。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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気力が湧かない。。。

2008.09.28 (Sun) 義弟との日々の出来事

先週末から、なんだか気力が湧かない。
パソコンも開けてはいるけど、読み逃げごめんで通り過ぎちゃったり
立ち上げることさえ、億劫だったり・・・

先週の日曜日、主人は夜勤明けで一杯飲んで寝ていた。
義弟がハミガキをしてる間に食事をして、食器を下げようとキッチンに向かうと
義弟が洗面所からリビングへ、つかまって歩いて移動をしていた。
土曜日には、施設でリハビリもしているので、その姿を見守ることにした。
が、これがいけなかった・・・両手に食器を持っていたので

「あ、それじゃあ転ぶ!」

と叫んだ時には遅く、義弟はリビングのフローリングの上に前向きに転倒した。
すぐに食器を置いて起こしに行き

「どっか痛いとこない?どっかぶった?」
「ううん、どこも痛くない」

血も出てる様子もないし、本人もすぐにお尻で移動を始めたのでホッとしていた。
日中いつも私は義弟の右側から、様子を看ているので左側が見えてなかった。
夕食を出す時になって、義弟の顔を見たら、左の目の辺り
まるで殴られたかのように、腫れ上がりアザになっていた。

「さっき転んだ時、顔ぶったの?」
「うん」
「痛くないの?」
「そんなに痛くない」

左半身に弱冠の麻痺があるから、痛みも鈍いんだよな。
これだけ腫れ上がってて、痛くないわけがない。

「24時間看てられるわけじゃないんだから、気にするな。しょうがないだろ」

って、主人に言われたけど、またケガをさせてしまったことでなんだかひどく落ち込んで
顔を見るたびに、切ないやら、情けないやら・・・
本人は、まったくと言っていいほど気にしてないんだけど

「私、殴ってませんから」

みたいなアザに、なんとなく責められてるような気がして
私のやり方はこれで良いのか?って思って
今までは時間がかかっても、洗面所やトイレに行くこと
洗面所からリビングへの移動は、義弟の力でやらせようと思い、見守ってきたけど
月曜日から、移動の際はすべて介助をすることにした。
最近では、コツもわかってきて、両手で義弟のわきの下を持ち
腰で義弟のお尻の辺りを、支えていれば、安定して移動させることが出来る。
でも、義弟がどこかにつかまってしまったりすると、バランスが崩れるので
そこだけは気を付けて看ながらの移動になる。

私が落ち込んでようと、体調が悪かろうと、義弟のことに関しては休みがない。
先週は、火・水が排便デーだった。最近は2日かけて排便がある。

火曜日は、午後から私の弟一家が実家に来るというので
義弟は主人に任せて、出かけてきた。
朝から2回排便があったけど、量が少なかったので、まだ出るだろうなとは思っていた。
私が出かけてる時は問題がなかった・・・と言うより
主人はほとんど寝ていたのだと思うから、看てないと言った方がいいだろうな。
でもトイレに行こうとしたら、義弟が動き始めていたので

「お前は何やってんの?」
「いや・・・何かしようと思って・・・」

と言ったらしい。
何かしようと思って動き始めたけど、何をしようとしたのかを忘れたのか?
はたまた、別に意味もなく動き始めたのか?
最近の義弟の行動は、予想がつかないので困る。
実家から帰ったのが、8時半過ぎだったけど、まだパジャマに着替えるところ。

「おむつを先に替えなさい」

と声をかけて、臭いに気が付いて、すぐに主人に言ってやってもらった。
その時綺麗にお尻は拭いたと聞いてたんだけど・・・
翌水曜日は、父の病院の日。
8時半の予約なので、8時に家を出れば9時半過ぎには戻れる。
いつものパターンなら、まだ義弟は起きてない時間。
前日実家に行ってたので、朝シャワーを浴びて出てきたのが7時過ぎ。
髪を乾かしたりしても充分に間に合う予定だったけど、どうやら便意がある義弟は
お風呂から上がったら、起きておむつを脱いでいて、持ち上げたお尻には
大便がびっしりと付いていた。
すぐにそのままお風呂に連れて行き、お尻を洗っていたらムニムニ出てきちゃうし
洗い終わって、早くおむつを履かせようと義弟の後ろで足を拭いてたら
「ブ~ブ~」と実の出そうな屁はするし、あわてておむつを履かせて
時計を見たら、もう7時半を過ぎてるし・・・
これで食事をさせたら、私が出かけてる間にまた排便がありそうだったので
かわいそうだけど、飲み物も食べ物も出さず

「1時間くらいで戻るから、私が帰ってくるまで、そこから動かないでね」

と何度も言い聞かせて、濡れた髪を適当にまとめて父の病院へ出発。
9時半前には戻れたので、それから食事を出したら案の定2回目の排便。
トイレに座らせても出ないと言うので、お尻をウェットティッシュで拭くと

「恵子ちゃん、痛いよ~(笑)」
「うんちが出てるのに、そのままにしておくからただれるの」
「あ~そうか~(笑)でも痛いよ~」
「痛くてもガマンしなさい。綺麗に拭いとかなきゃ、また赤くなるよ」

お風呂でお尻を洗ってる最中やウェットティッシュで拭いてる最中に
ムニムニと出てくることもある。肛門を刺激されるからなんだろうな。
トイレに座らせて

「う~んって踏ん張りなさい。座ってるだけじゃ、うんちは出ないのよ。う~んってイキむの」
「は~い」

が、トイレに座らせても排便はなく、おむつを履かせると出る。
トイレトレーニング中の赤ちゃんと同じだよ・・・トホホ・・・
が、人間とは本当にちゃんと慣れていくものです。
排便の処理の後も、食事が出来るようになりました。

先週は火曜日以降土曜日まで、夜勤で戻らなかった主人。
彩佳も大学の海外研修で16日から26日まで、フランス・オーストリアに旅立った。
だから先週は家に、義弟と私しかいない。
24日は朝の7時から起きていた義弟だけど、それ以外はいつものように
10時半ごろ私が起こしていたし、夜は11時過ぎまで起きていて4時半頃に起きていた私。
が、朝起きるとリビングの様子が違うんだな。
どうやら夜中の12時以降、朝4時ぐらいまでの間に、一度起きて
和室からリビングを徘徊・・・と言っても、お尻でズッて移動してるのだと思うけど
動き回ってるらしいことがわかった。

三面鏡の鏡が閉まっていたり、階段用リフトの充電器が外されていたり
テレビボードの上に置いてあったものが下に落ちてたり、ソファーの位置がずれたり
そのまま和室に戻って、また寝ているのだからいいけど
足腰丈夫だったら、間違いなく外に出ていたなと思う。
この前は、朝義弟の様子を看たら、紙おむつが脱いであった。
お布団の端に寝ていたのだけど、反対側がおねしょで濡れていた。
おむつを替える場所として敷いてあるタオルは、敷いてあるけど
その下の新聞紙はたたんであって、グッショリ濡れている。
その場を触ってみたけど、絨毯までは行ってない様子。
夜中におむつを交換したんだとばかり思っていたけど、これも対策を考えないと
また絨毯の上でやられるなと思い、主人に相談しようと思っていた。
義弟を起こして、お布団をはいだら、すごい量のおねしょ。
夜中に取り替えてるのに、なんで?と思いつつ、おむつがずれてるのかもしれない。
とにかく洗濯をしなくちゃいけないので、パジャマを脱ぐように言ったけど
いつもの事ながら、なかなか先に進まないので、パジャマは私が脱がしたのだけど
ズボンを脱がして、ビックリした・・・おむつ履いてないし・・・

「なんで、おむつ履いてないの?」
「・・・わかんない」

これには参った・・・
ありがたいことにお布団までは濡れてなかったけど、一歩間違えたら絨毯が濡れる。
すでに3回やられているので、おむつ交換の時はいつも看ていたのだけど
夜中にやるとなると、すぐに対策を考えないと、ダメだ。

で、和室にブルーシートを敷きその上に新聞紙、その上にシーツを敷いて
さらに新聞紙を敷いて、いつものタオルを敷くことにした。
絨毯までなら、絨毯を替えれば済むことだけど、畳まで行ったら後が大変だ。

夜中の徘徊は、和室とリビングだけだから人様に迷惑がかかるわけじゃない。
和室の柵は今までは夜、開けておいたけど、それ以降閉めてある。
これを動かすと、間違いなくわんこが吠えるので、夜中の徘徊にも気が付くから
対策としては、これしかないだろうな。

来週から、土曜日に通所してる施設が火曜日も受け入れてくれることになった。
火曜日の時は、車椅子対応の車じゃないため、ステップを使って車の乗り降りが
出来ることが条件なのだけど、今の状態なら介助があれば可能なので
万が一介助があっても乗り降りが出来なくなった時は、その時に要相談と言う事になった。

「デイサービスはどうします?火曜と土曜の様子をしばらく見てからにしますか?」
「うんにゃ、受け入れてくれるところがあれば、進めてください」

と言ったらケアマネさん、すでに2か所考えていてくれたそうで
そのうちの1件に電話をしたら、まずは体験入所をして様子を見させてほしいと言われ
木曜日は、デイサービスの施設に体験入所することになった。
この施設は、同じ町内なので近い。
うまく行けば、週3日通所できることになる。
そうなれば、かなり楽チンになるな~。

今朝は、主人が一仕事終らせてトラックの整備に行くと言って3時半起床だった。
もうここ最近は、主人の起床時間に起きることが出来ない私。

「お前は何してんの?もう出ちゃってんだろ、どうせ」

その声に目が覚めた。
義弟がお漏らしでもしたのかな?と思って、起きて行くと
でっかいおねしょをしていて、主人がおむつを替えるように言っていた。

「いいよ、後やるから。仕事でしょ、支度しちゃいな」

と言った後、脱いだおむつを見たら、排便あり。
お尻を拭こうと思ったら、主人が俺がやると言って代わってくれた。
おねしょは新聞紙を敷き、タオルを敷いて、そのまま寝かせることにした。

今朝も10時過ぎに起こしたら、排便あり。

「弟くん、うんち出てるよ」
「出てないよ」
「出てるっちゅうの。臭くないの?お尻だって気持ち悪くないの?」
「出てないよ」
「出てるのっ!」

膝を付かせて立たせ、おむつを外したら、ポロリとこぼれちゃった。

「これでも出てないって言うの?」
「・・・おかしいな~・・・」

おかしいのは、キミだってば。。。
四つんばいにさせて、ウェットティッシュでお尻をゴシゴシ。

介護をしてるお宅なら、どこもそうだろうけど
義弟を起こすと、まずは排泄の処理から始まる。
今日も排便デーらしいけど、主人が帰ってきてくれたから、まずは一安心だな。

今週は、少しは楽チンが出来そうだ。。。
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笑っとくか。。。

2008.09.16 (Tue) 義弟との日々の出来事

なんだか、このところ排便の話ばかりで申し訳ないのですが
今日も排便デーとなりました。

昨日といい、今日といい、今日だって2回の排便があったわけだし
トイレにも座らせて出なかったから、もう出ないだろうと思っていた私が甘かった。

トイレから出た義弟を、洗面所の椅子に座らせてハブラシに歯磨き粉を乗せて渡した。
今日は風もあって、気温もそれほど上がってなかったので、涼しい風が
リビングから女中部屋に吹いてたんだよね。
しばらくして、ハミガキも終った義弟に、リビングに行くように言った。
少しはつかまってでも、自分で歩かせないといけないと思ったから
そう声をかけて、看ていることにした。
が、リビングには行かず、またトイレに入ろうとした。

「おしっこ?」
「うん」

今日はちょっと贅沢をして、1個140円もするタイヤキ、つぶあんとカスタードを買って来てた。
なんだかもう食事をする気分になれなかったので、そのタイヤキを食べることにした。
半分ぐらい食べたところで、風に乗ってまたしても悪臭が・・・臭いってば・・・
トイレのドアを開けて、立っている義弟に

「またうんち出ちゃった?」
「ううん」
「だって、臭いよ」
「出てねえよ」
「トイレから出てきて」
「出てねえって言ってんだろっ!」
「これだけ臭いのに、自分でわからない?」
「出てねえから、出てねえんだよ」

トイレから引きずり出して、またしてもおむつの中を見たら、しっかり出てるじゃないの。
お風呂場でおむつを脱がして

「これだけ出てるのに、自分でわからないの?よく見てごらんよ」

もう返事なし。

「うんちが出たなら出たって、なんで言わないの?」
「・・・・・」

で、またまたお風呂場に入れて、お尻をゴシゴシ・・・
洗い終わった後、後ろ向きに立ってる義弟のお尻の穴から、おいなりさんの裏まで
綺麗になってるかどうかを、下から覗き込んでる自分が、なんとも情けなくなってしまったよ。
昨日から、何回こんなことしてるんだ?
見てはいけないものを、覗き込んで見てるわけだし
本当に出てることが、わからないのか?
それとも子供と同じで、後先考えずに意地を張ってるだけなのか?
排便の処理をさせてる相手に、これだけの憎まれ口を叩くんだから
看ている方は、本当に消耗するよ。。。
認知症状ってこういうものなのか?

せっかく食べ始めたタイヤキも、もう食べる気力がなくなった。
なんだかこのままじゃ、地球の裏側まで穴を掘りそうだったから主人に電話をした。

「もうさ~、今日も3回やられたよ」
「またやったか!またうんこまみれか?」
「弟くんのケツの穴から、おいなりさんの裏側まで、私は見てもいいものなのか~」
「禁断の果実を食った気分か(笑)」

そこから、主人も私も笑い話に変えて話をした。

「もう笑うっきゃないでしょ。考えたら、ドツボにはまりそうだし・・・」
「それしかないだろ。話はいくらでも聞くから、一人で考え込むなよ」

主人も夜勤仕事のある中で、笑ってふざけて話を聞いてくれるから気分も楽になってくる。

早く週3回の通所にならないかな?
そうすれば、明日は自由になれるって、自分を励ますことが出来るんだけどな。

夕食後もなんだか気になったので、おむつの中を確認。
もう出切ったよな・・・出切ったはず・・・出切ったに違いない・・・

パジャマに着替えるように言って、和室に入った義弟におむつを取り替えるように言ったら

「ちょっと向こうに行ってくれないかな?」
「はい?」
「これ以上は、ちょっと見せられないだけど」
「は?」
「一応これ以上は、男として見せられないんだけど」
「うんちの始末までさせて、ケツの穴まで私に洗わせてるのに、今さら何言ってんの?」

とは言ったものの、義弟の記憶には残ってないのか?
今はこっちの世界に戻って、覚醒してるってことか?

