。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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あ・・・

2008.02.29 (Fri) 義弟との日々の出来事

そうか!そういうことなんだ!
義弟と私の重要だと思うところの、視点が違うんだ。。。

・・・なんて、頭の中で思ったことを、そのまま文字にしてみた・・・

義弟をもう一度リハビリに追い出した後、私はわんこのお散歩に出た。
途中の十字路、左側のはるか向こうに、座って一服してる義弟がいた。
家から義弟の足で歩いても、10分とかからない場所。
おそらく義弟は、私が見ていることに気が付いてないと思う。
と言うか、本人は隠れているつもりかもしれない。
そして、また10分弱歩いて戻るのだから、リハビリとは呼べないよ。
そんなことを考えてたら、なんだか自分のやってることが虚しいと思った。
でもね、虚しいと思ったら義弟のリハビリはもう出来なくなる。
結果を求めてはいけないんだよ、義弟のためではなく、自分のため。
義弟ががんばってくれれば、その先は私が楽になる。
そう考えなくちゃいけないんだな~と、わんこのお散歩をしながら考えてた。

こういうことはよくあることで、夕方のわんこのお散歩は
その日1日のイライラから、気分転換させる時間だったりもするんだな。

いろいろ考えてる時に、↑のようなことをふと思ったわけなのです。

ここでは、義弟と私のことで書くけれど、おそらく『高次脳機能障害』の方の視点は
義弟と同じじゃないかと、私は思う。

私は身体を動かして、筋力体力を付けることが重要だと思う。
誰だって寝たきりなんてイヤだし、いつまでも紙おむつをしてなくちゃいけない自分はイヤだと思う。

義弟が重要と思うのは、自分は病気であること、四肢麻痺があることが重要なんだと思う。
無理をして疲れたら、けいれん発作が出てしまう。
麻痺があるのだから、筋力もなくて当たり前なんだと思ってるんじゃないかな?
だから身体を動かすことよりも、身体を休めることが重要となってくるんだ。

脳だって、使わなければ衰えると思う。
たとえば計算、電卓なんかなかった頃は暗算が出来たのに
電卓に頼ってしまったら、暗算が出来なくなったりするもんね。
ん?それは私のことなんだけどさ。。。ニャハハ(^▽^*)

義弟はこれについては、ほとんど何も考えてないと思う。
今の自分をわかってないというのもあると思うけど
昼間寝てしまうのは、眠いから寝るだけ。
時計を見なくても、私に文句を言われるだけで、実際問題自分が困ることもないわけだから
時計が読めない、計算出来ないことだって、それほど重要なことではない。

こういうことをきっと、判断力の低下って言うんだ。。。
そう思ったら、今までは義弟に理解させて納得をさせて、その上でリハビリを自分から
出来るようになってくれればと思っていたのだけど、これは無理だと思った。

「なぜ、わからない?」「どうして理解できない?」

そう思ってきたけど、違うな。
義弟はある程度は理解してるんだと思う。
プライドや自分に対しての自信も手伝ってるから
私が重要と思うことに、義弟は重要性を感じてないから、やらないんだ。

なるほどね~、そういうことなのかもしれないな。。。

としたら、義弟に納得させる必要はないのかもしれない。
やってもらわなくては、私が困るからやってもらえばいい。
それだけでいいような気がしてきた。
もう少し、自分の気持ちを大きく持てる努力をした方が、自分は楽になるかも。

あるBLOGをいつも読んでいるんだけど。。。
ご主人が交通事故に遭い、『高次脳機能障害』を背負った。
この奥さんのすごいところは、この障害を背負うことで
まったく別人になってしまうかもしれないと、担当医から言われた時

「人間の脳って、すごいな~」

と感心して、さらにこの障害によって違う人とまた結婚生活を送ることに
希望をみたいな物まで持っていたように感じた。
もちろんいろんな葛藤はあったと思うし、裁判もかなり大変だったらしい。
その後ご主人は、事故前まで勤めていた会社に復帰、ご主人のことを不死鳥と呼び
数年後には、二人目のお子さんを出産。
今は専業主婦で、ご主人の稼ぎで生活をしている。
下世話な話をすれば、事故の補償もあっただろうから金銭的には余裕があるのかな?
ご主人のことを時々書いてるのだけど、ずいぶん前に読んだ内容でこんなのがあった。

仕事から帰ったご主人が、クスクスと笑いながら話かけてきた。

「ママ、今日僕の上司がその上の上司に怒られたんだよ(笑)」

話の内容は、ご主人が仕事を覚えられないのは、その上司の教え方が悪いんじゃないか
そう言って、自分の上司がその上の上司に説教されていた。
その様子を見てたご主人は、いつもは自分を怒ってばかりいる上司が
怒られてる姿を、「ざま~みろ」とばかりに、おかしくて笑って見ていたというもの。

これを笑い話的に、書いていたのだけど
私はこれを読んだ時、この内容を笑うことが出来なかったんだよね。

でも今考えると、判断力の低下を理解すれば
これはまぎれもなく笑い話になることなんだと思う。
もちろん本人と一緒になって、笑ってはいけないとは思うよ。
その上司には、感謝しなくてはいけないことだと思う。
だけどそれくらいの心の余裕を持たなくては、この障害と向き合っていけないのかもしれない。

うん、そうだね。
物事に対する視点が違う、重要と感じる部分が違うのだから
どう考えても交わることはないんだ。

もっと自分に余裕を持てるように、気持ちを切り替えてみようと思う。


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「あとで・・・」はダメ!

2008.02.29 (Fri) 義弟との日々の出来事

「あとでやるよ」

義弟のこの「あとで・・・」は、ほとんどが忘れ去られる。
たとえば、コップを片付けるついでにゴミを捨てる。
ゴミを捨てる時に、ゴミ箱を開けるためコップを置きゴミを捨てる。
と、そのコップのことは忘れてしまう。
忘れるだけでなく、片付けたと記憶が摩り替わることもあり、そのまま放置となる。

「弟くん、このコップはなに?」
「あれ~?俺はさっき片付けたんだけどな~?」
「片付けてないから、ここにあるんじゃないの?」
「おかしいな~?片付けたはずなんだけどな~?」
「だから片付けてないから、ここにあるんでしょ!片付けて」
「俺は片付けたんだよ」
「片付けたなら、なんでここにあるの?私と弟くん以外、この家にはいないよ」
「おかしいな~?」
「おかしいな~じゃなくて、片付けてよ」

と、こんな具合の会話となって、義弟自身納得が行かないこともあるようだけど
結果私の説明で、自分なのかな?で、片付けることとなる。
「あとでやろう」とか「ちょっとここに置いて・・・」は
記憶のすり替えがあったり、忘れ去られたりしてしまうことがほとんどだ。
昨日も私がキッチンにいたので、お薬を飲んだコップをカウンターの上に置いた。

「先に寝る準備しちゃいなさよ。コップ忘れないでね」
「は~い」

で、寝る準備を始めた義弟は、コップのことはすっかり忘れた。

数日前から、義弟の大好きな【ルパン三世】のなんとかと言うビデオが見つからないと言って
探しているようだけど、結局目的のビデオではない物を見入ってしまうため
まだそのビデオは見つかっていないらしい。
昨日はお布団を敷いた後、棚の上に片付けてあったビデオケースまで降ろして探していた。
そのビデオケースを降ろすために、その上に乗っていた物もその辺に放置。
コップはもうすっかり義弟の頭の中にはない。
車椅子をどかさなければ、そのケースが降ろせないことはわかっているけど
その車椅子、外で使っていたものだし、公園とかの公衆トイレにも入っている。
それをいらないタオルを敷いて、和室に保管してるのだけど
移動するのに、そのまま絨毯の上に引っ張って放置。

「弟くん、その車椅子どこで使った物なの?」
「外」
「外で使ってるから、いらないタオルを敷いて置いてあるんでしょ?公衆トイレにも入ったんだよ。
 それをなんで絨毯の上に動かすの?汚いと思わない?」
「あ~そうだよね~」
「せめて新聞紙でも持ってきて、その上に移動させてよ」

こういうことまで、考えられないのだからしかたない。
しかたないとあきらめることもあるけど、ガマンできないことだってある。

コップもそのまま、ビデオケース以外で降ろした物も、その場に放置したまま
その後、目的のビデオかどうかはわからないけど、ビデオ鑑賞を始めた義弟。

「弟くん、なんで片付けないの?」
「えっ?あれは明日やる」
「ダメ!弟くんの明日やる、あとでやるは、必ず忘れるか放置したままになる。今片付けて」
「え~っ!明日やるよ」
「ダメ!って言ってるの。このコップだって、いつになったら片付けるの?」
「あ・・・・・」
「全てがこういうことでしょ?あとでやる、明日やるって言って、こうやって忘れるじゃないの」
「そうだよね~」
「すぐに片付けて。一つ出したら、それを片付けてから、次のことをしてって言ってるでしょ」

で、リビングの電気を消して和室に入り片付け始めていたの確認した。

そして今朝、相変わらず7時に起こしたのだけど、結局それらの物は放置したまま。

義弟を起こしてから、わんこの世話をするのだけどその間
お布団の上で、ボーッとして動きのない義弟に

「いつまでボーッとしてるの?早く行動を始めなさい!」
「は~い」

で、行動開始なんだけど、今日は朝からお布団のたたみ方も注意した。
とにかく何をやるのにも、いい加減にやる。

「お布団は広げて、角と角を合わせるの。自分が身体を動かしてお布団はたたむの。
 その場でただバサバサやってても、お布団はたためないんです」

やり方を何度も教えているのだけど、本人に注意しようという意識もしないから
適当にたたんでは最後は放り投げる。
なので、その度に襖が大きな音を立てる。

「お布団を放り投げない!ちゃんと最後まで力を入れて、そっと置きなさい!
 そうやることだって、リハビリの一つなの」

そうっと置こうとして、腹筋がない、力を入れないから前にのめりそうになる。

「身体に力を入れる!ダラダラやってたら、リハビリにならない!
 弟くんの生活は起きた時から、すべてがリハビリにつながってるの。
 いちいち考えて、確認して、なんでもきちんとやるんだよ!」
「は~い(笑)」

なんでこういちいち笑いが出るんだろうか?

「恵子ちゃん、ビデオケース、持ち上げられなくてさ~(笑)やって、やって~(笑)」
「何を笑いながら言ってんの?笑い事じゃないでしょ?この程度のことも出来ないのに。
 だから言ってんの!筋力付けろって。少しは危機感を持ちなよ」
「は~い(笑)」

って、また笑ってるし・・・危機感なんかまったくない。
筋力がないために、そのビデオケースを持ち上げることが出来ず、途中であきらめたらしい。

朝7時に自分から起きなかった場合、コーヒー&一服タイムはなし。
すぐに朝食を食べるか、洗面ハミガキをするように言ってある。
けど、大抵がまず一服から始まるが、これも見てないとしけもくも含めて
いつまでも一服タイムが終わらない。
今日もこのパターンで、朝のやるべきことが終わったのは、9時20分過ぎ。
コーヒーを入れるのにも10分近くかかるのだから、一口飲む頃にはもうリハビリ準備の時間。
でも時計を見ないから、黙っていればしっかりコーヒータイムを楽しんでいる。

今日は川崎で11時に友達と待ち合わせがあった。
私が出かけるとわかると、すぐにサボりモードに入る義弟。
だからいつも出かける素振りは、見せないようにして午前のリハビリに追い出してから
出かけることにしているので、今日も義弟を追い出してから出発することにした。

