大丈夫だって」
「そうか、そうだよな」
「そうだよ。娘に電話するのが一番でしょ?」
「そうだな、それが一番安心だ」
「スーパー出たところに、椅子があるでしょ。そこに座って電話すればいいよ」
「そうだな、そうするよ」
「出かけるときは、必ず携帯持って出かけてね」
「俺もよ、もしかしたらと思って、携帯持って出たんだよ」
「だからラッキーだったね(笑)」
「そうだよな(笑)」

家に着く頃には、笑顔も出てきた。

「相当歩いたから、疲れちゃったでしょ?」
「もう疲れちゃってよ~」
「家に帰ったら、お昼寝しなよ」
「そうだな」

徘徊とは違うと思うけど、認知の初期に入ってきたような気がするよ。
義弟のことが一段落着いたら、今度はやっぱり父だな。
まあ、すぐにどうこうと言うわけじゃないだろうから、しばらく様子を見てみよう。

今日はデイの日だった父。
いつも家に着くと、携帯を使って電話が来る。
携帯をかける練習をしておいて、良かった。

「今帰って来たよ」
「今日はどうだった?」
「うん、まあまあいつもと同じだな」
「ゲームやったの?」
「やったよ」
「何やったの?」
「お手玉とわっかを使って、あれは輪投げみたいなやつだな」
「今日は賞状もらわなかったの?」
「今日はダメだったよ(笑)」

一昨日のことは忘れたか?B型は立ち直りも早いからの。
それが救いだな。。。

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コメント

おひさしぶりです♪

義弟さんのことは落ち着いて良かったですね♪
でもお父さんのことは心配・・・☆
私もすごい方向音痴でデパートなんかに行くと出口がわからなくなったりは
多いんですが、お父さんのそれも私と同じ感じならいいですけどね☆
やっぱり方向音痴とは全然違うものなんですかね?

恵子さんが優しいからお父さんも心強いですよね♪
やっぱり持つべきは娘かぁ~? (*^m^*)

子犬ちゃん、可愛い~♪
でもラブはやっぱデカイ!
子犬とはいえ、我が家のシーズーよりでかそう( ̄v ̄;)
エリーちゃんがやきもち焼きません?♪
新しい家族が増えて気持ちも一新ですね♪

超遅くなって、すいません!

yukariさん、ご無沙汰です!
私の方もなんやかんやと忙しく、更新も出来ず
パソを開く時間もなかったりしてます。

義弟の方は、もう施設にお任せ状態なので
気持ちはずいぶんと楽になりました。
父の方も、目的のない徘徊とは違うので
ケアマネさんも心配ないだろうと言うことで
今すぐどうこうではないので、しばらくは要観察です。
これからは、義弟のことよりも父のことの方が
増えるかもしれないです。

今は子犬のメイのおかげで、日々癒されてます。
エリーはなつのときは、ヤキモチがすごかったけど
メイは母親気分なのかな?ヤキモチはないですけど
子の時期カミカミ怪獣なので、咬まれると怒ってます(^m^*)

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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