ま、とりあえず、笑っとくか。。。

でもでも、メシが食えねえんだよぉ~っ!

刺激。。。

2008.09.16 (Tue) 義弟との日々の出来事

日曜日、便意があってトイレに立てこもった義弟なんだけど
まずは朝食後に、1時間以上トイレにこもった。

「弟くん、うんち?」
「うん。出ない」

漏らされるよりはいいので様子を看てたのだけど、私がトイレに入りたくなった。
しばらく待ったけど、出てくる気配がないので

「弟くん、トイレに入りたいから、一旦出てきて」

と声をかけた。
出てきてと言ってから、10分~15分かかる。
私も限界が来てたので、トイレのドアが開いたと同時にトイレに行ったのだけど
入り口で左手はドアの取っ手を持ち、右手でトイレの電気をスイッチを触っていて
なかなか外に出てくれない。
正面を向いてるので、私もどう介助しようか悩んでしまって

「弟くん、とにかくトイレから出てきて」

我が家は古い作りなので、バリアフリーではない。
トイレも洗面所も段差があるし、ドアの真ん中に立ってるから中にも入れない。
一歩を踏み出してくれれば、なんとかなるんだけど、何度声をかけても返事はすれど
電気のスイッチを、点けたり消したりしていて先に進まない。
私の膀胱も悲鳴をあげだしたので、強硬手段に出た。
電気のスイッチを触っている右手を外し、上体だけ向こう側を向かせて一気に引っ張り出した。
フラッとしたのを支えて、ドアを持ってる左手を外してドアの向こう側に移動させて
洗面所の方に向かせ

「しっかりつかまって立ってよ。手を放すからね」

そう言って立ったのを確認して

「洗面所に行ってください」

とだけ言って、トイレに入った・・・危ない・・・危ない・・・私が漏らすところだったよ(^m^*)
で、ドアを少し開けてビックリした。
洗面所側を向かせて立たせたはずの義弟が、トイレのドアを正面にして立っている。
左手は電気のスイッチあたりを、右手でドアの蝶番側を支えにして立っているので
ドアを開けることが出来ない状態。

「弟くん、そこに立ってたらドアが開けられないでしょ。洗面所に行ってください」
「うん」
「だから向きを変えてください。洗面所に行くの。わかる?」
「うん」

何度言っても返事はするけど、動く気配なし。
私が出られるくらいドアを開けたら、間違いなく義弟は後ろに転倒する。
トイレに閉じ込められた形になった。
ドアの隙間から手だけは出たので、電気のスイッチのあたりを支えにしてる左手を外して

「弟くん、洗面所に移動します。ここを触ってたら、トイレから出れません」
「だから、どいただろ」
「どいてません。そこにいたら、ドアは開けられません。洗面所に行きましょう」
「うん」
「だからそこをどいてよ。トイレから出れないってば!」
「うん」

が、移動しない。
私の方もだんだん声が大きくなってしまい、声を荒げてしまった。
夜勤明けで、眠っていた主人が私の声に気が付いて、やってきたとたん
義弟の頭をパシッと引っ叩いた。

「いってぇなっ!何すんだよっ!」
「さっきからお前は何やってんだよっ!どけって何度も恵子に言われてんだろ」

叩かれたことで、覚醒したんだろうな。

「だから、どいてんだろっ!」

主人も夜勤明けで寝ていたわけだから、イライラしたんだろう。
兄弟だからね、口だけは達者だから、この言葉に主人もまたカッとして
今度は、横っ面を張り倒した。

「それじゃ、恵子は出て来れねえんだよ。わからねえかな。洗面所に行くんだよ」
「あ~、そうか」

で、動き出したものの、結局のところは義弟が自分ですぐに移動出来ない。
主人が義弟を洗面所に移動させて、私はトイレから出ることが出来た。

言葉が通じないというか、聞いてないというか・・・
気をつけないと、こういうこともあるんだなと実感した。
その後、髭剃りをした義弟はまたトイレにこもったけど、まだハミガキも終ってない。
出ないけど座るという行為は良いことなんだけど、便意があるというよりは
便が出ないと言うことが気になって、トイレに入るのだと思う。
だからトイレ内で、座って寝てるんだと思うんだよね。
しばらくしてから、声をかけてトイレから出し、ハミガキをするように言ったんだけど
またトイレのドアが開いたことに気が付いて、様子を看たら
ハブラシを口に咥えたまま、トイレのドアの前に立っていた。

「ハブラシを咥えたまま動かない。そのまま前に転んだら、大怪我するよ」
「あ~」
「あ~じゃない。先にハミガキを終らせてからトイレに行きなさい」

一度便が出ないと思うと、ずっとそれが気になるらしく、何度もトイレに行くんだな。
ハミガキ後もまたトイレに立てこもり、これまた私がトイレに行きたくなって
一旦出てもらったけど、今度は洗面所に移動させてからトイレに入った。

結局日曜日は起きてる間、ほとんどの時間をトイレで過ごした義弟だけど
排便の日となった昨日の様子だと、朝起き抜けにお布団の中で寝ながらもしてるし
トイレの入り口まで行ってるのに、ドアを持って立ったまましてるし
便意のあるときがこれじゃあ、ないときに座っても意味がないように思うんだけどね(^m^*)

でも一つわかったことがある。
主人は兄弟だから、カッとして横っ面を張り倒してしまったけど
ある程度の刺激は、脳の回路をつなぐためにはいいようだ。

お風呂場でおケツを洗った後、タオルを巻いてお風呂から洗面所に移動させ
自分で股間とおケツの穴は拭くように言って、足や背中などの濡れたところを
私が拭いてから、おむつやズボンを履かせたのだけど

「足、足を上げて。右足だよ」

と声かけをしても、なかなか上がらない足だけど

「この足、こっちの足を上げるの」

と言いながら、ポンポンと叩くとスッと足が上がってくれる。
ある程度の刺激を与えると、思考回路がフッとつながるってことなのかな?と思って
昨日2回目まではいろいろ試して、3回目から声かけと同時に足をポンポンと叩いてみたら
これがすんなりと足を上げてくれるんだな。
言葉で言っても伝わらないけど、ちょっとした刺激を与えれば行動としてはうまく行くというか
なんだか一人で納得してしまった。

恵子ちゃん、一つ学んだようです( ̄▽ ̄)Vいえーい!

今日は朝から、用事があって、数件回る予定だった。
朝8時半から動き出したけど、手間取ってしまい家に戻ったのが11時近かった。
リビングに来たら・・・えっ?臭い・・・また?
和室を見たら義弟は起きてて、おむつを履き替えた?
げっ!おむつを取り替える場所のタオルがうんちだらけだ。

「またうんち出ちゃったの?」
「うん」
「お尻を洗わないで、おむつ取り替えたの?」
「あ~、そうだよね~(笑)」

(´Д`)ハァ・・・笑うのか・・・
そのままお風呂場に移動させて、今日もおケツ洗いからスタートだ。
義弟の足を拭きながら

「もう出ない?出るんだったら、トイレに行きます」
「もう出ない」
「本当に出ない?」
「出ないよっ!」

が、朝食の最中もまた臭い・・・

「弟くん、またうんち出てない?」
「出てないよ」
「臭いよ」
「じゃあ、臭い嗅いでみればいいだろ」

私に義弟のケツの臭いを嗅げってか!

「私は弟くんの親でも、女房でもありません。そんなことは出来ません。
 自分でうんちが出たかどうかもわからないの?」
「出てないって言ってるだろ」

もう言ってもしょうがないけど、臭い!
とにかく食事を早く食べるように言って、お薬を飲ませて

「ハミガキをします。洗面所に移動してください」

と言って食器を片付けた後、移動し始めた義弟の後ろからおむつを伸ばして見たら

「弟くん、うんち出てるじゃん」
「あ~、今出たんだよ(笑)」
「なんで笑ってるの?うんちはトイレでするんです。おむつの中にして笑ってないでよ」

また準備をして、お風呂でおケツをゴシゴシ。

「ねえ、もう出ない?一回トイレに座ります。こんなこと毎回やってたら、私が参っちゃうよ」

で、トイレに座らせて数分後、トイレの中からガタガタと音がした。
何事かと思ってトイレを開けようとしたら、鍵がかかってるし

「開けて!何やってるの?」

ドアが開いたら、私のお気に入りのラブラドールのトイレットペーパー置きの上部が取れてる。

「何やったのよ!」
「つかまったら取れちゃった」

(T△T)ダァァァァァ なるほど・・・これを使ってた私が悪いって事か・・・
割れたたわけじゃなく、取れただけだから、貼り付ければいいことだけど
いったいどれだけ、我が家のものを壊せば済むのかな~?
どうやらこのトイレットペーパー置きを支えにして、立ち上がっていたらしい。
このまま使ってたら、間違いなく壊されるから撤収することにした。

「出たの?」
「あ~、出るよ」
「うんちが出てるかって聞いてるんだよ」
「あ~そういうことか」
「だからうんちは出たの?」
「出てるよ」
「しっかりと全部出しちゃってよ」

今日もうんち三昧の日なのか?

明日はなつが放射線治療の予約の日。
朝10時半には家を出なくてはいけないし、帰りは何時になるかわからない。
ケアマネさんがショートステイで探してくれたけど、見つからず
主人が早めに帰ってくれることになってるけど
明日は早めに起こして食事だけさせた後、主人が帰るまで数時間一人になる。
なんでもなければ寝てるだろうけど、今日中にうんち君を出しといてもらわなければ
明日は家の中がどうなることやら。。。

お・・・やっと、トイレから出てきた義弟。

「流してないでしょ」
「流したよ」
「音がしてないもん、流してないって」
「流したって言ってるだろっ!」

で、トイレの中を見たらティッシュ流れてませんし、うんちも出た気配なし。
出たか出ないか、排泄の感覚もないのかな?
私のうんちの付いたおケツまで洗わせておいて、この憎まれ口。
朝から時間を気にしながらフル稼働して、帰ってきて義弟の排便処理して
ごはんを食べる時間もありゃしない。
感謝の言葉なんか期待はしてないけど、消耗するよ。

早く通所できるようにならないかな?
私の身体が持たないよ。。。
排便処理は慣れたけど、毎日こんなだったらどうしましょう?

排便の日。。。

2008.09.15 (Mon) 義弟との日々の出来事

またまたお食事中の方は、ごめんなさい。。。

今日は敬老の日で祝日ですが、主人は仕事に出かけました。
昨日は起きてから、ほとんどの時間をトイレで過ごした義弟。
便意はあるようだけど、出ないために、トイレで居眠りもしておりました。
夜あたり出るかな?と思ったけど、出る気配はないままに就寝。

今日はなつの病院に出かけて、帰ってきたら・・・臭い・・・
和室を開けたら、義弟はお布団に仰向けに寝て放心状態。
とにかくなつの足拭きや、その他を片付けて

「弟くん、うんち出てるんじゃないの?」
「えっ?出てない」

で、後ろからおむつを伸ばして見たら、しっかり出てるし・・・
そのままお風呂場でお尻を洗って、着替えもさせて食事を出した。
義弟が食事をしてる間に、買い物に出かけて戻ってすぐにお薬を出して
片づけが終ったところで、洗面所に移動。
ヒゲを剃るように言って、髭剃りを渡して、女中部屋で一服。
様子を看に洗面所に行ったら・・・臭い・・・

「弟くん、また出ちゃった?」
「ううん」
「出てるでしょ?わからないの?」
「あ~、うん」

また後ろから伸ばして見たら、たっぷりと・・・
そのまままたお風呂に入れて、お尻をゴシゴシ・・・
で、ハミガキをするように言って、しばらくして様子を看にきたら
ハブラシを口に入れたまま、なぜかトイレの入り口で固まってた。

「ハブラシを口に入れたまま移動しない。転んだらどうするの?」
「あ~、うん」
「またうんち?」
「ううん」
「おしっこ?」
「うん」
「もう出ちゃってるんじゃないの?」
「ううん」

と、また・・・臭い・・・
またまたまたおむつを伸ばして見たら、はい、しっかりと・・・
これでトイレでおむつを脱がれたら、トイレの中が大変なことになる。
そのまま洗面所に移動させて、立ったままハミガキを終らせて

「もうそのままでいいから、うんち全部出しちゃって」

しばらくそのまま放置・・・キッチンまで臭いってば・・・

「出た?全部出した?」
「うん」
「もう出ないね?」
「うん」

で、またまたまたお風呂でお尻をゴシゴシ・・・
着替えをさせて、いつもの場所に座らせたら、こっちがダウンだ。
夕方になって、義弟がおむつの中に手を入れて何やらやってる。

「弟くん、おむつの中に手を入れて何やってるの?」
「えっ?」
「だからおむつの中に手を入れてるでしょ?」
「あ~」
「何をやってるの?」
「別に・・・」
「だったら、手を入れるのやめなさい。汚いから」
「あ~、そうだね」
「その手、見せて」

もしかして『弄便』が始まったのかと思って、確認したけどそうでもないらしい。
痒かったのかな?

が、今度は夕食の最中・・・臭い・・・
食べ終わって、またまたまたまたおむつを伸ばして見たら、最後の一ひねりかよ!
で、またまたまたまたお風呂場に直行。

タイトル通り、今日は排便の日となりました。

主人の言うとおり、人間慣れるものですな。。。

どこまで。。。?

