。。。家族の選択。。。

2009年8月25日この世を去った義弟の介護の日々。。。         2013年6月30日を持って終了しました。。。

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義弟の1日

2008.01.29 (Tue) 義弟との日々の出来事

毎度のことだけど、毎日のように説教をしている私。
この前も、居眠りばかりしてる義弟を怒ったら

「わかったよ。もうわかったから恵子ちゃん、それ以上言わないで(笑)」
「何が言わないでだよ!言わせてるのは弟くんだよ。私だって、毎日同じこと言いたくないよ。
 言う方だってイヤな気分になってるんだ。言われたくないなら、言われないように
 弟くんが注意して、気をつければいいでしょ」
「わかった!わかったから、もう言わないで(笑)」
「何笑ってるの?言われたくないなら、言われないようにちゃんやってよ!」

そんな会話があった。
だけど、この会話の直後にも、また居眠りをしておった。。。
毎日毎日、本当によく眠る義弟だ。

朝7時に起こす。
声かけを何度もして、なんとか9時前後に朝食洗面ハミガキが終わる。
それからコーヒー&一服タイムとなるんだけど、いつまでも次に進まない時は
これもまた声をかける。
これまた声かけをして、10時過ぎにリハビリに追い出す。
どっかで休憩して、11時から11時半頃に帰ってくる。
支度を整えて、座って一服したら、もう昼食。
昼食が終わって、私の目がないとそのまま居眠りタイムに突入。
私に怒られて、昼食の片づけをして、座ったと思ったら、またしても居眠り開始。
私がいる時は、昼食の片付け終了後から居眠りタイムとなる。
言っても言っても、眠ってもしまうんだもんな~。
そうこうしているうちに、もう3時のリハビリの時間。
4時から4時15分過ぎくらいに帰ってくるのだけど、入れ違いでわんこのお散歩に出る。
帰ってくると、ひどい時は電気も点けず薄暗い部屋の中で眠っている義弟がいる。
起きていたとしても、何もせずボーッとタバコばかり吸っていたりする。
これで本を読んでる時間はあるのか?と不思議だけど
一応感想文だけは書いている。
で、6時の時間だけは、ちゃんと時計を見ていてテレビのスイッチを入れる。
だけどこれも、どこでどう考えるのか?わからないけど
5時過ぎに、テレビを点けてしまうときもあって、またまた私に怒られたりもする。
6時半前後には、夕飯を出すのでテレビを消して夕食。
夕食の食器洗いをして、お薬を飲み終わって片付け終わる頃には
もう7時半から8時となる。
テレビを見ながらでいいから、寝る準備をするとように声をかけて
8時半頃に準備が整う。
そして、9時から9時半には就寝。

どう言えばいいのか、なんともお気楽な1日だ。

今日は父のK先生の診察日、その後恒例の買出し日でもある。

「出かけるけど、ちゃんと時計見て行動しなさいよ」
「は~い」

まあ、出来ないのはわかっているけど、声かけだけはしていく。
8時10分前には家を出て、今日は1番で診察してもらい
特別なことは何もなく、8時45分過ぎにはお薬の処方箋ももらって
そのまま買出しにけかけたので、家には10時10分過ぎに到着した。
私が家に入ると、義弟はトイレから出てきたところ。
コーヒーカップが出ていないから、たぶんやっと洗面ハミガキが終わったところだろう。
今日の横浜は、朝からお天気が悪かったけど、雨は上がっていた。

「弟くん、何やってるの?」
「なにが?」
「時計見てるの?」
「見てるよ」
「じゃあ、今何時何分?」
「10時15分」
「・・・・・」
「なんだよ」
「時計見ても、何もわからないの?」
「えっ?・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・・」

私がいれば、ある程度の緊張感はあるんだね。

「私がいないからって、ボーッとしてるから時計を見てもピンと来ないんだよ」

それから支度をして、10時半に家を出た義弟は11時前に帰って来た。

「時計見て歩いてるの?」
「見てるよ。11時なんだから、1時間歩いて来ただろ」
「何時に家を出たの?」
「えっ?」
「10時半に家を出たんだよ。30分経ってないじゃんよ」
「えっ?だから・・・・・なんか、フラフラするんだよ」

また取って付けた言い訳か・・・
フラフラするとか言われれば、どっかに異変が起きたのか?とこっちは緊張する。
そのまま家に入ってくる様子を見てたけど、どこも変わりはない。

「どこがフラフラするの?またそういう言い訳してサボるわけ?」
「そうじゃないよ。薬飲み直してもう一度行ってくるよ」
「薬飲み直す?さっき飲んだばかりでしょ?薬ばっかり飲んでも意味がない!」
「なんで?」
「なんでって、先生は朝晩の処方をしてるお薬を、弟くんが勝手にお昼も飲んでるだけじゃん。
 今飲んでも意味がないし、必要もない」
「あのさ、悪いけどタバコ代もらえないかな?」
「はい?」

フラつくと言ったのは、やっぱり言い訳か。。。

「タバコ代は午後のお散歩まで渡さないよ。だから考えて吸えって言ってるじゃん」
「だって、昨日の夜は4.5本残ってたのに、今朝になったら1本しかないから」
「はい?今朝1本しかないなら、弟くんの思い違いでしょ?」
「そんなことないよ!昨夜は4.5本残ってたんだよっ!」
「あのね、弟くんのタバコを吸う人はこの家には誰もいません。
 それに私は弟くんのタバコの管理もしていません。誰が盗ったって言うのよ!」
「知らないよっ!」
「まるで私が盗ったような言い方するけど、しけもくされるのは迷惑だから
 吸殻を捨てることはあっても、それ以外には触りません!
 昨日は彩佳も泊まりでいないの、けんちゃんも夜勤、弟くんと私しかいないの!
 自分が思い違いしてるのに、人のせいみたいな言い方しないでよ!」

朝から1本しかタバコを吸ってないようだから、イラついたのかもしれない。
主人も私も禁煙したことになってるけど、私が吸ってることは気が付いてるのかもしれない。
だけど、タバコは1日1箱それ以上は出さないと決めている。

「そんなことよりまだ30分も経ってないんだから、もう一回リハビリに行ってきなよ」
「タバコ代くれなきゃ、お散歩には行かないよっ!」

これで、またプチッとキレた。。。

「弟くんは外に何しに行ってんだ!タバコ吸いに行ってんのかっ!」
「そうだよ。タバコ吸いの出かけてんだよっ!」
「そこの張り紙に、10時と3時はタバコを吸いに外に出かけろって書いてあるのかっ!」
「いや、リハビリだけど・・・」
「何がタバコ代くれなきゃ、散歩に行かないだ!子供みたいなこと言ってんじゃない!
 タバコ吸いに行ってんじゃないよ!リハビリしに行ってんの!ふざけたこと言ってるな!」
「ちょっと待ってよ。今座るから」
「ほら見ろ!たかが数分ジッと立ってることさえも出来ないほど、筋力落として
 麻痺してるって、一番軽い麻痺じゃないか!弟くんがサボって来た結果がそうしてんだよ!
 だから筋力が付くように、リハビリしてんだよ!タバコ吸いに行ってるんじゃない!」
「・・・・・」
「そういう考えで、外を歩いてるから筋力が付かないんだよ。
 どこでタバコ吸おうかな?どこに座って休もうかな?って、ポケットに手を突っ込んで
 あ~寒いな~って背中丸めて、下ばっかり見て歩いてるから筋力が付くどころか
 どんどん衰えて行くんだよ。それでなにが一人暮らしだっ!ふざけるなっ!」

