。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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紙おむつの弊害。。。

2008.04.30 (Wed) 義弟との日々の出来事

昨年6月に実家に行ってから、義弟のお漏らしがひどくなったために
筋力が付いて、お漏らしがなくなるまでと理由付けして紙おむつにしてもらった。
トイレに間に合わないときのための、予防策として紙おむつにしてもらったのだけど
プライドが高いので嫌がるかと思ったが、わずか2日で馴染んでしまった。
紙おむつをしてから、義弟のトイレの回数は極端に減った。
これだけでも、おむつの中におしっこをしてるのがわかるけど
最初はまさか、故意にしているとは思っていなかった。

オムツをしているにも関わらず、お布団まで濡らすおねしょをすること2回。
トイレに行くのが面倒くさいと、寝たままおしっこをしてしまうことがわかって
そのことも何度も怒り、寝たままオシッコをするなと言っていた。
何しろ眠いが優先されるから、起きることが面倒で
寝ているときだけ、やってることだと思っていた。

月曜日、午前のリハビリから戻ると、義弟のGパンがぐっしょり濡れている。

「どうしたの?漏らしたの?」
「うん」
「紙おむつしてるんでしょ?」
「公園で休憩しててさ~、トイレに行きたくなったから座ったままおしっこしたら漏れちゃった(笑)」

この言葉に、ブチッと切れてしまった。

「何笑ってんのよ!座ったままおしっこしたって、大人の男のすることじゃない!
 男なんだから、立ちションでもなんでもすればいいでしょ?」
「だって~、人がいるから恥ずかしいし・・・」
「立ちションすることと、Gパンの股間を濡らして歩くことの、どっちが恥ずかしいのよ!」
「・・・・・」
「男ならトイレがなければ、誰だって立ちションくらいするわ!
 ズボンの股間を濡らして歩くって、誰が見たってみっともないことなんだよ」
「・・・・・」
「紙おむつにしてるのは、トイレに間に合わなかった時の予防策なんだよ。
 弟くんにトイレに行くことを、横着させるために紙おむつを使ってるんじゃない!
 おしっこを漏らすことと、わざとしちゃうことでは、全然意味が違うの!」
「・・・・・」
「いくら紙おむつをしてるからって、トイレに行くことまで面倒くさがるな!
 座ったままおしっこするなんて、大人のすることじゃない!赤ちゃんじゃあるまいし!
 40歳超えた大人の男の自覚を持て!」

さんざん怒ったのに、その日の反省文。

紙おむつをしていることをいいことに 座ったまましてしまった
Gパンまで濡らしてしまい 赤ちゃんじゃないのに何しとんじゃい!と
恵子姉さんに叱られた


「あのさ、私こんなこと言ってないけど?」
「えっ?いや、これは俺の言い回しって言うか、面白いでしょ?」
「何が面白いの?全然面白くない。なんでこんな、ふざけた書き方してるの?」
「だって~・・・」
「会社の始末書って、こんな風に書くものなの?」
「いや、違うけど・・・」
「私は何度も言ってるよね?会社の始末書を書いてると思って書きなさいって」
「そうだけど・・・」
「こんなふざけた事書いて、通るの?」
「・・・・・」
「だいたい私はこんな風に言ってない。座ったままおしっこをするなって言ったの。
 40歳超えた大人の男の自覚を持てって言ったの!」
「・・・・・」
「紙おむつをしてるって、恥ずかしいことなんだよ。その上、トイレにも行かずに
 おむつの中にわざとおしっこをするなんて、大人のすることじゃないんだよ。
 こんなふざけた反省してて、いつになったら紙おむつが外せるんでしょうか?書き直して!」

そう言ったけど、結局義弟は理解が出来てないらしい。
私の言ったことを、とうとう最後まで書くことが出来なかった。

義弟にとって、漏らすと言うか排泄に関して
羞恥心もなければ、危機感もないことがよくわかる。
故意に紙おむつの中に、おしっこをしてしまっても
外まで漏れるということは、たまにしかないのだから
普段もリビングに座った状態で、しているのだろうな。
今回実家に行く前は、15.6枚入ってる紙おむつが2週間は持っていたし
逆に履き替えなくて大丈夫なの?と思うほどだったけど
実家から帰ってから、朝起きたとき、リハビリから帰ったとき2回と
1日に最低で3枚取り替えているので、買いに行く回数も週に2回くらいになった。
どこで、こんな考え方に変わったんだろうか?
トイレの時間が長くなったのも、何か関係してるのかな?

紙おむつをすることで、私の人手間も省けて義弟の安心につながると思ったのだけど
安心感がこんな弊害を生み出すとは・・・
まさかトイレに行くことまで、面倒臭がるようになるとは思わなかった。。。




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発作

2008.04.29 (Tue) 義弟の病院・病気と症状

今日は主人もお休み。
のんびりゴロゴロと過ごした1日。
夕方4時15分ごろ、そろそろわんこのお散歩時間。
そう思っていたところに、電話が鳴った。

「お宅のご主人かしら?えっと・・・」
「あっ!倒れてますか?」
「そうなの、ここは・・・」
「噴水のある公園ですか?」
「えっと・・・ちょっと待ってね。ここはどこかしら?・・・○○公園ですって」
「わかりました。すぐ行きます。申し訳ありません」

いつも休憩してる公園で、けいれん発作を起こしたらしい。
公園は歩行天になているので、車は入れない。
主人がいてくれたので、すぐに車椅子を持って迎えに出た。

公園に着くと、5.6人の方が義弟を取り囲んで様子を見てくれていた。
横になっている義弟に、枕代わりにリュックと自分の着ていたジャンパーを貸してくれた方
携帯で連絡をくれた方、いつもお散歩で行き会う方などがいて
義弟はその方たちに見守られる中で、ニコニコ笑って横になっていた。
発作を起こしてしまった義弟には、申し訳ないが
みんなが心配して優しくしてくれる、こういう状態が義弟は嬉しくてしょうがない。
そしてそれにすっかり甘えていられる状態が、義弟には心地がいいんだと思う。

公園のベンチで休憩中、けいれん発作が出て
そのまま斜め後ろにひっくり返ったらしい。
右おでこにはタンコブ、右ほほ骨のあたりも打ちつけたらしく
おでこからほっぺにかけて、擦り傷も出来ていて赤く腫れていた。
後頭部から落ちたのではないらしいので、大事に至らず済んだのだと思う。

ゴールデンを連れて歩いている、若いお兄さんと時々行き会うのだけど
通りかかって話を聞いた後

「頭は打ってませんか?外傷はないですか?」
「大丈夫です。けいれん発作なんですけど、いつものことですから」
「何か病気があるんですか?」
「脳腫瘍で手術をしてるので」
「あ~、なるほど」

優しそうな品のある若いお兄さんなのだけど、きっと医療に関係してる
仕事をされているんだろうと、後で主人と話した。

義弟はすっかり甘えているので、自分で何かをする気持ちはまったくない。

「もう自分で立てるんじゃないの?甘えてないで、自分で起きなさい」

周りの方は、手を貸して下さろうとしたけど

「すいません。これもリハビリの一つなので、自分でやらせてください」

主人と二人で、そうお願いした。
主人が後ろで何かあれば、すぐに手を出せるように準備をして
自分で立ち上がろうとしたのだけど、犬が吠えてたり子供が騒いでたりするので
そっちに気を取られて、立つことに集中してない。

「あちこち気にしない!立つことに集中しなさい!」

そう何度も声かけをしたけど、少し勾配が付いていたため
手を付いたところより、足のある方が高い状態で立とうとするし
立つことにどうしても集中できないから、どうしたって自力では立つことが出来ず
とにかく主人が抱えてベンチに座らせた。

それから助けてくださった方々に、丁寧にお礼を言って帰っていただいた。
しばらくベンチに座らせて、車椅子のところまで歩かせることにした。

「手にも足にも身体全体に力入れて!」
「足をちゃんと上げなさい!引きずってると、また引っ掛けて転ぶよ」

などなど、ほんの数メートルの間、声をかけ続けていたけど
今日は主人が一緒だったので、本当に助かった。

「最後まで力抜いちゃダメ!しっかり歩きなさい!」

と言い続けていたけど、車椅子の肘掛に手を乗せた瞬間に
全身の力を抜くから、そのまま前のめりに・・・
危険回避が出来ないから、前に手を出すということがない。
私一人だったら、おそらく義弟は顔面着地していたか、一緒に転倒していたと思う。
でも主人が素早く義弟の身体を支えたので、何事もなく済んだ。

「すぐに何かに頼るな!自分の身体でどうにかするんだよ!」

義弟を支えながら、主人が怒鳴り飛ばした。
車椅子でマンションまで帰ってくる間、いつものことながら説教タイムとなった。

「座って休憩したっていいけどな、休憩がメインじゃねえんだよ。
 いつでも人が助けてくれる、誰かがどうにかしてくれるって甘えてんじゃねえ!
 自分一人でどうにかできねえのに、一人暮らしなんかできねえんだよ!」

車椅子を押しながら、主人が怒鳴り飛ばしていたけど、義弟の返事は相変わらず

「そうだよな~」「はいはい」

などと言うから

「なんだ?その返事は!どうせ俺の言ってることなんか、お前の頭の中には
 残らりゃしないだろうけどな、人に迷惑がかかるんだよ。
 だから筋力を付けろって、いつも言ってんだ!」

余計に主人がヒートアップしていた。

外で転んでも、発作を起こしても、義弟は一人で困ったことはない。
必ず誰かが近くにいて、必ず誰かの助けを借りられる。
こういうところは、義弟の持っている強運なのだろうと思う。

今回は『緊急連絡先カード』をちゃんと持っていたので、それで連絡をもらえたし
いつも義弟が休憩する公園の近辺は、区の散策コースになっている。
GWに突入、今日は祭日だったし、初夏の陽気に誘われて
たくさん人がいたことも、義弟にとっては幸運だった。

マンションの下まで戻る頃には、義弟の身体も回復したらしく
主人が途中まで一緒に昇って行ったけど、私が車椅子を持って階段を上がろうとしたら
階段は自力で昇ることが出来たようで、主人が車椅子を持って上がってくれた。
いつもなら、義弟を支えて階段を昇るのに必死になるところだけど
主人がいてくれたので、本当に良かった。
義弟も主人には甘えられないことをわかっているから
自力でどうにかしようと思ったのかもしれない。

部屋に入ってしまえば、もう心配はないので
そのままわんこのお散歩に出かけた。

3時に家を出て、義弟の足で公園まで15分。
発作を起こしてすぐに連絡をいただいたようなので
1時間近く、ベンチに座っていたことになる。
これも主人が懇々と説教してたけど、何も変わらないだろうな。

自己嫌悪。。。

2008.04.27 (Sun) 義弟との日々の出来事

今週はちょいと忙しかった。。。
出かける用事も多かったけど、マンションの水漏れのことなど
水曜日あたりからは、なつの足のしこりも大きくなりだし
これも私の不安材料となった。
そんな状態の時に限って、義弟はいろいろやらかしてくれる。
大便を漏らしたこともその一つなんだけど・・・おまけに

「恵子ちゃんは、俺が会社に行くことをどうしてそんなにイヤがるの?」

と来たもんだ。

「会社の人に迷惑かけるから」
「・・・(首をかしげる)」
「自分のことを客観視してごらんよ。立ち上がるのもやっと、何度言っても足を引きずるから
 平らなところでも、すぐ転ぶ。おまけにおしっこうんち会社で漏らしたらどうするの?」
「・・・・・」
「弟くんはすぐに会社を利用しようとするけど、会社は仕事するところだよ。
 私用で会社の人を使ったりすれば、迷惑になるってわからない?」
「誰も何も言わないよ」
「そりゃあ言わないよ。気を遣ってくれてるからね。でも弟くんには言わなくても
 迷惑だと思えば、けんちゃんのところに電話がくるでしょ?そういうの忘れちゃった?」

本当は私のところに電話が入るのだけど、義弟には主人のところに連絡が入ると言ってある。

「なんで俺に言わないで、兄貴のところに電話が入るんだよ?」
「だからみんな気を遣ってるの。話した内容は忘れちゃうし、フラフラして身体も
 まともじゃないと見える人に、文句言う人なんかいないよ。文句言うのは私ぐらいだよ」
「・・・・・(これまた首をかしげる)」
「弟くんは自分の状態がわかってないよ。誰が見ても、仕事の出来る状態じゃないし
 そんな状態で会社に行っても、周りに迷惑がかかるから言ってるの」
「・・・・・」
「会社に行きたいなら、まずはその紙おむつを外せるようになってからだよ」

本人は自分の状態に自覚がない。
起き抜けは特に、身体に力が入ってないから、ちょっとしたことで転ぶ。
今週は毎朝のように、転びそうになったり、転んでしまったり
今朝は後ろにひっくり返り、書棚に背中からドンとぶつかり
中腰になってしまったので、そのまま書棚に沿って尻もちをついた。
屁も何度か注意したけど、「失敬!失敬!」と言いながら
ブブブブブ~とする、デリカシーのかけらもない。
しょうがないことだとわかっていても、不愉快になってしまう。
そして今週に入ってから、また見てなきゃいいや、いないからやっちゃえも復活した。
なにがキッカケになって、復活したのかはわからない。
で、これも後になって必ずバレるのに、懲りもせず同じことを繰り返す。
居眠りもそう、しけもくもやめない、夜もうっかり私がテレビを見ながら
寝てしまうこともあり、気が付くと10時過ぎてもテレビを見ている。
時計を見てないからじゃないんだよね。
私が注意しにリビングに行くと、何も言わないうちにあわててリモコンに手を伸ばし
消そうとするから、わかっていてやっているのがバレバレ。
が、普段時計を見ていると言うくせに、こういうときは時計を見ないからと言い訳をする。