2008.09.14 (Sun) 義弟との日々の出来事

「ねえねえ、恵子ちゃん。3番目に飲む薬ってなんだっけ?」

いきなりそんなことを言われても、私にはわからん。

私がお薬を出すようになってから、最初は包みに入ったまま出していたけど
包みから出す時に落としてしまい、落としたお薬を探せないまま
飲まないときもあるということがわかったので、その後から3種類のお薬を
朝は3錠、夜は4錠を、最初はオブラートに包んで出していた。
いつもまとめて口に放り込んでいたから、これなら一気に飲めるだろうと思ったからなんだけど
少しずつ飲み込みも悪くなってるらしい義弟は、オブラートごと口に放り込んだ後
口の中でオブラートは溶けて、お薬を口の中でいつまでもクチャクチャやってるので
今度はオブラートはやめて、一粒ずつ飲めるようにお皿に出して渡している。
それでも、まとめて飲もうとするので

「1粒ずつ飲みなさい」

と何度も言ってるけど、今でもまとめて口に入れるときがあるけど
1粒ずつでも、まとめてでも、お薬をいつまでも口の中でクチャクチャとやってることが多い。
その時は、1粒ずつ飲んでいたのだけど、どのお薬を飲んだかまでは
いちいち確認してないから、どの薬かと聞かれても私にはわからない。

「まったくさ~、苦くてしょうがないよ」
「お薬をいつまでも口の中で、クチャクチャやってるからだよ」
「え~っ?そうなの?」
「1粒口に入れたら、さっさと飲み込みなさい。クチャクチャやってるのはエチケット違反だよ」
「あ~、そうだね~(笑)」

一応会話にはなってるけど、理解はしてない。
その後もクチャクチャは変わらないからね。
お薬を食事の途中で出したりすると、食べてる途中で飲んでしまうから
このごろは、食べ終わったことを確認して食器を下げる時に出すようにしている。

この前はまだご飯の残っているお茶碗に、麦茶でブクブクしたものを吐き出した。

「何やってんの!汚いでしょ。うがいするなら洗面所に行きなさい」

と怒ったけど、義弟は笑ってた。

昨日は通所日。
いつも自分で靴下を履いている義弟に、洗面所の椅子に座ったままで
靴下を履くように言って、渡したのが8時15分ごろ。
電話が来るまでには履けるだろうと予想していたのだけど、まったく履く気がなかった。
自発がなく、他力本願で依存が強い義弟。
元々の甘ったれた性格もあるから、やってもらえるとわかれば
自分からは出来ることでもやらない。
施設から電話が来たとき、左足の先に靴下を引っ掛けて足を下ろして汽笛が鳴ってた。

「靴下も履けなくなっちゃったの?」
「うん」
「履けなくなっちゃったんじゃなくて、やる気がないだけでしょ?」
「ううん、できなくなっちゃった」
「じゃあ、これからはこんなことまで人にやってもらって生きてくの?」
「いや~、違うよ~(笑)」

・・・言ったところで、しょうがないんだけどね。
いつもはマンション入り口まで出るのだけど、昨日は歩道に車が乗り上げていたので
バスが来るのを階段の下で待っていたのだけど、バスが到着してから
入り口まで出るのに、歩道の段差をリフトを使って降りると、職員さんが

「なるほど~、そういう仕組みになってるのね」
「まだ慣れなくて、時々スイッチがわからなくなるときがあるんですよ」

なんて話をしてたら

「この人は、わかってないんですよ」

と義弟が言った・・・何度も言うが、わかってないのは、きみだ!と思っていたら

「憲児さん、何言ってるんですか!お義姉さん、いつも一生懸命やってくれてるでしょ!」

って、職員さんが言ってくれたよ。
それでもご機嫌さんで、バスに乗って出かけて行きました。

昨日の施設での食事は、『敬老祝い膳』と書かれていて
カバンの中に、おしながきが入っていて、豪勢なお食事だったらしい。
最近の義弟は、お腹がいっぱいになると遊び食いが始まる。
なので、昨日の夕食は軽く出したつもりだった。
ごはんもお茶碗に半分、味噌汁も半分、肉じゃがはじゃがいもは2片とさつま揚げの焼いた物。
が、途中で肉じゃがの汁をお茶碗に入れていた。
これは私もやることなので、まあよし!としてたのだけど
その後、今度はそこに味噌汁を入れて、箸でグルグルとやり出した。

「弟くん、それ食べるの?」
「うん」

と言って、ご飯をすくおうとしたけど、すくえるはずがない。

「肉じゃがの汁と味噌汁まで入れちゃって、食べれるわけないでしょ」
「アハハ・・・」
「笑い事じゃない!食べないならご馳走様を言いなさいよ」
「ごちそう様」

こんなことも増えてきた。
その後もオッペケペーは続く。
パジャマに着替えるように何度も言ってたのだけど、リビングで靴下を脱いで放り投げ
和室に入ったところで、Tシャツを脱いでたたみ始めたので

「それは洗濯だから、たたまなくていいです。パジャマに着替えてください」

しばらくして見たら、自分の引き出しを開けてトレーナーを出していた。

「そこに置いてあるパジャマに着替えてください。トレーナーは着ません」

で、用事を済ませて看に行ったら、さっき脱いだTシャツをまた着てた。
これじゃあ、いつまで経っても着替えが出来ん。
しょうがないので、着ていた洋服を脱がせて、おむつも替えて
おむつ1枚の状態にして、パジャマを置き

「これを着てください」

で、やっとパジャマに着替え始める。
あちこちにメモを貼り付けてもあるけど、読ませてみても理解が出来ていない。

「カーテンには触らないって書いてあるでしょ?よく読んでみて」

しばらく貼り紙を見てから

「触っちゃダメなの?これ?これ?ダメなの?」

と何度も聞いてくることもある。

「パジャマに着替えるの。わかる?パジャマだよ」
「うん、わかる」

と言ってるのに、短パンを手に持つこともしばしば。
だからその時義弟に必要な物だけを、近くに置いて
それ以外は片付けないと、今着ていたものをまた着てしまう。

「柵から手を放しなさい。壊すから触らない」
「タオルは触らない。手を放して」
「ゴミは拾わない。拾わなくていいの」

返事はするけど、手の動きは止まらない。
これを止めるには、強制的にやめさせるしかない。
言葉が理解できないのか?頭ではわかっていても、行動として伝達ができないのか?
私から見ると、言葉が理解出来てないように思うんだけどね。
なるべく手はかけたくないけど、これだけ言葉を理解できないと
手をかけざる負えなくなるよな。

夜も寝たところを確認しないと、お布団からはみ出たところで
枕を引き寄せ掛け布団を引き寄せ、頭だけお布団に乗せて寝てるときもある。
その場でコロリンと横になって、どこかがお布団の上に乗ってればそれでOKとなるらしい。

今朝は大量のおしっこを、お布団に漏らしてお目覚めだ。
昨日から、大便が出ないと騒いでいるから、今日当たり排便がありそう。
夜勤明けで寝てるけど、今日は主人がいるからお願いしちゃおう。

義弟は、どこまで衰えて行くんだろう。。。?

最近の義弟。。。

2008.09.12 (Fri) 義弟との日々の出来事

最近の義弟のオトボケぶりは、どんどん磨きがかかっている。

着替えるときが、特に輝いてきた。

朝、洋服に着替えるとき、パジャマを脱いでおむつを替えて、またパジャマを着始める。
またはおむつを替えずに、洋服を着てしまい、新しいおむつは押入れに隠して

「おむつは取り替えた」

と言い張る。
朝ならパジャマを、夜なら昼間着ていた洋服を、義弟なりたたんで、タンスにしまう。
濡れてなければいいけど、おむつから漏れておしっこで濡れたパジャマを
洗濯してきれいになってるものと一緒にしてしまうのだから、困ってしまう。
パジャマに着替えるときは、昼間来ている洋服の上にパジャマを着てしまう時もある。

お布団をたたむ時、いつも漏れてないかをチェックしてからたたんでいるのだけど
時々義弟がお布団をたたんでしまう時がある。
おしっこで濡れていても、関係なくたたみ、パジャマのままリビング出てこようとする。

「弟くん、着替えがまだ終ってないでしょ?」
「えっ?あれ?おかしいな~」

と言う反応が返って来る。
パジャマを脱ぎ、おむつ1枚の格好で

「恵子ちゃん、ごはんの用意して」

と言い出すときもある。

「洋服を着て、座ったら食事を出します。裸では食べれないでしょ?」
「えっ?あ~・・・」

和室に行って着替えをするように言ってるのだけど、動いてる方向が違う。

「弟くん、どこに行きますか?」
「えっ?・・・・・テレビを点けようかと思って・・・・・」
「今はパジャマに着替えるのが、先ですよ」
「あ~、そうだね~」

と返事はすれど、動く方向はテレビの方。

「だから和室に行ってください。方向が違います」
「あ~、ビデオが録画されてるから」
「ビデオは点いていませんよ。よく見てください。和室に行きましょう」

ビデオを電源も入れてないから、何も点いてないんだけど、錯覚するのか?幻影か?
パジャマに着替え終わり、お布団に入ったのを確認して、和室もリビングも電気を消し

「おやすみ~」

と言って、しばらくすると、真っ暗なリビングに出てきて、いつもの場所に身体が向いてる。

「弟くん、もう寝る時間です。何をしたいの?」
「えっと・・・・・トイレ・・・・・」
「じゃあ、トイレはそっちじゃないです。方向が違いますよ」

で、しばらくすると、また和室に戻っていく。
トイレと言って動いている時も多いけど、だいたいがそのまま和室に戻ったり
いつもの場所に戻っていったりして、トイレ方向に向かうことはあまりない。

洗面所に行くと、髭剃りのスイッチを入れたり止めたり・・・
ハミガキが始まれば、水道を出したり止めたり・・・
その間汽笛も鳴らしまくるから、様子をうかがいながら声かけをする。
が、これもある程度のところで、強制的に髭剃りを取り上げたり
洗面所から出さないと、洗面所の電気を消して、うっかりするとそこで居眠りしているから
ビックリしてしまうときがある。
家では、最低限の介助しかせず、なるべく声かけで自分で動くようにさせているから
逆にイラついて声を荒げてしまうことも多いけど、手をかけ過ぎれば自分でやらなくちゃと言う
意思も無くなってしまいそうなので、あまり手は出さないようにしている。

笑ってしまうのが、おむつを替えるように言うと、濡れたおむつを履いたまま
新しいおむつを履いてしまうときがある。
股間がモコモコしてて、自分で違和感はないのか?って不思議になるけど
その格好は可笑しくて、でも笑うと怒るので注意をして女中部屋で笑わせてもらう。

声をかけながら、見守りをしてないと、こんなことが起こってしまうのだけど
声をかけながら私も別なことをしてるときもある。
ずっと見ていると、逆に義弟はジッと私を見つめてしまい、動かなくなるんだよね。

「私を見てても、着替えは出来ないよ」

そう言っても、返事だけで目は反らさず、しかも動かない。
だから何度か声をかけたら、場所を移動して私が見えない位置から見守ることも多い。

「枕は移動させません。弟くんが枕の位置まで移動してください」
「タオルは移動させません。自分がタオルの中央に移動してください」
「座布団は動かさない。自分が座布団の上に行きましょう」

そう声をかけて返事はしても、タオルや座布団、枕が手に触れていると
それを持って、言ってるそばから自分の方に引き寄せる。
引き寄せることで、たるんだりすると、今度はそれをいつまでも直してる。
わんこの毛も拾い集めては、別な場所に捨てる。
食べこぼした物を、テーブルに擦り付ける。
落ちたご飯粒をつまんで、手で潰して、絨毯でぬぐう。
これを黙って見てるわけにはいかないから、何度もやめるように言うけど
返事だけで、手は止まらないから、ついイラットして声を荒げてしまう。

この前は突然、お薬用に出したお水を、テーブルの上にこぼし始めた。

「弟くん、何やってるの?」

とあわてて、コップを取り上げると、ニコニコ笑って

「違う、違う」
「違うってなに?なんでお水をこぼしたの?」
「・・・・・わかんない」

なので、食べ終わったり飲み終わったものは、すぐに片付けて
テーブルをきれいに拭かないと、余計な事をしてくれるので後が大変になる。

それとパジャマを着る時も、右手だけ通して終ってしまったり
左手を通さず、ボタンを止めようとするときもある。
左側を見落とすことが多くなったようにも感じる。

私が何か動き出すと、ずっと私の行動を見ていて、動きが止まることが多いので
なるべく義弟の視野に入らないようにするのだけど、結局のところ
興味が他に移れば、今度はそればかりを気にするから、同じことなのだけどね。

義弟のパジャマは、前ボタンのものばかり。
離婚の時持ってきたパジャマなのだけど、ボタンも掛け違えていたり
ひどい時は、ボタンを止めずに寝る体勢になっているときもある。

この夏はこのままで行くつもりだけど、ショートステイが始まるころには
パジャマや衣類はすべてボタンのない物にする予定でいる。
短パンなどに付いてる紐も、いつまでも気にしているので
これについては、すべて抜き取ってゆるい物はゴムを入れ替えた。
義弟が気にしそうなものに付いては、気にならないようにしていく方が楽だ。

全介助にしてしまえば、もっと早くできるのだろうけど
最近の私には、自信がない。
昨日もパジャマの上を着せた後、フラッとした義弟の背中をパシッと叩き

「しっかりしなさい!次はズボンを履き替えるのよ」

と、やってしまった。
いつどこで、私の気持ちがキレてしまうかわからない。
だから義弟の身体に触れること事態が怖い。
自分で出来ることはなるべく自分でやらせて、極力私は手をかけない。
それが最善の策だと思う。

そう言えば、社保庁に書類を提出した時、しっかりと封印されてあった
手術をしたJ病院の診断書を見せてもらった。
手術を担当してくれたO先生が書いてくれていた。
O先生、字が達筆なので、未熟者にはちょいと読みづらかったけど
治療内容や放射線をどれくらい当てたかなど、いろいろ書いてあったけど
その中で、私の頭に残った言葉。

・・・腫瘍の全摘出は不可能のため一部摘出・・・再発の兆候あり・・・
・・・脳腫瘍末期の加療・・・ 


脳腫瘍末期ってか。。。
転院してから、4年近く過ぎるのだから、先生も驚いたかもね。
脳がつかさどってることはすごい、だからこそ脳をいじる、脳を傷つけるって怖い。
損傷した場所にもよるのだろうけど、人間って、こんな風になってしまうのかと
日々実感してるもの。
特に排泄問題が出てくると、看る側は本当につらいの一言だ。

ありがたいことに、義弟は施設に行くことが楽しいと言っていた。
その理由は、わからないようだけどとにかく楽しいのは間違いないと
ニコニコしてケアマネさんに話していた。
主人にこのことを話すと、なんでだろうというので

「だって、職員さんは私たちとは違って、優しいよ」
「あ~、そういうことか。憲児にとっては、そりゃあ居心地がいいや」
「そういうことだと思うけどね」

義弟の頭の中で、あれほど執着していた元嫁の存在は残っているのだろうか?
写真とか思い出すものがあれば、記憶の引き出しは開くのだろうか?
主人や私の位置づけって、どうなっているのかな?
怖い人?怒っても何でもやってくれる人?
いろいろ考えると、たぶんお世話をしてくれる人は誰でもいいのではないかと思う。
優しくて、子供のように扱ってくれる人なら、義弟は心穏やかに過ごせるんじゃないだろうか? 