またまた私は止まらない。

「この前健康診断で、会社に行ったけど、誰かにもう仕事復帰して来いって言われた?
 もう会社に戻って来いって、誰かに言われた?言われるわけないよね?
 立つのもやっと、歩けばフラフラして、座ってるなと思えば居眠りしてるんだから
 そんなんで、誰が会社に戻って来いなんて言うの?何度も言ってるけど
 誰でもみんな、最初は見てくれで判断するんだよ。そんな状態で誰が
 仕事復帰して来いなんて言えるの?」
「・・・・・」
「私の言うことが間違ってると思うなら、弟くんの信頼できる人に今の弟くんを見てもらいな。
 それでなんて言うか聞いてみなよ。その立ち上がるところ、歩く姿、記憶力のなさ
 全部見てもらって、これで仕事復帰出来ますか?って聞いてみなよ」
「・・・・・」
「無理するなよ、ゆっくり治せって言われるよ。その裏はね、仕事復帰されても困るって
 言われてるのと同じなんだよ。他人様は、優しく言ってるくれるだろうね。
 弟くんが寝たきりになろうがどうなろうが、関係ないんだから」
「・・・・・」
「いつまでも座ってないで、さっさとリハビリに行ってきなよ!」
「タバコ代くれよ!」
「タバコ代は午後のお散歩の時じゃなきゃ、渡しません。考えて吸えって何度も言ってるでしょ。
 それを出来ないのは自業自得、ガマンするしかないよね」
「・・・・・」
「弟くんのお小遣い3万だけど、朝起きてこないんだから罰金取られてんですよ。
 だけどその罰金の中から、おむつ代、病院代、お中元お歳暮代、タバコ代も出してるの。
 それじゃあ、足りない時もあるんです。すでに家からも持ち出してるの!
 タバコは、1日1箱。それ以上は出しません。弟くんの良いように出してたら
 1日に2回も3回も渡さなきゃいけなくなるよ。だから午後まで渡しません」
「・・・・・」
「タバコ吸いに外に行くんじゃないよ。リハビリなの!さっさと行ってきなさい!」

黙って立ち上がって出かけたのが11時15分過ぎ、帰ってきたのは12時20分過ぎだった。
わかっているのか?いないのか?ちゃんと歩いて来たとは思えない。
言ってもわからないとは思っても、ついつい言いすぎてしまう。

帰って来てすぐ、義弟は昼食を食べ出した。
主人から電話が入り、買い物を頼まれたので、義弟が昼食を食べている時に出かけた。
1時間後戻ってくると、食べた物はそのままに、またしても居眠りをしていた。

「食べた物も片付けないで、なに居眠りしてるのよ!昼間は寝るなって何度言ってるの?」
「寝てないよ」
「寝てたじゃんよ。顔に跡が付いてるけど?」
「えっ?」
「眠ってる間は、脳みそも寝てるの!寝たばっかりだから、脳みそも衰えるの!
 眠いなら、身体を動かせって言ってるじゃんよ。別に10時と3時だけじゃなくてもいいんだよ。
 眠気覚ますのに、階段の昇り降りしてきてもいいんですけど」
「は~い」

と立ち上がったら和室に行き、腕立て?を始めたのだけど、5回ほどやったところで
CDウォークマンに気を取られて、電池の入れ替え作業をして、そのまままた座った。
で、またその直後から居眠り開始・・・ ┐('д')┌ ダメダコリャ

「毎朝私に起こされて、ご飯食べて洗面ハミガキして、歩いてるんだか?
 休憩してんだか知らないけど、1時間くらい外に出かけて、それで午前中終わりだよ。
 お昼食べたと思ったら、居眠りばっかりしてまた外に出かけて、それでもう夕方だよ。
 ここにいるからそんな生活が成り立ってるけど、それで一人で生活できると思ってるの?」
「わかんない(笑)」
「その程度のこともわからないような脳みそで、仕事復帰も何もないよね」

返事はしなかったけど、顔は笑っておった・・・

自分を甘やかしてくれる人、優しくしてくれる人は、良い人。
自分に厳しい人、文句を言う人は、悪い人。
こういう判断をする義弟は、悪い人の部分に入った人の言うことは聞かないし聞いてない。
会社の人に言われれば少し効くかと思ったけど、同僚のMさんが同じようなことを言った時

「まさか、Mちゃんにまでそんなこと言われるとは思わなかった」

そんな言葉が出てきた。
それ以降、Mさんの言うことも聞かなくなった。

『高次脳機能障害』の人は、出来ない何かを出来るようになるまで
2年から3年、または5年ほどの月日が必要だと言われている。
だけど、これは自分の出来ないを自覚した上で、自分から注意しよう
気をつけようと言う意識が働く人だよ。

まあ、この状態を続けていくしかないのだろうな。。。


 


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キレた。。。

2008.01.25 (Fri) 義弟との日々の出来事

微かな希望は持っていても、こんな状態の義弟が仕事復帰出来るなんて
思ってないよ。
朝だって起さなきゃいけないことも、もうしょうがないと思ってるよ。
決めた時間の前に、声かけ運動することも、すでにこっちが習慣付いたと言っていいくらい
これも仕方のないことだと、思ってやってるよ。
でも今朝は、久々に頭の中で音がした。

エリーのお散歩が終わって、帰って来たのは6時55分。
その時義弟はトイレに入っていた。
トイレから出てくる頃には7時になっている。
私はわんこのごはんの支度や、足拭きの準備をしていたのだけど
義弟は和室に戻って行ったので、当然起きて支度を始めていると思っていた。
だけどそれにしては、和室があまりにも静か。。。
まさかね~。。。と思って、和室を開けたら、そのまさかだった。
お布団に入ってる義弟を見たら、頭の中でプチプチプチッと音がした