「1時間以上だからね。しっかり歩いてきなさいよ」
「は~い、いってきま~す」

返事だけで、いつものように公園で休憩する時間の方が長いのは知ってるけど
外に出てるだけでもよし!にする。

私が家に戻ってきたのが、2時少し前。
思ったとおりに義弟は居眠りの真っ最中。

「また眠ってるの?」
「うん(笑)」
「よく平気な顔して、うんって返事が出来るよね?」
「眠ってなんかいないよ」
「今自分でうんって言ったんじゃないの」
「寝てない!」
「あのね、弟くん。私はこの目で寝てるのを見てるの。普段から寝てばっかりだもん。
 弟くんの言うことを信用できると思う?」
「・・・・・」
「やってはいけないってことを見てないとやる。寝ちゃいけないって言っても寝る。
 そんなことばかりしてるのに、どうして弟くんの言うことを信用できるの?
 信用を失くしてるのは、弟くんのやってる行動だよ」
「そうだよね~」
「失くした信用を取り戻すって、大変なことですよ。でも別にいいんでしょ?信用なんかなくて」
「そんなことないよ」
「だったらなんで寝るの?目薬だってまた出しっ放しだしね。テーブルの上見てごらんよ」
「あ~、そうだよね~」
「私がいないと、なんでもかんでも出しっ放し。おまけに居眠りしてるんだもんね」
「・・・・・」
「寝てたら脳みそも寝てるんだってば。ボケたいの?老人と一緒に施設に入りたいの?」
「やだ!絶対にやだ!」
「だったら眠気を覚ませ!寝てばかりいたら、ボケるんだってば!何度も言うけど
 いくら私が何を言っても、弟くんが自分で注意して意識して、何事も確認して行かなければ
 頭はどんどんどんどんボケてくの!身体だって弟くんが自分で動かさなければ
 どんどんどんどん衰えてくの。いい加減に自分から考えて、行動しなさいよ。
 眠いなら身体動かして、テーブルの上を片付けなさい!」
「は~い」

これだけ言った後、私は女中部屋に引っ込んだ。
30分ほどして、時間は2時40分過ぎ。
リビングに来たら、テーブルの上はそのまま
私が来たことにも気が付かず、グッスリ眠っている義弟。
これだけ言っても、「ぬかに釘」「馬の耳に念仏」かよ!
しばらくして、目を覚ました義弟に

「もうボケちゃえば?そうなってくれれば、私も毎日同じこと言わずに済むよ。
 けんちゃんも施設に入れるって言ってたしね。ボケちゃいなよ」

言いたくもないことまで、言っちまった。

「寝てるんだから、時計も見てないよね?時間を見なさい!」

そう言ってトイレに入り、出てきたら目薬を点し始めた。

「何やってるの?」
「これだけやってから出かけるよ」
「目薬点してないの?点しもしないで、出しっ放しで寝てたの?」
「・・・・・」
「やるべきこともやらないで、居眠りばっかりしてて、それで仕事復帰を考えてるってよく言うね」

もう止まらんぞ!
カッカッときてるのに、今度はノートを開いて何か書き出した。

「だから、時計見てるのかって言ってんのっ!」
「(ノートを書きながら)見てるよ」
「3時だよ!遅刻してんだよ!時間だって言ってんの!」

それでもノートを書くことをやめない。

「3時に玄関出るんだよ!時間どおりに行動することが、今の弟くんのやるべきことなんだよ!
 リハビリなのっ!いい加減に人の話を聞いてるな!動けって言ってんの!」
「・・・・・」
「まだ動かないの?まだ書いてんのっ?聞いてんのかっ!」

えんぴつを放り投げて、立ち上がる準備だよ。
立ち上がるのにも、1分近い時間をかける義弟。

「やるべきこともやらないで居眠りしておいて、時間が過ぎてるのに自分のやりたいこと優先か?」

いつもなら、時間が来るとタバコ代を出すのだけど今日はやめた。
3時15分が過ぎて、玄関に出てきた義弟が

「あの~、恵子ちゃん。タバコ代ください」
「そうやって自分のやりたいことだけは主張するんだよね?やってはいけないこと
 やらないでほしいこと、やるべきことはやらない。私の言うことは聞かない。
 でも自分のしたいことはやるって、そんなの通ると思う?」
「いや~、通らないでしょ(笑)」
「それと同じこと、弟くんは平気でやってるじゃん」
「は~い(笑)」

なんで、は~いって返事なの?
ヒートアップする自分がバカ臭いと思うのだけどね。
タバコ代を渡したら、ご機嫌な声で

「じゃあ、恵子ちゃん。いってきまぁ~す」

義弟が自分から、真剣にリハビリに取り組む日は来ないんだろうな。
現状を理解出来ないのに、プライドと自分に対しての自信だけが残ってしまって
リハビリの重要性はわかっていない。

言わないと、前のようなだらしのない毎日に戻ってしまうから
今を維持するには、スケジュール通りに行動するよう
何度も根気良く言い続けるしかないのだろうけど
こんな毎日、いつまで続くんだろうね?

4時10分過ぎ、1時間以上と言ってるんだけどほぼ1時間でもう帰って来た。
1時間には3分ほど足りない。

「1時間経ってない!」
「え~?うそっ?」
「時計見てないの?」
「見てるよ。1時間経ったでしょ?」
「経ってない!1時間以上でしょ。なんのためのリハビリなのよ」
「・・・わかったよ~。行けばいいんだろ、行けば」

これだもんね。
だから1時間にたとえ1分でも足りなければ、容赦なく追い出すことにしている。
こうでもしなければ、義弟は目に見えてどんどん衰えていくんだもん。

ま、こんなこともいつかは、笑い話に出来る日がくるってもんだ!


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聞く耳を持つこと。。。

2008.02.27 (Wed) 義弟との日々の出来事

「弟くん!7時!起きて支度を始めなさい!」

毎朝この言葉から、義弟と私の1日が始まる。

「もう7時半になるんだよ。一服してる時間はないの!次の行動に移りなさい!」
「次の行動に移る前に、テーブルの上を片付けてから次の物を出すの」
「時計見てるの?毎日仕事してると思って、行動するの」
「遅刻してるんだから、一服はあと!」
「いちいち考えて行動するの。ボーッとしてたら、ボケる!」」
「時計見て!10時(3時)に玄関出るんでしょ!」
「また寝てる。眠いなら、身体を動かしなさい!」
「普通の43歳の男の人は、仕事してる時間だよ。弟くんの仕事は今リハビリでしょ」
「寝てる場合じゃない!眠気を覚ますこと考えなさいよ」
「10時と3時だけじゃなくてもいいんだよ。眠いなら、外行って目を覚ましてきなさい」
(と言っても、外に出て行ったことは1度もなく、5分後には居眠りしてるが・・・)
「寝たら脳みそも眠っちゃうの!だからどんどんボケて行く。身体は動かなさなきゃ衰えるの」

この他にもいろいろあるけど、毎日こんな言葉を繰り返し言っている。
さらに説教タイムも入ったり、なぜやらなきゃいけないかの説明も入ったりする。
午前のお散歩の後は、私の目がないときはほとんど眠っている義弟。
ひどい時は、洗面ハミガキが終わってコーヒーを入れ
いつもの場所に座ってすぐに、居眠りが始まる時もある。
これにさすがに私もカッとしてしまうんだよな。

「は~い」「わかってるよ」「聞いてるよ」「ごめんなさ~い」

は簡単に言ってくれるけど、この後行動がまったく伴なってこない。
我が家のルールとして決めた1日のスケジュール。
これに書かれている時間は、それぞれに意味のある時間だけど
聞けばわかっているけど、言われなければスケジュール通りにこなすことが出来ない。
紙おむつをしていることや、筋力体力低下に危機感もないから
治そう、元に戻そうと言う意識も働かない。
自発もないから、自主的に何かをしようと言う気持ちも起きてこない。

だけどさ、自分の好きなこと、興味のあることに関してなら
時間を守ることが出来るし、自主的に動く時もある。

たとえば夕方6時からは、テレビを見る時間。
この時間はいつも忘れない。忘れないどころか、勘違いをして
5時過ぎにテレビを点けてしまうときもある。
昨日も6時ピッタリにテレビを点けた義弟に

「テレビを点ける時間は忘れないのに、なんで他の時間は守れないの?
 テレビを点ける時間と同じように、他の時間も守ってよ」
「恵子ちゃんは今日、俺の何が気に入らないの?俺なんかやった?」

あっれ~?そんな返事かよ!

「何が気に入らないって、全部ですけど」
「何が?」
「・・・朝は起きれない。リハビリの時間は守れない。居眠りばっかりしてたんじゃないの?」
「アハハハ!そうか~そう言えばそうだよね~。アハハハ!」
「なんで笑ってるの?笑い事じゃないんだけど?それが毎日ですけど!」

これを『感情失禁』と言うのだろうか?
ただ自分に自覚がないだけのような気もするんだけどな。

精神的には子供と同じだから、好きなこと興味のあることにしか
意識が行かないのだろうけど、この意識をリハビリに向けることって出来ないのかな?
と、常々考えるのだけど、難しい・・・

「お前が言ってスッキリするなら、別に言うのは構わないけど
 いくらお前がいろいろ言っても、憲児は何一つ聞いてないぞ。
 アイツは今の現実をわかってない。だけど、自分に自信はある。
 今だってあんな状態でも、明日から仕事復帰出来ると思ってるからな。
 憲児にとって、リハビリは必要のないことなんだから
 いくらお前が必死に言ったって、聞いてないからな」

聞く耳を持たないと言うことは、自分に自信があるということなのだろうね。
確かに義弟は今の自分の現実を理解していない。

『記憶障害』『注意欠陥障害』『遂行機能障害』

物事を忘れてしまう。一度に二つの事が出来ない。計画して物事を進められない。
障害だから仕方のないことだけど、自分で意識して注意をすれば
ある程度は予防が出来たり、対策を取ることが出来るのだから
いちいち考えて、何でも確認をするという作業を習慣付けたいと思うのだけど
私がいくら口をすっぱくして言っても、本人が努力をしてくれないと習慣にもならない。
これだけ毎日同じことを言ってても、気にする様子もまったくない。
怒って怒鳴って説教した後でも、直後にはまったく別の話で笑って話しかけてくる。

「人の話聞いてるの?」

とまたまた私の方が、ヒートアップしちゃうんだよな。

「お前の言ってることなんか、何一つ聞いちゃいないよ。
 その証拠に、いくらお前が怒ったってすぐに違う話してるじゃねえか」

わかってるんだけどね、言わなきゃもっとひどいことになるからな~。

今朝も7時に起こした私。
いつもならそろそろリビングに出てきていいのに、なかなか出てこないから
何をしてるのか様子を見たら・・・
和室の押入れ
こんな風に、押入れをアコーディオンカーテンと突っ張り棒を使って
カーテンで仕切ってるのだけど、突っ張り棒を外してしまったらしく直していた。
いつもならここで、私がやるからと言うところだけど
今日は義弟から何か言ってくるまで、黙っていた。

この押入れとリビングと和室の仕切りを、義弟が我が家に来た当初は
全部をアコーディオンカーテンで仕切っていた。
何度も義弟が転んでは、これにつかまったり引っかかったりしているうちに
この画像の左側のアコーディオンカーテンのように、上部が外れて
カーテンレールのところから破けて、壊れてしまった。
で、突っ張り棒とカーテンなら、簡単に直すことが出来るからこの状態に変えた。

義弟は外してしまったカーテンと格闘すること30分。
出来上がりはこちら↓
直した?