我が家に経済的ゆとりがあったなら、どこかの施設にお願いして
時々顔を見に行く程度なら、優しく接することも出来るかもしれない。
その方が、義弟も心地良く穏やかに過ごせるだろうし
私たちも、毎日を穏やかに暮らせる。

「まあ、無理だけどね」

そんな風の主人と話したのでありました。。。

ドタバタ。。。

2008.09.11 (Thu) 義弟との日々の出来事

火曜日の記事を書いてる時から、実はとっても忙しかった。

主人の中学3年の時のクラスは、とても仲が良かったそうで
毎回オリンピックの年には、クラス会が開かれる。
前回主人が幹事だったのだけど、言いだしっぺで始まった
クラス会の準備だったのに、途中でギックリ腰になってしまい
肝心な当日も参加できないマヌケな事態となり、その責任を取って
今回も幹事となったんだけど、日曜日からもう一人の幹事に連絡を取り始め
月曜日なって連絡が付き、その話の中で今週中に往復はがきで
通知を出すことになったそうで、その準備と会場探しをするように言いやがった。
でも私、今は義弟のいろいろな手続きや書類のこともあって忙しいと言ってあった。
そこに父のお薬のこともあったり、なつのことで頭の中はその他もろもろ整理を付けて
片付けてる最中だったから

「忙しいって言ってあったでしょ?明日だってケアマネさんが来るし、ジイジの用事もあるし
 お薬の整理だってしてこなくちゃいけないし、社保庁の書類も書かなきゃいけないし
 やることがいっぱいあるから、しばらくは忙しいって言ったよね?」
「あ、そうか・・・」
「本当に人の話を聞いてないよね」

と、怒ってしまった。
とは言え、連絡をした幹事さんにも迷惑のかかることだから、やらないわけにもいかない。
人数が決まらないと、お店の予約も出来ないので、期日は今月25日だと言うから
まずは往復はがきだけ作って、お店探しは後回しにすることにして
火曜日の夜12時近くまでかかって、一応往復はがきは作っておいた。

火曜日、お薬の箱が届くのを待って買い物に行ってしまおうと思っていたら
先日お願いしてきた、J病院の診断書が届いた。
続けて、お薬箱も到着。
そしてその後にリハビリセンターから、診断書が出来たと連絡も来た。
ヤバイ!まだ私が書く書類をまだやってない!
社保庁は、申請してから3~4ヶ月後に結果が出ると言われていたんだけど
リハビリセンターは、一度受診してからと言われてしたので、予約待ちのつもりだったけど
前のカルテで書けたということだし、J病院も2週間くらいかかはかかるだろうと
のんびり構えてしまってたから、私が焦ってしまった。

ケアマネさんとの約束時間は2時なので、1時過ぎには家を出て
実家でお薬の確認と、お薬箱に整理もしておきたい。

「弟くん、今日はTさんが来ます。起きて支度をしましょう」
「Tさんって誰?」
「ケアマネさん」
「あ~、そうか・・・」

って、わかってるのか?と思いつつ、介助しながらなんとか1時にはハミガキも終らせて
掃除機をかけて、実家に向かった。

2時少し前に、ケアマネさん到着。
父の方は、記憶に関しては少々問題ありだけど、それ以外は笑い話で終る。
30分ほどで終って、今度は我が家に移動となった。

義弟が土曜日通っている施設の、9月の予定表をもらったのだけど
なんと27日(土)に、『城みちるのコンサート』と書かれたいた。
城みちるが老人施設の慰問をしてるのは知ってたけど、まさか義弟の施設に来るとは・・・
で、ケアマネさんにも、予定表を見せながらその話をした。

「そう言えばTさん、27日の土曜日、城みちるがコンサートに来るんだよ」
「え~っ?!本当ですか?すごいな~」

なんぞと話していたら

「出た、出た。恵子ちゃんは本当に、ミーハーだよね」

また始まった・・・で、私は黙ってしまった。

「だけど憲児さん、これはすごいことですよ。同じ施設に通っていても、曜日が違ったら
 コンサートは見れないんですから、すごい確立ですよ」
「まあ、そうだけどさ~」

話の腰を折るというかなんと言うか・・・ま、いいんだけどね・・・

今通っている施設で、もう1日違う曜日で受け入れてくれることになったのだけど
我が家が一番遠いらしく、お迎えの回り方をどうするか検討中と言うことで
どの曜日になるかまだわからず、返事待ちということだった。
またデイケアだけでなく、デイサービスも併用して、週3日の通所にしてくれることになった。
まずは今の施設がどの曜日してくれるかの返事待ちと、デイサービスでの受け入れ先を
ケアマネさんが探してくれることになった。

介護保険は単位制なんだけど、階段用リフトが5000単位使用になるので
義弟が週3日の通所と、ショートステイを使うとどれくらいの単位になるかなど
質問をしたり説明を受けていると、義弟が口を挟んできた。

「恵子ちゃんはさ~、わかってないんだよ。ちゃんと数字が書いてあるんだからさ~
 それを見ればわかることだろ」

・・・って、わかってないのは、弟くんの方です!きっぱり!
ケアマネさんと二人、苦笑いでその場を流してしまった。

「憲児さん、施設に通って2回目ですけど、どうですか?」
「楽しいです。本当に楽しい」
「あ~良かった!どんなところが楽しいですか?」
「え~っと・・・・・」

それはわからないらしい。

「とにかく楽しいのは間違いない!」
「リハビリもしてると思いますけど、それはどうですか?」
「う~ん・・・・・」

それもよくわからないらしい。

「食事は美味しいですか?」
「美味しいですよ~、この前はチーズケーキが美味しかったな~」
「へえ~、チーズケーキが出たんですか?」
「あれ?弟くん、私にはそんなこと言ってなかったよね?」
「だってさ~、脅すような言い方したら、俺だって答えられないよ」

あ~そうですか・・・確かに普段は怒ることが多いけど、施設から戻った時は
普通に聞いてると思うけど、印象として怒られてる方が強いんだろうな。
ショートステイのことは、今から話しても忘れるだろうと思いまだ話してなかったけど

「11月にショートステイと言って、泊まりもするんですけど、大丈夫ですか?」
「泊まったりも出来るの?」
「あの施設の2階部分に、泊まれるようになってるんですよ」
「へえ~、そうなんだ~。ここにいるより、ずっといいから毎日でも行きたい」

自分が何のためにそこに行き、何をして過ごして来たかはわからないようだけど
その後、こんな言葉も飛び出した。

「恵子ちゃんもさ~、俺の監視ばかりしてるんじゃ可哀想だからさ~」

素直に受け取っておこうとは思っているが、他人にはええカッコしいの義弟だし
監視という言葉が出ると言うことは、監視されてると思ってるからだろうし
見守り=監視とも言えるからいいんだけど、義弟の言葉はどうしても素直に心に入ってこない。

たぶんあまりよくわかってない義弟だけど、職員さんは優しいから
義弟としては居心地がいいんだろうと思う。
私が介助するときは

「ほら、しっかり立って!左に体重移動して、右足を出す」
「そうじゃなくて、今度は左だよ。この足を出すの」

と言い方はキツくなるし、職員さんのように優しい扱いもしない。
時間に間に合わない時は、こちらのペースでガンガン動かしてしまう。
朝のお迎えの時、介助してる様子を見てると

「Aさ~ん、良いですか~?はい、立ちますよ~」

と、義弟の行動に合わせての介助に、義弟はニコニコしてるもんな。
だから「楽しい」と言う印象があるんだろう。
義弟がイヤがったら、どうしようかとも思ってたけど、その心配はなさそうだ。

介護ベッドと歩行器のことも聞かれたけど、今のところはまだ使う予定はないと伝えた。
最近の義弟、どうやら夜中に起きて何やらやってるときがあるみたい。
朝和室を見ると、寝る前に衣類を置いた場所と違うところに衣類が移動してあったり
寝る前に取り替えて、ベランダに出したのに、使用済みのおむつが丸めてあったり
リビングに出てくることはないようだけど、動いてることは間違いなさそう。
ベッドにしたら、逆に立ってしまって転ぶ可能性も高くなるし
介護ベッドを入れるには、和室の模様替えもしないと入れられない。
歩行器については、まだ私にリハビリを手伝おうと言う気持ちの余裕がない。
だから今はまだ、そられについては考える時間がないと言えるかな。

ケアマネさんが帰ってから、すぐに午後の家事を終らせて夕飯準備。
そしてわんこのお散歩に出た後、義弟の食事を出し、父のお薬の在庫確認。
彩佳には用意はしてあるから、自分で食事はしてもらうように言って
主人のクラス会のハガキや、住所録作成。

翌日は、父の用事で9時に横浜駅近くで予約だったので、8時過ぎに家を出て
9時半に終了、そのまま父には車の中で待ってもらい、リハビリセンターに
診断書を取りに行き、父を降ろした後、一旦帰宅。
義弟を起こして、食事をしてる最中に、わんこのフィラリアのお薬を取りに病院へ
その足で、役所にも『特別障害者手当』の申請に行き、1時過ぎに帰宅。
社保庁の書類は、内容は下書きを作ってあったので、義弟に洗面所で
髭剃りハミガキをするよう声をかけながら、書類を書いて3時過ぎに完成。
翌日申請に行こうと思ってたけど、車検だったので車がない。
んじゃ、強行突破で行ってしまおうと思い、義弟をいつもの場所に座らせて
居眠りが始まったのを確認して、社保庁に出かけて『障害者年金』の申請も終了。
5時過ぎに帰宅してから、またまた戦争。
わんこのお散歩、食事の用意、洗濯物を取り込んだのは暗くなってからだった。
一気に終らせてしまったから、後でチョンボが出てこなければいいなというところ。

昨日は、朝からのんびりモードで過ごしてたけど、買い物に行こうと玄関出て気が付いた。
マンション全体の配管清掃の日で、洗面所は荷物を移動させておかなくちゃだった。
あわてて家に戻って、水周りを掃除して荷物を移動させて、買い物から30分ほどで帰宅。
その配管清掃の最中に、なつの病院の担当医から放射線治療の日が決まったと連絡。
17日、義弟を10時過ぎから主人が帰る時間まで、一人にしておくので
ケアマネさんに電話を入れて、前後含めて2泊3日でショートの空きがないかを
確認してもらったけど、ないということだったので、主人とも相談して
エリーのお散歩もあるので、その日は早めに帰宅してもらうようにした。

先週末から、なんともあわただしく過ぎて、明日はまた通所の日。
あっという間の1週間だ。

明日はまた、自由な時間が持てる。。。

父のお薬。。。

2008.09.11 (Thu) 父の看護日誌

火曜日の午前中、お薬箱も届いたので、ケアマネさんとの約束の時間は
2時だったけど、早めに出かけてお薬の整理をした。

実家に着くと、父がちょうどお薬を飲むところ。
飲んでるお薬に間違いはないし、前にも朝お薬を飲んでるところを見たけど
間違ってはいなかった。
なのに、なんでこんなにお薬が残っているのか?不思議でならない。
お薬箱に、曜日ごと朝昼で分けて整理をして、4週分のお薬を整理した。

「これなら、間違いなく飲めるし、一目でわかるからいいでしょ?」
「あ~、それならいいな~」

と言いながら、お薬箱を置く場所も自分で作って、そこに置いた。
後は家で、数量を確認しようと思って片付けてるところにケアマネさんが到着。
お薬の話や、先日の落し物の話などをして、記憶と言う部分で
思い出す練習をした方がいいと言われた。
たとえば、見ているテレビの内容とか、昨日は何を食べたかとか
毎日なるべく思い出すと言うことをした方がいいと言われていた。

まだいくらか引きずってはいるようだけど、典型的なB型男だから
思い出せば、何かやるかもしれないけど、やらないだろうなと思いつつ聞いていた。

施設に出かけた次の日の朝は、私から昨日何やった?昨日はお昼なんだった?
ゲームはやったの?とか、いろいろ聞くと思い出して楽しそうに話してくれるんだけどね。

父の方は、笑い話も出ながら、いつものように終了。

「次はうちに来て、弟くんと話をしてもらうからさ。
 ジイジと話してるとき、弟くんと話してるときと、私の対応が違うからTさんも忙しいのよ」

そんなことを言いながら、父の家を出て一緒に我が家に向かった。

結局父のお薬の在庫は・・・

マドパー   4週分×7と半端
アーテン   4週分×7と半端
カバサール  4週分×3

リピトールだけは、お薬箱に入れた分と3錠残っていた。
古いお薬から飲めるように整理もしたから、これからは4週ごとに
お薬を補充しに行かなくちゃだ。

本当は、来週16日がK先生診察日だったけど、お薬はまだあるし
父の状態も変わりがないので、28日に変更して事情を話して
お薬の調整もしていくことにした。

翌日父が

「あの箱、わかりやすくていいや」

と喜んでいたから、よし!とするか。。。

つらい。。。

2008.09.09 (Tue) 義弟との日々の出来事

今の私の気持ちを一言で言い表すなら、この言葉に尽きる・・・

昨日デイサービスに出かけた父。
いつも良くしてくださって、父のことを名前で呼ぶ、元気な職員さんがいるのだけど
その方にお迎え時間前に電話を入れて、事情を説明して
私から電話が来たことは内緒で、父に元気を分けてもらいたいと話しておいた。
帰ってくると、携帯に電話をくれることになっていて、夕方の電話では
いつもの元気な父に戻っている様子。
今朝のわんこのお散歩では、昨日の様子を楽しそうに話してくれた。

「輪投げをやったんだけどよ、男の人より女の人の方が夢中になってやってるよ」
「輪投げも難しいんだよな~、なかなか入らなくてよ~」
「何よりも楽しいが先だからよ~」

典型的なB型男だから、気分転換できれば立ち直りも早いんだな。
まずはこれで、父の方は一安心。
今日お薬の箱が届くことになってるから、午後から行って整理してこよう。

毎日同じよなことを繰り返して、用事や買い物は時間を気にして行動して
とにかくやるべきことややらなきゃいけないことは、それなりにこなしていると思う。

土曜日、施設に送り出した後、用事を済ませに出かけた。
私の車が15日に車検なのだけど、その前にいろいろやらないと車検が通らないんだな。
いつもお願いしてたスタンドは、所長が変わってしまっていて話が通らない。
で、主人ともスタンドがダメだったら、車を買ったお店に行ってみろと言われていたので
そのままそのお店に行ってみた。
そのお店、義弟が元気なころ御用達のショップだったところ。
だから主人のこともよく知っている。
私が事故を起こした時も、義弟が連絡してここの社長が廃車になった車の処理をしてくれた。
で、社長さんと義弟の話しになったのだけど、ここでまた過去の問題行動が発覚。
まだ義弟が一人で歩いていたころ、リハビリのためにどこに行くのも歩いて行かせた。
床屋さんもその一つなんだけど、これがこのショップの前を通って行ってたらしく
途中で歩くのが辛くなったり、歩きたくなくなると、ここの社長に電話をしては
足代わりに使っていたらしい。