「弟くんっ!たった今トイレに起きてきて、なんで寝てるのよっ!時計見てるのっ?
 7時だよっ、7時過ぎてるのっ!いい加減にしなさいよっ!」

こうなると、わたくし止まりません!
わんこの世話をしながら

「7時には支度を整えて、リビングに出て来いって言ってるのに
 7時にトイレに起きてきて、遅刻してるのになにまた寝てんのよっ!
 弟くんと一緒に仕事してた人たちは、もう会社に出勤する車の中とか
 電車の中にいるんじゃないのっ?違う?」
「そうだけど・・・」
「なのになんで、弟くんはお布団の中にいるのよっ!このスケジュールは
 弟くんが会社復帰する時のために、その時間に合わせて設定した時間でしょっ?
 何度もそう説明してるよねっ?なのに、なんで弟くんはまだパジャマでいるのよっ!」
「・・・・・」
「意味もなく、このスケジュールを作ったわけじゃないよっ!
 朝起こしてもらうのが、当たり前だと思わないでよっ!」
「・・・・・」
「弟くんが起きてくれないと、私の家事が進まないから起こしてるだけっ!
 お散歩しながら、今日はお布団干そうとか洗濯物を何時までに干してとか
 いろいろ考えながら、歩いて来るんだよっ!みんなそうやって計画しながら
 生活してんのっ!今日は弟くんのお布団を干そうと思って帰って来てるのに
 そうやっていつまでも寝てられたら、シーツだって洗濯できないのっ!」
「・・・・・」
「自分で起きることもできないのに、なにが一人暮らしだっ!」
 7時にリビングに出てくるためには、弟くんは6時半に起きなくちゃ間に合わないでしょっ!
 何回そうやって説明した?遅刻してるっていうのに、急ぐどころかまた寝てるって
 どういうことなのよっ!自分のやりたいことが先じゃないんだっ!
 時計見て、少しは考えて行動しなさいよっ!40歳超えたおっさんなんだよっ!」

と・・・また言い過ぎてしまったことに気が付いて、ここでやめた。

「シーツはがして、洗濯するんだからっ!それくらい出来るでしょっ!」

キッチンの洗い物が終わって、見に行ったらまだ敷き布団のシーツをはがしてた。

「もういいよっ!さっさと支度しなさいっ!遅刻してんだよっ!」

カッカとしたって、義弟はどこ吹く風でござる。
あわてる様子もなく、急ぐこともなく、いつものように支度をして
7時40分過ぎて、リビングに出てきて、これまたさっそく一服開始。
終わっても座ったまま、ノートを見たりテレビ番組表を見たりボーッとしてたり・・・

「ボーッとしてても、時間は過ぎるんだよっ!時計見てっ!
 さっさと次の行動に移りなさいっ!」
「は~い」

それでも9時過ぎには、ハミガキまで終了。
コーヒーを入れ始めた義弟の横で、パソをしてた私。

「あ、こぼしちゃった」

の声で見てみたら、砂糖をこぼしのだけど、こぼしちゃったと言いながら
そのこぼした砂糖の上に、クリープの瓶をドンと置いた。
ジャリっと音がしたら、今度は置いたことを確かめるように瓶をグリグリしだした。

「何やってるのよっ!外に開いてるとこがあるのに、なんで砂糖をこぼした上に瓶を置くのっ?」

義弟にしてみると、たぶんその場所に置くことが自分にとって一番使いやすい
場所だったんだとは思うけど、こっちにしてみれば、おいっ!てことになる。
そしたら瓶を移動して、今度は手で砂糖を集め出した。

「あ~、もういいよ!そんな風に集めたら全部床に落ちるでしょ。
 だからこの下がいつもジャリジャリベタベタするんだよ。瓶だってそんな風に
 グリグリしたら、砂糖が瓶の後ろにもくっつくの。こぼしたら拭いてから
 次のことをしなさいよっ!常に常に考えて行動しろって、何度も言ってるじゃんよ」

こういうことも、気が付いた時に掃除をすることにしている。
だって見てないときにやってたら、わからないことだからね、言わないし・・・
コーヒーをこぼしてても、適当に拭いておくから、気が付いたらベタベタで
上のものが貼り付いちゃってるときもある。
でもこれも、もうあきらめてるんだ。こっちがあきらめるより、しょうがないもんな。

(´Д`)ハァ・・・
こんな日は接点は短く!
今日は午前と午後と別の用事で、出かける予定があるから、見ない日にしようっと!


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不思議人間

2008.01.24 (Thu) 義弟との日々の出来事

昨日小降りの雨の中、午前のお散歩に出した私。
30分くらいで帰って来た義弟は、Gパンを濡らして帰って来た。

「そこのT運輸のところで、すっ転んじゃったよ」

なぬ?また転んだのか?

「何をやってるのよ。しっかり足を上げて歩かないからそうなるんだよ。
 足を引きずるなっていつも言ってるでしょ?]
「うん」
「それで帰って来たの?」
「だって、帰り道だよ。いつものコース歩いてきたからさ」
「帰り道って?まだ30分経ってないけど?時計見て歩いてる?」
「えっ?いや・・・じゃあ、もう1回行ってくるよ」

本人はいつものコースを歩いてきてるから、1時間歩いたつもりになってたようだ。
いつもはそこに、休憩時間が30分ほど入るから1時間なんだけど
こういうところが、今ひとつ理解が出来てないんだと思う。
感覚で物を考えるな、時計を見ること、書いたメモを見て判断しろと
いつも言ってるのだけど、注意が出来ないからね。
ズボンを濡らしてるし、どうしようかと思ったけど
本人が行ってくると言ったので、そのまま出すことにした。
出かけたところで、私はシャワーを浴びることにした。
私のシャワーはカラスの行水だから、15分程でお風呂から上がった。
わんこ達も吠えなかったので、まだ帰ってないのかと思ったら
義弟はすでに着替え終わり、和室でボーッとしていた。
なるほど、階段を降りて昇ってきただけだったんだな。
まあ、風邪を引かれても困るから、それだけでもよし!としましょう。

「濡れたズボン、いつまでも絨毯の上に置いておかないでよ」
「は~い」

それからおむつを取り替えて、Gパンを洗濯カゴに入れていた。
後で気が付いたけど、このGパン泥だらけだった。
義弟はズボンの脱ぎ履きを、座らなければ出来ない。
そのまま和室に入って、ズボンを脱いだと言うことは
和室には、砂がたっぷり撒き散らされているだろうね。
最初の頃は、なぜこういうことが出来てしまうのか?不思議でしょうがなかったけど
今となってはそこまで考えることができないのだから、しょうがないとあきらめるしかない。

その後は、なんだか居眠りばかりしている義弟。

「眠いなら、身体を動かしなさい!」
「座ってやっててもダメ!一度立ち上がりなさいって、いつも言ってるでしょ!」
「眠いからって寝ちゃダメなの!どうやったら眠気を覚ませるか?自分で考えなよ」

そう言った10分後には、もうテーブルにうつぶして眠っている。
昨日はこれを何度も繰り返した。
言っても言っても、言った直後に眠ってしまう、馬の耳に念仏状態。

ところがでしな、朝は起こされるまで寝てるし、リハビリの時間も守れないし
言っても言っても眠ってしまう義弟でしが、夕方6時のテレビを見る時間は
遅れたことがない。きっぱり!
これって、自分がやりたいことが優先されると言う典型だと思う。
だからやる気になれば出来ると、解釈してしまうんだよね。
どうしてこれが、良い方に働かないのか?私のやり方がマズイのか?