とりあえず、付ければよし!と言うことだと思う。

「何をするにもきちんとやりなさい」

これもよく言う言葉の一つだけど、これもなかなか実行出来ず
とりあえず・・・と言う状態が多い。
だけどここまでやるのに、義弟にとってはかなりの重労働だったらしい(^m^*)
どうやって付ければいいのか?
これを考える作業は、義弟にとって大変だったと思われる。
『高次脳機能障害』の方は、考えると言う作業はかなり疲れるそうだ。
おまけに腕をずっと上げた状態で、ずいぶんと悩んでいたもんね。

「恵子ちゃん、この突っ張り棒なんでこんなに硬いの?俺もう疲れちゃった」
「突っ張り棒が硬いんじゃないの!弟くんに筋力がないの!
 大の男がこんなことに30分も時間使って、どれだけ筋力がなくなってるのよ。
 少しは自覚して、筋力付けること考えなさいよ」

何しろ私は優しくないから、こんな言葉しか言えないのだな。
しかし今朝は30分間、いいリハビリになったような気もする。

「一服してる時間はないからね。もう8時になるんだから、食事しちゃいなさいよ」

朝食を食べ終わったのが、8時半近く。
タバコに火を点けた義弟に

「タバコ吸ってる時間はないでしょ?時計を見なさい。8時半になる」
「いや~(笑)これくらい吸わしてくださいよ~(笑)」
「タバコ吸ってたから会社に遅刻しましたなんて、言い訳が通用するの?」
「そんなこと会社には言わないよ」
「でもそれと同じことを私に言ってるんだよ。仕事してると思って行動しろって
 何度も言ってるじゃん」

それでもニヤニヤと笑いながら、窓の外をみてタバコを吸い続ける義弟。

「これだけ言っても消す気はないんだね。弟くんの神経は相当図太いんだね。
 私の言うことなんて、聞いてない証拠だよ」

と、ここまで言ってしまう私。

「それでも消さないのね。9時までに薬飲んで洗面ハミガキ終わるのね?」

これでやっと消して、次の行動に移る。
終わったのは9時15分過ぎだった。

「時計見てるの?」

これで動き出して、10時10分過ぎリハビリに出発。
1時間私のホッと一息タイムだ。

義弟を見ていると、聞く耳を持つことは大事なことだと思う。
特に自分の間違いや欠点を指摘してくれる言葉は、しっかり聞く耳を持って
その言葉を理解する努力は大事だと思う。
相手を理解しよう、理解したいと思ったら、聞き上手になることだろうな。

でも理解することと、その言葉に納得できるかどうかは別問題だとは思うけどね。



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イジメね~・・・

2008.02.21 (Thu) 義弟との日々の出来事

これと言って、毎日の日常が変わったわけじゃないけど
日々の出来事を書いていくのも、もしかすると何かの変化に
気付くかもしれないとも思う。

先週の土曜日、私は飲み会だった。
昔の仲間との同窓会・・・中学時代からの付き合いの仲間って
会うと当時のままの気分で接することが出来る。
当時、私は一番年下の下っ端ちゃん。
それはこの年になった今でも変わらず、私は今でも子ども扱いで
みんな優しいお兄ちゃん、お姉ちゃんになる。
その雰囲気はとてつもなく居心地が良くて、ほんわか気分にしてくれる。
ま、一つ問題があるとすれば、そこには元旦那も来るということかな(^m^*)

この仲間との付き合いに、主人はいつも快く出してくれる。
土曜日は主人が病院に行くためにお休みを取っていたので
わんこの心配もなく、心置きなく飲み会に参加することが出来た。

いつものことだけど、義弟には私が出かけることは言わない。
主人がいないときは、出かけるときに

「ちょっと出かけてくる」

としか言わないし、主人がいるときは何も言わずに出かけることにしている。
言ってしまうと、とたんに気が緩むらしくやってはいけないことをやったりするからだ。

土曜日だけど主人がいる。
おそらく義弟は勘違いをする可能性もあるから、午後のお散歩に出る前に確認。

「弟くん、今日は何月何日何曜日?」
「え~っと・・・・・2月・・・・・・・14日」
「今日はバレンタインじゃないよ」
「あ・・・・・2月・・・・・16日だ」
「何曜日?」
「土曜日」

一応日付はわかっているらしいけど、これが私がいるのといないのとでは
また意識が変わってくるんだよね。

主人は私が作ったルールのことなどで、義弟に何か言うことはほとんどない。
言っても聞いてないことをわかっているし、言うと自分の方が気分が良くない。
そんな思いをするなら、言わない方がいいと思っている。
双子の弟の今の状態を受け入れるまでには、かなりの時間がかかったとは思うけど
受け入れてしまったら、あっさりと面倒看ていくしかないと思ったようで
自分に対して不都合があったときやわんこに関係してくる時はなどは
烈火のごとく怒るけど、それ以外リハビリ関して言うなら
まったくに無意味と思っているから、ほとんど気にしない。
だから私から何か言ってほしいと頼んだ時は、言ってくれることもあるけど
義弟の毎日の生活については、無関心と言った方がいいかもしれない。

「ねえ、けんちゃん。気が向いたらでいいだんけどね・・・」

最初にそう言ってから

「弟くんがもし、4時前に帰ってきたら、もう一度追い出してね。
 歩く歩かないは別だけど、1時間以上は外の空気を吸わせたいから。
 家にいたら、ボーットとして寝てばかりいるからさ。
 それと、たぶん私がいないとわかったら、6時前でもテレビを見ると思うから
 気が向いたら、6時までテレビ見ちゃいけないんじゃないのかって言ってくれる?
 たぶん夜も10時過ぎても寝ないと思うから、それも気が向いたら注意して」
「あ~、わかった」
「弟くんはけんちゃんは何も言わないって、わかってるからね。
 ある意味でけんちゃんも、なめられてるんだよ。私がいないとわかると
 すぐにやっちゃいけないことを始めるから」
「わかった」

それまでは出かける素振りは一切見せず、義弟を午後の3時にリハビリに追い出した。

「ポケットに手を突っ込んでないで、下ばかり向いてないで、手を振って足を上げて歩くのよ。
 汗ばむくらい歩いて、リハビリなんだからね」
「は~い」

これも毎回リハビリに出るときの言葉。
その後洗濯物を取り込み、お米だけといて、身支度を整え、3時半過ぎに家を出た。
途中で、相変わらずポケットに手を突っ込み下を向いて歩いてる義弟を
遠くに見つけたけど、そんな風に歩いてる義弟が私に気付くはずもない。
このコースでそのまま帰れば、4時15分くらい前には帰っちゃうな~と思いつつ
出かけるときぐらい、気にするのはやめようと気持ちを切り替えて出発した。

楽しい時間はあっという間で、午前1時少し前に帰宅。
めずらしく主人は起きていて、この後は主人の話し。。。

4時10分過ぎに義弟は帰って来たらしい。
一応私が見た後、別のコースも歩いたらしい。
義弟が帰って入れ違いでわんこのお散歩に出ようとすると、義弟から聞いてきたそうだ。

「あれ?恵子ちゃんは?」
「今夜は飲み会で出かけた」

そう言って主人はお散歩へ、戻ったのが5時10分過ぎ。
案の定、義弟はテレビを見ていたそうだ。

「お前、6時までテレビは見ちゃいけないんじゃねえの?」

そう言うと、黙って立ち上がりテレビを消したが、主人が女中部屋に行ってしまうと
また6時前だったが、テレビを見始めたそうだ。
食事については、主人から勝手にやるように声をかけて
女中部屋で晩酌を始めたけど、そのまま眠ってしまったらしい。
気が付くと10時半過ぎていて、食事をしようとキッチンに行くと
義弟はまだテレビを見ていたので

「お前さ~、10時に寝る約束じゃねえのかよ!」

そう言うと、また黙ってテレビを消して和室に消えたそうだ。
はあ~、やってることが目の前に浮かんでしまうよ。
私は2時過ぎに就寝、主人はまたテレビを見ながらウツラウツラしたらしく
気が付いて3時半過ぎに就寝。
わんこのお散歩には待ったがないので、5時半過ぎには起きてお散歩へ出かけた。
で、帰って来たのは7時15分過ぎだったけど、義弟はぐっすりお布団中。
これで、私が黙っていられるはずもなく、毎度のことながら説教タイムとなった。
説教タイムもいつもと変わりのない話ばかりなんだけど、言ってる方がうんざりしてくる。
今回もちゃんと言い訳は出来ているんだな。

「違うよ。俺兄貴がいたから、勘違いしちゃったんだよ」
「だから午後のリハビリに出かける前に、日にちと曜日の確認したよね?」
「あ・・・言われてみればそうだよね~、アハハ。俺は何を確認してんだ?アハハ」
「笑い事じゃないんだって、何度言ってるの?一時が万事つながってくるんだよ。
 弟くんが間違えた、勘違いしたって言うのは、必ずと言っていいほど私のいない時。
 私がいようといまいと、自分が意識して注意して考えないから同じことをするんだよ。
 だからいちいち考えて行動しろって、何度も何度も言ってるの!」

ほぼ毎日同じ言葉を繰返してるよな。。。
日曜日午前中は、またまたヒデさんのところに逃げ込んでグチってきたんだろうな。
10時過ぎに出かけて、1時近くに帰って来た。

最近時々時計を見間違えることも多くなってきた。
時計の計算は出来ないけど、時計を見ることは出来るはずなだけど
昨日も時計を見間違えて、1時半前から外に出かける準備が始まった。
最近寝ていなければ、3時10分前にはリハビリに出かける。
それはなぜかと言うと、タバコが無くなるので、タバコ代が欲しいから。
とは言え、1時半前だから、一応聞いてみた。

「弟くん、出かけるの?」
「うん・・・えっ?遅い?」
「いや、遅くはないけど」
「そうでしょう~」

まあ自信たっぷりだわ( ̄m ̄*)
それ以上何も言わずにいたんだけど、支度が整ってダウンジャケットまで着込んでるのに
いつもの場所に座ろうとした。

「リハビリに行くんじゃないの?」
「いや~、俺時間間違えちゃったよ(笑)」
「なんだ、やる気が出て2時間以上歩いてくるのかと思ったのに」
「だって~、この前2時間歩いてひどい目にあったからさ~」
「いつの話してるの?たった1回2時間歩いて、発作が起きたとか疲れたからって
 それでやめてたら、いつになったら体力が付くの?毎日2時間や3時間歩けるくらいに
 なって初めて体力も筋力も少しずつ付いてくるんだよ。サボることばかり考えるな!」
「いやだな~、恵子ちゃん。ちょっと冗談言っただけなのに、そんなにイジメないでよ~」

イジメないでときたか。。。そうだった。。。義弟はイジメられてると思ってるんだった。
これは結構グサっとくるんだよね。

「あのね、私はイジメてるつもりは全然ありません!体力筋力付けるには
 どうしたらいいのかを、毎回説明してるだけです。弟くんが聞く耳を持たず
 毎日サボってばかりいるから、この程度のことが辛いと思うんです!」
「わかったよ~、行ってくればいいんだろ~、わかりました~」

で、またまた準備を再開となって、玄関に出てきた義弟。

「恵子ちゃ~ん、タバコ代ください。それと100円余計にもらえないかな?」
「何するの?」
「いや~、めずらしいコーヒー見つけてさ~、70円なんだけど飲んでみたいからさ~」

一瞬渡してもいいかな?と思ったけど、やっぱりやめた。

「自分で飲みたい物、買いたい物があるんなら、毎朝きちんと起きてお小遣いが
 もらえるようになってから、自分で買ってください。タバコ代だって前貸しだし
 おむつ・病院代だって、前貸ししてるんだよ。起きれなければ1000円罰金なのに
 今年になって1度も起きれてない。2ヶ月近く毎日起きれて、やっと追いつくの。
 お歳暮代もまだ返してもらってないのに、弟くんの欲しい物は買ってくださいじゃ
 虫が良すぎる。値段の問題じゃないからね」

またまたイジメだと思われるだろうが、しょうがない。
どんなことでも、何かの意識付けになればいいと思う。
2時前に出かけた義弟は、一度3時半に帰って来たけどもう一度追い出して
4時過ぎまで、外にいた。

昨夜は8時半には就寝。
そして今朝は、6時10分前にトイレに起きてきてそのまま和室の電気が点いた。
めずらしくこのまま起きるのか?と思いながら、わんこのお散歩に出て
6時45分過ぎに帰宅、義弟はまだお布団もたたんでおらず着替えも終わってない。
ま、私が出かけてもう一度横になっちゃったんだろうね。
それでも7時前にリビングに出てきたから、よし!としよう。
・・・が、9時半過ぎから居眠り開始・・・どうなってんのよ?

「眠いなら、もうリハビリに出かけなさい!」

と怒って、支度が始まったけど結局10時に玄関を出ることは出来ず。
帰って来たのは11時半過ぎで、支度を整えたらすぐに昼食を食べ出した。
食べおわり、飲まなくてもいいフェノバールを飲み、そしてまたまた居眠り開始。

「弟くんは昼間、食べてるか、タバコ吸ってるか、寝てるか、私はこの3つしか見てないよ。
 そんなグウたらな生活してて、そんな生き方でいいの?」
「うん、俺はこれでいい」

かっち~ん!