「いや~、俺も今まで言わなかったけどさ~、歩くのが辛いのかなと思ってさ~」

社長も人の良い社長だから、黙って足になってくれてたらしい。
いくら昔懇意にしていたと言っても、仕事中の相手を自分の足代わりに使える神経は
やっぱり普通の判断ではないよな・・・もう、今さらの話だけど・・・
それでもまた、申し訳ないって頭を下げることになった。
主人にも連絡して、車検の話もしてあるから連絡してもらうよう頼んで
主人もお礼を言い、車検の段取りもしてくれると言うので、ここにお願いすることにした。

お食事中の方には申し訳ないけど、また排便の話です。
どうにこうにも、私には今この処理が一番つらいのです。

車検のことも、社長と話もしたし主人にも連絡はしたし、買い物も済ませてホッと一息。
買ってきたマックを食べようとして、どうしても朝のお風呂の中の義弟の姿が目に浮かび
しかも匂いまで復活してしまい、自分の着ている服に付いているんじゃないかと思って
着替えたりもしたけどダメ・・・
ハンバーガーを一つなんとか食べたところで、もう喉を通らなくなった。

施設から戻った義弟に、階段を昇りながら

「今日はお風呂でヒゲ剃ってもらえた?」

と聞いてみたら、アゴに手を当てながらボソボソって何か言ったので

「なに?聞こえなかったから、もう一回言って」
「見てわかんない?剃ってあるだろ」

その答え方にガックリして、もう黙ってとにかくリフトを上げることに専念した。
4階から5階に昇るところで、主人が帰ってきて初めてリフトを動かしてるところ見た。
リフトを使っていても、私は汗だくつゆだくく状態だ。

「お前さ、もう少し手のところ引き出せないの?それじゃあ、腰が痛いだろ」

あ~そうか、持ち手のところもっと長くできるんだった。
玄関に付くと、義弟の移動は主人がやって、いつもの場所に座らせた。
すぐにわんこのお散歩に、主人と一緒に出かけ、帰ってきたら居眠りをしてる義弟に

「もうご飯だから起きててよ。今日はお昼ご飯何を食べた?覚えてきてって言ったよね?」
「あ~そうだね~」
「何を食べた?」
「う~ん・・・・・・・考えておく」

しばらく様子を看てたけど、考えてる様子はなく、また居眠りが始まったので

「こんな時間に寝ちゃダメ。もうすぐご飯だから起きててよ」
「は~い」

もう一度聞いてみたけど、やっぱり思い出せず、すぐに食事となった。
パジャマに着替えさせるとき、先週施設に行ったとき、夜のおむつが濡れてなかったから
今回も濡れてないかもしれないと思い、ズボンを脱いだときに見てみたら
股間のところが黄色く見えたので、声をかけた。

「おむつ、取り替えて」
「え~っ!濡れてないからいいよ」
「いや、濡れてるでしょ。触ってみて、ゼリーみたいになってるでしょ?」
「(触りながら)なってないよ。触ってみろよ」

ケツは仕方なく洗ったけど、股間を触れと言われても困る。
目が悪い私、老眼も来てるのでメガネをしてると遠くしないと見えないし
メガネを外せば、顔を近づけないと見えない。
メガネをして見ると、股間のところは確かに黄色く見えるんだけど
触ってる本人が出てないと言うし、いくらなんでも触って確認は出来ない。
主人を呼んで、確認してもらったら、見ただけで

「しっかり出てるじゃねえか。お前これだけ漏らしてて、自分でわからねえの?」
「え~、そうか~・・・」
「触ってもゼリーになってるだろ」
「・・・・・(笑)」

こんなこともあり、この後施設で動いてきたせいか?身体が興奮してるのかな?
8時を過ぎてから覚醒しだしたようで、何をしてるか?何をしようとしてるか?聞いてみると

「電気を点けようかと・・・」
「トイレに行こうかと・・・」
「・・・・・わからない」

などなど答えはするものの、しばらくリビングと和室を行ったり来たり
主人が家の中のことだから、放っておけというし

「俺がいるんだから、お前は少し気を抜けよ」

そう言われて放置、やっとお布団に入ったのは10時になっていた。
その間、主人といろいろ話をした。
私がお尻を洗っている時に、ボトリと落ちた便が目に焼きついて離れないこと・・・

「お前がケツ洗ってる時、出ちゃったんじゃねえの。そういうこともあり得るだろ。
 自分でしてるのに、おむつが濡れてるかどうかもわかってねえんだから」

あ~、そうか・・・そういうことか・・・
夜中にふと目が覚めてから寝付けなくて、目をつぶるとあの光景が浮かんでしまう。

義弟は、手に触れたもの、目に付いた物をいつまでも触っている。
触っていたかと思うと、それを放り投げたりもする。
その話をケアマネさんにしたとき、今後便を弄ぶ『弄便』も出てくるかもしれないって
言われたことも思い出して、そうなった時私がどう受け止めるのか?受け止められるのか?
自信も覚悟も何もなく、ただ今目の前に起きてる事実だけを対処してるだけの自分。
父のことも重なっていたし、愛犬なつの状態も経過として考えれば悪い。
抗がん治療をやめる選択をしようかと、主人とも話し合っていたし
これから先、大丈夫なのか?って怖くなった。

日曜日の朝、一仕事終えた主人が8時過ぎには帰ってきたけど
食事をした後、すぐに眠ってしまった。
日曜日だって、介護に休みはない。
いつものように義弟を起こし、いつものように事を進めて行く。
でも身体がしんどくてしょうがない。

「更年期、更年期~♪」

と自分に言い聞かせて動いていたけど、2時過ぎには電池切れ。
義弟が定位置に座ったのを確認して、お昼寝タイムを取った。

「けんちゃんは、寝る間もなく働いてるから、日曜日寝ちゃうのはしょうがないと思ってるよ。
 でも私には日曜日はない、弟くんが施設に行っててもやらなきゃいけないことはある」
「それはわかるけど、お前は憲児を気にし過ぎなんだよ」
「そうかもしれない。でもうんちの処理はつらい、どうしても思い出しちゃって
 これから先も続けるんだって、考えただけでつらい・・・つらいものはつらい・・・」
「排泄の問題は、慣れるしか方法がないだろ?」
「慣れる?ずっとやってたら、慣れるのかな?」
「わかんねえけど・・・俺は、お前の親父のだってたぶん平気だからな」
「そうだね、けんちゃんは大丈夫だろうな。私もそう思うわ。でも・・・つらい・・・」
「週一じゃなくて、もっと施設に通わせられねえの?」
「だからそれを考えてる。ケアマネさんにお願いするつもりでいるけど」
「週に3日くらい通わせてくれって頼めよ。お前がつぶれてちゃ、どうしようもねえだろ」
「うん、そうだね。明日電話してみる」
「あんまり、考えすぎるなよ」
「わかってるけど・・・ねえねえ、私って、がんばってるよね?」
「・・・・」

こういうことを口に出して言う人じゃないけど

「じゃあ、じゃあ、イイコイイコしてよ」

そう言ったら、頭をなぜなぜ・・・が、ちょっと冷たい視線が・・・彩佳がいたんだった・・・

「彩佳、自分の部屋に行こうか?」
「いえ、行かなくて結構です」
「娘の前でやるかね、そういうこと・・・」
「いや、面目ない」
「お前もお父さんみたいな男、捕まえろよ」
「自分で言うかな」

結局笑って終った。
つらい・・・と言いながら、ノロケで失礼(* ̄Oノ ̄*)ホーッホッホ!

昨日はなつの病院。
病院から戻って、ケアマネさんになんとか早急に週3回の通所に出来ないか?
検討してもらいたいと話をした。
その後は、何事もなくいつもと変わらず過ごした。
義弟を起こし、着替えとおむつを替えさせ、食事に髭剃りハミガキと済ませて
そこまで終ったのが、もう2時を過ぎていた。

これからケアマネさんが来るし、さっきリハビリセンターからも電話が来た。
診察をしなくても、診断書が書けたから、取りに来るように言われた。
社保庁に出す私が書く書類も、書き始めないと診断書が先に揃っちゃうな。

気持ちは、つらい・・・と思っても、毎日は朝は来て1日が始まり
同じ事を繰り返して行くんだろうな。。。

父もか・・・

2008.09.08 (Mon) 父の看護日誌

金曜日、保険証等の入ったポーチを落としてすっかり落ち込んでしまった父。
(9月6日『ゲリラかよ。。。』をお読みください)
土曜日の朝の電話の時は、わりと元気そうな声を出していた。
このところドタバタしていて、父に食事も届けていなかったので
いくらか気晴らしににもなればと思って、夕方のお散歩の時食事を届けることにした。
主人もお散歩前に帰ってきたので、一緒にお散歩に出て実家に向かった。

呼び鈴を押してもなかなか出て来ないのでちょっと心配になったら
ビールを半分ほど飲んで、眠っていたらしい。
が、その様子がボーッとしていて、なんだかおかしかった。

「ジイジ?なんかボーッとしてるけど、眠いだけ?」
「なんだかよ~、おかしいんだよ。ボーッとしちゃって、ダメなんだよな~」

金曜日の夜、考えてしまって寝付けなかったと言ってたので
睡眠不足もあったかもしれないけど、その様子にちょっとビックリした。

「ハンバーグとサラダとオニオンスープが入ってるから、これ食べて元気出して」
「あ~、そうか(笑顔)」
「もう見つかったんだから、気に病まなくていいんだよ。これから気をつければいいんだから」
「うん、そうだな」

ちょっと心配だったけど、昨日日曜日の朝のお散歩にはいつも通りに出てきた。

「明日は、また行く日だね」
「うん、そうなんだよ~。俺がシャカシャカ歩くだろ。Ⅰさんはなんか運動してるのか?って
 聞かれるから、朝晩犬の散歩で歩いてるって言うと、やっぱり歩かなきゃ
 ダメなんだな~って、みんなビックリするんだよ~。みんな足腰弱いからよ~」

この話は、毎回聞かされる話だけど、これが出てくれば少しは安心かもしれない。

「あのよ~、こうやって腰に巻くカバン、ほしいんだよな~」

ウェストポーチのことを言ってるのだけど

「前に同じこと言ってたから、一つ渡したでしょ?その中に入ってた、黒いポーチを
 しばらく肩からかけて、持って歩いてたじゃん。それはどうした?」
「・・・そうだったけかな~?・・・あ~、そう言えばそういうのあったな~」
「家に帰ったら、探してごらん」
「そうだな、探してみるよ」

土曜日に再発行した保険証も届いたと言うし、金曜日役所で手続きしたものも
郵送されてきて、これも父のサインと添付されてる委任状を書いてもらわなくてはいけない。
日曜日、主人は1回だけ仕事をしてくると出かけたので、その間に実家に行って来た。

実家に行くと、カバンを探していた父。
でも見当たらない・・・またやったんだな・・・

父はなんでもかんでも捨ててしまうところがある。
弟夫婦がお誕生日にプレゼントしてくれた、黄色いウィンドブレーカーも捨ててしまった。
その時になんでも捨てちゃダメだと言ってあったんだけど、たぶん父にとって
その時は必要ないと思って捨てるんだろうね。
だから捨てたと言う記憶も残らないんだと思う。

この対極にいるのが、主人の父親、義父だ。
義父はなんでも拾ってくる。
部屋の中には、健康器具はいっぱいあるけど全部拾い物だ。
マッサージチェアなどは、まだ使えるから驚いてしまうが
そう言った物が、所狭しと置いてあるので、部屋の中は足の踏み場がないという感じ。
が、義父は座った状態で、何でも物が取れるので移動させると怒る。
庭や玄関先には、事務机やお風呂桶まである。
お風呂桶の中には、水が入ってて金魚だかお魚が泳いでいた。
ちゃんと空気もポコポコさせてあったけど、その水は濁っていて中の様子はわからなかった。
去年行った時、そのお風呂桶は空になっていたから、お魚ちゃんたちは天国に召されたらしい。
なんでも拾ってくるけど、ゴミ屋敷とはまた違う。
ちゃんと使う用途があって拾ってきて、私たちには無意味なことだと思うのだけど
義父にはちゃんと意味もあり、説明もする。

「お前の親父と、俺の親父と、正反対だけど、どっちもどっちだな」

と二人で笑ってしまった。

で、私も黒いポーチを探したけど、やっぱりなかった。
落し物でまだ気持ちも復活してない父に

「また捨てたでしょ。どうしてなんでも捨てちゃうの?」

なんて言った日にゃ、どこまでも落ち込んでしまうだろうから

「ないみたいだから、ちょっと待ってて。なんか見つけてあげるから」

そう言っておいたんだけど、そのポーチを探してて見つけてしまった。
父は自分が大事と判断した物は、絶対に捨てない。
それは領収書だったり、新聞の契約書だったり、もちろんお薬もその一つ。
お薬をタンスの引き出しの一つに、しまってあるのだけど
そこにたくさんのお薬が残っていた。

「ねえ、お父さん。お薬はちゃんと飲んでるよね?」
「飲んでるよ~。薬飲むと手の震えが止まるんだよな~」

日付もバラバラ、一番古いので去年の12月にもらったのが残っていた。
なんでだ?ちゃんと飲んでいたら、こんなに残ってないはず・・・
中身を確認してみたら、1種類だけたくさん残っている。

「白い袋の半錠のお薬も飲んでる?」
「半錠の・・・飲んでるよ~」

飲んでないだろっちゅうの!
・・・と今冗談で言ったとしても、また落ち込んでしまうがな・・・

「でもなんだかお薬がたくさん残ってるね」
「そうなんだよ~、なんでかな~?ちゃんと飲んでるんだよ~」
「これもお金払ってるんだから、飲まなきゃもったいないじゃん。
 私が古い順に飲めるように整理するから、先に残ってるお薬飲んじゃおうね」
「そうだな~、金払ってるんだもんな」

家に戻って、トレッサ内で探してみたけど、良いものが見つからず
ネットで検索したら、2週間分のお薬を曜日と朝・昼・夜・寝る前に小分けして
整理できるものを見つけた。
父のお薬は、朝・昼だけなので、夜と寝る前も朝・昼に書き治せば
4週間分のお薬を、小分けにしておける。
すぐに注文にして、届いたら父のお薬も私が管理しよう。

今日はデイに出かける日。
今朝のお散歩でも、施設の話をしていたから、これで少しは気が晴れるかな?