最近9時前後には、お布団に入る義弟。
食事中はテレビは消し、食事が終わりお薬を飲んだら
寝る準備を済ませてから、テレビを見るように習慣付けた。
じゃないとテレビに見入ってしまい、なかなか次に進まないからだ。
最近になって、これはなんとなく出来るようになってきた。
眠るということも、義弟の中では優先事項の一つだと思うから
わりと受け入れ易いのかもしれないね。

毎日書いている感想文。
本当は、本を読み感想を書くだけじゃなく、義弟自身がもっといろいろ考えてくれて
その日の行動などの反省なんかも書いてほしいと思っていたけど
自主的になにかしようとすると、どうしても楽な方に逃げてしまうので
結局言われたことだけしか、やらないんだな。

一日がかりで読んでいる本の感想文、たった1行ほんの30文字あるかないか
それでもそれを書く時間だけは、物を考える。
そこが重要なわけだから、私からすると感想文の内容はどうでも良いんだ。

「恵子ちゃん、俺の書いてる感想文読んでる?」

時々しつこく言う時があるので、今日その感想文をじっくり読んでいて
1月21日めずらしく3行に渡って書いていたので、それを載せてみようかな。

1月21日 伊藤左千夫の姪子
この作者はいいこと言うなあ 最後のP34~P35の9節など


どんな内容なのかと思って、その部分を抜粋。

お町は云うまでもなく、お近でも兼公でも、未だにおれを大騒ぎしてくれる。
人間はなんでも意気で以って思い合ったり交わりをする位楽しみなことはない。
そういうとお前達は直ぐとやれ旧道徳だの現代的でないと云うが
今の世にえらいと云われてる人達には、意気で人と交わると言うようなことはないようだね。
身勝手な了簡より外ない奴は大きな面をしていても、真に自分を慕って敬してくれる人を
持てるものは恐らく少なかろう。
自分の都合ばかり考えてる人間は、学問があっても才智があっても財産があっても
あんまり尊いものではない。


なるほど、人は地位や名誉、財産ではなく、人としての相手に対する
気持ちや思いやが大事だと言うことだね。
人との信頼関係は、決して地位や名誉、お金では手に入れることは出来ないもん。

そしてこの感想文の後には、こんな文面も書いてあった。

まったくその通りだと思うし、何か僕のことを言われたみたいでドキッとした
※赤道小町ドキではないよ!でも僕は学ばないからなあ ついでに財産もない


親父ギャグを飛ばしたつもりなのか?(^m^*)
確かにね~、今でもプライドの高い義弟。
人の上に立とうとし、人より優位になろうとする。
エリート志向、そこにステイタスを持っているのだから、しょうがないけど
7年以上も休職しているにも関わらず、今だに工場長と言う権力を振りかざす。
病気になる前は、それでも行動も伴なっていたのだから、文句を言う人もいなかったろうが
今となっては、口先ばかりで行動が伴なわないもんな。
が、そのことを義弟本人はわかっていないようだしね。
財産もないって、今の時代必死で仕事をしていたってそうそう財産なんか築けない。
おまけに、大事なお金を盗まれちゃうし・・・
それに仕事をしてないのだから、財産ができるはずもない。

わかっているのか?いないのか?
義弟は、本当に不思議人間だよ。

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自分でやりなさい!

2008.01.23 (Wed) 義弟との日々の出来事

今朝もエリーのお散歩に出る、6時から目覚ましは鳴っていたけど
7時に和室を開けたら、まだお布団の中にいた義弟。
目覚ましが鳴るから止める。
この作業を繰返してるだけで、時間は見てないんだろうね。
7時半過ぎに、リビングに出てきた義弟はめずらしくすぐに朝食の準備に入った。
食べ終わってトイレに入り、出てきたら

「恵子ちゃん、便座カバーに粘っこいのが着いちゃったんだけど」
「だから?」
「いや、俺の粘っこいのが着いちゃったんだよね」
「だったら、外して洗って」
「えっ?俺がやるの?」

俺がやるの?って・・・
あたしゃ、義弟の母親でもなければ女房でもないわい。
身体が動かせないとか、寝たきりとかなら、そりゃあやらざる負えないだろうが
自分の排泄物の処理ぐらい、自分でやりなさい!

「弟くんのう○ちでしょ?それを私に洗えと?」
「えっ?・・・あ・・・そうだよね~」
「自分の排泄物は、自分で片付けてください」
「そうだよね~」
「カバーを汚したんなら、外して洗ってから洗濯カゴに入れてください」
「・・・・・は~い」
「トイレ周りも汚したなら、掃除くらいしてください」
「・・・・・」
「自分の失敗は、自分で片付けるのが当たり前のことでしょ?しかも排泄物だよ」
「・・・・・うん」

羞恥心がないというの、こういうことも平気になってしまう。
黙ってやってしまえば、それが当たり前になってしまうからね。

今日は朝から雪が降り出しているここ横浜。
10時前から小降りになってきたので、リハビリに追い出すことにした。
ザザ降りだったりすれば、階段の昇り降り5回で許すところだけど
小降りになってくれば話は別物、世の中は厳しいんだから
雨が降っても、雪が降っても、世の中の40代の男たちは仕事に出かける。
義弟の今の仕事は、とにかくリハビリ。

年老いた義父がいつまでも頼りになるとは限らない。
嫁いだ義姉は当てにはならない。
私達夫婦だって、いつまでも守ってやれるとは限らない。
自立はどう考えたって無理だけど、万が一の時を考えたら少しでも
何かの役に立つような、リハビリを続けるしかない。

「弟くん、小降りになってきたから、リハビリに行ってきなよ」
「えっ?・・・・・は~い」

本人は行く気がなかったようだけどね。

「たくさん降ってきたら帰ってくるのはいいけど、階段の昇り降り5回はやってきなよね」
「は~い」

こんな日に、いくらリハビリでも外に追い出さなくてもいいんじゃないか?
そう思う自分の心に、いつも言い聞かせる。

今年も鬼兄嫁道、まっしぐらさ!