「こっちはいい迷惑だよ!」

言ったところでどこ吹く風だ。

「眠いなら、外に行って来い!」
「は~い」

と言った5分後には、もう寝てる。

「立って眠気を覚ませ!外に行って来いって言ってんの!」
「・・・・・(座ったままで、伸びをした)」
「一度立ち上がりなよ!ベランダにでも行って、目を覚ませ」
「薬のせいで眠くなるんだからしょうがねえだろ!」
「だったらフェノバールを昼に飲むな!朝1錠夜2錠に変更になってるのを
 弟くんが勝手にお昼も飲んでるんでしょ?」
「違うね。処方箋に書いてあるもんね」
「じゃあ、確認しなさいよ。前にも同じこと何度も言ってるよ!」

それでも確認しない義弟に

「確認しなさい!弟くんが勝手に薬飲んでるの!眠くなることを薬のせいにするなって
 何度も言ってきてることだよ。記憶に頼らないで、きちんと確認しなさい!」

で、確認してきた義弟の言い訳。

「ちゃんと聞いて。これは言い訳じゃなくてさ、言い訳じゃないから・・・
 前にスイミングから帰って来たとき、ここでバタンと倒れちゃってさ」
「はい?それが薬となんか関係があるの?」
「うん」
「どういう関係があんの?」
「だから薬を飲まないと、倒れちゃうんだよ」

これを言い訳と言わずして、なんと言うのだ?
こういうことにはすぐに頭が回転するんだよな~。
だいたいスミングをやめて、もう半年も過ぎるがな。

「それは薬のせいじゃない!弟くんに筋力がないから、なんでもないところで転ぶんだよ.
なんで朝1錠夜2錠に変更したか、覚えてるの?」
「知らない」
「弟くんが仕事復帰するって言ったからでしょう?仕事復帰するのに、昼間眠くなったら
 困るから、昼間の薬はなしになったんでしょ?」
「あ・・・そうだ」
「それを発作が起きるからって、自分で勝手に飲んでたんでしょ?」
「うん」
「だから薬のせいにするなって言ってんの!もう明日からお昼に薬を飲まないでよ」
「は~い」

と言ったところで、どうなることやら。。。
この言い訳を考える時の頭の回転の速さを、どうやったらやる気の方で生かせるんだろう?

こんな話の直後でも、義弟は居眠りの真っ最中。
もう今日は、勝手にしてくれ!



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昨日の今日だけど・・・

2008.02.14 (Thu) 義弟との日々の出来事

主人は去年から、お風呂上りに『エロイカ』と言うヘアトニックを使っている。
主人が使っているのを見て、義弟も主人に許可をもらってこれを使い始めた。
1ヶ月ほど前の主人と義弟の会話。

「兄貴、バルカンって知ってる?」
「知ってるよ」
「あれさ~、俺が眼科に入院してる時、頭洗えなかっただろ。その時売店で買ったんだけど
 好きなんだよな~、バルカンの匂いがさ~」
「ふ~ん」
「兄貴はバルカン、使わないの?」
「エロイカの方が安いし、この匂いも気に入ってんだよ」
「でもよ~、バルカンの方がいいぜ」
「だったら、自分で買えばいいだろ?」
「そうなんだけどさ~」

そんな会話をしていた。
眼科に入院してた時って、もう5年程前の話なんだけど
ヘアトニックなんか使ってたかな?荷物の片づけをしたのは私だけど
見た記憶はないんだけどね。
自分で買えばと言われた義弟だけど、ヘトニックを買うお金はない。

昨日主人に怒鳴られ、私に説教された義弟だけど、食事が終わる頃には
そんなことはどこ吹く風だ。
食器を洗うときに、主人が洗面所でヘトニックを使っていた。

「兄貴、バルカンどうした?」
「はあ~?どうした?ってなにが?お前はいつも突然言うけど、何言ってるかわからねえよ」
「いや、バルカン買わないのか思って」
「だから俺は、これが気に入ってるんだよ」
「俺さ~、今バルカン探してるんだよね~」
「ふ~ん」

とこれで、会話終了!女中部屋に戻ってきた主人

「バルカン探してるって、買う金持ってるのか?」
「さあ?探してるって言うけど、毎日同じ道を歩いてるだけですが?」
「突然どうした?って言われたって、何言ってるかわからねえよ」
「思いつきで話すからね~、その前後のことは考えてないから」
「はあ~」

義弟は手袋を2種類持っていたけど、片方ずつ失くしてしまったので
今左右違う手袋をして出かけいる。
これがまた言い訳になって、ポケットに手を入れるなと言うと

「左右違う手袋だから、恥ずかしいだろ」

と言うんだな。
おむつしてることの方が恥ずかしいってば!

「私に言わせれば、手袋が左右違うことより、背中丸めて下向いてポケットに
 手を突っ込んで、道路の真ん中をチンタラ歩いてる方が、よっぽど恥ずかしいよ」

時には、おむつのことも指摘するけど、こう言ってしまうんだな。
羞恥心はなくなってるのかと思いきや、こういう恥ずかしさは残ってるってことなのか?

「ねえ恵子ちゃん、そこにユニクロ入ってる?」
「そこって、トレッサのこと?」
「うん」
「入ってるよ」
「手袋売ってるかな~?」
「売ってるんじゃないの」
「じゃあ、あとで見てこよ~」

で、この後、手袋代を言ってくるのかと思ったら、それで話しは終了。
今も左右違う手袋を着用中。
思いつきで話してるのが、よくわかるよな。

昨日あれだけ主人に怒鳴られ、私にもあれだけ説教された義弟は
昨夜は9時前にご就寝。
今朝も6時少し前から、目覚ましが鳴り始めた。
わんこのお散歩から帰って来た7時前にも、また目覚ましが鳴ったのだけど
なんだか目覚ましをいじっている音が聞こえた。
和室を開けると、まだお布団の中でこちらを見た。

「7時だよ。起きなさい!」
「え~っ?まだ6時でしょ?」
「何言ってんの?6時はこんなに明るくないよ。目覚ましが鳴ってるのに時計見てないの?」
「だって~、目覚ましが電池抜けてて」
「電池が抜けてた?6時から目覚まし鳴ってるし、今も鳴ったじゃないの?」
「だから今電池入れたから、鳴ったんだよ」
「はい?言ってることがよくわからないよ。とにかく7時なんだから、起きて!」

まったく、さんざん目覚ましは鳴ってて、たぶん7時の目覚ましで
手をひっかけたか何かして、電池が外れたんだろうけど
時計は7時を指してるし、電池が外れたのはたった今じゃろが!
義弟の記憶のすり替えは、どこでどうなるかわからない。
記憶がすり替ったのか?言い訳してるだけなのか?
どっちにしても、昨日の今日でこれだもんね。
毎日口をすっぱくして言っても、何も変わることはないだろうな。
何かをやらせようと思ったら、スケジュールの中に組み込むしかないんだろう。

最低限、今のスケジュールをなんとかこなしてくれればそれでいいや。

本日も1時半起床の私。。。
家事を終わらせたら、2度寝に突入いたしますで、はい!

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どんどん・・・

2008.02.14 (Thu) 義弟との日々の出来事

我が家に来た頃から、よく眠ってはいた義弟。
3年以上も、座椅子に寝っ転がった状態で過ごしていたのだから
テレビを見ながら、30分から1時間くらいのウツラウツラは
1日に2回~4回くらいは毎日していた。
自己流のリハビリを始めた頃は、テレビも見ていたしお昼寝も許していたので
起きると寝るの、切り替えをさせようと思って、寝るときはテレビを消して
和室で寝るようにしていたら、2時間から3時間以上も寝てしまう時もあった。
一人暮らしだの、仕事復帰だのと騒いだことをキッカケにして
お昼寝をすることを禁止にし、座椅子があるとすぐに寝っ転がってしまうため
座椅子も外し、といろいろ試行錯誤の結果、今の状態になったのだけど
座椅子がなくなったら、今度はテーブルに頼るようになってしまった。

「眠っていれば、脳みそも寝てるんだってば。考えて動かなさいとどんどんボケるよ」

そう言ってる直後から、居眠りが始まってしまう。
火曜日と金曜日が義弟のお風呂の日だけど、月曜日も曜日を間違えて
お風呂に入った。

「おかしいな、確認したんだけど・・・」

ノートにもちゃんと2月11日(月)と書いてあるのに

「何を確認したの?どうやって確認したの?」

と聞けば、返事に詰まる。
確認はしてないのに、言い訳として言ってるだけなのはすぐにわかる。

「いちいち考えて行動しなさいよ。ノートだって、メモだって、書いても確認しなくちゃ
 意味がないの!目の前の張り紙だって、毎日読めって言ってるけど読んでないでしょ?
 物を忘れるのはしょうがないと思うけど、その代わりに自分で注意すること
 確認することが大事なんでしょ。それもしないんじゃ、ノートも張り紙も意味がないんだよ」

こんなことも、毎日のように言ってるけど、ぬかにクギ状態だ。
「はい、はい」と簡単に返事だけはするけど、返事だけなんだよね。
これも障害だからなの?と疑問に思うけど、だからと言って見過ごすことは出来ない。

でもこのところの義弟は、認知症の症状が進んできているように思う。
何をするのもいい加減適当にやるし、感覚で動いたりもする。

火曜日の発作の後、2時間過ぎていたし、家の中では通常に戻っているように
見えたし雨も降っていたので、階段リハビリをするよう言った。

「恵子ちゃん、今日は勘弁して」

本人が行く気があればいいけど、ないのに無理矢理出して
階段から落ちたとなっては、あとが大変なことになる。

「だったら、家の中で出来るリハビリをしなさいよ。足上げでも腕立てでも
 何でもあるよね?自分でよく考えて身体を動かさないと、1日サボれば取り戻すのに
 3日かかるんだからね、弟くんは!」
「うん、そうだね」

だけど、これもそう返事をしただけで、何もせず。
昨日は朝から、座る時何度も後ろにひっくり返る。

いろいろと忙しかったので、昨日は私もストレス発散でスポーツセンターに出かけてきた。

「出かけるけど、ちゃんと時計見て行動しなさいよ」
「は~い」

いつもの声かけをして、9時20分過ぎに出かけて12時前に戻ってきた。
チャリで走っていたら、突然後ろから来た車が真横で急ブレーキ!

「うわっ!」

と思ったら主人だった。。。仕事が無いらしく帰って来て夜勤もないんだって。
毎年2月は極端に仕事量が減るんだよね。と言っても今朝も1時半起床だったけど。
一緒に家に戻ったのだけど、寝ぼけた顔を見れば、また寝ていたなってすぐにわかる。

「リハビリ行って来たの?」
「えっ?あ・・・行ってない」
「はい?」
「そうだよね~、リハビリか・・・そうだよね~」
「顔見れば、寝ていたのすぐにわかるんだよ」
「そう?」
「そう?ってさ、自分が何をしなくちゃいけないかもわからなくなって、いいのそれで?
 寝てばっかりいるから、脳みそもボケちゃうの!そのうち外に出たら
 家に帰ってこれなくなるよ。そうなったら、うちで面倒みれないからね。
 老人が入るような施設に入ってもらうしかなくなるよ。それでいいの?」
「やだ!絶対にやだ!」
「やだって言ったって、今のままじゃそのうちそうなるってば。実際に日付だって間違えるし
 自分が何をやるべきかもわからなくなって、寝ちゃってるじゃん」
「そうだけど・・・」
「身体も同じだよ、いくら昨日発作起こしたって、朝から何回そこでひっくり返ってる?」
「・・・・・」
「ポケットに手を入れて歩くなって、手を振って足上げて歩けって何度も言ってるけど
 外で会うと、いっつもポケットに手を入れてチンタラ歩いてるじゃん」
「・・・・・」
「何度も同じこと言ってるけど、私がいくら何を言ったって、弟くんが意識して考えて
 弟くんが自分で注意して、弟くん自身が努力しなくちゃ、前進はない。
 今のままだったら、今の状態を維持も出来ない、どんどん後退していくよ」
「そうかな?」
「そうかな?って、実際に身体だって立ち上がるのだってやっと、ノートに書いてても
 日付も間違える。今日だって、リハビリに行くことも忘れて寝てるじゃんよ」

なんだかボケーっとしていて、聞いてるんだか?なんだか?
洗面所にいた主人に

「なんだかぬかにクギ打ってるみたい、馬の耳に念仏唱えてるみたい・・・」
「そうだろ?だから言っても無駄なんだよ」
「そうだけどさ・・・」

こんな話しをしていても、義弟はまったく我関せず。
それよりも、タバコ代がほしいらしく催促してきた。
昨日の発作で、午後のリハビリをしなかった義弟。
タバコも我慢すると言って、買いに出なかったから昨日の夜から吸っていない。
1時半過ぎて、支度を整えて、タバコ代をまた催促してきたので