出かけるとき、ご近所さんから

「お宅の弟さん、いつもあの辺で長いこと座ってタバコ吸ってるわよ。
 横を通っても気が付かないみたいで、あいさつしてもわからないみたいね」

なんて話も聞いていた。
リハビリとして時間を延ばしても、延びた時間分どこかで座って休憩してると
わかっているし、家の中にいるより外の空気を吸いに行ってると思えばいいと
自分に言い聞かせていても、こういう話を聞けばやっぱりどこかガッカリする私がいる。

主人が帰ってるときは、夜は9時から10時が就寝時間となり
夜中の1時から1時半起床で、そのまま起きていることが多い。
普段の生活習慣で、主人のいないときは、冬場なら5時半から6時。
今の時期だと4時半から5時には、目覚ましがなくても自然と目が覚める
おばあちゃん体質な私。
なので、私の睡眠時間を補ってくれるのは、大好きなお昼寝となる。
私自身は、人よりも睡眠時間は多い方だと思っているのだけど
毎日眠いと感じているので、主人に言わせると熟睡が出来てないんじゃないかと言う。
それはどうでもいいんだけど、今週は忙しかったこともあり
大好きなお昼寝をする時間がなかった。
水道工事の業者さんが来たこともあり、荷物の移動や
ついでに女中部屋の模様替えまでしたので、肉体的にも疲れていたのだと思う。
この程度で疲れたと言ってる、私にも問題ありなのだけど( ̄m ̄*)

なつの足のしこりもどんどん大きくなるし、明日は病院に行こうと決めていた
金曜日の晩、精神的にもいっぱいいっぱいになってたんだろうな。
これは私の言い訳に過ぎないけど、とうとうぶち切れてやらかした。

昼間の疲れもあって、金曜日の晩もテレビを見ながら眠ってしまっていた。
ふと気が付くと、10時半を過ぎていた。
リビングを覗いたら、まだ電気が点いていて義弟はテレビを見ていた。
私がキッチンのところで、立ってしばらく義弟を見ていたのだけど
私にも気がつかずに、テレビに見入っていた。

「弟くん!」

そう声をかけたらこの時も、あっ!と言う顔をしてすぐにリモコンに手が伸びた。
この行動で、10時が過ぎているのをわかっていてテレビを見ていたのがわかる。
毎朝義弟に何度も声をかけて起こしているのは私。

「私を怒らせることは、本当に平気なんだね?」

黙って立ち上がりテレビを消したけど、その間中私は怒って文句を言っていた。

「どうしていないからやっちゃえ、見てないからいいやをやるの?
 どうせまた、恵子ちゃん寝てるみたいだし、テレビ見ちゃおうって思ったんでしょ?」

私は怒っていたのだ。本当に怒っていた。腹が立ったし、ムカついていた。
だから文句を言い続けていた。
が、義弟はその私を放置、こちらを見ることもなく電気を消そうとスイッチに手を伸ばした。

「人が怒って話してるのに、電気を消すのかよ!」
「早く寝ろって言ったのは、恵子ちゃんだろっ!」
「なんだ、その言い方は?!何をふてくされてんだよ!怒ってんのは私だ!
 人が話してるのに、俺は電気消して寝るのか?独り言言ってんじゃないんだよ!」
「だって、早く寝ろってことだろ!」
「それだけを言ってんじゃないよ!だから人の話を聞いてないって言われるんだよ。
 だから何度も同じこと繰り返すんだ!どこまで私をバカにすれば気が済むんだ!」
「バカにななんかしてないよ。どうしてそう取るかな?」

そうなんだよ、義弟はバカにもしてないし、悪気もない。
私に見つかったから、早く寝ようとしただけで、単純に他は何も考えてない。
ただそれだけなんだけど、行動言動がバカにしてるように見えるんだよ。
わかっていても、こちらはすでにテンションが上がってるから
その行動言動で、さらにエスカレートしてしまうんだ。

「人が話してるのに、電気消すって行為がバカにしてなくてなんなのよ?
 目も見ないで、返事しないで、しかもしゃべってるのに電気を消そうとしたのよ。
 バカにしてると思われても、しょうがないんじゃないの?」

そう言うと、私の目を見て聞く体制にはなった。
が、こっちも怒って怒鳴り散らしてる部分もあるので、義弟の頭に残るのは
言葉尻だけ、だから話してる内容とはかけ離れた答えが返ってくる。

「弟くんは的がずれてんだよ!私はそんな話はしてない!」

怒りに任せて、いろんなことを言ったって、義弟に頭に残るわけがないんだ。

「リハビリって言ったって、公園で座ってタバコ吸ってるんでしょ?
 休憩ばかりしてるんじゃ、リハビリになんかなってないんだよ」
「俺はちゃんと歩いてるよ」
「1時間半、休憩もしないですっと歩き続けてるわけ?」
「そうだよ」
「足上げて手を振って、ちゃんと1時間半歩き続けてるの?休憩はしてないんだ?」
「休憩なんかしてないよ。ちゃんと歩いてるっ!」
「どうしてそういう嘘をつくの?休憩してるとこ、私に何度見つかってる?」
「えっ?」
「えっ?じゃないよ。公園でも、そこの路地でも、何度も休憩してとこ見てるよ」
「えっ?場所はどこだよ?」
「私は休憩してる場所の話はしてないよ。1時間半本当に歩いてるのかって聞いてんだよ」
「歩いてるよ」
「本当に歩いてたら、なんで立つのもやっとなの?なんで紙おむつしてんの?」
「・・・・・」
「結果が出てるじゃないの。筋力がどんどん衰えてるよ」
「いや、俺は筋力が付いたと思ってるよ」
「はい?どこに?」
「だって、あの道を歩いて、あの坂のところを行って、あのあたりを通って・・・」
「悪いけど歩いた道のことなんか、私は聞いてないけど?」
「えっ?」
「何の話をしてるの?私はどこに筋力が付いたんだって聞いてるの?
 だから話の的がずれてるって言われるんだよ」
「・・・・・」

義弟は自分で筋力が付いたと思ってるらしいんだな。
こうやって自分の言った事や、義弟の行った事を冷静に分析すれば
義弟がなぜそう言うか?なぜああいう行動を取るか?
全部わかってることなんだけど、人間が練れてないから
カッ!としてるときは、これは言ってはいけないとわかっていて
言ってはいけないことまで、怒鳴り散らしてしまう。

「弟くんだって、早くここを出て行きたいって思ってるだろうけど
 私だって、早く出てってもらいたいよ。本当なら、もう放り出したい気分だよ」
「・・・・・」
「自分のこと客観視してごらんよ。立つのもやっと、おしっこウンチも漏らしてオムツして
 何度同じこと言っても忘れちゃうし、周りに気遣いもない」
「・・・・・」
「そんな状態で、、一人暮らしも仕事復帰も無理なの!他人に迷惑がかかるんだよ!
 だからしょうがないから、ここに置いとくの!ここに置いとくしか、しょうがないんだよ!
 どうせまた明日も起きれないんでしょ?もう寝れば?」

ここまで言ってしまう私って、鬼畜か?
女中部屋に戻ってから、今度は自己嫌悪で眠れなくなった。
昨日の朝も起きれない義弟、お布団のたたみ方をまた説教したのだけど
どうしても言い方が強い口調になってしまう。

「恵子ちゃん、今日はどうしたの?なんかおかしいよ?」

要するにこういうことなのだ。
義弟の頭の中では、前日のことは記憶の引き出しの奥底にしまわれ
こちらがキッカケを与えないと、思い出さないし、完全にこぼれる場合もある。

今朝主人に↑の話をした。

「お前が言ってスッキリするなら、それでいいじゃねえか。
 どうせ憲児の頭の中では、スルーしてんだろ?」
「まあ、そうだけど」
「気にすることはねえよ」

でも義弟を傷つけただろうと言うことよりも、こういうことを言ってしまう
自分の人間性に対して、自己嫌悪を持つのだ。

「そう思って当たり前だし、そう思わねえ方がおかしいよ。神様仏様じゃねえんだから」

なつは昨日病院で、再発が確認され、急遽抗がん治療となった。
結果はまだわからない。

「憲児のことよりも、なつのこと考えろよ」

そうだな、凹んでる時間はないってことだ。。。



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気遣い。。。

2008.04.24 (Thu) 義弟との日々の出来事

義弟の季節は、どこで切り替わっていくんだろう?
これは毎年、この時期になると考えてしまうことだ。
夏から秋、冬に変わる頃は、だんだん寒くなるので
早うちに冬支度が始まっても、わりと流してしまうのだが
冬から春、そして夏になる頃は、この時期初夏の陽気といわれる日がある。
けど、義弟はつい2.3日前まで、冬用のジャンバーにマフラーまでしていた。
さすがに20度近い陽気の日には、

「この陽気に、マフラーまでしてたら、人から見てみっともないよ」

そう言ってから、マフラーは外すようになったけど
冬用ジャンパーは今日も着て出かけた。
その下は、長袖のポロシャツにトレーナーまできている。
私は肌着代わりのタンクトップと薄い長袖のTシャツ。
それでも動けば、汗ばむというのにね。
家に戻ってくると、冬用ジャンバーを脱いで、フリースを着る。
まあ、日が落ちれば外は肌寒くはなるけどさ。
かと思うと、突然朝から半袖のポロシャツ1枚で登場するときもある。
何がきっかけで、どう切り替わるのか?摩訶不思議でござる。

最近義弟には、毎日の生活を順番どおりに行動することと
スケジュールどおりに行動すれば、それが周りに迷惑をかけず
人に気遣いすることにつながるということを、毎日言い聞かせている。
共同生活をしていることも意識するように言い続けている。

反省文も、朝起きるために早く寝るのではダメだと言うことに
やっと気がついたらしく、目覚ましを手の届かないところに置くと書いてあった。

その翌日朝は、私がわんこのお散歩から戻った6時15分過ぎにトイレに起きてきた。
朝からお腹が痛いのか?なかなかトイレから出てこない。
トイレから出てくれば、洗面所で手を洗うだろうと思い
このところ忙しくて、スポーツセンターに行ってないし
朝からシャワーを浴びようと思っていたけど、義弟がトイレから出るのを待っていた。
が、6時40分を過ぎても出てこないので、先にシャワーを浴びることにした。
私のシャワーはカラスの行水なので、15分ほどで出てきた。
7時になる少し前、和室の様子があまりにも静かなので開けてみると
しっかりお布団を被り、2度寝開始の義弟がいた。
黙っていられる私じゃありません!

「弟くん!時計見てるの?何時にトイレから出てきたのよ!2度寝してる場合か!」
「・・・は~い」
「目覚ましが鳴ってても止めて寝るし、トイレに起きてきてて時間も過ぎてるのに
 またお布団に入っちゃうし、反省文に書くだけじゃ意味がないの!」

起き抜けにいろいろ言っても、頭に入るわけもない。
とにかくリビングに出てきてからの説教タイムとなった。

我が家はマンションの5階、4階のお宅で水漏れがあり
そのため火曜日に、業者さんたちが我が家の水回りを点検しに来ることになっていた。
10時の約束だったので、その前に義弟をリハビリに出した方がいいだろうと思い
早め早めに声をかけていたのだけど、このところ義弟のトイレの時間が長く
業者さんも10時前に来たので、点検が始まってからリハビリに出て行くことになった。
4人ほど来ていたし、流し台や洗面所の下の荷物も出すように言われたので
玄関に行くまでの通路が、乱雑になってしまった。
業者さんがこのマンションの配管などが書かれているらしい雑誌を
その通路の端に置いてあった。折り目も付いてなく、きれいな物だった。
転ばれても困るので、監視をしながら声もかけつつ後ろを付いて歩くことにした。

「荷物が置いてあるんだから、足元注意して力入れてしっかり足を上げて歩きなさい」
「は~い」

と返事だけして、その業者さんの持ってきた雑誌、足を引きずっているから
ぐちゃっと折り目まで付けて、思いっきり踏ん付けて通り
何事もなかったかのように、黙って玄関に出て行こうとした。

「なんでわざわざ本を踏むの!気をつけろって今言ったじゃないの!
 本を踏ん付けるバカがどこにいるんだ!自分の物ならまだしも、人の持ち物だよ!」

そう怒鳴ったけど、業者さんもいることだしその後謝るかとも思ったが
黙って返事もせず、こちらを見ることもなく、いつものように出かけて行った。
業者さんは特別嫌な顔もせず、謝る私に「大丈夫ですよ」と言ってくれたし
突っ込んだ話も聞こうとしなかったけど、変な人だと思っただろうな。

トイレ・お風呂に水漏れはなく、洗面台の下が少し漏れていたようだけど
これはねじを締め直すことで解消され、トイレの前の物置の中にも配管があるけど
こちらも点検したいと言われたけど、とにかく荷物が入っているし
彩佳の部屋のクローゼットの中の配管が原因らしいということで
クローゼットと物置の中の荷物を全部出しておいてほしい言われ
25日にもう一度、点検することになった。