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聞いてないよ~

2008.01.22 (Tue) 義弟との日々の出来事

今年に入ってからの義弟の就寝時間は、9時前後となった。
それで7時に起きれないのだから、睡眠時間は10時間近く取っていることになる。
初めのうちは、熟睡が出来てないのか?とも思ったけど
主人が1時半起床で、2時過ぎに作業着を取りに和室に入るけど
気が付いた試しがないから、熟睡してると思われる。
私は義弟が寝ている間は、和室には入らないことにしているからね。

「あの寝姿見てると、俺は兄貴として情けなくなる」

と主人が言っているくらいだから、しっかり眠っているんだろうな。
それにプラス昼間の居眠りだから、うっかりすれば1日の半分は寝ていることになる。
何年もそんな生活が続いているのだから、身体がもうそうなってしまっているのだろう。
でもそれをどうにかしようと言う気持ちが、まったくないのが困りものだ。
昨日の夕方、わんこのお散歩に出てふと気が付くと
マンションを出てすぐのわき道、奥の方で座って一服している義弟がいた。
本人は隠れて座ってるつもりなんだと思うけど、道路から丸見えでござった。
気が付くかと思ってずっと見てたけど、さっぱり気が付く様子もない。
家の近くまで来て、またまた休憩とは・・・トホホだよ。
時間をつぶししてるんだろうけど、もう少し歩こうと言う気にはなれないんだな。

昨日夜8時5分程前になって、女中部屋のドアの前で義弟が言った。

「恵子ちゃん、今日お風呂の日だよね?」
「はい?」
「入っていい?」

義弟のお風呂の日は、火曜日と金曜日となっている。

「今日は何月何日何曜日なの?」
「えっ?だから・・・1月・・・20日火曜日。だからいいんでしょ?」
「日にちも曜日も違ってるよ。カレンダー見てごらん」

ノートは書いてるけど、前に書いた日にちに1日足して書いてるだけなんだと思う。
必ずカレンダーも確認するようには言ってるけど、ノートしか見ないから
1日でもノートを書き忘れると、記憶が入り混じるし
時間の経過もわからないし、そこでカレンダーを見たところで、今日がいつであるかも
さっぱりわからなくなってしまう、どこかで日にちが摩り替わったりもするんだろう。
ノートを見た義弟は

「あ・・・1月20日月曜日か、間違えた」
「違うよ」
「えっ?月曜日でしょ?」
「日にちが違う!カレンダーよく見て」

そう言っても、カレンダーは見ない、ノートをじっくり見直して

「あ~、そうか。1月21日の月曜日だ」
「ノートだけで確認しないで、カレンダーも見て確認しなさいよ」
「は~い」

またまた、返事だけだろう。
これも時計と同じことなんだろうな。

今朝も7時に和室を開けると、グッスリ眠っていた義弟。
2回3回と声をかけて、やっと行動開始。
リビングに出てきたのは、7時半過ぎで座って一服が始まった。

「弟くんさ、毎日毎日同じこと言ってるけど、朝ちゃんと起きてよ」
「は~い」
「返事だけじゃダメなんだって、何度も言ってるじゃん。なんで目覚ましでトイレに
 起きてくるのに、また寝ちゃうの?起きようと思って、6時に目覚まし鳴らしてるんでしょ?」
「そうだけど・・・」
「だったら、そのまま起きればいいでしょ?」
「は~い」

┐('д')┌ ダメだ、こりゃ!
その後和室で、洗濯を干す作業をしていたのだけど、ここで気が付いた。
なんだ?このお布団のたたみ方は・・・
お布団をきちんとたたむことも、リハビリの一環としてやらせている。
角と角をきちんと合わせてたたむことで、朝起きて一番最初に考えさせる。
良いリハビリだと思ってるんだけど、適当なんだよね。
食事を始めていた義弟に

「弟くん、このお布団のたたみ方はなに?きちんとたたむこともリハビリでしょ」
「うん」
「お布団たたんだ後、見ないの?」
「見てるよ」
「見てて、直さないの?だらしないと思わない?」
「・・・・・」
「なんで返事しないの?」
「別に・・・」

食事をしながらだから、ちゃんと聞いてないんだよね。
わかっているけど、義弟の背中に言い続けちゃった。

「別にってなに?面倒臭いから、やらなかったんでしょ?」
「うん」
「うんって、聞いてるの?」
「聞いてるよ」
「うんとかはいとか、聞いてるよ、わかってるよって簡単に返事はするけど
 何もわかってないし、聞いてないじゃない」
「聞いてるよ」
「じゃあ、なんで私は毎日同じことを言ってるんでしょうか?」
「・・・・・」
「何事もきちんとやるクセをつけなよ」
「うん」
「いちいち考えて行動しなさいって、何度も言ってるでしょ」
「うん」

こういう返事の時は、ただ返事をしてるだけでほとんど聞いてないのと同じ。

「朝は起きれない、時間は守れない、時間に遅れてもあわてない急がない・・・」

と言ったら

「だから布団をそのままにしたんだよ」
「は?」
「早くやらなくちゃと思ったから、布団をそのままにしておいたんだよ」

こういう言い訳には、さっと頭が回転するから驚いちゃうんだよ。
どうして、これがリハビリをやろうと言う方に回転しないのかな?

「早くやらなくちゃって、さっきは面倒臭いからって言ったじゃん」
「言ってないよ」
「だから、聞いてないのに返事をするって言ってるの!自分が認めたことだよ」
「違うよ。早くやらなきゃと思ったから、そのままにしといたんだよ」
「それで起きてきてまず一服なわけ?」
「えっ?」
「私に言わせれば、一服する時間があるなら、お布団きちんとたたんでほしいんですけど」
「・・・・・」
「だから言い訳だって言うの。後から取って付けた言い訳しても、理屈に合ってない」
「・・・・・」
「毎朝遅刻してるのにまずは一服って、人はサボッてるとしか取らないよ。
 今は喫煙者に厳しい世の中なんです。一服=休憩って取られるの。
 やるべきことをしないで一服って、おかしいでしょ?まずはやるべきことが先でしょ?」
「・・・・・」
「弟くんの会社だって、禁煙になったんでしょ?一服してたらサボってると
 判断されるんじゃないの?仕事が優先ってことでしょ?」
「いや、俺の会社は工場によってだから、全部が禁煙じゃないんだよ」
「Mさんが社長命令で、禁煙になったって言ってたじゃん」
「いや、吸える場所はあるんだよ」

いかん・・・また話しが反れてきた・・・
とそういう話をしてる最中、食事が終わって8時15分を過ぎているというのに
またタバコに火を点けた。

「今どういう話しをしてるか、わかってる?もう時間は過ぎてるの。一服してる時間はないって
 話しをしてるんだよ。なのになんでタバコに火を点けてるの?」

それでも義弟の一服は続く。

「私はね、一服しちゃいけないとは言ってないよ。朝だって毎日起こしてるけど
 一服に文句言ったことはないよ。だけどね、朝の一服が終わったら
 もう時間は過ぎてるんだから、急ぐのが普通の人だよ」
「・・・・・」
「こうやって話してたって、平気で一服していられるでしょ?そういう行動を
 自分がされたらどう思うかって考えたことあるの?」
「あるよ。ムカつくだろうね」
「それを平気で人には出来るんだね」