義弟のように、言っても言ってもわからなくなるのもしんどいけど
ここまで落ち込まれると、気を遣うのも大変だよ。
まだ反省して、気をつけようと思うだけいいんだけどさ。

さて、今日も役所になつの病院と出かけなくちゃだ。
今週も出かける予定が、数件ある。

張り切って行こう~っと!

ゲリラかよ。。。

2008.09.06 (Sat) 義弟との日々の出来事

昨日から今朝にかけて、なんだかゲリラに襲われたような気分。。。

昨日は、父の用事で役所に行った。
本人を連れて、保険証も持参で来るよう言われていたので
朝一番で行動開始、8時30分前には家を出発して20分ほどで用事は済んだ。

父がいつも行く酒屋さんがあり、そこで灯油を買ったり
ちょっとした物なら置いてあるので、父の御用達のお店になっている。
帰りにそこで買い物をしたいから、寄ってほしいと言われた。
乗せて帰ると行ったけど、その日の朝は前日デイにも出かけていたせいか
寝坊してて、朝のわんこのお散歩にも行ってなかったので歩いて帰ると言うので
お店の前で父は車を降りて、そこで別れ9時半過ぎに家に戻った。。

今週は出かけることも多くて、これで一安心。
また来週、数件行かなくていけないところもあるけど、今週はホッと一息と思っていた。
10時少し前になったので、買い物に行こうと思ってるところに父から電話が来た。

「あのよ~、車の中に保険証の入ったカバンあったかな?」
「ジイジ、車から持って降りたよ。ないの?」
「持って降りた?ねえんだよな~」
「酒屋さんに置いてきちゃったんじゃないの?電話してみな?」
「う~ん、じゃあ電話してみる」
「私も車の中、探してみるから」

で、義弟の様子を看たらまだ寝ていたので、買い物に行く準備をして
すぐに車に行って探したけどない。
もう一度、父に電話をしてみると、どうやら外にいる様子で
酒屋さんにもないし、まだ見つからないと言う。
そのまま車に乗って、私も酒屋に向かう途中で父に会った。
ずっと自分の歩いた道を思い出しながら、探していたらしい。

酒屋さんでもう一度探させてもらい、お店の人もずっと探してくれたようだけどないと言うし
車に乗って、歩いた道を父に思い出すよう言いながら走ったんだけど
記憶に付いては、ちょっとキテいる父なので、自分がどこを歩いたか思い出せない。

「お前の車も見に行ってよ~、ここを曲がってよ~」
「それは、失くした後の話でしょっ!買い物した後、どこを歩いたかを聞いてるのっ!」

ついイライラっとして、強い口調で言ってしまってから、しまった!と思った。
父は記憶に関してはキテいるけど、他の部分はクリアだ。
自分の失敗や異常に気が付いてるので、その分自分を責めてしまう。
失くしたことで、パニックも起こしてるところに
強い口調で言うと、さらに萎縮しちゃんだった。

「俺はよ~、もう自分でも情けなくなるんだよ~。どうして思い出せないんだろうな~」
「いや、怒ったわけじゃないから。落ち着いて、よく思い出してみよう」
「どの道を通ったんだったかな~」
「ティッシュ買って、それを持って歩いた道だよ。ここ曲がった?」
「曲がったかもしんないな~」
「じゃあ、くうちゃん(わんこの名前)ちの前通ったかな?」
「いや、そっちは歩いてないと思う」
「いつもくうちゃんのとこ通ると、知らん振りするって言ってたけど、今日は通ってない?」
「うん、通ってない」

こんな調子で、しばらく車を走らせたけど見つからない。

「じゃあ、一回家に戻ろう。家の中をもう一度探してみようね」

一旦父の家に戻り、探したけどない。
外は陽も出てきて暑くなってきたので

「ジイジは家にいて。外は暑いから。私が探してくるから、家で待ってて。
 もしかすると、拾ってくれた人から電話がくるかもしれないからね」

そう言って、もう一度車で父の歩きそうなところを回ってみたけどない。
父の家の近くまで来たら、ジッとしていられないらしく、家の近くを探し回っていた。
何か結果を出してやらないと、夜眠れなくなてしまうだろうな。
車じゃ見落としてる可能性もあるし、義弟の方も心配なので一旦家に戻った。

で、こういうときに限って、義弟は起きていた。
もうパジャマは脱いで、おむつだけになっていて、お布団も濡らしてた。
着替えを渡して、布団カバーを外して・・・あれ?パジャマが見当たらない。

「弟くん、脱いだパジャマどこにやった?」
「えっ?・・・・・・・どこだっけ?」

最近義弟は、着ていた洋服やパジャマをまた自分の引き出しにしまう時がある。
もしかして?と思ったら、おしっこで濡れたパジャマが丸めて引き出しに入ってた。

「おしっこで濡れてるパジャマは、しまってはいけません。わかる」
「そうだよね~(笑い)」

まったく、どいつもこいつも状態だ!
洗濯機を回して、和室に戻ると義弟は窓の方に移動していた。

「そこで何やってるの?」
「おむつを片付けた」
「まだ履き替えてないのに、何を片付けたの?」

ベランダを見たけど、何も出てないし・・・
これまた最近の義弟は、新しいおむつを渡すとまだ脱いでないのに
新しいおむつを履いてしまう。
おむつだけ介助して履き替えさせて、今度はチャリンコで探しに出たけどやっぱりない。
家に戻って、義弟はまだ着替えてなかったので、役所に電話。
事情を話したら、すぐに再発行してくれるそうで、その方が安心するだろうと言われた。
なかなか先に進まないので、義弟の着替えも介助して食事を出し

「ちょっと出かけてくるけど、食べ終わってもそこに座って待ってて」

そう言って、キッチンへの通路に柵をして

「この柵から、こっち側に来ちゃダメだよ。座って待っててください」

すぐに父を拾って役所に行き、再発行の手続きをして、交番に行って紛失届けも出してきた。

「もうこれで、安心だからね。新しい保険証が来るのを待てばいいから。
 警察にも届けを出したから、何があっても大丈夫だから、もう気に病まなくていいからね」
「だけどよ~、頭から離れないんだよ~」
「失くなっちゃったものはしょうがないよ。でも、新しいのがすぐ来るんだから、もう大丈夫。ね」

でもすっかり口数が少なくなってしまった。

「ずいぶん歩いて探したから、ジイジも疲れたでしょ。帰ってお昼寝しよう、ね」
「うん・・・」

あ~あ、落ち込んじゃった。
私が家まで送ってれば、こんなことにはならなかったな・・・と、私も反省。
父を家まで送って、家に着いたのは1時近くだった。
義弟を洗面所に移動させて、ハミガキをするように言って即効で買い物に。
いつもの場所に座ったのが、2時近く。
私もやっと、朝昼兼用の食事をしてホッとしたところに電話が鳴った。
父が通ってる眼科からだった。

「あの~、保険証とか入ってるポーチがこちらに届いてるんですけど」

出てきたぁ~っ!
やはり途中で落としたらしく、拾った方が診察券を見て眼科が一番近かったので
そこに届けてくれてたらしい。
すぐに取りに行き、警察と役所にも連絡して、父にも出てきたこと伝えたけど
まだ立ち直っておらず・・・

「もう出てきたんだし、これからは気を付ければいいんだから、もう気にしなくていいから」
「これからは恵子がそれ持っててくれよ~。俺はもうすぐ失くすから」
「じゃあ、私が預かるからもう心配しなくていいから、今夜は一杯飲んで寝ちゃいな」
「そうだな~、悪かった~、手間かけさせちゃって」
「そんなことは気にしなくていいよ。もう見つかったんだから、安心してね」

で、眼科からの電話を切った時、着信があることに気が付いて、電話番号を見た。
朝10時18分の着信、ちょうど探し回っていたときだ。
その電話番号、眼科の電話番号だった。
眼科には、父の家じゃなくて我が家の電話番号を登録してあるんだった。
じゃあ、じゃあ、もう探してる時には眼科に届いてたってことじゃん。
留守電に一言「届いてます」って入れてくれてれば、手間もかからず
父もあそこまで落ち込まずに済んだのにぃ~!
失くした方が悪いから、文句も言えないけどさ。。。

とにかく、これで一件落着。
すぐに夕飯準備に入り、夕方のわんこのお散歩も済ませて
義弟の食事を出すころに、2日間の夜勤明けで主人も帰ってきた。
義弟が食事をしてる間に、先に私がお風呂に入り続けて主人も入った。
主人が上がるころに、義弟の食事終了、お薬を飲ませていつものように和室へ。
が、まだ着替えの終ってない義弟が、Tシャツにおむつ姿でリビングに出てきた。

「何をするの?」
「トイレ」
「じゃあ、早く行かないと出ちゃうよ」
「うん」

が、いつものようになかなか進まず、しばらくしたらまた和室に消えた。
主人の夕飯準備をしていたら、ドスンという音であわてて和室へ。
キッチンから死角に入っていたので、見えてなかったけど
立ち上がろうとして、後ろに尻もちをついたらしいんだけど、悪臭が・・・

「うんち、出ちゃったの?」
「うん」

うん・・・って、アンタ。今尻もちついたっしょ・・・そのまま脇の下を抱えて

「お風呂場に行きます。わかった?」

移動させてるところに、主人が来た。

「なんだ?」
「うんち出ちゃったって」
「またかよ」

そこから主人にバトンタッチして、お風呂場に行きおむつを脱がせたけど
尻もちをついてるために、お尻は便だらけだった。
主人がおむつを片付けてくれてたけど、お風呂の中も悪臭がきつい。
ドアを開けて様子を看てたけど、前は洗っても尾てい骨の上まで着いた便まで
気が回るはずもないので、手袋をして義弟のお尻を洗うことにした。
主人はまた1時起床だったので、あまり手を煩わせるのも悪いと思っていたけど
おむつを片付けた主人が

「あと俺がやるから」
「今お尻だけ、手で洗ったから、もう上げてもいいよ」

その後は、着替えもさせて和室まで移動させ、お布団に入れてくれて
便だらけになったお風呂掃除までしてくれた。
夜勤明けだから眠くなってた主人だけど、すっかり目も覚めてしまったらしい。
義弟はすぐに眠りついたけど、主人と私は10時過ぎに就寝となった。

今日はリハビリ施設に行く日。
6時過ぎから義弟を起こして、着替えは全介助した。
いつもの場所に座らせて、食事を出した後、私は通所準備をした。
それからリビングに戻ると、なんだか臭い・・・でも今ご飯食べてるし・・・
食べ終わった義弟にお薬を出してときも、やっぱり臭い。
お薬を飲み終った義弟に

「弟くん、もしかしてうんち出ちゃった?」
「うん(笑い)

笑ってる場合か!時間がなぁ~い!
あわてて洗面所まで連れて行き、立ったまま洋服を脱がせお風呂場でおむつを脱がせ
おむつを先に片付けて、手袋してお尻を洗おうとシャワーをかけたら
大便がボトリと落ちた・・・うきゃぁ~っ!マスクしてないし・・・
が、今日は時間がない!
出かけてしまえば、自由になれる。
そう思って、ゴシゴシお尻を洗って、すぐに上げて着替えさせて
時間はもう8時に近い。
今日は髭剃りも中止、ハミガキをしてる間にお風呂掃除。
排水溝のところに、大便がたまっててると臭いが取れないからね。
そして玄関に移動させたところで電話が来た。

バスが来るのを待つ間

「弟くん、今日はご飯何を食べたか?おやつは何だったか?忘れないようにして」
「うん」
「帰ってきたら、何を食べたか?私に教えてね、わかった?」
「うん(笑)」

9時過ぎには施設のバス到着。
朝大便を漏らしたこと、もしかしたらきれいに洗えてないこと、ひげも剃ってないことを伝えて
施設の職員さんにバトンタッチ・・・しばしのお別れだ~。

しかし2日続けて、大便をするとは思わなかった。
他の介助は特別何も思わず出来るけど、大便だけは忍耐が必要だ。
どうしてもエヅいてしまって、その臭いも鼻に付いてしばらく取れないからな~。

でも恵子ちゃん、朝からよくやった!自分で褒めてやろっと!

義弟を見送った後、父にも電話。
今朝は雨が降ってたので、父の顔を見てない。
まだすっかり立ち直ったわけではなさそうだけど、昨日よりは声の感じは良かった。

その足で、私の愛車カロバンの車検が15日で切れるので、その手配をしに出かけて
買い物も済ませて、10時半過ぎには帰宅。
今日もマックを買ってきちゃった。

なんだか、ゲリラにでも襲われたような24時間だった。
夕飯準備を始める3時半ごろまでは、のんびりまったり過ごしましょう。。。

手続き。。。

2008.09.05 (Fri) 義弟との日々の出来事

月曜日は、5日ぶりに義弟の排便があった。
夕食後、1時間近くトイレに立てこもった義弟が出てきたので

「うんち?」

と聞くと、うなづいた後お腹が痛くなったらしく、またトイレのドアを閉めて
30分程して出てきた。
トイレ内を確認すると便座カバーを汚していたので、漏れてないかを確認したら
やっぱりいくらか漏らしていたので、そのままお風呂に入ってお尻を洗うように言った。
この日は主人は夜勤でいなかったので、7時半ごろから9時近くまで
トイレにいたので、お尻だけ洗って出てくるよう何度も声かけはしたものの
シャワーを出したり止めたり、石鹸箱を何度も触ってる音がしているので
もう覚悟を決めてドアを開け、様子を看たら洗い終わっていたので
強制的にお風呂から上げて、おむつだけ履かせてパジャマを着るように言い
10時前には就寝となった。
が、どうやらこのとき、まだ大便は出きっていなかったらしい。

翌日火曜日は、義弟の障害者手帳が交付されるので、9時に約束をしていた。
2種5級だったものが、1種2級に等級変更となり
それに伴い、いくつかのサービスや支給されるものがあることもわかった。
1種と2種の違いって、介助が必要か必要じゃないかってことらしい。
『重度障害医療証』が発行され、医療費も無料になるそうだ。
申請日が認定日になるので、7月分からの医療費が返金されることになったので
先日転倒して1泊入院した分も返金されるそうで、今後の医療費の心配が
なくなっただけでも、これは本当に助かった。
役所内で手続きの取れる物は、その場で手続きを取り
『障害者特別手当』と『障害者年金』ももらえる可能性があるので
申請してみるように言われて、『障害者特別手当』に関しては書類をその場でもらい
『障害者年金』については、社会保険事務所に問い合わせるように言われた。
帰りに社会保険事務所に寄ってみたけど、2時間半待ちと言われて断念。
10時半過ぎに家に戻った。

部屋に入ると、今日は義弟の臭いと言うかなんだか臭う。
和室をのぞいたら、起き上がっていたので、布団を確認すると
布団カバーが濡れていたので、最初は義弟の匂いとおしっこの臭いかと思っていた。
洗濯をしなくちゃいけないので、布団カバーを外しパジャマを脱がせて
おむつを替えるように言って、洗濯機に放り込んだ後女中部屋一服した。
その後和室の義弟の様子を看て、泣きそうになっちゃった。
和室に向かうときから、ひどい悪臭がし始めていたけど
義弟はおむつを膝まで降ろし、お尻を私の方に向けて四つん這いになっていた。
そのお尻には、大便がベッタリと・・・

「弟くん、うんち漏らしてるよ」

そう言うと、おむつを替えるために敷いてあるタオルの上に座ってしまった。
おむつの中には、丸々1回分の大便が出ている。
目が覚めてすぐに出ちゃったのか?