業者さんも帰り、しばらくして義弟も帰ってきた。
ここからまた説教タイム。

「お義母さんに、本は踏んじゃいけないって教わらなかった?」
「教わったよ。だけどそんなのは、教わらなくてもわかってることだろ?」
「わかってることなのに、なんで踏んだのよ?」
「・・・・・」
「足元注意して歩けって言ってるそばから、踏んだじゃない。人の言うことを聞いてない証拠だよ」
「業者がなんか言ったのかよ?」
「あのね、弟くんはいつもこうやって注意すると、向こうの人が何か言ったのか?って聞くけど
 そんなのは関係ないでしょ。常識として話をしてるんだよ」
「・・・・・」
「下に置いてある荷物や物や本なんかを、踏ん付けて通るって間違ってない?」
「間違ってるよ」
「でも弟くんは、それをやって謝りもしないで、出かけちゃったよね?」
「・・・・・」
「業者さんは何も言ってないけど、おかしな人だと思われてるよ」
「・・・・・」
「いちいち考えて行動しなさいよ」

人の目をやたらと気にしたり、ナルシストなところもある義弟だけど
羞恥心が欠落してたり、注意欠陥もあるから、アンバランスなことになるんだろうな。

昨日の反省文には、毎日仕事をしていると思って行動すると書いてあったので

「こんなことは、もう何年も前から私が言ってることだよね?」
「アハハ・・・そうだけどさ~」
「笑い事じゃないの!反省だけなら猿でも出来るんだよ。行動しなくちゃ意味がないからね」
「は~い」

が、今朝も起きれず。
手の届かないところに目覚ましを置くと、自分で対策を考えていても
寝るときには忘れて、枕元に置いて寝るんだろう。
このところ目覚ましは5時半ごろから鳴っているけど、私がわんこのお散歩から戻る頃には
1時間が過ぎているから、目覚ましも止まってしまっている。
和室を開けると目覚まし時計は、いつも義弟が抱え込んで寝ているもんね。

リビングに出てきたのは、もう7時半を過ぎていた。
で、リビングに出てくるときに、なぜか髭剃りを持って出てきた。

「弟くん、髭剃りはご飯食べて薬を飲んでから!順番を変えないの」
「どうして?ダメ?」
「ダメ!順番変えると、お薬飲んだか忘れるでしょ。だから言ってるの」
「は~い」

昨日は、知り合いからたけのこや木の芽、天然物のふきなどをいただいていて
たけのこは前日に茹でてあったし、旬の物三昧の昼食を父にも届けようと思い
朝からキッチンで、お料理開始となっていた。
私がキッチンにいたから、義弟なりの気遣いをしたのかもしれないが
これこそが余計な気遣いになるのだな。
義弟の行動を見ながら、義弟がキッチンを使う時はその場を外すよう考えて行動する。
朝食が終わったので、そろそろ片付けに入るだろう思い、キッチンから出たら
大家さんから、水道工事のことで電話が入った。
朝起きれなかったら、コーヒータバコは後回しとなっている。
電話が終わる頃には、片付けも終わるだろうと思っていたのだけど
予想外のことをしてくれるのが、義弟だからね。
電話が終わって、リビングを見ると、こちらを気にしながら、まだ座っていた。
なんだか行動が怪しいので、キッチンに戻ってみたら、義弟は片付けもしないで
暢気にタバコを吸っていた。なるほど。。。

「人の行動気にしながら、なんでタバコ吸ってんの?」
「・・・(ニヤニヤと笑ってる」
「恵子ちゃん、電話してるしタバコ吸っちゃおうって思ったんでしょ?」
「・・・・・」
「見てないからやっちゃえって思ったんだよね?だから私の行動が気になるんでしょ?」
「・・・・・」
「時計見てるの?もう8時半になるんだよ。遅刻しておいて、暢気にタバコなんか吸ってるな!」
「は~い」
「朝からキッチン仕事してるって、わからない?弟くんがキッチン使うだろうと思えば
 場所を開けてるんだよ。そういうことも考えながら行動してるの。
 もう終わった頃だろうと思って来てみれば、暢気にタバコ吸って、結局弟くんが
 キッチンを使ってる間、私は待たなくちゃいけないじゃないの。
 だからスケジュール通りに行動しろって言ってるの。それが人に迷惑をかけない
 気を遣うことにつながるんだって、何度も言ってるじゃんよ」
「・・・・・」
「みんな時計を見て行動してるの。人の行動見て、自分がどうしようか考えたりもしてるの。
 弟くんはそれが出来ないでしょ?だからスケジュールがあるんじゃないの。
 さっさと片付けて、薬飲んで、次の行動に移りなさい」

その後またしても長いトイレタイムとなり、洗面ハミガキが終わったのは9時半を過ぎていた。
9時40分には、リハビリに出かけるための準備開始時間となっている。

「時計見なさいよ。もうコーヒー飲んでる時間はないからね」
「は~い」

と答えたので、準備に入るかと思ったけど、言葉が足りなかった。
女中部屋で一服して戻ると、義弟も座ってタバコを吸っていた。

「あのね、弟くん。私は10分前行動しなさいって意味で、コーヒー飲んでる時間はないって
 言ったんだよ。時計見てる?今何時になるの?」
「あ・・・9時40分」
「もう過ぎてるじゃん。時計見なさいって、さっきも言ったよね?」
「・・・(それでもタバコは吸い続ける)」
「話し聞いてる?タバコ消して、出かける準備をしなさい!」

で、またまた長時間トイレに入り、10時過ぎに出かけて行った。

最近義弟が、どこででも平気で屁をする。
出物腫れ物所嫌わず、だから別にいいのだけど、どこででもするのだ。

「失敬!」

屁をこいては、この一言が出るのだけどね。
昨日はキッチンで料理をしている私の真横でも、平気で屁をしたので

「弟くん、デリカシーってない?」
「えっ?」
「私は弟くんの女房でも母親でもないよ。別に屁をしちゃいけないとは言わないけど
 真横でするのはやめてくれないかな。不愉快になる」

嫌なものは嫌だと、ハッキリ言うことにしているから、不愉快と言ったのだけど
それでもどうやら屁が出てしまうらしい。
これってもしかすると、肛門の筋力も落ちてるってことかもしれない。
排尿排便も我慢が出来ないから、お漏らししちゃうんだろうな。
どうやら昨日は、便もゆるかったらしいのだ。

父に昼食を届けると電話をしておいたので、時間に間に合うように
準備をしていた私、11時20分過ぎに土鍋のたけのこご飯も出来上がったので
持って行く用意をしていたところに、義弟が帰ってきた。

「弟くん、まだ1時間半経ってないよ」
「えっ?あ・・・トイレに入りたいんだ」
「ちょっと実家に行って来るから、トイレから出たらもう一度行ってきなよ」
「えっ?もう一度?」
「時間が足りないんだから、当たり前でしょ」
「は~い」

ジャンパーを脱いだ義弟が、トイレに入った後、私は実家に歩いて向かった。
朝から何も食べずにお料理をしていたので、帰ったら食事をしようと思いながら
30分後、実家から戻った私。
キッチンまで来てものすごい匂いと、リビングを見て泣きそうになった。
脱ぎ捨てたGパンと、便が漏れてる紙おむつがリビングに放置されていたため
部屋中がその匂いで充満していて、その紙おむつの匂いをわんこが嗅いでいる。

「弟くん!何やってんの?なんなの、このだらしなさは!」

和室にいた義弟は、家用のスウェットに履き替えているところ。

「何なのよ!これは?ここに彩佳が帰ってきたらどうするのよ!」
「・・・・・」
「部屋の中がすごい匂いなの、わかってる?こういうことしてたら、部屋がこの匂いになっちゃうの」

わんこを移動させて、すぐに部屋中の窓を全開にしながら、なんだか泣けてきた。

「今片付けようと思ったんだよ」
「うんち漏らしてるおむつを、リビングに放置しないでよ!
 トイレの隅に置いとくなりすればいいでしょ!もう~、勘弁してよ~!」

前回はトイレの中もひどいことになっていたので、トイレを確認したけど無事だった。
ゴミ箱の中も、うんちだらけにされてしまったし、義弟が片付けるのを待っていられない。
ビニール袋を数枚使って、匂いが漏れないように片付けた。

「おしっこを漏らすことも、うんちを漏らすことも、恥ずかしいことなんだよ。
 みっともないことなの。それを放置するなんて、間違ってることなんだよ。わかってるの?」

怒鳴りつけながら、リビングでこのおむつを脱いだ後
汚れたお尻はちゃんと拭いたのか?
そんなことを考えて、近い将来寝たきりにならなくとも
下の世話をしなくてはいけない日が来るような気がしてきた。

「Gパンは汚してないの?」
「Gパンは平気」

そういう意味では、紙おむつをしていて良かったと思う。
で、そのGパンを片付け始めた。

「足りない分のお散歩はどうしたのよ?」
「えっ?もう行かないよ」
「時間が足りないって言ったでしょ?トイレが終わったら行くって言ったじゃない」
「えっ?あ・・・ちゃんと行くよ」
「行くよって、もう着替えちゃってるじゃん。Gパンも片付けてるし」
「俺の行動見ててよ。ちゃんと行くから」

ちゃんと行くからって、時間はもう12時を過ぎている。
またトイレに入った義弟が、出てきたのは12時半近く。
お腹が痛いわけではなく、単純に便がゆるかっただけみたい。
やっぱりここでも、筋力が落ちていることの結果が出てきてるのだろう。
トイレから出てきても、出かける様子のない義弟。もう忘れてしまったらしい。

「足りないリハビリは?」
「えっ?」
「もうこの時間に出かけても、帰ってきたらすぐに午後のリハビリの時間になるよ。
 午後は2時間歩いてきなさいよ」
「は~い」

夕方のわんこのお散歩に間に合って帰ってきた主人に、この話をした。
寝たきりになったら下の世話が大変だからと、リハビリ時間を延ばしたりしているが
外に出るだけでほとんどを公園で座って過ごし、筋力が付くようなリハビリをしてるわけじゃない。
義弟の身体はどんどん衰える一方だ。
寝たきりにならずとも、下の世話をする日が来ると覚悟を決めるよりしょうがないだろう。

反省文を書いた義弟。

今日は脱ぷんをして恵子姉さんにムチャクチャ叱られた。
本日も7時に出てこれなかった。明日は工場に行くと思ってトライしよう


「あのさ、私はうんちを漏らしたことを怒ったんじゃないの。
 漏らした紙おむつを放置してあったから、怒ったんだよ。そこ間違えないでね」

そしてその下に、なにやら数字が書いてあり、計算がしてあったので

「何これ?」
「バスと電車代なんだけど、明日もらえるかな?」
「どこに行くの?」
「明日、工場に行こうと思って」
「工場に何しに行くの?連絡してあるの?」
「いや、何も連絡はしてないけど、顔見せに行こうかと思ってさ~」
「連絡もしないで、いきなり行ったら迷惑です」
「だって~、そうでもしなくちゃ、朝起きれないからさ~」
「会社は仕事をするところで、リハビリするところじゃありません。
 朝起きれないからって、そのために会社を利用しないでください」
「いや、たまには顔を見せに行こうかな~と思ったからさ~」
「会社に行くのは、紙おむつが取れてからの話です。電車の中や仕事場で
 おしっこでもうんちでも漏らしたらどうするの?仕事してる人たちに、大迷惑だよ。
 会社に行きたいなら、紙おむつが外せるようになってからにしてください」
「・・・・・」
「だいたい毎日私に怒られてるのに、私を怒らせることは平気なわけ?
 毎日イライラしてる私は、どうでもいいってこと?」
「違うよ~、なんでそう取るかな?」
「だったら、私に怒らると思って、朝起きてください。会社は仕事をするところ。
 リハビリするところじゃありません。それに会社に行きたいなら、けんちゃんの許可とって」
「・・・・・は~い」

会社に行くことを許可すれば、また仕事してる人を使って
よからぬことをしようとしてるのは目に見えてる。
自分の状態を客観視できてないから、こういう発想も出るんだろうな。

ごく普通に人を気遣うことは、義弟に出来ないことはわかってる。
父親でもない、旦那でもない、子供でもない、私から見れば
同年代の男性の下の世話をするって、覚悟はしているけど
かなりの苦痛を伴いそうだ。。。

ま、先のことを考えてもしょうがないな。
今目の前の現実を、受け入れながら、対処するしかあるまい。。。

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順番。。。

2008.04.21 (Mon) 義弟との日々の出来事

義弟にとって、毎日同じ事をするということは重要なことだと
この1週間を過ごして、わかった気がする。

義弟が朝起きてから、9時までにやらなくていけないとしていることがある。
この季節になると、わんこのお散歩も少しずつ早まるので
最近は5時半には家を出るので、6時半ごろには家に戻ることができる。
なのでわんこの世話をしている途中、だいたい6時45分ごろには起こしている。
朝起きたら、布団をたたみ身支度を整えて7時までにリビングに出てくる。
お布団をたたむことと、身支度を整えることは、逆になっても問題はない。
リビングに出てきたところで、お布団がきちんとたためているかを私がチェック。
ダメな場合は、たたみ直しをさせる。
朝起きて、身体を動かし考えてお布団をたたむということで、目を覚ますため。
たたみ直しが何度か繰返される時もあるので、義弟がリビングに出てくるのは7時半前後となる。
そして朝食→お薬を飲む→髭剃り→洗面ハミガキと、ここまでを9時まで終わらせることにしている。