これで火を消した。

「一時が万事、そういうことなんだよ。自分のやりたいことが優先されて
 やらなくちゃいけないことは後回しにしたり、やらなかったり、考えなよ。
 物事いちいち考えて行動しなって言ってるでしょ?」
「・・・・・」
「弟くんは、自分が楽することしか考えてないんだよ。面倒臭いからいいや~。
 リハビリも同じ、どこで休憩しようかな?どこでタバコ吸おうかな?って考えてんじゃ
 リハビリにならない。少し考え方を変えなさいよ。どうやったら、きちんと出来るかな?とか
 外歩いてる時は、どうやって歩こうかな?とか、どうやったら筋力が付くかな?とか
 家の近くまで来て、あんなところで休んでるんじゃしょうがないでしょ?」
「えっ?どこで?」
「あそこの路地の奥で、昨日座って一服してたでしょ?」
「あ~」
「あんなところに座って一服する時間があるなら、もう少し歩こうって気にならないの?」
「・・・・・」
「1時間外には出てるけど、自分がどれくらい歩いてるかわかってる?」
「わかってるよ、ほぼ1時間歩いてるよ」
「どうして?昨日だってあそこで休憩してたじゃん。その前に公園でも座ってるでしょ?
 それで1時間で帰ってくるじゃないの。1時間は歩いてません」
「だって、一服してすぐ帰ってくるんだよ。」
「一服してすぐ帰ってくる?一服って5分程度の時間だよ」
「じゃあ、55分は歩いてるよ」

はあ~、こういう考え方なのか。。。
自分がどういう行動を取ってるかも、わかってないんだろうな。
一服してすぐ帰ってくるって、その一服だけじゃなかろうが・・・
何本タバコを吸ってくるんだって、おまけにいったいどれくらいの時間そこでボーッと座ってるか
自分でわかってない、時間の経過の感覚がないってこういうことなんだろうけどさ。

「だからね、弟くんは自分の行動にどれくらい時間をかけてるかわかってないって言うの。
 行動記録書いてたときもそう。時計を見ないで感覚で書くから、全部間違ってる。
 公園で一服して、すぐ帰ってくるの?同じ道歩いて?」
「そうだよ」
「公園まで何分かかるかわかってる?」
「・・・・・」
「一服したら、同じ道通ってすぐ帰ってくるんだよね?それじゃあ、30分もかからず
 帰って来れるよ、公園まで弟くんの足で15分くらいなの」
「あ・・・いや・・・帰りはもっと向こうまで歩いてくるんだよ」
「ほら、また取って付けた言い訳する」

言い訳するためなら、本当にさっと頭が回転するんだよね。
言ったところで変わるはずはないのだが、言ってしまう私。

「うちに来てから、良くなるどころか、どんどん悪くなってるじゃん」
「え~そうかな~?俺は良くなってると思ってるけど」

・・・なんですと?どこが?

「じゃあ、聞くけど、うちに来た時、朝7時に自分で起きてたの覚えてる?」
「覚えてるよ」
「今は私が毎日起こしてるけど?」
「・・・・・」
「うちに来た時、お漏らしなんかした?おむつなんかしてなかったよね?」
「あ~そうだよね~」
「おむつしてなかったけど、夜中におねしょもしたことないよね?」
「・・・・・」
「今はおむつしてても、おねしょするときがあるじゃん」
「お散歩だって、言われなくたって1時間以上歩いてたのに、暑いだの寒いだの言って
 出かけなくなって、結局こうやってルールを作られたんでしょ?」
「・・・・・」
「どこが良くなってるの?」
「いや~・・・アハハハ・・・」

これだもんな~、笑ってるんだから、困ってしまうよ。
わかっちゃいないよね。

「これも何度も言ってるけど、いくら私が何を言っても、弟くんが自分からどうにかしようと
 思わなければ、筋力も付かないし脳も動かない。眠ってばっかり、サボッてばっかり
 脳も身体も、使わなければどんどん退化する。43歳で老人と同じでどうするの?」
「そうだよね~、アハハハ・・・」
「笑ってる場合じゃないよ!いちいち考えて行動しなさい。楽することばかりじゃなくて
 どうすれば出来るようになるかとか、どうやって身体を動かすかとか
 いちいち考えなさいよ!」
「は~い」

そんな話しを今朝、延々としたけれど、義弟は朝のお散歩から戻ったとたんに
もう居眠り開始となった。。。。。
この後も、またまた

「眠いなら身体を動かしなさい!」
「座って横着してないで、立ち上がって動かすの!」
「どうすれば眠気が取れるか、自分で考えなさい!」

鬼兄嫁の小言は、果てしなく続いた1日でごじゃった。

あ、そうだ!今日は↑の話の後、なつのお散歩に出かけ、恒例の買出しに行き
戻ってきたとき、義弟はリハビリに出かけていた。
なんとなく見たら、お布団はたたみ直した形跡はあった。
お布団   たたみ直し?
こちら、使用前。。。       こちら、使用後。。。

これただ、たたみ直しただけって奴?
言われたから、やっただけ?
┐( ̄ー ̄)┌ ヤレヤレ



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時間。。。

2008.01.19 (Sat) 義弟との日々の出来事

16日健康診断のために、家から近い工場に出かけた義弟。
9時半前には出かけたので、10時頃には到着していると思われる。
主人も同じ会社の運送部門にいたことがあるので、この健康診断を受けていた。
仕事の合間に受けるので、30分から1時間程で終わるのは聞いていた。
もしかしたら会社の人と、食事をするかもしれないと思い、主人にも相談。
会社は変わっても、同じ業界にいるので、情報は入ってくるらしく
この日行った工場には、義弟の知ってる人は工場長の他、一人しかいないらしく
それほど親しい関係でもないらしい。
お金を持たせた方がいいかどうか悩んだのだけど、午前中で終わる健康診断だし
長居させて迷惑かけても悪いから、持たせる必要もないだろうと言うし
義弟も何も言わないので、お金は持たせなかった。
お昼ごろには帰ってくるだろうと思っていたのだけど、1時を過ぎても帰ってこない。
義弟の会社は、11時半から12時半がお昼休みなので
工場長にお昼をご馳走にでもなったかな?と思っていた。

2時過ぎて帰ってきた義弟。
作業着を脱いで、支度を整えたら、カップ麺を食べ始めた。
どうやら食事はしてこなかったらしい。

「ずいぶん時間がかかったんだね?」
「あ~俺ション○ンが出なくて、出るまで待ってたから」

・・・・・って、どっちかと言えば頻尿なのに、いったい何時間待ったんだ?
オチッコ待ちとは言ってるけど、どこかに座って居眠りしちゃってただろうし
食事時間になっても工場長がいなければ、誰も声をかけてこないだろうし
誰かが送ってくれないかと待っていた可能性もある。
いつもなら、会社であったことをベラベラとしゃべり出す義弟が
それ以上のことは話さないし、面白くないことでもあったんだろう。
でもさ、休職してこの3月で8年目に入る義弟のことを知ってる人は
ほとんどいないわけだから、少し現実を知ることも必要だと思う。