「昨日の分と今朝の分と、今から4時まで歩いてきなよ」
「えっ?4時まで?」
「今朝だって行ってないんでしょ?1日サボれば取り戻すのに3日かかるの。
 それも必死にやって3日かかるの。チンタラ歩いてても筋力は付かない!
 2時間ぐらい普通に歩けなくてどうするのよ」
「は~い」

で、どっかで休んでたんだろうけど、時計の確認もせず3時半過ぎに戻ってきたので

「時計見たの?3時半ですけど?」
「えっ?あれ?じゃあ・・・もう一度行ってきます」

そしてわんこのお散歩に出かける準備をしているところに、義弟が帰って来た。
元旦の時の出来事があるので、女中部屋に入りわんこを女中部屋に避難させておいて
義弟が家の中に入ってくるのを待っていたら、主人が

「何やってんだよ。行くぞ」
「玄関に弟くんがいるから、部屋に入ってくるの待ってるの」
「あ~、そうか」

と会話してた次の瞬間、ガタ~ン!と大きな音とともに義弟が玄関にしてある
柵ごと倒れこんできた。。。真正面の彩佳の部屋のドアがきちんと閉まっていなかったので
ドアが開いてくれたから、まだ良かったけど、あの勢いで全身の体重ごと倒れたから
ドアがきちんと閉まっていたら、義弟もケガをしただろうし
ドアもぶち破っていたかもしれない。
何より、もし前回のようにそこになつがいたら、義弟の全体重が乗っかった
柵の下敷きになって、ぺっちゃんこになっているところ。。。
考えただけで、ゾッとしてしまった。そして昨日は、また主人がいた。
兄弟だからね、その後の主人の怒鳴り声は想像してください。

義弟にケガはなかったようだけど、お散歩から戻った私達に対しての
義弟の態度は、もう何もなかったかのよう・・・これも毎度のことだけどね。
その後またしても私の説教タイムとなり、主人もまだ怒っていた。

「明日になれば、もう元に戻るんじゃない?」
「だから弟くんは、物事軽く考えてるって言ってんの!」

結局はそういうことなんだろうな。
自分に対して、どこから湧き出て来るんだかわからない自信。
これって自分に対しての過大評価とも取れるが、逆から言うと
仕事やリハビリ、物事に対しての過小評価とも取れる。
山田規畝子さんの著書にも書いてあったな~。
ま、しょうがね!しょうがね!なんだけどさ・・・

だけどさ。。。
紙おむつ少しでも匂いが漏れないように、何度もたたみ方を教えてるんだけど
その度に、グッショリ濡れたおむつを触る私だって、結構な忍耐が必要だ。
だけど義弟には、どうしてもそのたたみ方を理解することが出来ないようで
最近ではもうあきらめている。なので我が家のゴミ箱は、開けると臭い!
先日も、ぐしゃぐしゃにたたまれたおむつを見て、つい

「弟くん、おむつ匂いが漏れないようにきちんとたたんでよ」
「たたんであるよ。ほら、見てみなよ」

・・・って、濡れて臭いおむつを平気で私の目の前に出さんでくれよ(T▽T)アハハ!

「来年の今頃も、今と同じことしてるよ」

って言ったけど、去年も年頭に同じことを言って、去年より確実に衰えてる。
来年は介助が必要になってたら、どうしましょ?


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発作

2008.02.12 (Tue) 義弟の病院・病気と症状

火曜日は、いつもの買出し。
外は小雨が降っていたので、階段の昇り降りくらいはしてるかなと思いつつ
11時少し前に帰宅。
傘が濡れていたので、一応少しは外を歩いてきたようだ。

でも雨が降ってる時のリハビリとして、階段の昇り降りは必ずやるように言っている。
途中で雨が降り出せば、歩く時間は短くなるわけだから
その分としても、階段リハビリは重要だとも思う。
一度家に戻っていた義弟を、再度階段リハビリをしてくるように追い出す。

買出しの片付け、わんこのごはんの作り置きをした後
自分も昼食の準備をして、女中部屋で食べていた。
私と入れ違って、義弟も昼食の準備を始めていたのが12時過ぎだった。
昼食の片付けが終わる頃、義弟はまだ食べていた。

午後2時から父のところに、ケアマネさん来訪日。
実家でやらなくていけないこともあったので、早めに出かけようと準備開始。
1時には家を出ようと思っていた12時45分過ぎ、やけにリビングが静かなので
このところ食事の後、片付けもしないで寝る体勢になる義弟だから
女中部屋から様子を見たら、後ろにひっくり返ってる義弟が見えた。

「あ~、発作だ」

発作はもう治まっていたし、食事も食べ終わっていたので
いつもと変わらない発作だとは思う。
声をかけたら返事もしたし、特別問題もなさそう。

「横になってるからって、寝ないでよ」

けいれん発作とも、うまく付き合って行くしかないのだから
発作を起こしたからと言って、甘やかすこともなくなった。
ここ最近、筋力が衰えてきてるせいか、発作の後は
思いもよらぬところで、ひっくり返る。
力が入らないのはわかるけど、入らないのに立ち上がろうとしたり
注意が出来ないから、前の発作ではひっくり返った拍子に
義弟の書棚のガラスに頭を突っ込んだこともある。
こうなった時、本人は自分で対処が出来ないから
父の家に行くことは急遽中止、様子を見ているために家にいることにした。

30分もすれば、立ち上がることが出来た義弟だけど
最近では通常に戻るのに、2.3時間かかる。
案の定1時半過ぎに立ち上がった義弟は、バランスを崩して
真横に倒れこみ、主人の座椅子に乗っかった状態から
床に転がり落ちて、テーブルに頭をぶつけた。
ゆっくりを転がってたので、ケガはなかったけど
一瞬見たとき、左手がおかしな格好をしていたので骨折したかと思った。

最初の頃なら、ここで手を貸して立ち上がらせ楽な格好まで
介助をしていたところだけど、これも最近は手を貸さないことにしている。
転んでしまうと、義弟自身立ち上がり方がわからなくなるようだけど
時間をかけて考えれば、自分で起き上がれるのだから
ケガだけはないように見ているけど、自分でやらせる。
しばらくおかしな格好のまま固まっていたけど、身体を動かしながら考えた末に
四つんばいに這って、いつもの場所まで戻っていった。
こういうときの義弟の身体の動かし方は、傍から見ていると

「いったい何をやってるの?」

という動きをする。
知らない人が見たら、ちょっと引くだろうな。
でもそうの動きから、自分がどうすればいいかがわかってくるようだ。

その後も義弟の行動は変わらず。

診察日

2008.02.08 (Fri) 父の看護日誌

1月29日はK先生の診察日だった。

血圧 110-62  脈拍 60

で、異常なし。
聴診器でも特別問題もなく、5分程の診察時間で終了!

昨日は、Ⅰ先生の診察日。
こちらの病院から、通常の診察やお薬の処方はK先生を紹介されて通っている。
3ヶ月に1度の通院の時、大きな検査をしたり
気が付いたことがあれば、K先生と連絡を取り合い対処してくれて
緊急時には受け入れてもらえる病院。

診察室に入ってすぐ

「歩き方は、いつもしっかりしてるね~」

と褒められて、ジイジもご機嫌さん。
手の硬さや震えの様子を見て、運動をするよう言われるけど
施設でしてる運動や体操の話しを聞いて

「いいね~(笑)そういう運動、家でもやってる?」
「テレビ見ながらやってるんだよ~」
「うんうん、いいね~」

最近は手だけではなく、足にも震えの症状が出始めてきた。
歩くのに支障はないし、本人もあまり気になってない。
先生が言うには、震えをすごく気にする方もいるので
そういう時は、お薬を変えたりするそうだけど
本人があまり気になってないのなら、このままでいいでしょうとのこと。
震え=震顫(しんせん)と言うのだけど、前にも書いたけど先生曰く

震顫が目立つ場合、それ以外の症状が出ることが少ないので、経過良好な場合が多い。
だけど体調が悪くなったり、気分が悪かったりした場合放置しておくと
症状が進むことがあるので、そう言う時は早めに受診すること。


そう言われる。また

電気のスイッチ、ON/OFFと言う症状が出る場合がある。
通常なんでもなく生活している時がOFFの状態。
突然立ち上がり歩き出したり、言葉の通り電気のスイッチを、入れたり消したりを始めたり
本人の意思とは関係なく、起こしてしまう行動なので、転倒もしやすい。
転倒した場合は、起き上がることも出来なくなる可能性もあるし、骨折の心配もある。
このような症状が出た場合は、一人暮らしには限界があると思われる。


と言うことだった。
なるほど、電気のスイッチくらいならまだいいけど、これがガス代で
火を点けたり消したりだったら、火事になる恐れもあるもんね。
今のところ、父にはそう言った症状は見られないので安心して良いと言われたけど
万が一、ん?と思うような行動があったときは、すぐ受診するようにも言われる。

パーキンソンにこんな症状があるとは知らなかった。。。
ケアマネさんと施設の方にも、お知らせしといた方がいいだろうな。

今回も特別に異常はないということで、診察終了!
次回は、4月17日 8時30分


デイサービスの日だったので、その後施設まで送り届けると
ちょうど他の方々のお迎えから戻った、職員さんから声をかけられた。

「最近尿失禁が多い気がするんですけど、何か異常ありました?」

これはもう施設に通う前からあったことで、本人もわかっている。
どうやら排尿した後、完全に出し切らないうちにズボンをあげてしまって
残尿がこぼれると言う感じらしい。
女性の尿失禁はよく聞く話だけど、男性のそれはよくわからないから
主人に聞いたことがあるんだな。
あわててたり、急いでたりすると、自分では出し切ったつもりでも
後でジワっって言うことがあるらしいんだ。
老人だからそこのところの量が、結構多いみたいで漏らしたようになってしまう時がある。
父も気にして、ティッシュで拭いたり、お風呂の時は恥ずかしそうに
脱いだ後、さっと自分で片付けたりしてるんだって。

「私が一緒の時は、トイレに行く時必ず絞り出しといでよって声をかけると
 注意するみたいで、失敗も少ないんですけど」

って話したんだけど、自分でわかっていれば
痴呆症が出てるとか、認知症が進んだわけではないから
問題はないみたいだけど、施設の方もちょっと心配してくださったようだ。

施設に行くことをとっても楽しみにしてる父。
明石家さんまちゃんじゃないけど、その場を離れると面白いことがあるんじゃないかって
気になっちゃうのかな? (^m^*)
そんで、あわてちゃうから絞り出しを忘れちゃうんじゃないの?(='m')くすくすっ♪
今朝のお散歩の時

「ジイジ、最近トイレの失敗多いんだって?施設の人が病気じゃないかって心配してたよ」
「あ・・・そう?」
「トイレに行ったら、あわてないでちゃんと絞り出してこないと、パンツやズボン汚して
 自分でも気持ち悪いでしょ?注意しないと、施設の人にも心配かけちゃうよ」
「そうだな。注意しなくちゃいけないな」

そう話したけど、連絡帳にもトイレに行く時気が付いたら
小声で声かけしてもらえるよう、頼んでおこうかな。
家にいるときならまだいいけど、人前では父も恥ずかしい思いしちゃうもんね。

今のところは、問題なし。
本当は一緒に暮らせたら一番いいんだけど、ちょっと無理だもんな。
まだまだがんばってもらわねばだよ。。。

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緊急連絡先カード

2008.02.06 (Wed) 義弟との日々の出来事

義弟は去年の4月まで、携帯電話を持っていた。
病気になる前に会社が与えた物なので、P206と言う化石物の携帯だった。
お給料の他にも、携帯代も払ってくれていたのだからすごい会社だよ。

この携帯電話は、なかなかの曲者だった。
離婚後もずっとこの携帯電話で、元嫁と連絡を取り合っていた義弟。
元嫁のことについては、知らない方で時間と興味のある方は
過去日記を読んでもらえるとわかるのだけど
最後にまた連絡を取っていることがわかったのが、2006年の年末だった。

その時のことは、興味のある方は【また元嫁か・・・】【やっぱり「逃げた。。。】を読んで見てください。

その他にも、中学時代からの友達Cさんも、時々電話が来ていたけど

「どうせ会社が払うから、こっちからかけ直すよ」

と言っては、一度切ってかけ直し2時間近く話していたりする。
会社に電話をしたり、大怪我して入院していたDちゃんにも
数日間毎日電話をしていたり、K部長に電話をして部屋を借りるための保証人を頼んだり
T部長に復帰したら給料はいくらもらえるかと聞いたり
私がいない時やリハビリで外に出たときなど
隠れてやっているつもりなのだろうが、後で必ずバレることになった。