だけど実家から戻ってから、この順番を変える時が何度かあった。
リビングに出てきて朝食→髭剃り→洗面ハミガキ・・・で、お薬を飲み忘れてるので
私から声をかけた。
今度は、朝食を食べた後お薬の箱をテーブルの上に置いて、髭剃り→洗面ハミガキ
終わると、お薬の箱を片付けてしまった。なので、また注意した。
昨日は、起きてきてすぐに髭剃りを始めた。
その後朝食を食べていたのだけど、主人がトイレに入り洗面所に行ってすぐ

「おい!憲児!」
「あ~?」
「あ~じゃねえよ、ちょっと来て見ろ!」

洗面台の中に、剃ったヒゲを放置したままだった。

「ヒゲを剃ったら、洗面所をきれいにしておけよ!汚ねえな~、だらしねえんだよ」
「だって、メシ食ったら洗面するからその時にやろうと思って」
「メシ食うのにどんだけ時間がかかるんだよ。その間誰も洗面所使わねえとは限んねえだろ」

義弟は後で片付けるつもりだったようだ。
たぶん忘れたのだろうと思うけど、そう言っていた。

「だから言ってるでしょ。共同生活してるんだから、考えて行動しなさいって。
 弟くんがご飯食べてる間、誰も洗面所を使わないとは限らない。
 一人暮らしじゃないんだよ、共同生活してるの。だからいつも言ってるの。
 一つやったらそれを片付けてから、次の行動に移るんだよって。
 じゃないと、弟くんは忘れてしまう時があるでしょう?」
「うん、そうだよね~」
「すべてがそうなの。一度に二つのことをやらない。今やってることを、きちんと片付けてから
 次の行動をする。そうすれば片付け忘れることはなくなるでしょ?」
「うん」
「お薬を飲み忘れることもなくなるの」
「そんなことあったっけ?」
「だからそういうことも忘れるでしょ」

と、こんなことが続いたので

「弟くん、朝起きたらまずご飯食べて、薬を飲んで、それから洗面って順番変えない方がいいよ。
 お薬飲むのを忘れちゃったりするんだから、後ではダメなの、必ず忘れるんだから」
「うん、そうだね」

毎日同じ流れで、同じ行動をすることで、習慣化する。
実家に行ってた2週間、義弟のペースで適当にやってた結果が出たってところだろう。
やってはいけないと言って、やらなくなってたことをやり始めたり
習慣化してたものが崩れたり、想定内のことだけど
義弟のペースでやりたいようにやらせると、出来てたことが簡単に出来なくなってしまうんだな。
もっとも、元嫁のところに行ってた時のように、私との生活に支障をきたすほどではない。

何が違うのか?ちょっと考えてみた。
家にでは自分のことは自分でやっている、私自身もどこまで手を出していいかも
当時はわからなかったし、我が家のやり方もあった。
元嫁は義弟にとって、至れり尽くせりな程に手をかける。
元嫁が義弟には出来ないと判断すれば、すべて元嫁がやってあげる。
結果義弟は頼ることを覚えて、自分ではやらなくなる。その間にも

「恵子さんに、迷惑かけないようにしなくちゃダメよ」

なんぞと言い聞かされてくるわけだから、やらない言い訳が

「恵子ちゃんに迷惑かけるなって、言われたからさ~」

と、こうなる。今まで自分でやってたことをやらなくなり、私の方は
何故私がやらなきゃいけないと言う、ジレンマにも陥る。
当時は思いっきり気も遣っていたから、義弟を傷つけないように考えながら
元の状態に戻していく。やっと出来るようになった頃、また元嫁のところに出かけていき崩れる。
これを繰返していたんだな。

義父は主人と同じ。放っておく。
時間がかかろうがなんだろうが、自分のことは自分でやらせて
必要最低限のことしか手を出さない。リハビリもしないんだけど
この方が戻ってきた時に、私は楽だということがわかった。
忘れていたことを思い出させればいいのだし、リハビリは容赦なく追い出せばいい。
今は言いたい放題言えるというのもあるだろう。

いつも言うけど、義弟の気の遣いどころはいつも的外れだ。
だからなるべく余計な情報を入れないようにしたり、やるべきことを優先してもらうようにする。
が、義弟としては一応気を遣っているところを見せる時があるけど
逆に私にとって、迷惑な時がほとんどだったりする。
お風呂の換気扇を勝手に止めてしまうこともそうだけど、これだって何時に付けたから
何時ごろ様子を見て止めようとか、今日はポカポカ陽気だから窓を開けて
空気の入れ替えをしようとか、とにかく家のことは私なりに考えてやっていることなのだけど
勝手に窓を閉めたり、換気扇を止めたりされるのは私には迷惑な話なのだ。
そして、昨日はポットにお水を入れた。
これもやらないでと、何度も言ってること。
今までは浄水器が付いてる水道のお水を入れて、ポットのお湯を沸かしていた。
SANWAに通うようになってからは、無料でイオン水がもらえるので今はそれを使っている。
お湯の残量によって、義弟がコーヒーを入れたら、ポットを洗おうとか
中のお水を交換しようとか、主婦ってそんなことも考えるよね。

「ポットにお水は入れないでって、何度も言ったよね?洗おうと思ってたり
 お水の交換もあるんだから、勝手にやられると困るって言ったでしょ?」
「そうだけど、俺は気を遣ってるんだろ?」
「だから、それが逆に迷惑な時もあるんだってば。だからやらなくていいよって言ったんでしょ。
 換気扇を止めたり、窓を勝手に閉めたりするけど、家の中のことは私が考えてやってるの。
 だから悪いけど、気を遣ってくれなくていいから、自分のやるべきことだけやってください。
 人に気を遣うのは後回しでいいから、やるべきことが出来るようになってくれればいいです」
「俺は違うと思うよ。人に気を遣うって大事なことだろ」
「そうだよ、当たり前のことだよ。人に気を遣うって大事なことだよ。
 でもね、弟くんの場合は気を遣うことで、余計なことしたり時間に遅れたりするでしょ。
 私に気を遣ってくれても、私には迷惑なことが多いの。
 気を遣って迷惑がられてもつまらないでしょ。だからそれよりも自分のやるべきことやって」
「・・・・・」
「貼り紙に書いてスケジュール通りにやってくれれば、私の方はスムーズに家事が進むの。
 だけど朝は起きれなくて、私が起こしてるんでしょ。7時にリビングに出てきてくれれば
 出来上がった洗濯物だって、すぐに干すことが出来るけど、なかなか出てこないじゃん。
 ポットに水を入れることに気を遣われるより、朝ちゃんと起きてくれた方がよっぽど助かるよ。
 弟くんが時間通りにやるべきことやってくれれば、それが人に迷惑をかけない
 人に気を遣うことにつながるの。人はみんな時計を見て、時間を有効に使って生活してるんだよ。  でも弟くんは、時計を見ないじゃん。余計な気を遣って、時間に遅れてしまうことの方が
 人に迷惑をかけることになるんだよ。
 弟くんのやるべきことは、人に気を遣う前に自分のやるべきことをやる。
 その貼り紙に書いてあることは、出来て当たり前のことだよ。わかってるでしょ?」
「うん」
「私に声をかけられなくても、スケジュール通りに行動出来るようになってから
 次のステップにやっと移れるんだよ。やるべきことが出来るようになることが優先なの」
「うん」
「弟くんはやるべきことをやることが、人に迷惑をかけないで気を遣うことにつながるんだよ」
「なるほどね、わかった」

どこまで理解出来たかはわからないけど、一応こんな説教をしてみた。
言ってもわからなくても、言わなきゃもっとわからないもんね。
何度も言い続けるうちに、どこか頭の中に引っかかってくれたら
儲け物ぐらいに思っておけば、ストレスも半減されるってものだ。
しばらくは、この順番どおりに出来るよう、注意しておこう。


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この1週間。。。

2008.04.20 (Sun) 義弟との日々の出来事

義弟が我が家に帰って来て1週間が過ぎた。
水曜日、郵便局に用事があって出かけたのだけど
そこでご近所さんと会い、その方が私の側に来てこう言った。

「一応言っておこうと思ったんだけどね。この前の雨が降った日なんだけど
 お宅の弟さんが私の前を歩いてたんだけど、なんでもない平らな道で
 急にフラフラっとしたと思ったら、そのまま傘を放り投げて転んじゃんったのよ。
 私もビックリしちゃって、すぐに行って立ち上がらせようとしたんだけど力がないから
 近くにいた男の人に手伝ってもらって、やっと立ち上がらせたんだけどさ~。
 そのまままた歩こうとしたから、一度家に帰りなさいって言ったのよ~」

これは月曜日の話、私がわんこの病院から帰って来たとき
義弟も帰って来たばかりで、転んだから帰って来たと言ってたんだっけ。
人に助けてもらったことは、言わなかったもんな~。
転んでしまい立ち上がらせるのを助けると、義弟は自分で身体に力を入れない。
全部人任せにして、立たせてもらおうとするんだよね。
約55kgの体重で本人がまったく力を入れないと、立たせる方はかなりの力がいることになる。
これは私も経験してるから、私の母ぐらいの年齢の方一人じゃ絶対に無理な話だ。
その方のご主人も数年前に脳梗塞を患い、リハビリに行くように何度も言ったけど
家族の声に耳を傾けず、現在はとうとう寝たきりになってしまっているそうだ。
年齢的なものもあるから、寝たきりになるのは早かったらしい。
義弟の担当医にも、何もしなかったら寝たきりになるって言われたけど
本当のことなんだね。
この方は実の娘さんと同居しているので、何かと手助けもあるし
もちろん介護保険も使っているのだろう。
我が家の事情もある程度は、知ってもらっているので、丁寧にお礼を言った後

「家では転んでも、手助けしないんです。時間がかかっても、自分で立つことは出来るので
 もし今度そういう時があったら、私に言われたと言ってくれて構いませんので
 自分で立つように言ってもらえますか?」
「あ~、なるほど。そういうことね。私も経験してるからわかるわ。
 リハビリは自分から行動しないと、ホント家の旦那みたいに寝たきりになっちゃものね。
 わかったわ、今度見かけたら、そう言うわね」

経験者の方には、話しが早く済むのでありがたい。
やはりご近所さんには、ある程度我が家の事情や義弟の障害を知ってもらっておいた方が
何かと助けていただける。
名誉だの外聞だのプライドだの、そんなことは義弟のリハビリに不必要な物だと私は思ってるからね。
最初は義弟に同情していたと言うご近所さんも、私の話を聞いてくれる方は
理解を示してくるれ方も多くなった。
そういう意味では、いろんな方に手助けをしていただいてるのだと思う。

週の後半は、雨降りの日が続いた。
でも義弟のリハビリ時間前後になると、小雨になったり雨が上がったりで
私に言わせると、絶好のリハビリ日和だと言える。
普段は1時間半外にいても、歩くよりも座って休憩してる方が長いことはわかっている。
歩かなくても、外の空気を吸ってくるだけでもいいって思うようにしてるんだけど
小雨が降ってたり、雨上がりは座って休憩することはできない。
一服するにしても、立ったままか歩きながらということになる。
これをリハビリに利用しない手はないと思った。
前は小雨でも雨が降っていれば、階段の昇り降りだけにしていたけど
ジャジャ降りの時は別だけど、小雨の時はリハビリに出すことにした。
義弟にしてみれば、普段は休憩しながら時間つぶしをしているのだろうが
小雨が降ってたり雨上がりの時は、歩き続けることになるから
義弟の感覚としては長いと感じるみたいで、大抵が1時間しないで一度帰ってくる。
それを私も時間が足りないと言って、容赦なくまた追い出すことにしている。

「だって~、恵子ちゃん。フラフラして危なっかしい」
「どうして?いつも1時間半歩いてるんだよね?」
「歩いてるよ」
「だったら、雨上がりだって同じことでしょ?どうして雨上がりの時だけフラフラするの?」
「・・・・・わかったよ、行ってくればいいんだろ~」
「危なっかしいと思うなら、自分で注意しなさいよ。ちゃんと足を上げて歩くの」
「わかってるよ」
「足を引きずってるから、引っ掛けて転ぶんだよ。よく考えて歩きなさいね」

今週もこんな会話を何度かした。
リハビリに出てから、雨が降り出したときもある。

「雨が降ったから帰って来たのはわかるけど、時間の足りない分どうするの?」
「えっ?・・・」
「階段の昇り降り、5回くらいしてきなさい」
「えっ・・・・・・・は~い」

出かけては行くけど、本当にやってるかどうかの確認はしてない。

「恵子ちゃんの言いつけどおり、やってきましたよ。これでいいんでしょ?」
「私に言われたからやってるの?」
「そうじゃないけど・・・」
「言いつけどおりやったとか、命令されたからやってるとか、そんな気持ちでやってるなら
 リハビリになんかなってないよ。私に言われなくちゃ出来ないってことだもんね」
「そうだよね~、リハビリは自分のためだよな~(笑)」
「雨が降り出したから帰ってくるのはわかるよ。でも時間が足りない分、どこでフォローするか
 自分で考えて、何かするのは当たり前のことだよ」
「そうだよね~。自分のためだもんね~」