「えっ?あ~、うん。どうしよっか?(笑)」
「どうしよっかじゃなくて、お風呂場に行きます。立ってください」

この状況を笑えるって・・・私の方は笑い事では済まされない。
とは言え、このまま立って歩かせたらお尻ついた大便が絨毯や床に落ちる。
すぐにマスクと手袋着用、立とうとする義弟のお尻から敷いてあるタオルで大便を拭き
立ち上がらせたけど、悪いと思うからガマンしててもどうにもこうにも涙目なって
上がってきてしまい、介助しながらエヅいてしまった。1度エヅくと、もう止まらない。
とにかく臭いは元から絶たなきゃダメって、CMでもあったしね
こういうとき人間とは火事場のバカ力を発揮するもので、義弟の脇の下を抱えて
一気にお風呂場まで、連れて行き放り込んだ。
それから窓を全開にして、おむつをビニール袋に入れてきっちり縛りベランダの袋の中へ
義弟が座ったし、お尻を拭いて大便だらけのタオルを洗い、消臭スプレーを撒き散らした。
それでもしばらく臭いが取れなかったよ。

お風呂に入った義弟は、相変わらずシャワーを出したり止めたり、石鹸箱の音が何度もしたり

「もう洗い終わりました。お風呂から出てきましょう」
「は~い」

と返事はするけど、一度止めたシャワーをまた出すのでドアをあけると
椅子に座って、ただシャワーを浴びてるだけ・・・
何度も声をかけ続けて、結局また強制的にお風呂から上げることになった。
その後は何事もなかったように、同じ1日を過ごした義弟。

翌日水曜日は、これまた朝一番で社会保険事務所に出向き
『障害者年金』についての説明を受けてきた。
初診日が重要になるそうで、初診日から1年半後が障害認定日となるらしい。
義弟の場合は、初診日から8年以上過ぎてるの[事後重症による請求]になるそうだ。
救急車で運ばれた病院で、【受診状況等証明書】を書いてもらうよう言われたけど
カルテがないと言われて、もう一度社会保険事務所に聞いてみると
書いてもらえない理由を書く書類があるというので、FAXしてもらい
次の手術をした病院で書いてもらえるよう言われて、J病院に電話で確認して
翌木曜日、7時前に家を出発してJ病院に行き、出来上がったら
郵送してもらえるよう手続きをしてきた。
『障害者特別手当』の診断書は、リハビリセンターに連絡して聞いたところ
前回カルテで書いてくれることになっていたので、診断書を届けることになっていたけど
社会保険事務所でも、四肢麻痺の状況の診断書も必要で
脳外の担当医に書いてもらうよう言われたけど、診断書の内容が脳外では
わからないことだらけだと、素人の私でもわかること。
なのでリハビリセンターに相談すると、それもリハビリセンターで書く内容だけど
これに付いては再度受診して、細かい検査をしなくてはいけないらしく
予約日決まったら、連絡をくれることになった。
あとは私が書かなくていけない書類も、3枚ほど・・・

『障害者特別手当』に付いては、診断書が出来たら福祉事務所に出向き
申請書類を書いて出せば、1ヶ月前後で結果が出るらしい。
社会保険事務所は、書類に不備がなければ、申請日から3~4ヶ月後に
結果が郵送され、認定されれば認定日から2ヵ月後から支給開始となるそうな。
これまた気の長い話だ。
だからなるべく早く申請を済ませたいと思い、とにかくお願いしなくちゃいけない書類を
全部お願いする段取りだけは、済ませたというところ。

義弟の起きる午前10時半前後には、用事を済ませて家に戻らなくてはならないので
今週の午前中は、パワフルに活動してしまった。

J病院は都内ある。
車で行けば片道1時間半以上かかるし、渋滞にはまれば2時間はかかる。
なのでバス電車を使って行って来たのだけど、出かけようと思っていた木曜日
明け方4時前にトイレに目が覚めた。
そろそろ起きて、活動開始とするかと思いながら、トイレに向かうと
リビングの電気が点いてる・・・なじぇ?
見ると、テレビの前に立ってコンセントを探している義弟がいた。
和室からパソコンの椅子まで移動して電気を点け、その椅子を少しずつずらして
テレビボードの近くまで行き、テレビボードに手を付いて立ち上がり
カニさん歩きをして、コンセントまでたどり着き、探していたらしい。
想像すると、3時過ぎから行動してたことになる。

「弟くんは何やってるの?」
「えっ?テレビを見ようかと思って」
「あのさ、今は夜じゃないよ。明け方の4時だよ。わかってるの?」
「・・・・・」
「起きるなら、パジャマを着替えてくれるかな?」
「いや・・・あの・・・」

どうやら夜と明け方を勘違いしてる様子。

「あのね、まだ夜中です。寝る時間です。お布団に行きましょう」

何度か声をかけたけど、今度はどうやって移動すればいいのかが、わからない様子。
介助をして、お布団に戻らせたら、やっぱり5分後にはもう眠ってた。
その日は7時前に家を出る予定でいたから、少し心配なったけど
早めに行動しておかないと、事も進まないから行ってしまおうと思い出かけた。
時間によっては、そのままリハビリセンターに書類を届ける予定でいたので
9時45分過ぎに戻れたから、今度はそのまま車に乗ってリハビリセンターへ。
家に戻ったのが10時半過ぎ、義弟はまだ寝ていたのでホッとして
そこから起こし始めた。

夜義弟をお布団に寝かせて電気を消しても、時々リビングにまた出てくることがある。
何しにきたのか?何をしようとしてるのか?聞いても

「別に・・・」「いや・・・」

と言う返事しか返ってこない。
何かしようと思って動き出すのだろうけど、途中で忘れるのか?
それとも特別何も考えてなくて、動き出すのか?わからない。
これからは夜中にも動き出すと言うことも考えられる。

別にテレビを見てはいけないということではないが、義弟がテレビと言うタイミングが悪い。
これから食事をしようというとき、パジャマに着替える前やハミガキ前に
テレビを点けてしまえば、テレビに気を取られて今やるべきことが疎かになる。
だからそれらが終っていれば、テレビを点けてもいいのだけど
ハミガキが終り、いつもの場所に座れば眠ってしまうか、汽笛を鳴らしてるか
テレビのことは思い出さない様子。
パジャマを着替え終わるころには、9時に近い。
義弟が寝たことを確認しなければ、私も眠れないので9時前後には就寝にしている。
だから今は、テレビを見る時間がないと言う感じ。
今はこの生活スタイルじゃないと、私がまったく出かけられないことになる。

今度の火曜日、ケアマネさんが来る予定なので、早いうちに
デイサービスを併用してもらえないか、聞いてみようと思う。
土曜日は銀行や役所関係も休みだし、平日でないと済ませられない用事もあるし
もう1日でいいから、義弟にいない日が出来ると、もう少し動きやすくなれる。

それと『成人後見制度』と言うのも、申請しておこうと言う話になっている。
何しろ今、義弟に物事を理解させたり、判断させることが出来ない。
自分の名前も書かせて見たら、一応はそれらしい字は書くけど
横書きのところ、いきなり縦書きで書き始めたり、画数もなにもなく
字の形としては、合ってるかも・・・と言う字で、満足に書けなくなってることにも気が付いた。

お金の管理も私がやっているが、何か判断しなければいけないときは
必ず主人に連絡を取ってから、主人の意見をそのまま相手に伝えるようにしている。
本当は主人が、義弟の後見人になれればいいのだけど、何かあるたびに
仕事を休んだり早退したりとなれば、家計にも影響が出る。
義弟はただ今、底値になってる株を持ってるけど、これも万が一の入院の時には
解約して現金に換えたいけど、今の義弟じゃ連れて行くことも判断させることも出来ない。
常に付き添ってるのは私なので、電話で聞いてみたら、私でも後見人になれるらしい。
ただ申請しても、その後見人を定めるのは家裁なのでどう判断されるかはわからない。
でもこれも一応申請しておこうと言う事になったけど、あわてている物でもないので
今の申請関係が終ってからにしようと言う事になっている。

しばらくは、これらの手続きに時間を取られそうだし
私が書く書類も、8年分のことを書かなくちゃいけないから
頭を整理して書かなくちゃいけない。
認定されるかどうかはわからないけど、やってみなくちゃ結果も出ないしね。

忘れ物がないように、やるべきことを紙に書き出して一つずつ処理していこう。

診察日。。。

2008.09.01 (Mon) 義弟との日々の出来事

そう言えば昨日、義弟が和室に入ってから気が付いた。
いつも座っている座布団が濡れてる・・・
昨日は電池が切れていたので、日中トイレに行くことがなかったから
おむつから漏れていたらしい。
施設では覚醒してたんだと思うけど、尿意があったようでトイレにも行ってたみたいだけど
家では漏らしことにさえ気が付かないんだよな。

昨夜もおむつをきちんと履けたか?確認した後、お布団に入れたんだけど
眠りに付いたかどうかを確認しに行ったら、真っ暗な和室で立とうとしていた。

「弟くん、何してるの?なんで立とうとしてるの?」
「えっ?ダメなの?」
「ダメとかじゃなくて、なんで立つのかを聞いてるの」
「・・・・・いや、別に・・・・・」
「だったら転ぶから立たない。もう寝る時間でしょ」
「・・・・・」
「お布団に入りましょう」

とやってるところに主人が来た。
ふと見たら、昼間着ていたTシャツの上にパジャマを着てる。

「弟くん、なんでTシャツを着たままパジャマを着ちゃったの?」
「えっ?」

気が付いてないのか?最近見てないと、こういうことも多い。

「もうそのままでいい。お前は、余計なことしなくていいから、もう寝ろよ」

そう言って、義弟をお布団に入れて、布団をかけた。

「もう寝るんだぞ!わかったか?」
「は~い」

もう一度確認しに行ったら、今度は眠りに付いていた。

今日は義弟の診察日。
元々私だけで行くつもりだったので、義弟は帰ってから起こそうと思っていた。
9時過ぎにケアマネさんから連絡が入った。
通い路始めた施設の11月のショートステイ、8日(土)9日(日)10日(月)で取れたそうだ。

いつでも良いと言ってたのだけど、主人も家にいる時は義弟のことを看てくれるし
日曜日、ゆっくりと夫婦の時間も作りたいとも思ったので、日曜日を絡めてもらうことにした。

「別に平日でもいいだろ。お前が楽になることが優先なんだから、日曜日は俺がいれば
 お前もいくらか楽だろうし、それ以外でも憲児がいなければ楽が出来るだろ」

そう言ってくれたんだけど、夜勤明けで日曜日の早朝に帰ってくれば
朝から一杯飲んで、2時3時まで寝てしまうときもあるから
寝ている主人を起こすのだって、気が引ける。
だから日曜日を絡めてもらえた方が、いいとも思ったんだよね。

ケアマネさんが言うには、最初は2泊3日だけど、様子がわかってくれば
3泊・・・1週間・・・10日って、日数を増やすことも出来るって。
変な話だけど、いつまでこんなことが続くのかわからない不安もあったけど
義弟と離れる時間が、その日になれば確実に来るとわかると
なんだか気持ちも違ってくる。
もっとも経済的なこともあるから、何日まで頼めるかはわからないけどさ。

電話を切った後、すぐに病院に出かける準備をして義弟の様子を看たら
横になったまま、パジャマのボタンを外していた。
あれ、今日はもう動き出しちゃうかな?と心配もあるけど
行ってこなくちゃいけないから、リビングとキッチンのところに一応柵をして

「病院に行ってきます。座って待っててください」

とメモをテーブルの上に置いて、出発した。

変わりないと思うけど、MRⅠを撮るかどうか聞かれたので
状態は悪くなっているけど、けいれん発作もなく、そういう意味では特別変わった事もないので
今回はMRⅠは撮らず、もしも変化が起きたときや、大きなけいれん発作が出たときに
MRⅠを撮ってもらえるようにお願いした。
何しろMRⅠ1回で、諭吉さんが1枚飛ぶ。
特別変化もないのに、MRⅠを撮ることの意味がわからないから
だったらその分を介護保険に回したいと思う。

「先生のおかげで、介護認定も3が出て、私も楽になりました。ありがとうございます」
「良かったですね~。何かご相談でもあったら、いつでも言ってください」
「身体障害も2級の認定がおりました」
「2級?じゃあ、ずいぶん違いますね。3級と2級じゃ、内容がかなり違うから」
「補助金も降りるらしくて、いろいろ助かります」

ここ3ヶ月ほどで、かなり状態が悪くなった義弟だけど
通常で言うところの、アルツハイマーや認知症とは違うと言われた。
放射線の影響なので、もっと悪くなるかもしれないし
ある程度のところで、止まるかもしれないらしい。
とは言っても、長谷川式の30点中8点と言うのは、かなり進行してるとのことだった。

家に戻ったのが、11時少し前。
部屋に入ったら、この状態↓。
なぬ?
また漏れてパジャマを濡らしたのかと思い、すぐに看に行くと
昨夜パジャマに下に着たままだったTシャツに短パンを履いて
使用済みおむつは、ビニール袋には入れておらずベランダに放り出して
本人としては、着替えもおむつも替え終わったと言うことだと思う。
そして義弟は、施設に通うカバンの中身を引っ張り出していた。

