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。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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決まった。。。

2009.02.04 (Wed) 義弟の病院・病気と症状

昨日夕方4時に自宅を出発。
義弟を受け入れてくると言う、T病院の院長先生との面談に向かった。
だいたいの場所はわかっていたのだけど、道路が新しくなっていたりで
少し道に迷いながら、それでも10分前に到着した。
5分ほど待たされて、すぐに面談は始まった。

私たちとしては、介護中心で義弟の今後のことを考えていた。
今は点滴で安定し、入院前と同じくらいまでは回復してるけど
これから本当に寝たきりになる可能性あるわけで
だから出来るだけ長期で看てもらえる施設と考えていたし
今後も特養が受け入れてくれると言えば、そちらに移動することも考えていた。

今までの経過や、今回のことなども聞かれ

「僕は別にR病院の肩をもつわけじゃないけどね、あそこは急性期と言って
 緊急で治療が必要な患者は、すぐに受け入れてくれるんだよ。
 大学病院とかは、受け入れを渋ったりするけど、あそこは救急はすぐ対応するんだ。
 だけど、その半面で治療の必要が無くなった患者には、言い方は悪いけど冷たいんだな」
「はい、私もネットで調べたりしたので、それは納得しています」

そんな会話もしながら、話しは思わぬ方へ向かったような気がする。

「脳腫瘍が再発してることは聞いてますか?」
「はい。元々残ってる腫瘍は安定してるけど、転移した場所は動いてると」
「うん、この病気は進行が早いんだよね」
「はあ~・・・」
「そういうことも覚悟してるのかな?」
「えっと、今後どうなるかわからないとは聞いてますけど、余命宣告は受けてませんが」

生命保険の診断書に、余命6ヶ月のところにチェックが入っていたのは知ってるけど
余命2年と言われ、再発転移を繰り返し、最初は再発とか転移と言われれば
来年はないかも、夏は迎えられないかも・・・そう思って、あたふたした時期もあったけど
今年で10年目に入る今、そういう言葉に慣れてしまっているというか
ピンとこないと言うか、実感がないということも話した。

現在動いている腫瘍が進行してくると、けいれん発作も出てくるし
意識障害も起こすそうで、そうなると本当に進行は早いのだそうだ。

どう反応していいのか?自分でよくわからなくなった。

「脳腫瘍としての治療とかは、もうないって?」
「ないと言うか、私達がもう治療をする気持ちはありません」
「そこがブレると、こちらも対応に困るんだけど、治療はしないんだね?」
「はい、もう何度も主人とは話し合ってるので、治療はしません」
「ガンマナイフやってるけど?」
「転移したところがもっと大きくなると、言葉を失うと言われたので
 言葉を確保すると言う意味で、今回はガンマナイフをやりましたけど
 これ以上の治療は、もう意味が持てないので」
「病気が進行してきた場合の、覚悟もしてもらわないといけないけど」

そう言われても、私自身実感がまったく湧いてこない。
これって、もう長くないって言われてるんだよな?
残された時間は少ないってことだよね?
でも義弟は、入院前と変わらないくらい回復してるんだけどな。
減らず口も叩いてるし、憎まれ口も出てきてるし・・・

「えっと、先生も紹介状を読んで、余命6ヶ月だと思われるんですか?」
「お話を聞いてても、これだけ長い期間があるから、再発転移を繰り返して
 そのたびに大変だったと思うんだよ。憲児さんのような症例は
 本当に少なくて僕も初めてで、ご本人にまだ逢ってないし
 この紹介状に書いてある15行ほどの文字で、ちゃんとした判断は出来ないけど
 憲児さんの脳腫瘍の場合、動き出すと早いからね、そんなに長くないかもしれない」
「はあ~・・・」
「担当医にそこのところを、もう一度確認してみた方がいいかもしれないね」

介護の問題として捉えていたのが、脳腫瘍の方が問題なのか?
それからいろいろとまた話をしたんだけど

「要するに、自宅介護にもう行き詰ってるんだと思うよ。話を聞いてると
 ご家族の方が、もう限界を超えてたんだろうね。少し距離を置いた方がいい。
 今後はどう過ごして行きたいのかな?」
「とにかく、お互いに心穏やかに過ごして行ければと思ってます」
「こういう言い方は申し訳ないけど、最後の時は必ず来るんだ。
 そういうことを覚悟した上で、ここを憲児さんの終の棲家だと思って連れてきてください」