が、この携帯電話をとうとう失くしてしまうことになる。
その時のことは、【その次は携帯】を読んで見てください。

ということで、携帯を持てなくなった義弟に
外出先で何かあったときのために、緊急連絡先カードを持たせることにした。
それがこちら↓
緊急連絡先


紐をズボンの右側のベルト通しにくくって、ポケットに入れて歩くように言った。
万が一何かあったら、右手で紐を引っ張ればこのカードが出てくる。
救急車騒ぎになる前に、私に連絡が入れば対応が出来る。
ズボンを洗濯に出したら、必ず付け替えるよう言ってるのだけど
面倒臭がったり忘れたりで、付けずに歩いて、先日も休憩中の公園で発作を起こし
2回目の救急車騒ぎとなった。

この時、もし次にこのカードを持たないで出かけてまた救急車騒ぎになった時は
もう迎えには行かないから、病院まで運んでもらって、動けるようになったら
歩いて帰ってくること、そしてお金の支払いにもう一度出かけること。
そう言ってあった。

月曜日の午後義弟がリハビリに出た後、洗濯物を取り込んでいてふと気が付いた。
義弟の私物を置いてある棚の箱の中に、このカードが置いてある。
緊急連絡先カード

午前中に出かけたときは、Gパンに付けていたのは確認していた。
そういえば、リハビリに出る前Gパンをいじくっていたっけ。
だけどこれから出かけるのに、なぜ外した?
時々義弟の行動は、摩訶不思議だ。

その後も何も言わず様子を見てたけど、結局昨日の夕方まで付けずに出かけていた。
昨日も相変わらず、居眠りしっぱなしの義弟。
またまた説教タイムとなってしまった。

「弟くんさ、何度も何度も私は同じこと言いますが、昼間は寝ちゃいけないの。
 リハビリだって、手を振って足を上げて汗掻くほど一生懸命歩くの。
 私は口うるさい女ですから、何度でも同じこと言いますよ。
 今と同じ状態だったら、来年の今頃も同じことしてるし、来年も私に同じこと言われてるよ。
 それでいいの?いつまでもそこに座って、ずっとそうしてるの?」
「いや・・・」
「怠けることばかり考えてたら、何も変わらないよ」
「恵子ちゃん、じゃあ聞いてくれる?」
「なにを?どうぞ」
「俺はさ、今日の午前中恵子ちゃんがいないの知ってて、ずっと大回りしてきたんだよ」
「・・・・・」

それでどうしたのか?次の言葉を待ってたんだけど、ジッと私の目を見て何も言わない。

「・・・だから?」
「だからって、恵子ちゃんがいなければ何かあったときどうすることも出来ないだろ。
 それでも俺は今日、大回りして必死に歩いてきたんだよ」
「だから?それがなに?」
「いや、それだけ・・・」
「私がいようといまいと、それくらい毎日やって当たり前のことだよ。
 今日一回やっただけじゃ、筋力なんて付かないの。毎日毎日やって、初めて付くの。
 私がいないって、いつまでも人を当てにしててどうするの?」
「そうだけど・・・」
「私がどこにいようと何かあったときのために、緊急連絡先カードを作ったんでしょ。
 なのに持って歩きもしないで、あそこに置きっぱなしで意味がないじゃない」
「Gパン洗濯しようと思ったから、外したんだよ」
「昨日午後のリハビリに出かける前に外したでしょ?知ってるよ」
「そうだっけ?」
「それに外した後も、Gパン洗濯にも出さないで履いてるじゃん」
「・・・・・」
「前に救急車騒ぎになった時言ったよね?次に持って歩かないで救急車騒ぎになったら
 私は迎えに行かないよって。持って歩かないでそういうことになったら
 自業自得なんだから、自分で処理しなさいって」
「・・・・・」
「なんで持って歩かないの?持って歩かなくちゃ意味がないんだよ」
「・・・・・」
「たった1回朝起きれても、たった1回たくさん歩いても、意味がないの。
 意味のないことやっててもしょうがないでしょ?弟くんはすぐに自分を甘やかすことばかり
 考えるんだよ。怠ける方に考えてしまうの。いくら私が何を言っても
 弟くんが自分で意識改革して、治して行かなければ進歩はないんだって」
「・・・・・」
「さっきも言ったけど、来年も私に同じこと言われてるよ。来年も同じことしてるよ。
 そうなるかどうか?その各位様語録集に日付と私の言ったこと書いておいてみ」

そう言ったら、本当にノートに書き始めた。

『2月6日 恵子姉さんが僕は何も変わらず 来年も同じことをしていると言った』

・・・・・ま、ある意味来年が楽しみでもあるな・・・・・

「私はね、気が付けば言わないではいられないから、何度でも同じこと言うよ。
 言われたくないなら、サボることじゃなっくて、いちいち考えて行動しなさいよ。
 いつまでも誰かを頼ってちゃダメなの。怠けることを考えないで
 どうしたら出来るか、どうしたら眠気を覚ませるか考えるの。
 外に出るときは、緊急連絡先カードを持って、手を振って足上げて歩くの。
 弟くんが自分で意識改革しなかったら、本当に来年も同じことしてるからね」
「は~い」

昨日今日は、7時に和室を開けると支度を始めていたので、起きてはいるけど
リビングには出てこれる状態ではない。
今日は昼食を食べ終わり片付けの終わった義弟に言った。

「弟くん、意識改革しないと何も変わらないからね」
「うん、わかった」

一応今日は眠いのをガマンはしてたようだが、うっかりすると眠っておった。

明日は父の病院で、8時前には家を出なくていけない。
説教ババアは明日も、吠えてるんだろうな。。。(^m^*)




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説教ババア

2008.02.05 (Tue) 義弟との日々の出来事

月曜日、午前のお散歩は結局1時間で帰って来た。

「だって~、道路が凍ってるから、滑って怖いんだもん」

確かに凍ってる場所もあるけどさ、お天気も良くて溶け始めてるんだから
凍ってない場所もあるじゃん、わざわざ凍ってる所を歩かなくてもいいんでない?
と思ったけど、そういう風に切り替えが出来ないのもこの障害なんだろうね。
転ばれても困るから

「だったら、午後には昨日の分も含めて歩きなよ」
「は~い」

着替えて、11時半過ぎには昼食食べ始め、私がいたので片付けはしたけど
その後、さっそく居眠り開始となった。

「眠いなら、身体を動かしなよ」
「は~い」

返事はすれど、気が付けばテーブルにうつぶして眠っていた。
何度か声かけはしたけど、私もずっと義弟の監視をしているわけに行かないし
月曜日は夜中の1時半から起きていたので、なつのお迎えの前に私も一眠りした。
起きたのは2時少し前、義弟もぐっすりお休み中。

「弟くん、昼間は寝るなって!1日自分が何時間寝てるか、わかってるの?」
「わかんない」
「夜は10時間近く、昼間も寝てたら1日の半分寝てるんだよ。
 薬のせいで眠くなるって理屈は通らないんだからね」
「なんでだよ?」
「昼間眠くなるから、仕事復帰して眠くなったら困るからって
 フェノバールは朝1錠夜2錠に、変更になったんでしょ。覚えてる?」
「・・・・・」
「飲まないと発作が起きるなら、先生だって変更はしないでしょ。
 それを弟くんが発作が起きるって、勝手に思い込んで勝手に飲んでるんだよ。
 だから眠くなるのは、薬のせいにしないでねって言ったよね?」
「・・・・・」
「寝てる間は、脳みそだって眠ってるの。寝てばっかりいたら、どんどんボケてくよ。
 寝ちゃってれば、時計だって確認出来ないの。尚更時間を守れないでしょ。
 そんな状態で、仕事復帰なんか出来るわけがないじゃないの」
「恵子ちゃんさ~、ちょっといい?」
「なに?」
「仕事中に船漕いでる奴なんか、俺の会社にはたくさんいるよ」
「船を漕ぐって・・・それは眠いのをガマンするから、コックリコックリ船を漕ぐんだよ。
 無意識にでも寝ないようにしようとするから、船を漕ぐの。
 弟くんはテーブルにうつぶして、完全に眠ってるじゃないの」
「そうだけどさ~」
「弟くんの話だけ聞いてると、弟くんの会社ってなんて楽な会社だろうと思うよ」
「そうかな?」
「朝は遅刻しても平気、仕事中は居眠りしても大丈夫なんでしょ?
 本当にそれで仕事復帰が出来るなら、そこで読みたくもない本なんか読んでないで
 Mさんでも、K部長でも、T部長にでも、仕事復帰させてくれってお願いしたら?」
「・・・・・」
「朝は眠くて起きれないから毎日遅刻するかもしれません、昼間も薬飲んでるから
 眠ってしまうかもしれませんって、筋力も落ちてるので転んだりするかもしれませんって
 物忘れもひどいので何度も同じこと言われないと、いけないかもしれませんが
 仕事復帰させてもらえますかって」
「そんなこと言う必要ないよ」
「7年間も休職しててお給料をもらってるんだから、自分の状態を説明する義務はあるでしょ?
 まして仕事復帰しようとするなら、尚更話しておくべきだよね?そう思わない?
 たとえば言わないで復帰出来たとしても、2.3日もすれば誰にでもわかることだよ」
「・・・・・」
「みんな最初は見た目で判断するって言ったでしょ?
 立ち上がるのもやっとの状態で、紙おむつまでして、おむつしてることはわからなくたって
 フラフラした足取りを見ただけでも、身体ちゃんとしてからにしろって言われるよ」
「・・・・・」
「休職して7年、この3月が来たらもう8年目に入るんだよ。
 それがどれだけの月日かって、弟くんわかってる?」
「・・・・・(首をかしげる)」
「今Ⅰ工場で工場長やってるFさん。弟くんが病気になる前、入社したての
 ペーペーだったんじゃないの?」
「そうだよ」
「それが工場長になってるんだよ。弟くんが工場長になるために、どれだけの苦労したの?
 それと同じことをして、工場長になったんじゃないの?それ程の月日が流れてるんだよ」
「そうだけど・・・」
「Dちゃんだって、もう仕事復帰してるってよ」
「えっ?Dはまだリハビリしてるんじゃないかな?」
「けんちゃんが仕事復帰したって言ってたよ」
「なんで兄貴が知ってるんだよ」
「Sさんと時々連絡取ってるもん」
「あ、そうか・・・」

主人は今の仕事の前は、義弟の会社の運送部門にいたからその頃の
知り合いと、時々連絡を取り合ってるの社内の様子も少しは知っている。
義弟が工場長としてバリバリ働いていた時から、Dちゃんと言って
義弟が可愛がっていた後輩がいる。
昨年2月本人のうっかりミスから事故が起こり、彼は右腕切断右肺切除と言う
大怪我を追ってしまった。それでも1年経たないうちに仕事復帰している。

「Dちゃんは利き腕の右手を失くしてるんだよ。それでも、もう復帰してるの。
 今頃は左手で、何でも出来るようになってるよ。
 弟くんは一番軽い麻痺で、、筋力が付けば普通に生活出来るって言われてるじゃない。
 両手両足ちゃんと揃ってるじゃないの。それなのに、自分がサボってきた結果が
 関係のない右側まで、筋力落としてそんな身体にしてしまったんじゃないの?」
「・・・・・」
「家にいれば寝てる。外に行けばサボること考えて、ポケットに手を突っ込んで
 下向いてフラフラ歩いてる。それじゃあ、維持するどころか、どんどん衰えてくよ」
「・・・・・」
「それを元の状態に戻すには、弟くんが努力をしなくちゃ戻らないの。
 眠いなら眠気を覚ますことを考えなよ。いちいち考えるの。
 外歩いてる時は、手を振って足上げて汗ばむくらい一生懸命歩くの。
 身体を動かして、自分から何か考えて行かなくちゃ進歩はない」

それからしばらくして、ノートを開いてエンピツを持って固まってた義弟が
パソに向かっていた私に

「恵子ちゃん、タバコ代くださいっ!」

いきなり大きな声を張り上げた。時間は2時20分過ぎ。

「3時になったら、渡します」
「10分前行動なんだろっ!だからタバコ代くださいっ!」
「そこに座ったまま、何を偉そうに言ってんだっ!
 ちゃんと支度して、出かける準備してから言いなさいっ!」
「・・・・・(また固まった)」
「出かける準備もしてないで、そこに座ったままノートを書くんだか書かないんだか
 エンピツ持って、何を偉そうに大きな声出してんのよっ!」
 
それから少しして和室に入り、Gパンを持って何やらやっていた。
準備が始まったのを確認して、テーブルの上にタバコ代を置いておいた。
時間は2時半を少し過ぎたところ。

「昨日の分もちゃんと歩いてきなさいよ」
「えっ?今朝の分じゃないの?」

はれ?そういう捉え方?