わかったようなことは言うけど、言われたからやってるだけなんだよね、きっと。。。

金曜日、義弟がお風呂に入る日。

「恵子ちゃん、兄貴どこまで帰って来てるの?」
「はい?帰ってこないよ」
「帰ってこないの?だってさ~、兄貴が帰ってくるのにお風呂に入ってたら悪いからさ~」

数年前主人に怒鳴られたことを、数ヶ月に1度思い出すらしく時々こう聞いてくる。

「けんちゃんが帰ってくるときは、私の方から言います。弟くんは余計なこと考えなくていいから
 スケジュールどおりに行動してくれればいいよ」
「わかったよ!とっとと入ればいいんだろ!」
「そういうこと!」

で、相変わらず1時間以上経ってお風呂から上がった義弟。
トイレに行こうと思ったら、廊下のところになんと使用済みの
しかも濡れてる紙おむつが、無造作にポイと置かれていた。

「弟くん、この紙おむつはなに?家には思春期の娘がいるって言ってるでしょ!
 共同生活してるんだから、少しは気を遣いなさい。弟くんはどう思ってるかわからないけど
 紙おむつをしてるって言うことは、恥ずかしいことなんだよ。匂いだってあるんだから
 堂々とこういうことしないで!不愉快になるでしょ」
「あ~」

しばらくしてから

「恵子ちゃん」
「なに?」
「俺が考えなしだったよ。気をつける」
「はい、気を付けてください。共同生活してるってこと忘れないで」
「うん」

たまには、こんな素直な日もある。
義弟の気の遣いどうころは、我が家にとってはいつも的外れだ。

そうそう、父の脳神経内科Ⅰ先生を受診した時のこと。
8時半の予約時間だったけど、先生が外来に来たのは9時に近かった。
いろいろな話をしてる中で、Ⅰ先生が

「僕はね、朝7時には病院に来てるんですよ。入院患者のカンファレンスをするんだけど
 結構時間がかかってしまってね、外来の8時半に間に合わない時があって
 お待たせしちゃうこともあるんで、申し訳ないんですがね。
 本当にいろいろな症状の人がいてね~、毎日すごい人数の入院患者いるんですよ」

なんとなく、いろいろな症状の人がと言う言葉が私の中で引っかかり

「先生、高次脳機能障害って、脳神経内科になるの?それとも外科になるんですか?」

と聞いてみた。

「僕ね~、実は高次脳機能障害は専門なんですよ」
「え~っ!?」

驚いた!こんな偶然があるんだな~。。。

「脳のどこに傷がついたかで症状が違うから、本当にいろんな人がいるんだよ」
「義弟は脳腫瘍からだから・・・」
「あ~なるほどね~」

で、義弟の時計の見方について聞いてみた。
文字盤を使うと逆回りしてしまったり、足し算引き算をする時もあるというようなこと。

「それはね~、まずは物がどう見えてるかって言う検査をするんだよね。
 通常とは違う見え方をしてる場合があるからね」

そう聞いて、なんだか思いっきり納得してしまった。
時計の仕組みがわかってないだけじゃなく、もしかすると見え方も違ってる場合もあるってことか。

「自己流でリハビリしてるんですけど、わからないことがあったらお聞きしちゃお」

そう言ったら、Ⅰ先生は笑ってた。
義弟の担当医じゃなくて、父の担当医だっちゅうの(≧m≦)

でもどういうめぐり合わせなんだろうと思う。
本やネットにばかり頼ってきたけど、専門の先生の話を聞くのも大事なことだと改めて思った。
思ったけど、義弟がこの障害のための検査をすることはないと思う。
だから結局のところは、今までと同じ私の自己流リハビリが続くんだろうな。
こちら側の都合ではあるけど、時にはお知恵を拝借しちゃおうなんて
ず~ず~しく思ったりもしている。

この1週間で、新たにわかったこともあった。
それは次に書こうと思う。



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父の診察

2008.04.19 (Sat) 父の看護日誌

15日火曜日は、K先生の診察日だった。

血圧 114-64 58

特別問題もなく、診察も日常のことなど聞かれて、何事もなく終わった。
父は超音波検査で、腎臓に石があることが確認されている。
そろそろ1年が過ぎるので、早めに超音波検査をしておきましょうと言う事で
次回の診察後の日付だったけど、先に予約を入れてくれた。
これも腹痛もなく、今のところは悪さもしてないようだけど
定期的な検査は必要になってくるのだろうな。

K先生 次回診察日 5月27日
     超音波検査 6月14日 8:45



17日木曜日は、Ⅰ先生の診察日。
手や足など、硬くなってないか?などの確認をしていた。
手の指は特に、伸ばすようにしておかないと、曲がった状態で固まってしまうこともあるらしい。
デイサービズに行くと体操をしていて、それを家でもやっていると伝えると褒められていた。
6月14日にK先生のところで、超音波検査をすることも伝えておいた。
Ⅰ先生の診察も、特別問題なく終了。

Ⅰ先生 次回診察日 7月10日 8:30


反省文。。。

2008.04.15 (Tue) 義弟との日々の出来事

「恵子ちゃん、書けたから見て」

義弟がそう言うので、反省文を読んでみた。

今日の反省 なぜか実家ではリハビリは苦ではなかった
のに 横浜に戻ってからきつく感じた 日に2回リハで久しぶりに両足が
※午前のリハで1時間も不足して終わらせた     筋肉痛になった


まずはノートの行の使い方。。。どうしてこんな書き方になっちゃうのかな?

「こんなノートの使い方ある?両足が※午前のって普通は読むでしょ」
「アハハハ、そうだよね~」
「笑い事じゃないよ。こっちは真剣に話してるの」
「・・・・・」
「こんな書き方はダメ!誰が見ても読めるように書きなさいって言ったでしょ?」

と言うことで、書き直しをさせた。

「なんで実家で、リハビリが苦じゃなかったか、自分でわかってる?」
「・・・(首をかしげる)」
「弟くんが、自分のやりたいようにしかやってないから苦痛じゃないの」
「え~っ!だってヒコベエまで、坂道なんだよ。往復で40分かかるのに」
「ヒコベエまで40分もかける方がどうかと思うけど?坂道って言ってもあの程度だよ。
 あれがきついというなら、そういう身体に問題ありだと思うけど」
「・・・・・」
「それに40分って言うけど、1日に1回40分だけ歩いてたわけ?」
「そうじゃないよ」
「午前と午後2回行ってたの?」
「行ってたよ」
「1時間半ずつ、合計で3時間は歩いてたの?」
「歩いてたよ」
「じゃあ、ここに日に2回久しぶりで両足が筋肉痛になったって、どういうこと?」
「えっ?あ・・・」
「毎日2回1時間半ずつあの坂道を歩いてたんでしょ?だったらこの辺に坂はないよ。
 平坦な道だけなんだから、本当に歩いてたなら筋肉痛にはならないと思うけど?」
「いや・・・」
「ほらね、だから弟くんの言うことは、信用できないって言うの。
 弟くんを見てれば、実家で何をやってたかわかるんだよ。
 1日に1回だけ、ヒコベエにタバコを買いに行ってただけでしょ?」
「・・・・・」
「その程度しか身体を動かしてないんじゃ、筋力だって落ちるよ。立つのだってやっとじゃん」
「そうかな~?俺はそうは思わないけど」
「自覚がないの?もっと自分を客観視した方がいいよ、弟くん」

こんな風になるのも想定内のことだから、別にいいんだけどね。
それでも朝は、いくらか進歩がある。
今朝も6時45分には起きて準備が始まったけど、トイレに行ったりすれば
7時にリビングに出てこれるはずもない。
私が起こす必要がないだけ、いいんだけどね。

今日は父のK先生の診察日だったので、8時10分前に家を出た。

「弟くん、私がいなくても時計見て、ちゃんと時間通りにやりなさいよ」
「どこ行くの?」
「さあ~、どこに行くんでしょうね?」
「どうせ、トレッサでしょ」
「だから時間見てるかって言うの!この時間にトレッサは開いてない!」

普段時計の計算は出来ないけど、どこに行くかでどれくらいで帰って来るかは
判断することが出来るのがわかってからは、あえてどこに行くかは絶対に言わないことにしている。

家に戻ったのは、11時少し前。
父を家まで送った時に、義弟が歩いているのが見えた。
片付けも終わった11時15分過ぎに、義弟が帰って来た。
10時に家を出たとしても、11時半までのリハビリだ。
私がいないのに、10時に家を出たとは思えないけど

「まだ11時半になってないけど?」
「トイレだけ行かせて」

そう言ってまたトイレに20分こもり、また出かけて行き12時20分過ぎに帰って来た。
その後も居眠りタイムが始まり、今日も今日とて日中は寝てばかりだった。

「眠いなら身体を動かしなって言ってるでしょ。だから実家で何してかわかるって言うの」
「・・・・・」
「ヒコベエにタバコを買いに行く以外は、座椅子に座ってテレビ見ながら居眠りしてたんでしょ?」
「・・・・・」
「家にいたときは、居眠りもしなくなってきてたのに、サボった結果が出てるんだよ」

もう一つ、やるなと注意してやらなくなってたことを、実家でやってたんだろうね。
帰って来てからも、やるようになったことがある。
ゴミが出ると、義弟はいつもポケットに入れていた。
タバコのビニールや紙の部分、お風呂上りに使った綿棒やティッシュなどを
ゴミ箱に捨てに行くのが面倒だと、いつもポケットに入れて捨てるのを忘れる。
ビニールやただの紙ならまだいいけど、ティッシュは洗濯物が悲惨な目に合う。
ポケットの中身を確認しない、私もズボラだとは思うけど・・・(^m^*)

「ゴミが出たらいちいち捨てに立ちなさい。それだって、立派なリハビリなんだから」

何度も注意して、やらなくなっていたんだけど、実家でやってたんだろうね。

「実家でポケットにゴミを入れてたんでしょ?だから家に帰って来てもやるんだよ。
 だから言ってるの。実家で何をしてたか、弟くんを見てればわかるって」

義弟はいつものように、笑っている。
お布団もそれなりにたためるようになってたけど、また出来なくなっちゃしね。
これもまた、一から教えている最中だ。
自分のリフレッシュ休暇を取ると言うことは、こういうことでもあるんだな。

今日の反省文は、こんなことを書いていた。

脳腫ようの再発かと思っていたけど 単なるべんぴのようでした
明日からは1時間30分のリハができるような気がしています
相変わらず布団のたたみかたがなってなかった


なるほど、「出ない」と言ってたのは、便秘のことだったんだな。
2週間ほとんどを座椅子で、だらしなく過ごして、運動らしきこともしてなかったから
便秘をしてたんだ、だからトレイも長かったのか。。。
だけどそれがなぜ腫瘍の再発になったんだ?
まあ、いつものように病気のせい障害のせいにすれば、自分は楽なんだろうな。

今日は夕飯の支度を始めるのが、遅くなってしまった。
6時半に出せそうもなかったし、今日はお風呂の日だから7時過ぎて食事を出したら
8時にお風呂が間に合うわけがない。

「弟くん、先にお風呂入ってくれる」
「えっ?なんで?」
「ご飯が7時過ぎちゃうと思うから」
「だから、なんで?・・・文句を言わずに、私の命令に従えと。そういうこと?」

これにカチンときてしまった。

「7時過ぎて食事を出したら、8時にお風呂に入れるの?」
「えっ?」
「どう考えても、入れないでしょ。だから先にお風呂に入ってって言ったの。
 私は命令したことは一度もないよ。我が家のルールに従ってくれとは言ったよ。
 やるべきことをやれとも言ったし、出来て当たり前のことを、出来るようになれとも言った。
 だけど、それを命令と思って行動してるなら、リハビリにもなにもなってない。
 誰かに言われなきゃ出来ないってことだよ」
「いや~、そういわけじゃないけどさ~(笑)」
「さっさと入ってきてよ」

まったく、毎度のことだけどイラッとするわ。
このやり取りをしたのが6時15分過ぎなだけど、食事の支度も終わって
義弟がお風呂から上がってくるのを待ってるところ。
6時30分前にはお風呂に入ったのだけど、現在7時30分を過ぎるとこ。
まだ義弟はお風呂から上がってこない。
いったいどこをどう、丁寧洗ってるのか?
お風呂が長いわりには、お風呂上りも匂いが消えないのはなぜか?
果てしない疑問だな~(*⌒m⌒*)ぷっっ♪



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ボケまくり。。。

2008.04.14 (Mon) 義弟との日々の出来事

今朝の義弟は、朝からボケまくりだ。。。

昨夜いろいろ言ったからか?
今朝は7時10分前に和室を開けたら、お布団をたたみ終わったところ。
それから着替えて、リビングに出てきたのは、7時15分過ぎ。
私が起こす前に起きたのだから、上出来と言っていいと思うけど
その後すぐに朝食の準備に入ったので、ここまでは順調だった。

今日は朝から雨が降っていたので、私は和室に洗濯物を干していた。
昨日義弟が、実家で洗濯してもらった物が生乾きだったらしく
スウェットとトレーナー、靴下1足が干してあった。
乾いていたので、食べ終わったら片付けるように言ってお布団の上に置いた。

朝食を食べ終わったのが、8時過ぎ。
和室にお薬を取りに行ったのかと思っていたら、洗濯物を片付けようとして
靴下を持って、首をかしげていた。
何が不思議なのかな?と思いつつ、私も家事をこなしていたのだけど
その靴下が、洗濯が終わって空になった洗濯籠の中に入っていて
そのまま、またいつもの場所に座ろうとした。