義弟は、時間の経過と言うものがよくわかっていない。
過去で言えば、10年20年の月日が、長くて1ヶ月くらいの感覚しかない。
突然話し始めることが、さっぱりわからなくていつの話か聞くと

「俺がバグる(初めて倒れた時のことを義弟はこう言う)前」とか
「俺が20代の頃なんだけどさ・・・」とか

そんな前の話を、まるで昨日のことのように話されても私としてはさっぱりわからない。
と思うと

「ねえ、恵子ちゃん。ここに置いてあった奴、どうしたかな?」

そう言われていろいろ聞いて思い出してみれば、それがいつのことで
それをどうしたかも私は知っているけれど

「それいつの話し?」
「う~ん・・・・・1週間くらい前かな?」

これも我が家に着たばかりの頃の話だったりする。
これをまた説明したところで、義弟にわかるはずもなく、私がわかっていれば済むこともある。
大事なことならともかく、それほど必要性のないことに関しては

「悪いけど、私は知らない」

と答えることにしている。

現在ならば、待つ時間や動く時間は5分10分が、1時間にも2時間にも感じてるようだけど
ボーッと過ごす1時間2時間は、5分10分程度の感覚になる。
午前と午後とリハビリと呼び方を変えて、1時間以上は歩いてくるように言っているけど
15分程歩いて、公園で休憩、こういうときは時計を見てるんだと思うけど
時間になると、また15分程歩いて、帰ってくる。
ところが、おむつを買ったり病院に出かけたりとなると、ずっと歩きっぱなしになる。
おむつを買いに薬局までは往復45分程、義弟にとってはとてつもなく長く感じるんだと思う。
そのまま帰ってくれば、1時間に満たないから、容赦なくもう一度追い出すのだけど

「ちょっと待ってよ。俺はずっと歩いてきて疲れてるんだよ」
「それはおかしくない?」
「何が?」
「だって、毎日リハビリで1時間歩いて来てるんでしょ?」
「歩いてるよ」
「毎日1時間歩いてるなら、それなりに体力は付いてるはずだよ」
「・・・・・」
「45分しか経ってないのに、疲れるっておかしいでしょ?」
「・・・・・」
「だから、サボッてるのがわかるの。もう一度行ってきなよ」

となって無言で、もう一度出かけて行くというパターンが多い。
普段出かけてはいるけど、ほとんど歩いてないことがわかるんだよね。
家では、同じ格好でずっと微動だにしないときもある。
30分もそんなだと、こっちがイラッとするときがあって

「弟くん、いつまでそうやってボーッとしてるの?」
「えっ?・・・・・5分くらい」

って、また的外れな返事が返ってくる。

「そうじゃなくて、ボーッとしてても時間は過ぎるの。次の行動に移りなさい」

こんなことを言うのも、毎日のこと。
時間の経過の感覚ないのだから、尚更時計を見て行動することを心がければいいけど
これも出来ないから義弟には、焦る・あわてる・急ぐと言うこともない。
寝坊しようが、遅刻しようが、自分のペースで物事を進める。
そして見ているこっちが、イライラして声を荒げることになる。

自分から意識しない、出来ないのだから、時間については、声をかけるしかないのだろうな。
タバコに関しても、1日1箱にして、良く考えて吸うように言ってあった。
しけもくもしないでと何度も言ってるが、これも隠れてやる。

「しけもくはしないでって、何度も言ってるでしょ?」
「だって、タバコがないんだもん」

結局そういうことになる。
なぜしけもくをしてはいけないか、何度も説明してるけど、タバコがなくなればやるんだ。
しけもくをしないで済むようにするには、どうすればいいかを考えてほしいと思ったけど
このリハビリも効果は出ない。
効果が出ないとわかった時点で、こちらがあきらめるしかないのだな。

「弟くんは、なんでそのノートに日付とか感想文を書いたりしてるか?わかってる?」
「うん」
「なんで?」
「脳みそを動かすため」

聞けばわかってはいるんだよね、でも行動が伴なわない。
これはこの障害のせいだと思うけど、これに時間を見れない、守れない。
だから遅れても、あわてない・急がない。
私はわかってるから、どこかであきらめたりしょうがないと思うようにしたりするけど
それでも腹が立つ時があるんだから、知らない人だったら、もっと腹が立つだろう。
社会に出て、人間関係をうまく保つことは不可能だろうね。

「恵子ちゃん、おむつ買いたいんだけど」

昨日の朝、義弟が言ってきたので、リハビリに出るときに渡すことにした。

「確か~・・・・・1515円だったよね?」
「1555円だよ」
「えっ?そうだっけ?1515円じゃない?」
「1600円で間に合うよ」

そう言うと、コーヒーを入れてる途中で、なにやら探しに和室に行った。しばらくして

「恵子ちゃん、いくらって言った?」
「1555円」
「本当だ!すげえな~、ちゃんと覚えてるんだ」

わざわざレシートを探しに行ったのか。。。
この程度のことで、すげえと褒められてしまったよ。

「あのさ、もう500円もらえないかな?」
「何するの?」
「おむつに当てるパッドがあるの、知ってる?」
「知ってるよ」
「あれ、買おうかと思って」
「なんで?」
「だってさ~、あれをすれば、漏れ防止になるだろ?」
「漏れ防止って、そんなに大量にオシッコ漏らしてるの?」
「えっ?いや・・・あれをしておけば、いちいち取り替えないで済むし楽なんだよ」
「なんで楽になることを考えてるのよ。だったら漏らさないように、筋力付けてください」
「いや~、ほらパッドだけなら、節約にもなるだろ?」
「だから節約考えるなら、早く紙おむつを外せるくらい筋力付けてください。
 その方がよっぽども節約です。自分が楽することばっかり考えないでよ」
「は~い(笑)」

ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ

「○○(薬局の名前)まで行って帰って来て、1時間かからないんだから
 最初に少し歩いてから、買いに行きなさいよ。何かを持って歩くの苦手なんだから」
「あのさ恵子ちゃん、間違ってるよ。○○じゃなくて、△△だろ?」

そこの薬局のある場所の看板が○○となっていたので、その名前を言ったのだけど
どうやらそこのショッピングセンターの呼び名だったらしい。

「ほら、レシート見てみろよ。△△って書いてあるだろ?間違ってるんだよ」
「看板が○○になってるから、そう言っただけ。1時間ちゃんと歩いてきなよ」
「わかってるよ。でも間違ってるんだからさ。あそこは△△なんだよ」

あ~、うるさい!私にしてみれば、薬局の名前なんかどうでもいいのよね。
1時間きちんと歩いて来いと言う話をしてるのに、どうしてこう的がずれるんだ?
毎度のことだけど、私の間違いを指摘して自分が優位に立ちたいんだろうな。

「もう、薬局の名前なんかどうでもいいんだよ。1時間ちゃんと歩いて来いって言ってんの。
 荷物持って歩くの苦手なんだから、最初に少し歩いてから行けって言ってんの。
 おむつを買いに行くんじゃなくて、リハビリに行くんだから」
「は~い(笑)」

ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ

今年に入って、まったく起きれず、7時に私が起こすまで寝ている。
6時45分過ぎにトイレに起きてきても、またお布団に入っちゃうんだから困ったもんだよ。
義弟が朝、1000円をもらえる日は来ないな。。。


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そうじゃねえだろ?