「今朝は昨日の分も歩いて来いって言ったら、凍ってて怖いって帰って来たんでしょ?
 だから昨日の分もって言ったの。どっちにしても4時過ぎまでしっかり歩いてきなさい」
「は~い」
「ポケットに手を突っ込んでないで、手を振って足上げて歩くんだよ」
「は~い」

そう言って出かけて行ったのだけど、夕方わんこのお散歩に出たとき
マンション前で義弟に会うと、相変わらずポケットに手を入れておる。

「ポケットに手を入れるな!前後に振って歩けって言うの!」
「だって~、手が冷たいんだもん」
「だったら、グーパーしながら歩けばいいでしょ!」
「は~い」

説教ババアは外でも、怒鳴る( ̄m ̄*)
わんこのお散歩から戻って、落ち着いてから

「弟くんさ、毎日私に起こされて毎日私に説教されて、それでいいと思う?」
「いや・・・」
「私だって言いたくないよ。でも言わないと、時間も守れない、すぐに寝ちゃう。
 だから私は言うんだからね。何度でも同じこと言うからね」
「・・・・・」
「私がいくら何を言っても、弟くんが自分で考えて努力をしなければ
 どんどん衰えるんだよ。何度も言うけど、いちいち考えて行動しなよ」
「・・・・・」
「手が冷たいからって、ポケットに手を入れてたらそのしもやけだって治らない」

義弟の左手の指と左足の指先は、しもやけで真っ赤傷にもなってるんだよね。
去年それを見たとき、壊死してるのかと思ってビックリして皮膚科に連れて行ったら
血行不良による、しもやけがひどくなったもの。
皮膚科でも運動するように言われた。

「手が冷たいなら、あったかくなるにはどうしたらいいか、考えなよ。
 グーパーグーパーして歩けば、指先まで熱くなるよ。
 眠くなったら、そのままボーッと寝ちゃわないで、どうやったら眠気が覚めるか考えなよ」
「うん」
「いちいち考えなくちゃ、本当にボケちゃうからね」
「は~い」

ふう~。。。
月曜日も説教の1日であった。。。



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大人でしょ!

2008.02.04 (Mon) 義弟との日々の出来事

土曜日、眼科から帰って来た義弟は、居眠りばかりで過ごした。
昼食後から、もう眠る体勢になっているのがわかったしね。
本もテーブルの上になかったから、ずっと寝てたんだと思う。
わんこのお散歩から戻った5時過ぎ、義弟はリハビリから戻って
やっと着替えも終わり、いつもの場所に座って一服となった。
義弟の目の前でノートの確認をすると、日付だけしか書いてなかった。
何も言わずに様子を見ていたら、本を持ってきてパラパラとめくり
すぐにノートを書き始め、5分程で終了。
たった1行、文字数で言えば30文字ない。
一応考えてはいるんだろうけど、いい加減なものだ。

金曜日めずらしく主人から、土曜日は近所のラーメン屋さんで外食しようと言い出し
土曜日義弟に食事を出してすぐの、6時半過ぎに帰って来た。
お風呂に入り、7時40分過ぎから出かけて餃子で生ビールを飲み
ラーメンを食べて、9時過ぎに帰って来た。
私達が戻ってすぐに、義弟は就寝となった。

翌日日曜日は、朝から雪が降っていた。
6時からいつものように、義弟の目覚まし時計が鳴り出した。

「また意味のない目覚ましか?( ̄m ̄*)」

主人が笑いながら言った。
エリーのお散歩に主人が行ってくれたので、私はなつとお留守番。
主人が出かけた後6時20分過ぎに、義弟がトイレに起きてきた。
トイレから出てきた義弟は、そのままお布団に戻ったようで和室は静かになった。
こういう日は滅多にない、このところ主人はいつも夜勤明けで日曜日の
早朝帰って来てたからね。
なので、昨日は和室を開けて、義弟を叩き起こすことにした。

「弟くん、もう起きなさい!トイレに起きてきてるのに、なんでまた寝ちゃうの?」
「・・・・・」
「7時に支度してリビングに出てくるには、もう起きなくちゃ間に合わないでしょ!」
「・・・・・」
「また罰金払うの?起きて支度始めなさい!」
「だって~、眠いんだもん」
「眠いから寝てていいのは、赤ちゃんだけ!子供じゃないんだから、大人でしょ!」

返事もしなけりゃ、動きもしない。

「起きろって言ってんの!」

これでやっと、お布団の上に起き上がった。

「何のために6時から目覚ましかけてるの?トイレに行くためじゃないでしょ!」
「トイレに行くために、目覚ましかけてんだよ」
「なにっ? (-_-#) 」

まったく、寝起きでも減らず口だけは叩けるのかよ!

「○×△□※・・・・・」
「何言ってるか、聞こえない!」
「起きるためだよ」
「だったら、起きなさいよ!起きて支度を始めなさい!」

と言った後も、しばらくお布団の上でボーッとしていたので

「さっさと動きなさいよ。時間間に合わなくなる」
「は~い」

これで、やっと行動開始。
そうこうしてるうちに、主人とエリーが帰って来た。
わんこの世話をしていた7時5分前になって義弟もリビングに出てきた。
さっそくコーヒーを入れ始めた。

「7時に出てくれば、コーヒーだって飲めるじゃないの」
「だって~、眠くてしょうがないんだよ~」
「だから眠いからって寝れるのは、赤ちゃんだけなの!大人のすることじゃない!」
「・・・・・(笑)」

なんで笑えるんだろう?感情コントロール低下ってことになるのかな?
それからコーヒー&一服タイムの始まり。
だけど立て続けに3本吸ってるのを見て

「さっきから立て続けにタバコ吸ってるけど、3時まではタバコ代渡さないよ」
「うん」
「考えて吸ってるの?」
「考えてるよ」
「タバコがないからって、しけもくはしな・・・」
「は~い」
「人が話してる途中で、なんで返事するんだよ!聞いてない証拠だ!
 聞いてもいないのに、返事だけはするんだ!
 だから何度も同じことを注意されるんだよ。いい加減なことするな!」
「は~い(笑)」

また笑いか・・・聞いちゃいねえっての。
ホースのイヤーに念仏、つまり馬の耳に念仏(ルー大柴か! (^m^*))
こういうのも、もう慣れたけどさ。
1日2箱以上吸ってたのを、1日1箱にしたのだから
何も考えずに吸えば、足りなくなるのは当たり前のことだ。
吸殻を見て思ったのだけど、義弟の考えて吸ってるというのは
タバコはまだ残っていても、先にしけもくをしてその場しのぎをしてるだけ。
結局なくなれば、私の目を盗んでしけもくをしている。
義弟にしけもくをやめさせようと思ったら、義弟の言うままにタバコ代を渡すしかない。
義弟のお小遣いの額で考えたら、それは出来ないから
気が付いたら、吸殻を捨てるしかないのだな。

「しけもくしてるのは知ってるけど、禁止って言ってるんだから、気が付いたら
 吸殻は捨てるからね。よく考えて吸いなさいよ」
「は~い」
「いつまでもそうやってないで、7時半になったら朝ご飯食べなさいね」
「は~い」

と、ここまでにして昨日は私が日曜日したかったので、主人と一緒に
女中部屋でテレビを見ることにして、見ない日にしようと思った。

雨の日は10時と3時に、階段の昇り降りを最低5回するように言ってあるけど
その最低5回しかやらない義弟。
昨日は雪が降っていたから、黙っていたら10時半過ぎて玄関に出てきた。

「ちゃんとしっかり足上げて、やりなさいよ」
「えっ?階段だよ?」
「わかってるよ。こんな雪の日に出かけろとは言わないよ」
「あ、そう(笑)」
「手摺りにつかまらなくても、階段を昇り降り出来るようになれってこと」
「は~い」

20分ほどで帰って来たので、やっぱり5回で終了だな。
支度を整えて、いつもの場所に座ると

「ねえ、恵子ちゃん。この雪ずっと降るの?」
「夜まで降るみたいだよ」
「イヤだな~、この雪の中出かけるの・・・」

午後にはタバコを買いに行かなくちゃいけないもんね。
と言っても、この雪だから主人ともどうしようかと相談していた。

昨夜行ったラーメン屋さんとは別に、新しく出来たラーメン屋さんがある。
そこにも行ってみたいと言っていた主人。
いつも夜勤明けの日曜日だから、ゆっくりできる日曜日が次はいつになるかわからない。
なので雪の中、お昼を食べにそのラーメン屋さんに出かけることになった。
雪の中を歩きながら、とにかく足元が滑るし危ない。
これで義弟にタバコを買いに行かせて、転んで骨折でもされたら困るし
骨折しないまでも、転べば泥だらけになることは必死。
その状態で気にせず和室に入ってしまう人だから、帰りにタバコを買っていくことにした。
家に戻ると義弟は、わんこが吠えたのであわてて起きたという感じ。

「また寝てたの?眠いなら身体を動かしなよ」

そう言ったら、立ち上がり足上げを始めた。
タバコをテーブルの上に置いたら、足上げは10回もしないうちに終了。

「うわ~、恵子ちゃん、ありがとう」

そう言って、座ってさっそく封を切った。
なるほど、もうタバコがなくなってたのか。
これはちょいと失敗した、3時になってから渡すべきだった。

「すぐに封を切ってるけど、明日は3時まで渡さないよ。考えて吸いなさいね」
「は~い」
「何度も言ってるけど、しけもくはしないでね。気が付いたら吸殻は捨てます」
「は~い」

ニコニコ笑って、吸い出した・・・ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ

昨日は飲み会で友達の家に泊まった彩佳も、私達がラーメン屋さんから帰って来たとき
ちょうど帰って来た。

「どこ行ってたの?」
「ん?ちょっとそこまで」
「何食べて来たのよ?」
「今週末はラーメンで攻めてみた」
「わけわかんないし・・・(爆)」

そんな会話の後は、女中部屋で3人でテレビを見ていた。
3時少し前、義弟の様子を見たらまた眠っていたので

「弟くん、眠ってたら時間わからないでしょ。時計見て」
「あ・・・はい」
「階段行ってきなさいよ」
「いや、今日は家で足上げとかやろうと思って」
「家にいたら寝てばかりじゃん。せっかく階段と言う良いリハビリ方法があるんだから
 少し外の空気を吸って、目を覚ましてきなよ」
「は~い」

んで、また最低の5回やって帰って来た。
今日は日曜日なので、テレビは5時半から見れる。
そこだけは忘れないから、エライね( ̄m ̄*)

昨夜は9時半過ぎに就寝。
今朝は1時半起床だった主人、私もその時間から起きていた。
主人は2時半前に出勤、私は夜中のパソ遊びをしていた。
3時過ぎにトイレに起きてきた義弟は、わんこのお散歩に出かける
6時過ぎにもトイレに起きてきたけど、私はそのまま出かけた。
雪のために今朝は路面が凍っていたので、父は呼び出さず
短いコースで家に戻ってきたのが、6時40分過ぎ。
お留守番のなつが吠えたので、それで気が付いたのか?
今日は7時5分前に、リビングに出てきた。

「大人でしょ!」

が、効いたのかな(≧m≦)
家事を終わらせ、今日はなつの通院日。
9時少し前に出かける時

「なつの病院に行ってくるから、ちゃんと時計見て動きなさいよ」

そう声かけをして出かけ、9時40分過ぎに戻ると出かける準備を始めていた。

「昨日の分も歩くくらいの、気合を入れて歩きなさいね」
「は~い」
「ポケットに手を突っ込んで歩いてちゃダメなんだよ。手を振って足上げて歩くんだよ」
「は~い、じゃ、いってきます」
「はい、いってらっしゃい」