「弟くん、この靴下実家で洗ってもらったんじゃないの?」
「違うよ。1度履いたんだよ」
「履いた靴下を、干しておいたの?」
「えっ?干す?」
「昨日自分で、干したんじゃないの?」
「えっ?そうだっけ?」
「そうだっけ?って、よく思い出して。ここに干したでしょ?」
「いや、1度履いてるよ」
「昨日履いてた靴下は洗濯したよ。いつ履いたの?」
「・・・・・(首をかしげて)・・・・・あれ?いつだっけ?」
「しっかりしなさいよ!脳みそ2週間も休ませてるから、そういうことになるんだよ」

あきらかに洗濯してあるものなのに、どこでどう摩り替わるのか?忘れるのか?
その後も洗濯物をたたむのを忘れる、お薬を飲むことも忘れて
一服タイムに入ろうとしたので

「お薬飲んだの?」
「えっと・・・飲んだ」
「飲んでないでしょ!一服してる時間はないよ。次の行動に移って」
「・・・・・薬飲んでないんだっけ?」
「本当にしっかりしてよ!よく考えないさい!」
「飲んでないんだっけ?・・・」
「飲んでないよ。今靴下を洗濯籠に放り込んだだけでしょ?」
「・・・・・あ~、そうか・・・」
「洗濯物も片付けてないし、のんびり座ってる時間はない」
「そうだよね~(笑)」

なんだか今日は、ずっとこんな調子だった。
今日はわんこの病院の日だったので、義弟がハミガキを始めたのを確認して

「弟くん、病院に行ってくるけど、貼り紙ちゃんと見て行動しなさいよ」

そう声をかけて、8時45分には家を出た。
狂犬病の注射が始まったせいか?病院は混んでいて家に戻ったの11時過ぎ。
雨は止んでいた。
玄関に濡れた傘が置いてあったので、雨の中一応リハビリには出たようだけど
1時間半と言ってあるし、雨も止んでるのに帰って来てしまったようだ。

「1時間半経ってないでしょ?」
「だって~、転んじゃったんだもん」

着替え終わってはいたけど、その泥だらけのズボンは和室に放置したまま。

「だから言ってるじゃん。サボった結果が、そうやって出るんだよ」
「サボッてないよ。実家でもちゃんとやってたよ」
「ちゃんとやってたのに、なんで転んだの?」
「えっ?・・・」
「今日は朝からボケまくってるし、自分でわかってる?」
「何が?」
「わかってないの?自覚がないって、そうとう重症だよ」
「アハハハ」
「笑い事じゃないってば!若年性認知症って、他人事じゃないんだよ」
「・・・・・」
「自分のやったことだって忘れちゃし、そのうち本当に家に帰ってこれなくなるよ。
 貼り紙にも書いてあるけど、弟くんが自分でやる気にならなくちゃ、ボケるんだってば」
「実家では、ちゃんとやったんだけどな~」
「ちゃんとやってたなら、家に帰って来てもできるでしょ?できないってことはやってないってことだよ」
「いや、やった」

こうなると話しが長くなるし、ガンコにやったと言い張るのはわかってるからもうやめた。

「どうでもいいけど、汚れたズボンそのままにしておかないでよ」
「そうだよね~(笑)」
「どうせ、もう行く気ないんでしょ。午後から晴れるって言ってるから、午後は2時間ね」
「は~い」

そして、居眠りタイムに突入。
今日は昼間まったく何もせず、目を離すと眠っていた。
私の方も、今朝は1時半起床だったので、義弟を気にしてばかりいたら
こっちの身体が持たなくなる、なので私はお昼寝タイム。
1時半過ぎに気が付いたときも、テーブルにうつぶして義弟はグッスリ眠っていた。

「眠いなら、身体を動かしなさい!実家でどうしてたか、そういうのでわかるんだよ」

で、女中部屋に引っ込むと、また眠っていた。2時半近くなって

「そんなに眠いなら、もうリハビリに出かければ?」
「・・・・・」
「聞いてるの?」
「聞いてるよ」
「外は晴れてポカポカしてるんだから、早めに行って朝の分も歩いてきなよ」
「は~い」

と言ってトイレに10分近く入っていた。
出かける準備が始まったのは、2時45分過ぎ。
午後からは雨も止んで、ポカポカと汗ばむくらいの陽気になった。
が、義弟はフリースの上に冬のジャンバーを着ている。

「暑いかな?」
「暑いと思いますけど・・・フリースも着てるんでしょ?外見てごらん」
「そうだよね~(笑)」

と言って、冬のジャンバーを脱いで、フリースの上に春用のジャケットを着ようとした。
ところが右手は通したけど、左手でジャンバーを持つことが出来ず
しかも外を見たり、あちこちに意識が飛んでいるから、ジャケットを着るということに集中してない。
左手でジャケットを持つ作業に、なんと10分以上の時間を使って
見ているこっちがガマンの限界、とうとう怒ってしまった。

「もう3時過ぎてるんだよ。いつまでそんなことしてんの!」

それでもあちこち見ながら、同じ作業を繰り返し。

「ジャケット着るのに、自分がどれくらい時間かけてるか、わかってるの?」
「さあ~?」
「もう10分以上、そうやってるよ。一度脱いで着直せばいいでしょ」

これでわずか数分で着ることが出来た。
自分でやらせようと思ったら、時間がかかっても見守ることが大事だとは思うけど
集中してないのもわかるし、自分のイライラの限界もくるし・・・シビレちゃうよ。

「午前の分もなんだから、5時までしっかり歩いてきなよ」
「は~い」

そう言って出かけ、私も4時過ぎにはわんこのお散歩に出かけた。
昨日は病院にも行っていたので、ショーコースのお散歩で済ませて
4時50分頃に帰宅、義弟はすでに帰っていて着替えを終わらせるところだった。

「なんで、いるの?」
「えっ?・・・(時計を見て)あ~、10分ぐらい足りないか」
「なんで帰ってくる前に時計を見ないの?恵子ちゃん、いないからいいやって帰って来たわけ?」
「そうじゃないよ」
「悪いけど、私は甘やかすつもりはないから。やるべきことはやってもらいますよ」
「違うよ」
「何が違うの?着替えてるってことは、もう行く気はないってことでしょ?」
「違うよ!トイレに行きたくて帰って来たんだよ。・・・大便の方・・・」
「うんちがしたくて帰って来たわりには、ずいぶんゆっくりだね」
「えっ?」
「うんちがしたくて帰って来たなら、普通は着替えるより何よりトイレじゃないの?」
「だって、出ないだもん」
「はっ?弟くん、自分が何言ってるか?わかってる?」
「何が?」
「うんちしたくて帰って来たのに、出ないんだったら、もう一度リハビリに行って来なよ」
「・・・・・」

返事はなし、着替えた洋服を片付け始めた。

「聞いてるの?」
「聞いてるよ」
「何かやりながら聞いてても、聞いてないのと一緒だよ。何度同じこと言ってる?」
「とにかくトイレに行かせてよ。もう一度行くつもりでいたんだから」
「あ、そう。だったら、どうするか、見させてもらうよ」

洋服を片付けて、トイレに入った義弟は、私がわんこの世話を終わらせても出てこない。
こっちもトイレに行きたいのをガマンしてたのだけど、20分近くトイレを占領された。
が、出てきてすぐにトイレに入ったけど、うんちくんが出た形跡も匂いもなし。
結局、その時思いついたことを言っただけで、トイレで休憩してたってところだ。
その後、しぶしぶ着替えて20分ほど外へ出かけて行った。

戻って着替えが終わって、時間は6時20分を過ぎていた。

「恵子ちゃん、6時過ぎてるんだけど・・・」
「だから?」
「6時だから、テレビ見てもいい?」
「感想文書いたの?反省文と対策は?」
「あ・・・いや・・・まだ・・・」
「貼り紙ちゃんと読みましたか?そこに書いてあるとおりです」

それからノートを開いた義弟。
日付とその日読む予定の本のタイトルのみ書かれていた。
これだけ出来てれば、上出来と言っていいのだけどね。

毎日同じことをやらせることの大切さが、今回はよくわかった。
習慣化すればいいのだけど、それも私の声かけも重要になる。
実家でちゃんとお薬は飲んでいたのかな?
話す内容もとんちんかんなことばかり言うし、どこか上の空みたいな感じ。
目つきさえも違っていて

「おい!こっちの世界に戻って来いよ」

って言いたくなるような、うつろな目とでも言うのかな?
2週間ダラダラと過ごした結果は、これだけ義弟の頭をボケさせちゃうのだな。
本人も身体がきついというのだから、身体の衰えもかなりだと思うわれる。

昨日帰って来たばかりだし、想定内のことだから
ぼちぼちと、だけど厳しく、やっていくっきゃないっしょ!


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帰って来た。。。

2008.04.14 (Mon) 義弟との日々の出来事

土曜日、義父から主人のところに電話が入り、出かける用事が出来たから
早めに迎えにくるようにと連絡が来た。
渋滞が何より嫌いな主人は、元々いつものように7時半には出かけるつもりでいたので
10時前には迎えに行くと伝えたらしい。
迎に来るとき紙おむつを持ってくるように言われたようだ。
16枚入りのものを一袋持たせていたのだけど、家にいるときより使用頻度が高い。
ということは、筋力も落ちているのだとすぐにわかる。
今回はケガもなく過ごせていたようだけど、雨降りも続いていたし
リハビリと言っても、タバコを買いに行く程度だったのだろう。
実家では座椅子を使っているから、そこでダラリとテレビを見て2週間過ごしたら
脳みそは動かしてないだろうし、すっかり筋力も落ちるだろう・・・そんな覚悟はできていた。

一緒に迎えに行くつもりでいたのだけど

「別にどこかに寄るわけでもないし、憲児を迎えに行くだけだから、俺一人で行ってくるわ」

そう主人が言ってくれたので、私は留守番をすることにした。
お昼ごろには戻ると言って、予定通り7時半には出かけた主人。
1時間程のんびりした後、リビングと和室を義弟仕様に変更しながら
私自身の気持ちの切り替えも、スムーズに出来たみたいだった。
掃除も済ませて、11時前には女中部屋に入り、帰ってくるのを待った。

いつもなら義弟が先に戻ってくるのだけど、昨日は主人の方が先に帰って来た。

「あれ?弟くんは?」
「タバコ買いに行った」
「タバコ代、渡してくれたの?」
「あ~」

義父にはタバコ代として、100円玉で14日分4200円渡しておいたけど
どんな風に渡していたかはわからない。
帰りの車の中では、すでのタバコはなかったらしい。

「お前、憲児の頭見たら、笑えるぞ」

そう言えば、義父がバリカンで刈るって言ってたんだ。

「憲児は笑うな!って怒ってたけど、俺は可笑しくてよ~」

いったいどんな風に刈られたんだ?
15分程遅れて、義弟も帰って来た。

「おかえり!」
「ただいま!」
「先に全部片付けてね」
「は~い」

片づけをしている義弟の後ろから髪の毛を見て、私も思わず吹いてしまった(≧m≦)
・・・と言うか、ちょっと気の毒なほどの刈られよう・・・

「ねえ、あれじゃあちょっと可哀想じゃない?床屋代出してやろうかな?」
「いいよ。どっかに出かけるわけでもねえし、外行く時は帽子被るんだから」
「そうだけど、ちょっと気の毒じゃない?」
「いいの!また伸びてきたらでいいんだよ」

主人はそう言うし、本人も何も言わないのだから、ま、いっか~。

義父は出かける用事があったので、帰りの支度をしておくように言ってあったらしいけど
主人が実家に着いて、さあ帰ろうという段階になって、やっと準備が始まった。
これに義父が、ずいぶんと怒っていたらしい。

「こんなの家ではしょっちゅうだ。何度も言わなくちゃ、やらねえんだよ」

たぶんまた二人で、結構キツい会話をしたんだろうな。
紙おむつも10日目には無くなったようで、義父が買ってきたらしいのだけど
介護用ではなく、薄手のものを買ったので、横漏れがひどかったらしく
義弟は横漏れがひどいからと言って、飲むことを控えたと言っていたらしい。

おむつをしたのは、トイレに間に合わない時の防止策のつもりだったのだけど
義弟は面倒だとおむつの中で、オチッコをするようになってしまったからね。
横漏れがひどいから飲むことを控えるのではなく、早めにトイレに行けばいいと思うのだけど
そこの判断は、やはり通常とは違うのだろう。

帰る準備をしていた義弟、テーブルの上にお薬の箱や目薬の箱などを
出しっ放しにしてあったようで、一度に二つのことが出来ない義弟は、一つずつ片付けて行く。

「これも持っていくんじゃねえのか?」
「あ~」

急ぐこともあわてることもないから、ノロノロと支度をする。
出かけなきゃいけない義父は、かならイライラした様子。
30分以上かけて支度をして、義父も一緒に実家を出たらしい。

家に戻って来た義弟の様子を見ていると、やっぱり筋力はずいぶんと落ちている。
立ち上がり方まで、違ってきていた。
背中の丸まり具合も違うし、手をダラリと前に降ろし歩くたびにブラブラと振る。
足を引きずって歩く、ゾンビ歩きも、一段とひどくなってる。
見ると黙っていられない私、さっそく怒鳴ることになる。