「弟くん、何してますか?」
「えっ?ダメなの?」
「だからね、何してるのかを聞いてます」

カバンを見つめて、しばらく考えていたけど

「・・・・・別に・・・・・」
「だったら、カバンには触らないで」
「ダメなの?」
「はい、ダメです。次に行く準備をしてあるから、出されると困ります」
「あ~・・・」

と言いながらも、手は止まらないので、カバンは女中部屋に引き上げた。

「このパジャマは、なんでここに置いてあるの?」
「えっ?いや~別に(笑)」
「別にって、洗濯?」
「違う。ただそこに放り投げただけ」
「だからね、何でもこうやって放り投げて忘れるの。だらしないと思わない?」
「本当だね~(笑)」

本当だね~って・・・ま、いいや・・・

「昨日からそのTシャツは着てるから、取り替えましょう。脱いでください」

何度か言ったら脱いだので、私も帰ってきたばかりだから
着替えと片づけをして、戻ってみたら、また同じTシャツを着てしまってた。
新しいTシャツを出してなかったから、また着ちゃったんだな。
で、新しいのを出して、着替えるように何度も言って着替えさせた。

「ご飯になります。リビングに出てきてください」
「は~い」

これも数回言って、やっと動き出したのだけど
食事の準備でキッチンにいると、和室の義弟が見えないときがある。
用意も終って出すばかりにして、様子を看に行ったらまたやってた。
おむつを替える場所
ここはおむつを替える場所。
一度この新聞紙の下に、おしっこをしちゃってるので
新聞紙を絨毯の下にも敷き、何度か取り替えて乾いたところ。
やっぱりなんだか気になるので、新聞紙を敷いてバスタオルを敷いてある。
が、ここを通る時に必ずこうやってみんな外してしまう。
タオルは丸めて、窓際の方に放り投げてしまう時もある。

「弟くん、そこは弟くんがおしっこを漏らした場所です。だから敷いてあるんだよ」
「あ~、そうだったね~」
「そのタオルを取らないで。新聞紙もそのままにしておいて」

と言った瞬間に、新聞紙を放り投げた。
話してる間も手は止まってないから、こうなるんだよな。
なんでこう何でも放り投げてしまうんでしょ?

「もう何もしなくていいから、とにかくリビングに出てきてよ」

これもその都度、敷き直すしかないんだろう。
いちいち敷くのも面倒だけど、履きかえるときに敷いた方がいいのかなとも思った。
でも結局履きかえるときも、同じことをするんだから、どうやっても同じだな。
やっぱり見守りが必要ということだ。

洗面所に行く途中で、トイレの電気を点けたり消したり

「トイレのスイッチは触らない」

そう言ったら、しばらくして

「トレイに入ろうかと思って」
「だったら、きちんと立ち上がってから電気を点けてください」

これもふと思いついた言い訳だと思うけど、その後トイレに入って
30分ほどをトイレで過ごし、もうすぐ1時になるけど
義弟はハブラシを口に入れたまま、洗面所で固まってる。
後は好きなようにやってもらいましょう。

主人も今日は夜勤だと連絡が来たし、彩佳はバイトで夕飯はいらないそうな。
今日は買い物もいっか~。。。

あ、考えたら私、まだ今日食事をしてなかった。
そろそろ私も朝昼兼用の食事をしよっと!

通所後。。。

2008.09.01 (Mon) 義弟との日々の出来事

土曜日、初通所した義弟。
私の方も、家の中で何も気にしないで過ごせる幸せにリフレッシュ出来た。

5時少し前に、後2.3分で到着ですって連絡が来た。
すぐに階段下までお迎えに出た。
雨が降っていたので、そこで待つことにした。

バスを降りるのが、義弟が最後だったようで、運転席の後ろに義弟一人が座っていた。
運転手さんと職員さんと義弟も笑顔だったので、談笑しながら帰ってきたみたい。
すぐに職員さんが降りてきてドアを開けようとして

「やだ、Aさん。ロックしちゃったの?」

って、あわててロックを解除しようとした。
介護車って、ロックをしなくても中からは開かないようになってるらしいんだな。
たぶんまた無意識に手の触れたものをいじって、ロックしちゃったんだと思うけど
ドアが全開しなくなってしまって、困っていたけど、運転手さんが

「後で見るから、そのまま降ろしちゃおうか」

って、一緒に義弟を階段用リフトまで運んでくれた。

「Aさん、また来週ね」
「はい、ありがとうございました」

義弟はニコニコとうなづいていた。

階段を昇る時、1段目でうっかりとリフトを自分側に倒すのを忘れて、スイッチを押してしまい
一瞬冷や汗を掻いちゃった・・・すぐ指を離したので何事もなく済んで良かった・・・
傘を持って降りてたので、カバンと傘を義弟の膝の上に置き

「このまま持っててよ。動かしちゃダメだからね」

そう言って、順調に階段を昇り始めたのだけど、降りるときより昇るときの方が
階段に着地する時衝撃があったので、またしても文句が始まった。

「これってさ~、こんなに衝撃があるものなの?
 なんかさ~、すごい衝撃なんだけど、これでいいの?」
「黙って乗ってて。支えるのも大変なんだから」

が、今度は持たせておいた傘をいじくりだした。
この傘が階段の手すりに挟まったら、傘が壊れるか?リフトが動かなくなるならいいけど
つっかえ棒みたいになって、落ちる可能性もある。

「弟くん、傘はいじらない。そのまま持ってて」
「手すりのここに挟まったら、困るでしょ。だからこのまま動かさないで持ってて」

何度も声をかけて、踊り場などに到着すると説明もした。
家に着くと、義弟をいつもの場所に座らせて、催促の始まってるエリーのお散歩に出た。

「弟くん、エリーのお散歩に行ってくるから、そのまま待っててよ」

そう声をかけて出かけ、帰ってきたら眠ってた。
家の外に出たし、リハビリもしてきてるから、疲れてはいるだろうけど
時間はもう6時になるから、今寝られても困る。

「弟くん、寝ちゃダメ!もうすぐご飯だから、起きてて」
「は~い」

と言っても、すぐにテーブルにうつぶしてしまうので
義弟の食事の準備をしながら、大きな声でゆっくりと話しかけた。

「弟くん、今日は施設で何をしてきましたか?」
「えっと・・・・・」

と言いながら、またうつぶして目をつぶってしまう。

「弟くん、顔上げて!質問に答えてください。今日は施設で何をしてきたの?」
「えっと・・・・・」
「歩くリハビリした?」
「うん、した」
「どうだった?先生は厳しかった?」
「う~ん・・・厳しいって言うか・・・別に・・・」

そんな反応か・・・

「自分で歩けるようになりたいんだよね?」
「うん」
「じゃあ、来週もがんばらないとね」
「うん」
「じゃあ、施設でお昼ご飯食べたでしょ?」
「うん」
「何を食べましたか?」
「え~っと・・・仙台料理で○×□△※・・・・・の・・・・・」

何を言ってるか?聞き取れなかったけど、連絡帳に宮城県料理と書いてあったので
たぶんその説明をしたんじゃないかと思うんだけど・・・

「仙台料理の何が出たの?」
「仙台の・・・・・アレだよ」
「アレってなに?お肉だったの?お魚だったの?」
「・・・・・・・・・わかんない」

わからないのか・・・

「じゃあ、おやつも出たでしょ?」
「うん」
「おやつはなんだった?」
「・・・・・・・・・わかんない」
「じゃあね、お昼ご飯のとき、白いご飯が出た?おかゆだった?どっち?」
「恵子ちゃんさ~、何言ってるんだよ。いつもおかゆだろ」

いや、何言ってるはキミの方です。

「いつもって、施設に行ったのは今日が初めてだよ」
「あ~、そうだよね~」
「家ではおかゆを食べてるよね?」
「うん」
「じゃあ、施設で食べたのはおかゆだったの?」
「えっ?・・・・・俺は、白メシよりおかゆの方がいいんだよね~」
「そうじゃなくて、お昼に食べたご飯はおかゆだった?普通のご飯だった?」
「えっと・・・・・・・おかゆだった」

いやいや、施設では普通食が出たはずなんだが・・・
要領を得ないというか、会話にならないというか、まあしょうがないんだろうけど。
で、今日は少しでも身体を動かしてるので、夕飯は普通の白ご飯でもいいかなと思いながら

「弟くん、夕飯はおかゆと普通の白ご飯、どっちがいい?」
「・・・俺はやっぱり硬メシがいいな~」

さっきはおかゆがいいって言ってなかった?まあ、いいけどさ。

施設からプリントで今日行ったことが書いてあった。
尿意については、家ではそのまましちゃってるので、ないように思うけど
施設では何度かトイレに連れて行ってもらってたらしく、尿意便意はあるとあった。
認知症に関する評価は、長谷川式で30点中8点。
高度の認知症ということらしい・・・会話が成立しないのは、このせいだな。

「今日は疲れてるんだから、早く寝なくちゃダメだよ。パジャマに着替えましょう」

夕食後にそう声をかけたのだけど、これまたいつものようになかなか進まない。
おまけにこの日は、余計なことが気になるらしく、カーテンをいじってたり
アコーディオンカーテンを開けたり閉めたり、自分の引き出しを開けたり閉めたり
何を出すと言うわけではなく、目付くからカーテンを開ける。
次には開いてるから閉める、という感じらしい。
結局介助をして、着替えを終らせ8時過ぎにはお布団に入るように行った。
ところがその後も気が付くと、和室の襖が開いている。

「どうしたの?何をするの?」
「トイレ」

あ~、今日はトイレに行こうと思うのか。
で、トイレに行った後、座って移動するように何度も言ったのだけど
返事だけして、リビングと和室そ境の上の襖のレールのところにつかまって
20分以上そのまま立っていた。

「弟くん、そのうち転びますよ。座って移動しなさいって」
「は~い」

で、それからさらに20分後、やっと和室側に入った義弟だけど
立ったままアコーディオンカーテンをいじくっていた。

「弟くん、これは触らなくていいから、座らないと転びます。座ってださい」

と言って、ちょっと目を離した次の瞬間ドスンと音がして
後ろに尻もちをついて、ひっくり返った。

「だから座って移動しなさいって、何度も言ってるでしょ。もうそのままお布団に入って」
「は~い」

と言って、その場にコロリン。

「だからそうじゃなくて、お布団の上に寝るの」

と身体を起こして

「今日は疲れてるんだから、もう寝るの。わかった?」
「うん」

後でまた移動したか様子を看ようとおもってたのだけど
またしばらくして、りビングに出てきた義弟。
リビングはすでに真っ暗だけど、和室の電気が点いていたから
視界はあると思われる。何をするのか?女中部屋から見ていたら
いつもの場所に座って、テーブルに手を付いて、あちこち眺めて
しばらくしたら、また和室へ移動し始めた。
これって絶対足腰が丈夫だったら、徘徊してるなって思った。
和室とリビングを移動してるだけなら、危ない物はない。
好きなようにやらせておくかと思って、30分後に様子を看たら
お布団の端にお尻を乗せて、そのまま後ろにコロリンとしたらしく
枕を自分の近くに引き寄せて、お布団に斜めに横になって眠りにつくところだった。

「弟くん、枕を移動させちゃダメって言ってるでしょ。自分が枕のところに行くの。
 これじゃあ、もしおねしょをしたらお布団が濡れちゃうの。わかる?」
「あ~、そうだね~(笑)」

わかっちゃいないよな。
で、また義弟を起こして後ろから抱え上げて移動。和室の電気も消して

「もう寝ます。おやすみなさい」
「は~い」

5分後にもう一度看に行ったら、やっと眠ってくれた。

日曜日は、朝からなつがお腹を壊してしまったので、朝一で病院に行き
帰ってきたのが、10時半を過ぎていた。
義弟を起こして、いつのような行動。

「今日は髭剃りしなくていいです。歯を磨きましょう」
「なんで?」
「昨日施設で剃ってもらったでしょ?だから今日はしなくてもいいです」
「ヒゲを剃らなくていいの?」
「剃りたいならどうぞ」
「いや、いいよ~(笑)」

で、そのままトイレに入り、手を洗って終りそうななったところに気が付いて
ハミガキをさせることに成功した。

とにかく最近の義弟は、目に付いた物、気になるものをいつまでも触っている。
それがやられちゃ困ることだったり、余計な事だったり
そういうことに、忙しく働いてくれる。
移動中、手に触ったゴミ(そう表現してるけど、ゴミと言うよりわんこの毛)を
つまんでは移動させる、ゴミ箱に捨てに行くわけではない。
リビングに出てくる途中、おむつを替える時のために敷いてあるバスタオルを丸めて
その下の新聞紙を、放り投げる。
注意をすると今度は、押入れをカーテンで仕切ってるのだけど
そのカーテンを開けて、自分の引き出しを開けてて・・・汽笛が鳴る・・・
そしばらくすると、引き出しを閉めてカーテンを閉めて、今度はその隣にある
アコーディオンカーテンを開ける、開けたら今度は閉める。
これまた注意をすると、一歩移動してわんこの毛を拾い、移動させる。
つまんでいる時もあるけど、途中で必ず放置する。

「ゴミは拾わなくていいから、リビングに移動して座ってください」
「カーテンに触らない。壊れるかと困るから、触らないで」

夜には、それに襖の開け閉めも加わる。
すでに壊されてしまってる襖にも触るなと言ってんだけど
これも気になるらしく、開けてもう一枚の襖を閉める。
が、また開けて閉める、黙ってると2枚の襖を交互に動かし続ける。

「襖にも触らないの。これ以上壊されたら困るんです。わかりますか?」
「うん」

と返事しながら、手はそのまま開け閉めを続ける。
なので、夜は抱えて場所を移動させないと、いつまでもやっている。
最近の義弟のオトボケ具合は、どんどん進行しているよ。

でも不思議なものだ。
また来週、義弟と離れる時間があると思うと、しょうがないと思えるんだよな。
もちろんつい声を荒げてしまう時もあるけど、気持ちがなんだか違う。
大きな声を出してしまっても、すぐにもう一度ゆっくりと話すことが出来たりする。
やっぱり義弟から解放される時間は、重要かつ大事な時間なんだな~。

今日は、これから脳下の診察日。
9時半には家を出発しなくちゃだ。
さて、準備開始~っと!

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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