・・・って、私はおかあさんかっ!(='m')くすくすっ♪

こうは言ったものの、何時に帰ってくることやら・・・
時間が長くなったとしても、休憩時間が延びるだけだろうから
あまり変わりがないと思うのだけどね。。。




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変わらないってば。。。

2008.02.02 (Sat) 義弟との日々の出来事

最近の義弟は、日付がわからなくなることが多い。
ノートに書いてあっても、わからなくなってしまう。
眠ることが多いせいかな?
昨日は2月1日金曜日、義弟はお風呂の日でもある。
食事が終わって、7時半過ぎになって

「恵子ちゃん、兄貴どこまで来てるかな?」
「えっ?けんちゃんがなに?」
「兄貴帰ってくるんでしょ?」
「あ~、今日も夜勤だよ」
「そうなんだ」

この会話、いつもだと

「え~っ!またぁ~?」

と言う返事が帰って来てたのだけど、どうにもこの返事が感に触ってしょうがない。

「え~っ!またぁ~?って言うのやめてくれる。けんちゃんは家族のために働いてるんだよ。
 またぁ~って言い方、気分良くないからやめて!」

これを何度か言っていたので、最近は言わなくなってきた。

「今日はお風呂に入っていいんだよね?」

そう聞かれても、私は「そうだよ」とは絶対に答えない。

「自分でよく確認してみれば?今日は何月何日何曜日?お風呂は何曜日に入るの?」

そう言って、自分で考えて確認させるようにしてる。
でもそんな風に言ってたから、お風呂の日をわかってるんだと思っていた。
ノートにも2月1日(金)と書いて、感想文も書いてあったしね。
8時までにお風呂に入らなければ、お風呂は中止と言ってある。
ところが薬を飲み終わり、時間も7時45分過ぎてるのに
座ってテレビを点けて、見始めた。

「弟くん、お風呂入らないの?」
「えっ?だって、今日は木曜日だからお風呂の日じゃないよ。入っていいの?」

ん?どこで摩り替わったんだろう?

「今日は何月何日何曜日?」
「えっと・・・1月31日木曜日」
「違うよ。よく確認して」

義弟はカレンダーを見ることはない。自分で書いたノートで確認する。
だからこのノートに日付を書き忘れると、さっぱり日付がわからなくなってしまう。
ノートを開いた義弟は、ジッと見ながら

「1月31日木曜日だよ。間違いない!(きっぱり!)」

そう言い切った。
様子を見ていて、なるほどわかった。
前に勉強会と称して行動記録を書いていた頃、たとえば時間を間違えていても
分を間違えていても、私は「違ってるよ」としか言わない。
義弟の頭の中で、時間と思うとそこにこだわってしまうらしいのだな。
だから時間しか見ないから、分が間違っていることには
自分からは最後まで気が付かない。
いくつものヒントを出して、やっと気が付くという感じだった。

今回はノートを開いた左ページに、1月31日まで書いて
右ページの最初に、2月1日の感想文が書いてあった。
ノートを開いた時に、左ページしか見てないし右ページに感想文を書いたことも
思い出すこともない。だから日付は1月31日木曜日になったらしいのだな。

「弟くん、右側のページに書いてあるのはなに?」
「えっ?あ・・・・・そうか、今日は2月1日金曜日だ」

一つこれ!と思ってしまうと、他に注意が行かない。
これも注意欠陥障害の症状なんだろうね。

今朝わんこのお散歩から戻って来たのが、7時だった。
相変わらず起きてないけど、トイレに入ったら義弟の匂いがした。
トイレに入ってから、それほど時間が経っていないということになる。
和室を開けると、案の定義弟はお布団の中にいた。

「弟くん、7時だよ!」
「は~い」

わんこの食事の用意をしながら、しばらく様子を見て声をかけようとかと思ったら
やっと行動開始となった。リビングに出てきた義弟に

「ねえ弟くん、朝起きて来なければ1000円罰金だってわかってる?」
「わかってるよ」
「じゃあ、わかってて起きてこないのね?」
「起きれないんだよ」
「だってトイレには起きてくるのに、また寝ちゃうじゃない。起きれないんじゃなくて
 起きる気持ちがないんでしょ!」
「だって~、眠いんだもん」
「あのね、眠いから起きないって私だって寝てていいなら、いくらでも寝ていたいよ。
 だけどみんな眠いのをガマンして、起きてるんだよ。眠いから遅刻しましたなんて
 言い訳が毎日通用するような会社は、どこにもないと思うけど?」
「そりゃ、そうだ。アハハ」
「なんで笑ってるの?笑い話はしてないんだけど?」
「はい、はい」
「結局そうやって、いい加減に人の話を聞いてるから朝も起きれないんだよね」
「ちゃんと聞いてるよ」
「はいはいなんて返事が、ちゃんと聞いてる人の返事とは思えません」
「そうだよね~(笑)」

ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ
その後は声かけはほとんどしなくても、9時前に洗面ハミガキまで終了。
その後引き出しを開けて、なにやら紙切れを見ていた義弟。
コーヒーを入れて、定位置に座ると

「恵子ちゃん、今日眼科に行きたいんだけど、診察料が2300円くらいで
 目薬が2500円くらいだから、5000円で足りると思うんだけど」

さっき紙切れを見てたのは、領収書を確認してたんだ。
昨日は紙おむつ代と言って、1600円渡している。必要な物だからいいんだけどさ。
今日はここで説教タイムとなった。

「あのね、弟くん。一時が万事そういうことなんだよ。わかる?」
「なにが?」
「弟くんのお小遣いは、1日1000円月にして3万円だよね?」
「うん」
「だけど朝起きれないから、1000円もらえないんだよね?」
「うん」
「なのに朝起きてこないってことは毎日1000円使い切ってるってことだよ」
「あ~、そうだよね~」
「毎日もらったお金を使い切って、病院代はどうするの?ってことじゃないの?」
「あ~・・・」

返事はいつものようだけど、めずらしく私の目を見て聞いていた。

「それだって、もう1ヶ月以上先まで前貸ししてる状態でしょ?今年に入って
 まだ1度も起きれてないんだから、私は朝起こすだけで1000円もらえるんだからいいよ。
 だけどね、その中からタバコ代を渡してるの。紙おむつもそう、病院代もそう。
 それでも足りない時は、生活費の4万の中から出してるの。
 そういうことわかってないでしょ?」
「・・・・・」
「起こしてもらうのが当たり前じゃないよ。タバコ代もらえて当たり前じゃないよ」
「うん」
「私に言えばお金が出てくるのが、当たり前じゃないんだよ。リビングと和室の
 この広いスペースを一人で使って、食べるにも困らない、言えばお金がもらえるって
 たった4万円で、こんな生活が他で出来ると思う?そんなところどこにもないよ」
「うん、俺もそう思う」
「お金管理だって私任せ。朝起きるのも私任せ。時間も注意しないから、いちいち声かけられて
 これも私任せ、みんな人任せの生活してるのに、なんで一人暮らしが出来るの?」
「うん」
「何をするにも、いちいち考えなよ。眠いが優先じゃないの。7時に起きることが大事なの。
 外を歩く時だって、どこでタバコ吸おうかな?とか、どこで休憩しようかな?じゃないの。
 ポケットに手を入れて、下を向いてテレテレ歩いてても筋力は付かないの。
 手を振って、足を上げて、汗を掻くほど一生懸命歩かなくちゃ筋力は付かないの。
 よく考えて行動しなさいよ。いちいち考えて、注意するの。わかった?」
「わかった」
「何度も言うけど、いくら私が何を言っても、弟くんが意識して緊張感持って
 いちいち注意して考えなくちゃ、何一つ変わらないんだからね」
「はい」

これまためずらしく、ちゃんとした返事をしたよ。
わかっているけど出来ないのか?わかっていないから出来るはずもないのか?
で、5000円を渡す時に

「眼科に行く時も前もって言ってくれる?給料日前とかだと、お金が無い場合があるからね」
「うん、あれ?・・・今日土曜日だよね?恵子ちゃん」
「カレンダー自分で見て、確認しなさいよ」
「俺金曜日と勘違いしてたよ。やっぱり今日はやめる」
「土曜日だって、眼科はやってるでしょ?行こうと思ったなら、行ってくれば?」
「そうだよね~、じゃあ行って来るよ」
「もう9時20分過ぎるんだから、出かけないと混むよ」
「は~い」
「領収書とおつり、ちゃんと持って帰って来てよ」

先日1000円を失くしてから、これを逆手に取ってリハビリに使うことにした。
領収書とおつりをきちんと持って帰ってくる。
計算させようって、魂胆なだけどね。

義弟の通っている眼科は私も父も通っている、始まりが9時45分から。
結構混雑する眼科なんだよね。
それから支度を始めて、9時40分過ぎに出かけて行った。
帰って来たのは、12時半過ぎだったから、混雑したんだろうな。

「領収書とおつりちょうだい」

そう言うと持ってきたのだけど、診察代2600円目薬代2130円合計で4730円。
お釣りは270円なんだけど、持ってきたのは200円。

「足りないよ。領収書確認してごらん」

しばらく領収書を眺めていた義弟は、ゴソゴソと探してさらに20円持ってきた。

「まだ足りないよ」

もう一度領収書確認して、しばらくしてから

「そうだよね~、4730円なんだから~・・・・・・・・・・270円だから50円足りないよね」
「そういうことだね」
「おかしいな~、俺使ってないよ」

そう言いながら、30分ちかく探していた。
で、結局50円は出てこなかった。

「恵子ちゃん、ゴメン。どうしても50円出てこない」
「だからね、一時が万事そういうことだって、今朝も言ったでしょ?」
「うん」
「たかが50円じゃないんだよ。実際にこの前だって1000円落としてるし
 去年はキャッシュカードだって落としてるんだよ。落としたことにも気が付いてないで。
 だからいちいち考えて行動しろって言ってるの。お釣りをもらったら
 確認もしないで、もらってジャラってポケットにしまってちゃダメなの。
 お釣りは合ってるか確認しなくちゃダメなんだよ。確認したら、きちんと仕舞う。
 緊張感がないから、毎度毎度そういうことになるんだよ」
「うん、そうだ。俺そのまま袋に入れちゃったもんな。恵子ちゃんの言うとおりだ」
「もういけど、50円出てきたら返して」

と言ったものの、出てこないよな。
その後は疲れちゃったらしく、午後からまるっきり使い物にならん状態となった。
義弟の足で、眼科まで30分。たぶんかなり待たされただろうけど
居眠りしてと思うんだよな。いつも病院での待ち時間は、居眠りしてるもの。
それから、調剤薬局で目薬をもらってここでも待たされたとは思うけど
それからまた30分歩いて帰ってくるわけだから、義弟の体力筋力では
かなり疲れだろうね、だからって甘いことは言わないけどさ。
座ってボーッとしてるな~と思ったら、居眠り開始。

「弟くん、眠いなら身体を動かしな。たかが病院に行ったくらいで昼寝しなくちゃ
 何も出来ないんじゃ、仕事復帰なんて出来ないからね」
「・・・・・」
「いくら座ってる仕事だって、外回りだってあるんでしょ?外回りしたら
 お昼寝しないと仕事出来ませんなんて、会社じゃ通用しないんだよ」

で、立ち上がって昼食を食べ出した。
片付けて、飲まなくてもいいお薬を飲んだら、またしても居眠り開始。
同じことを何度も言ったけど、私も少し確定申告の消費税の書類に目を通したかったので
女中部屋に入ったのが、1時半過ぎ。
消費税の説明書は、何度読んでも頭が噴火しそうになる。
ふと気が付いたら3時過ぎていて、義弟を見たらすっかり眠りコケていた。

「ほら、やっぱり眠ってるじゃん。眠ってたら時計も見れないの。時間だって守れないでしょ」

そう言って、午後のお散歩は3時半過ぎに出かけて行った。

「3時半過ぎてるんだから、4時半過ぎまで手を振って足上げてしっかり歩いてきなさいよ」
「は~い」

4時10分過ぎから、わんこのお散歩に出かけたのだけど
途中で公園の方から歩いてくる義弟の姿を見つけた。
相変わらず、ポケットに手を入れて下を向いてフラフラと車道を歩いておりました。
公園で休憩もしてたんだろうな~。

これでは、何一つ変わらないんだってばよ(´Д`)ハァ・・・


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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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