「身体に力入れなさい!背筋伸ばして、足も上げる!ゾンビみたいだって言ってるでしょ」
「は~い(笑)」

片づけが終わった時、すでに時間は1時半を過ぎていた。

午後3時、雨も上がっていたけど、リハビリに出る様子はない。
午前中は実家から戻ってきただけで、何をしたわけでもないし
私の方はもう、リハビリモードに入っている。

「弟くん、3時だよ。リハビリの時間」
「えっ?・・・あ~」

準備をして、3時15分過ぎ玄関に出てきた義弟が

「恵子ちゃん、今日のタバコ代ください」
「けんちゃんに帰って来たとき、もらったでしょ?」
「えっ?あれだけ?」
「あれだけって、1日1箱分しか渡せませんけど」
「そうだけど・・・」

兄貴にもらったのは、別物と思っているのか?
私が知らないと思って、あわよくばと思ったか?
こういうことの頭の回転は早いからな~(^m^*)

「1時間半しっかり歩いてきなよ」
「は~い」

と言って出かけたけど、1時間程で帰って来た義弟をいつものように
もう一度行ってくるように、追い出した後、わんこのお散歩に出た。
お散歩が終わって、落ち着いたところで

「弟くん、今日は何月何日何曜日?」
「えっと・・・・」

まったくわからなくなっていた。

「3月・・・・・ん?4月か・・・・・・・26日」
「違う!じゃあ、実家に行ったのはいつ?」
「・・・・・・・3月・・・・・・・・23日」
「今日は4月26日ってさっき言ったけど、実家に1ヶ月も行ってたの?」
「いや、違う(笑)」
「笑ってる場合じゃないよ。今日は何月何日」
「・・・・・えっと・・・・・3月20日か・・・・・」
「3月20日?」
「実家に行った日だよ」
「違う!実家に行った日も違うけど、今日は何月何日って聞いてるんだよ」

カレンダーをしばらく眺めていたので、答を出すのを待っていたけど
視線が別なところに移った。

「日付わかったの?」
「あ・・・いや・・・」

で、またカレンダーを眺める。しばらくして主人が

「お前、もう違うこと考えてんじゃねえの?」
「えっ?いや・・・」
「日付わかったのかよ。情けねえな」

ここで、これまたさっそく恵子ちゃんの説教タイムとなった。

「実家に行く前に、私言ったよね?自分で毎日日付を確認しておかないとわからなくなるよって。
 リハビリも同じだよって。実家に行ってる間、弟くんが自分で考えて、行動しなかったら
 筋力も落ちるし、日付もわからなくなるよって」
「おかしいな~、毎日ちゃんとやってたんだけどな」
「ちゃんとやってたなら、日付だってわかるでしょ?立ち上がり方だって、全然違うよ」
「そうかな~?」
「そうかな~って、自分でわからないの?」
「今日いつもと同じコース歩いて来たんだけど、なんだか身体が重くてさ~」
「だから、サボッてた結果が出てるって事じゃない」
「ちゃんとやってたよ。毎日1時間半歩いてた!」
「午前も午後も?1日2回、合計で3時間だよ。ちゃんと歩いてたの?」
「歩いてたよ」
「弟くんはいつも私の見てないところでは出来てたって言うけど、さっきだって1時間半しないで
 帰ってきちゃったんだよ。実家で出来てたのに、なんで家に戻ると出来ないの?」
「・・・・・」
「だから信用が出来ないって言うの。立ち上がるのだって、やっとになちゃって
 紙おむつだって、16枚入りのもの持っていたのに、足りなくなっちゃって
 家にいるときよりも、漏らしてるってことだよ。それだけ筋力が落ちたってことでしょ。
 結果が出ちゃってるのに、ちゃんとやってたって言われても、信用できないよね?」
「あ~、そうだよね~(笑)」

こんな反応もいつものことでござる。

「もう今日はいいけど、明日から6時半に起きて、7時にはリビングに出てきてよ」
「実家で6時半には起きてたよ」
「またそういうこと言って、毎日自分で起きてたの?お義父さんに起こしてもらってたんでしょ?」
「そうだけど」
「お義父さんの起きるのが8時だって言ってたのに、なんで弟くんが6時半に起きれるの?」
「あ~そうだよね~(笑)」

義弟自身は、義弟なりにちゃんとやっていたと思っているのか?
朝も6時半に起きていたと思い込んでいるのか?
ええ格好しいの口から出任せ、嘘を付いているのか?
こういうところの判断は難しい。
何も知らない人が聞けば、虚言癖のある人と判断されてもおかしくない。
よくよく話を聞けば、やってもいないことをやったと思い込んでるときもあるし
やったことをすっかり忘れてる時もあるのだから、障害を持った脳の回路って複雑だよ。

なにはともあれ、今日からまた始まるリハビリの日々だ。
今週はちと忙しい。。。
今日はわんこの病院があるし、明日は父の病院、木曜日も父のもう一つの病院があって
その後デイに送って行かなくちゃ。
その合間をぬって、スポーツセンターにも行きたいしな~。

すっかり怠けモードになってる義弟を、切り替えて行かないとどんどん衰えて行っちゃう。
今日の朝、起こすことになるんだろうな。。。

とにかく義弟オンリーにならないよう、声かけ運動から始めましょう!


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私はヒヨっ子。。。

2008.04.12 (Sat) 思うこと

リフレッシュ休暇も、今日で終わり。
でも今までになく、ゆったりとした気持ちで過ごせたように思う。
気持ちの切り替えがうまく出来るようになったというのは
私も少しは、成長してるんだと思いたい。
でも、自分がまだまだヒヨっ子だと思い知らされる出来事があった。

昨日同じマンションに住むご近所さんのやっている、床屋兼美容室に行って来た。
懇意にさせていただいていて、彩佳の成人式も着付けと私がセットした髪も
最後の仕上げを好意でやっていただいた。
何しろケチケチ成人式だったので、ほとんど手作りで行った。
写真も『Loft』で買った台紙に、引き伸ばした画像を貼り付けたもの。
それでも結構、いい感じに出来たのだからよし!なんだけどね。
もう3ヶ月も過ぎてしまったけど、その画像を届けにお店にお邪魔してきた。

ママ(私もそう呼んでいる)も私を「ママ」と呼ぶ。
ママは次男くんと二人で、そのお店を切り盛りし
パパのお母さん、おばあちゃんと同居している。
パパは10数年前にガンを患って以来、仕事はお店の経理をしているらしいけど
ほとんど家で過ごすことが多く、現在は高血圧や糖尿、その他で闘病中。
おばあちゃんは、糖尿病もあるが、認知症が進んでいて徘徊も時々あるし
デイサービスに出かけることを「仕事に行く」と思っているし
外面はいいんだけど、家の中ではかなりのガンコ者らしい。
パパは自分の親の、そういうところを認めたくない部分もあるらしく
おばあちゃんとケンカをすると、ママにとばっちりがくることもあるそうだ。

「お前は店に行けば見なくて済むけど、俺は毎日家にいるんだぞ」

私が主人に時々思うことを、パパがママに言っている。
でもさ、稼ぎ頭はママ一人、家にいるパパが自分の親のことくらい看てもいいんじゃないか?
なんて、他人は思う。
次男くんと二人でやっているお店、融通が利くから
ヒマな時間を利用してはママは家に戻り、糖尿のおばあちゃんとパパのための食事作りもする。

これはママの口から聞いたわけではなく、次男くんとお店をやる前に
次男くんがお店に入ることになり、お店をやめて行った男の子から聞いたこと。
実はママも、男の子二人を連れて、パパと再婚らしいのだな。
まだおばあちゃんが元気な頃は、時々この二人が家族で自宅に遊びにも来ていた。
孫が生まれたときも、パパは大喜びして、目の中に入れても痛くないほどの可愛がりよう。
でもおばあちゃんは何か気に入らなかったと見えて、みんなで飲んだりしていても

「うるさい!」

と怒鳴りつけては、和室の襖をバン!と閉めたりもしていたらしい。
だから今度は外で会うことにすると

「私を仲間外れにする」

と怒り出す始末で、どう対応していいかわからないと言ってたときもある。
次男くんはそんなママが心配で、長男くんよりも頻繁に顔を出していたらしい。
長男くんはお嫁ちゃんの実家に入ったこともあり、次男くんほど来ることはなかったようだ。
次男くんは元々公務員だったけど、ママと同じ仕事をしたいと言って
途中から美容師になったそうだ。
この辺の事情は、直接ママから聞いたことはないし
ここには書いたけど、私の口から他に漏らすことも一生ないだろうな。
おばあちゃんの認知症が進んできてからは、家に訪ねることはほとんどなく
長男くん家族もお店に顔を出すことが多く、次男くんも次男くんの自宅に
ママを連れ出すことが多くなったようだ。

この2月に、パパの弟が自宅で変死と言う形で発見されたそうだ。
警察からの連絡で知り、パパと二人であわてて出かけた。
私より二つ年上のパパの弟は、結婚はしてなかったようで
2年半前に仕事も辞めて、貯蓄で生活していたらしいがそれも底を付いていたらしく
何から何まで、持ち出しでの後処理になったそうだ。
死因は聞かなかったけど、後処理は今もまだ続いているそうだ。

「2月の終わり頃は、眠れなくてさ~、パパは頼りにならないし」

何をどうしていいかわからないパパは、全部ママにやってもらったらしい。
おばあちゃんは、自分の息子が亡くなったと言うのに、涙一つこぼさず

「勝手に死んだんだから、知ったこっちゃない」

そう言ったそうだ。
認知症がそうさせるのか?それとも、元々情がない人なのか?

知ったこっちゃない、どうすればいいかわからない。。。
それで済む人、済ませられる人はいい。
だけど誰かがそれを背負わなくてはいけないのだ。
背負わされた方は、自分の時間を削り、身体も心も使って必死に行動する。
ママ一人では出来ないことは、パパを連れて行ったりもしたようだし
次男くんの助けも借りてたようだけど、必死にその後処理をしてるママにとって
家に帰れば、食事の支度やパパのおばあちゃんの愚痴まで
聞いてる余裕はなかったはずだ。
本当なら、パパが行動するべきで、ママの気持ちを一番に
理解してあげるべき人はパパなんだけどね。

「パパだって他人にこんな話知られたくないだろうし、Y(次男くんの名前)には話してたけど
 まだ若いからよくわかってないし、私だって一人で胸の内にしまっておくのが辛くて
 ママなら弟くんのこともあるから、わかってくれると思って、何度かママにお願いしようかとも
 思ったけど、弟くんのことやジイジのことで忙しいだろうと思ってさ~」
「そんなこと・・・いつでも電話入れてみて、出来ることはお手伝いするからさ~。
 ママにはいつも助けられてるんだよ。お互い様なんだから。
 一人で抱え込まないで、いつでも連絡してね。出来ることは手伝うから」

そう話したら、ママの目に涙があふれてきた。
きっと必死にがんばってるんだよね。

「抱える物がたくさんあるけど、お互い助け合ってがんばろうよ」

そう言って、手をつないできた。

「うんうん、今度一緒に食事に行こうね」

ママの涙が、すごく切なくて辛くなった。
なにもなければ、元気で明るい人。
パパとおばあちゃんの生活を、女手一つで抱えて
必死に生きてる人が、一番辛くて苦しい思いをしてる。

今日から、おばあちゃんが3泊4日のショートステイに出かけるらしい。
ママも少しは楽が出来るといいんだけどな。

私なんて、まだまだ足元にも及ばない。
私は主人の庇護の下で、仕事もしないで時にはスポーツセンターで汗を流せる
ぜいたくな時間も持てているし、こうやって2週間のリフレッシュ期間だってもらえる。

もう少し、ママのところに顔を出せる時間を作ろう。
私みたいなヒヨっ子でも、少しでもママの助けになるのなら。。。



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床屋。。。

2008.04.07 (Mon) 義弟との日々の出来事

先週の日曜日から実家に行っている義弟。
朝5時過ぎに起こし、起きたことを確認してからわんこのお散歩に出た。
家に戻ると洗面ハミガキを先に終わらせた言って、朝食を食べていた。
・・・が、テレビも観ていた。
食事中はテレビは禁止だし、出かけるのにテレビを観ながら準備だなんて
テレビを観てなくても行動が遅いのに、さらに先に進まないことになる。
遅くとも7時半出発を予定していたので、義弟には7時出発と伝えてある。
時間は6時半近いのだから、朝からまた説教となる。

「なんでテレビ見てるの?」
「天気予報を見てたんだよ」

テレビを見てたときの、義弟の言い訳はいつも同じ。

「弟くんはいつも天気予報を見てたって言うけど、天気予報を見てたためしがない」

そう言って、テレビは消した。
とにかく時間通りに行動してほしい。
今回はテレビを見ていたことだけで、前日から準備もさせていたし

「憲児、俺たちより先に出かけろよ」

そう主人が声をかけた7時15分過ぎには、義弟も家を出たので
7時半出発は、守られた。
お墓参りを先に済ませて、実家に到着したのが10時少し前だった。

前回までは、義弟に2週間分のお小遣いとして14000円を持たせたが
後半足りなくなって義父に借りたりするし、お小遣いを渡しても
余計な物を買ってしまうので、タバコ代300円を14日分
100円玉にして用意し、義父に渡し