そう言われた。

「憲児さんの病室は、そこをもう空けてあるから、いつでも移ってきていいよ」

R病院はなるべく早くと言っていたので、5日を移動日にしようかと思ったのだけど
院長先生が立会いの下で、受け入れると言う事になり
当初の予定通り、7日11時までに病院に到着出来る様にと言われた。

最初は医療で入院して、検査等を行い、医療的処置はいらないと判断したら
介護保険での入院に切り替えるので、再度入院の手続きがいるらしい。

「移動手段はどうするの?」
「私が、自家用車で連れて来ると思います。主人が休めればいいんですけど」
「ダメダメ!介護タクシー使いなさい。そういう時こそ、事故を起こしたり
 何かがあって、骨折でもしたら、手間が増えるでしょ?」

手間と来たか・・・思わず笑っちゃった・・・
でも介護タクシーを頼めば、主人が休む必要がない。
介護タクシーのパンフレッドをいただいた。

お薬もT病院で出してもらえるので、R病院への通院は終了。

「うちに任せてもらえれば、診ますから」

その言葉に、ホッと安堵感はあるものの、まだ半信半疑なところもある。
余命のことも今だピンと来ないし、短い期間で物事考えて
一つずつクリアしていくというやり方は、変えずに行こうと思った。

先に戻っていた主人に報告。

「とりあえず受け入れてくれるって事で、一つクリアだな」

主人も私と同じ気持ち。
ケアマネさんにも連絡したら、とても喜んでくれた。

「いろいろセッティングしてもらったのに、全部キャンセルになっちゃってごめんね」
「いいんですよ。とにかくこれからは、穏やかに過ごしてくださいね」

自宅介護に向けて準備を進めていたけど、今度は転院のための準備に変わった。

今日は福祉のタクシー券をもらいに行き、役所のMさんにも報告。
出かけるところだったけど、話を聞いてくれて、こちらも喜んでくれた。

介護タクシーも、7日9時半に病室まで車椅子で迎えに来てくれるそうな。
入院の時T病院で必要な書類を、R病院で作ってもらえるようお願いもしてきた。

R病院で入院の時、入院手続きが省略されていたので、その手続きも済ませた。
7日に無事T病院へ移動が出来れば、また一つクリアになる。

T病院の院長先生も、相談員のOさんも、とても優しい対応で
話していても、安心感があった。
だけど、その半面で、どこか疑いの目も持ってしまう。
主人もそうだけど、うまく行き過ぎてるんじゃないか?
何か大きな落とし穴が待ってるんじゃないか?
そんな気持ちも捨てきれない。

ホッと安堵感はあるけど、半信半疑な気持ちもありながら
義弟の残された時間のことを考えると、なんだかとても複雑な気分になる。

とにかく今は、何事も無く無事に転院できることだけ考えよう。。。

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コメント

良かった!!!

良かったじゃないですか!!!
受け入れてくれる所があって!!!!

終の棲家とまで言ってくれてるんですから
最期まで看て下さるということですよ、きっと!!!

本当に良かった!  
私もうれしくて涙が出そうでした♪

脳腫瘍は確かに動き出すと早いと言いますよね。
義弟さんの場合本当によく今まで再発せず来られたと思います。
一般的に5年生存率で話があるくらいですし、
再発すると大体悪化してることが多いと聞きますからねぇ・・・。

受け入れがして頂ければ恵子さんもご主人も、そして義弟さんも
心穏やかな時が過ごせて一番良いと思います。

いや、本当に良かった♪
ブログも読んでる方が多いみたいで、これも良かったです♪

なんだかんだ言っても。。。

ホッとしているのは事実です。
とにかく転院がスムーズに行くことを願うのみですね。
脳腫瘍の再発に関しては、まだピンときてません。
今までも再発って言葉は、何度も聞いてきてるので
今回も同じじゃないかと・・・

とにかく自宅介護からは、まだしばらく解放されそうです。

こんな拙いBLOGを読んでくださってる方がいるって
なんだか嬉しいですよ。
私たちの選択や経験が、誰かの役に立てばいいのですけどね。

yukariさん、いつも応援ありがとう♪

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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