「1日1箱にしてますから」

と理由も話して、預ける時の労い料として2万円も渡した。
その他に、紙おむつも1袋用意して、昼食を食べない義父は
朝食と夕食は用意するけど、昼食は勝手にやれと言われていたようなので
昼食用に義弟の好きなカップ麺も14個持たせた。
大好きなコーヒーは、いつも義父がケースで買い与えていたので
あとは義父がどうするか?任せることにした。

リハビリとして、午前と午後の2回外を歩くように言ってほしいことも伝え
10時を過ぎたので、リハビリに出かけるように言ったけど
なかなか行動に出ないために、主人が怒鳴りつけしぶしぶ出かける準備が始まった。
玄関で靴を履きながら

「恵子ちゃん、コーヒー代ちょうだい」

と手を出したけど

「コーヒー代って、お小遣いないでしょ。コーヒー代は渡せないよ」
「お前は何を甘ったれたこと言ってんだ。さっさと出かけろ」

また主人に怒られて、10時半過ぎに出かけて行ったけど、30分で帰って来て
時計を見てるのか聞いたところ

「10時に出かけたんだから、1時間歩いた」

そう言い張って、家に入ってきた。
少しイラッときて、説教をしながら時計の説明をしてたのだけど

「言ったってわからねえよ」

と始まり、ここから義父と主人の会話はかなりキツかった。
本人がいる前で、かなりの言葉が飛び交ったけど
当の義弟は、まったく聞いておらず、どこ吹く風だった。
リハビリしようがしまいが、私の目届かないところでのこと。
ここからは義父に任せたのだから、気にするのはやめよう。
そう思って、気持ちを切り替えた。

帰りがけになって、義父がもう1万円置いていけと言った。
その前の週、青森で訃報があり、車で出かけた義父。
スピードで捕まって、15000円の罰金を取られたそうだ。
お香典や青森の滞在費で、10万近くかかった上に罰金は痛かったらしい。
心筋梗塞を患い手術をして、今もお薬を手放せない義父だけど
青森まで、一人で運転して出かけるのだから、すごいバイタリティだと思う。
と言われても、こちらも今月はかなり苦しい。
消費税・所得税の支払いはあるし、学費もある。

「俺、金ねえよ」

そう言って、私に振るなよ、けんちゃん。。。
給料日前の私の財布にだって、6000円しか入ってなかった。

「今年から消費税もあるし、うちは金ねえよ」
「じゃあ、いいわい」

そう言われたら気の毒になってしまって、5000円置いてきてしまった。
気の毒なのは、私のお財布の中身だっちゅうの(^m^*)
12時前には実家を後にして、1時半過ぎには我が家に戻ることが出来た。
人間の感情とは面白い。
ただそこにいるだけで、別にうるさくしてるわけでもないのに
なぜか静かだと感じるし、寂しさまである。
が、また帰ってくると思っているから、開放感も出てくる。
これで本当に義弟がいなくなったら、私はたぶん『空の巣症候群』になりそうな気がするよ。。。

昨日の日曜日は、主人と私と彩佳そして友人の4人で映画を観に行った。
朝一番の上映時間で観たので、家を出発したのが8時過ぎ。
主人はこういうとき携帯電話を持たないので、2時過ぎに家に戻って
朝の9時半過ぎに義父から電話が入っていたことに、主人は気が付いたらしい。
映画の帰りトレッサにも寄り、友人が我が家にも寄って行ったので
夕方のわんこのお散歩の時に

「親父から今朝、電話が来てた」

と言ったので、お散歩が終わった後電話を入れさせた。
電話に出たのは義弟で、義父は花見に出かけた言う。
義弟に何かあったわけではなかったので、一先ず安心。
その後また義父から電話が入ったが、少し酔っていたらしい。
東京で花見があったらしく、1日家を空けたようだ。
義父の電話の内容は、義弟の床屋さんのことだった。
そう言えば、いつだったか床屋に行きたいと言ったけど
その日は火曜日で床屋さんは休日だったので、明日にしてと言ったきり
何も言われなかったので、私も忘れていたのだけどね。

「憲児なりに、髪型はきにしてるみたいだけどな」
「あ~いいんじゃねえの」

などと会話してるので

「床屋さんは帰ってきたら行くように言ってよ」

そう言ったのだけど、どうやらそういうことではなかったようだ。
義父は床屋代を節約するために、自分でバリカンを使って散髪してるらしい。
これが今まで違和感を感じたことがないから、結構上手にカットしてるみたい。
2ヶ月に1度、床屋代を出すのはもったいないだろうからって
義父がバリカンで刈ってやると言うことだった。
まさか坊主にはしないだろうとは思うけど、外に出るときは帽子を被るし
出かけると言っても、近所を歩くだけだし、親父に任せるということで電話を切った。
義弟の抵抗がなければ、バリカンで刈られて帰ってくるのだろうな( ̄m ̄*)

土曜日の夜から始まった生理。
今回もまた2週間と言う短さで始まった、このところ調子が良かったのにな~。
昨日の夕方には、頭痛・腹痛・腰痛と3拍子揃ってしまい
主人に背中から腰にかけて揉んでもらい、横になった。
今日はスポーツセンターに行きたかったけど

「そんな状態で無理して身体を動かしても、意味がない」

と怒られちゃった。

「家でのんびり横になって、ビデオ三昧でもしてろ!阿波踊りは禁止!」

いや、阿波踊りじゃなくてエアロビクスですけど・・・(≧m≦)

ということで、今日はゴロゴロした1日になりました。。。


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思うこと。。。

2008.04.04 (Fri) 思うこと

最近ちょっと「ん?」と思ったこと。

私のこのBLOG、時々思わぬページでりんくを貼られている場合がある。
このページに、私のBLOGと何の関係があるんだろう?・・・とか
このページで、私のBLOGのこのカキコとどう関連性があるんだろう?・・・とか
書かれている内容の、ある言葉だけしか一致してなかったりする。
そう思うことはあるのだけど、特別こういうことを気にしたことはなかった。

りんくページって、友達のページだったり関連性があると思うからりんくを貼るんだと思うけど
リンクを貼る前に、普通は何かしらの接点があると思う。
ネットという環境だから、不特定多数の人が見るわけで、特別断りもなく貼る人もいるけど
そのページが気に入って、りんくを貼ってくれてるんだと思うからそれが悪いとは思わない。

トラックバックと言う機能もある。
そのカキコを見て、意見・情報交換なんかに使うようだけど、私は使ったことがない。
時々他の方のBLOGのカキコに対して、感想や意見を書くときもある。
時には引用させてもらったり、自分の言葉で感じたままに書かせてもらい、意見を述べる。
ここで私は、その方のBLOGのURLとかは載せないことにしてるんだ。
直接本人に言いたい時は、その方のBLOGにコメントしたりメールをすればいいことだし
あくまでも私個人の感想と意見なので、自分のBLOG上で意見交換はいいけど
そのことで相手のBLOG上で、論争が起きても困ると思うから。
まあ、勝手に引用と言うのも失礼だとは思うけど。。。

りんくやトラックバックはいいのだけど、先日私のBLOGの『本を読んで。。。』のカキコが
あるサイトの掲示板で、『とあるBLOGの書き込み』というタイトルで紹介されていた。
特別意見が書いてあるわけでもなく、「本を読んで。。。」と書かれURLが載っていた。

このサイト、息子さんが事故により高次脳機能障害を背負い、母親が自分の特技を生かして
団体を立ち上げた公式サイト。
りんくでもなく、トラックバックでもなく、掲示板でと言うのが私の「ん?」になった。
掲示板を見ていくと、こういうスタイルの掲示板らしいのだけど
ただ「これ読んで」みたいなカキコは、なんだかちょっと納得が行かない自分もいた。
ご自身の感想や意見を述べられていたり、どう思うかとか問いかけてるのなら納得が行く。
自分のカキコにどういう意見を持たれるのか?すごく興味があるし
同じ障害を抱えた家族の方の、公式サイトでの掲示板
どんな反応があるんだろう?と、かなり気になった。
時々見に行ってみたけど、レスは付くことなくそれだけだった。
これは何の意図があったのだろうか?
そのサイトを覗いていくと、本の著者の方の名前を見つけたので
その関係かな?とも思うのだけど、なんとなく納得が行かないままに
月日は過ぎてしまったけどね。
本に対しての私の意見が、気になったというところなのかな?

んで、その掲示板で同じように紹介のされていたあるBLOGに飛んでみた。


そのBLOGに書かれていたこと。。。

高次脳機能障害の講演会で、先生にアドバイスを求めたところ、こういうコメントを頂いたそうだ。

・自分が支援されていると実感できる環境を作ること
  →それによって、「実は自分はできていなかった」と気付く
・更に、「こうすればうまくいく」をセットにすれば効果倍増


「これはなかなか興味深いことでした」

とコメントされていた。
こんなこと私、毎日やってるよ。。。なんぞとへそ曲がりなことを思ってしまったし
申し訳ないが、これを読んでこの方の講演会を聞きに行こうとはとても思えなかった。

それよりも、ん?こんな簡単な事なの?
文字にすると、なぜこんなに簡単に思えてしまうんだろう?と思った。
人に助けられていると言う意識さえ持たない人もいるし、それが当たり前だと思う人もいるんだよ。
こうするにはどうすればいいか?どう話せば理解できるか?どう対応すれば、うまく行くか?
うまく行くにはこうすればいいけど、それを理解し納得させるにはどうすればいいか?
これだって、同じ事を何度も何度も繰返さなくては、いけないんだよ。
このBLOGを全部読んだわけではないから、過去との関連性がわからないけどさ。

この障害、重度な人から軽度な人まで、症状もさまざまだし
元々持ってる性格も大きく関係してくると私は思っている。
だからどのリハビリがベストだなんて、言い切れないし
この方の障害には、有効なリハビリ方法なのかもしれない。

私は講演会を聞きに行こうとか、どこかのサークルに入ろうとか
そういうことは考えたことがない。
本を読んだり、ネットで検索をしたり、義弟のリハビリに役立つ物を探した時は
私の探し方も悪かったのだろうが、ほとんど役に立つ物は見つからなかった。
結果的には経験者の言葉とか、友人がくれたヒントとか
自分が経験してきたことが、一番役に立ってるような気がする。
これは義弟に限ってのことだけど、、私自身が義弟と向き合って
試行錯誤しながらリハビリをしてきたし、それは今も続いている。
その経験の中で培ってきた物に、自信もある。
その中で得た物が、今になって本だったりネットで見つかっても

「なぁ~んだ」

と言う反応しか出来ない、性格の悪い私だ。
しかも、なんでこんなに簡単に物事を言うのかな?ってくらい
簡単に言われたり、書かれたりすると、もっと覚悟がいるぞ!なんて思ってしまう。

だって、義弟の障害がわかってからの約3年間。
何度も同じ事を繰り返し、何度も玉砕し、そして何度も立て直して

「私は鬼兄嫁、懲りない女」

って、自分を励ましてやってきたんだもん。
それでもあきらめることの方が、多かったように思うし
この3年間で、義弟が出来るようになったことはたった一つ、中身は問題外として
ノートを書くということが、習慣付いたということだけ。。。ただ書くということだけがね。。。
いくら言っても本人に自発もやる気もないから、身体は衰えてく一方だし
オチッコを漏らしてしまうことにも、紙おむつをしてることにも、羞恥心もない。
大便を漏らしたときも、平気だったもんな~。。。

義弟が実家に行った日の夜、主人となつが我が家に来た日のビデオを見た。
なつは義弟が我が家に同居するようになって1ヶ月後に来たから
なつの年齢分、義弟との生活は続いてることになる。
ビデオの中の義弟は、まだしっかりと歩いていたし、物をすっとまたぐ事も出来ていた。
足もしっかり上がっているし、ごく普通に見えた。
その動きの機敏さ(通常とは違うけどね)に、主人と二人で驚いてしまった。
もっともこの当時も、外に出れば車椅子を使いたがってはいたけどね。
やっぱり我が家に来て3年間、何もしなかったということが
今の義弟を作り上げてしまったんだろうと思う。
でも、当時は担当医でさえ、この障害のことを教えてくれなかったもん。
我が家に来て3年が過ぎてから、テレビでこの障害を知ったわけだし
今さら、そのことを後悔しても、どうにもならん。。。
これから先をどうするかよりも、今をどうするかしかない。

ありのままの義弟を受け入れることが出来るのなら
簡単なことなのかもしれないけど、私には出来ないもんね。

人それぞれだから、何が正しいなんて答はないんだろうけどさ。

とにかく今はリフレッシュ休暇中!
いつもなら、義弟がいなくなるとすっかり気が抜けて何もする気になれず1週間。
そして後の1週間は、あわただしく過ぎてあっという間にお迎えの日になっちゃう。
それでは、時間を無駄遣いすることになる。
今回は気持ちの切り替えがうまく出来てるようで、わりと充実した日を送っていると思う。
時間ものんびり流れているし、ゆったりとした気持ちで過ごせているように思う。
ただそこにいるだけの義弟がいないだけで、寂しいと感じるのだから余裕も出てきたかな?
6年以上の月日は、私の気持ちを少しは成長させてくれてるのかもしれない。

今日は父と買出しに行く予定。
歩いて行ける場所にスーパーが出来たのは、ありがたいことです。
今日もチラシとニラメッコして、張り切って生きまっしょいp(^^)q

・・・なんて、ちょっと思ったことを書いてみました・・・


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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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