2008.01.16 (Wed) 義弟との日々の出来事

ここ数日体調が悪かった私。
生理痛もあったんだけど、彩佳の成人式の準備等もあって忙しかったりもした。
14日無事に成人式も終わり、なつの通院もあったけど
こちらもなんとなく落ち着いてきたと言うか、安定してきたと言うか
そんなわけで(どんなわけで?)ホッとしたのか?気が抜けたのか?
昨日は朝から、身体中が痛むし、寒気はするし・・・
買出し終了後、熱を測ったら7度5分。
微熱程度ではあったけど、午後から父のケアマネさん来訪日はパスして
家で横になってることにした。
今日も微熱はあるけど、昨日ほどのしんどさはない。
体調が悪かったことと、忙しかったことで、↓ではちょっと危ない発言をしてしまった。
一人暢気にしてるのを見てたら、イラッとしてしまったんだよね。

今日は義弟が、家の近くの工場で健康診断のある日。
朝は相変わらず7時に起こしたけど、9時半前には作業着に着替えて出かけて行った。
作業着で出かけるってことで、中身は単なる健康診断でも
義弟にしてみると、出勤した気分になるらしい。
代わり映えしない毎日だから、新鮮さはあっていいと思う。

「歩いて行くんでしょ?」
「当然」
「帰りだって、歩いて帰ってきなよ。みんな仕事してるんだから」

そう言ったら、無言だった・・・帰りは誰かに送ってもらうつもりだな。
これも義弟、自分から疲れたから送ってくれと頼むらしいんだけど
私がそれを怒ると

「いや~、俺はいいっていうんだけど、○○さんが送ってくれるって言うからさ~」

・・・で、後から入ってくる情報で、義弟から頼んでることがわかるんだな。
だから会社の人には、それがリハビリになるから、仕事が忙しいって
断ってくれるようには頼んであるんだけど、今日はどうなることやら・・・

昨日ノートをジッと眺めていた義弟が

「恵子ちゃん、俺の書いてる感想文読んでる?」
「読んでますよ」
「そうか~、ならいいんだけどさ。誰も読んでないのに、書いても意味がないからさ~」

・・・って、おい!そうじゃねえだろ~っ!
人に読ませるための感想文じゃねえだろ~っ!
自分の脳みそ、動かすための感想文じゃないのかい!

やっぱり義弟は、リハビリの言葉の意味はわかってるけど
今自分がやっていることが、リハビリであると言うことはわかってないんだよね。
なんのために、この行動をするか?なぜこれをしなくちゃいけないか?
全部何度も説明はしてあるけど、わかるのはその時だけで
後は忘れちゃうからな~。

昨日の夕方、ノートを開いてえんぴつを持って、何か書いていたんだけど
今朝ノートを見たら、昨日のは日にちさえも書いてない。
ひょっとすると、私が読んでるかどうかを試した可能性もある。
前に似たようなことで、私を試したことがあるんだよね。
じゃなければもしかすると、昨日の時点では日付を間違えていたかもしれない。
朝言おうかとも思ったけど、出かけることはわかっていたのでやめた。
帰ってきたら、また言った方がいいんだろうな。

とにかく、自分の体調を整えることを優先させよう。

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意識の違い。。。

2008.01.12 (Sat) 義弟との日々の出来事

今日は朝から、お天気が悪かった。
私も昨日から、また生理が始まり体調も悪い。
最近ご近所さんで筋腫を手術した経験のある方
個人病院に通っていて、手術はしてもしなくても良いと言われて数年。
でも生理痛が毎回ひどく、3日は寝込むため大きな病院で検査をしたら
赤ちゃんの頭くらい大きくなっていて、即手術。
腸に癒着もあって、大変だったとか・・・

「あまり大きくならないうちに、取ってもらった方が術後も楽だってよ」

って、病院も教えてもらった。
2個ある筋腫、1年で5mmくらい大きくなってるみたいだから
もう少し余裕が出たら、大きな病院で詳しい検査をしてもらおうと思っている。
主婦が倒れたら、大変なことになっちゃうもんね。

そんな状態なので、今朝は私も寝坊してしてしまって
お散歩に出たのが、6時を過ぎてしまった。
家に戻ったのが7時15分過ぎ、義弟はまだ寝ていた。

「今日は雨が降るから、のんきにしてないで早めにお散歩に出かけなよ」

7時45分になって、リビングに出てきた義弟に言っておいた。
なつのお散歩も早めにと思い、8時過ぎ出かけたらもう降り出してしまい
すぐに帰って来た。
9時半ごろになって、雨が一旦上がったのだけど、その時間に義弟も
お散歩・・・いや、リハビリに出かける準備が始まった。

「傘持って出かけなよ。降り出したら困るから」
「は~い」

そう言って出かけて行った。
冬場私は、昼間お風呂に入っている。お風呂と言っても、シャワーだけだけどね。
夜だと晩酌前にお風呂には入りたいけど、主人が先にお風呂に入るから
そうなると一緒に晩酌を始められないでしょ。
主人がお風呂に入ってる間に、晩酌の準備をしてそのまま一緒に飲みたいし
その方が、私としても楽だったりするしね。
夏はそうも行かなかったりするけどさ。
スポーツセンターに通い始めれば、そこのスパに入ってきちゃうけど
生理中じゃスパにも入れないし、今年はなんだかバタバタしてまだ行き始めてない。
で、家で入るときは義弟がお散歩に行ってる間に、入ることが多かったりする。

今日も義弟が出かけて、朝の家事を終わらせてシャワーを浴びた。
お風呂から上がったら、もう義弟が帰って来て着替えていた。
めずらしくわんこが吠えなかったみたいだ。
40分ほどで帰って来たから、雨が降り出したのかと思った。

「雨が降ってきたから、帰って来たのはわかるけど、1時間経ってないんだから
 階段の昇り降り、5回くらいしてきた?」
「えっ?・・・・・」
「それがリハビリでしょ?」
「雨が降ってきたから、帰って来たわけじゃないよ」

外を見たら、雨は降っていなかった。

「だったら、また1時間経ってないよ。もう1回行ってきなよ」
「ちょっと、待ってよ。外は寒いんだよ」
「冬だから寒いのはわかってるよ。寒いから、身体があったまるくらい汗ばむくらい
 一生懸命身体を動かして、初めてリハビリだってもう何年言い続けてるの?」
「・・・・・8年?」
「8年も一緒に暮らしてないよ」
「じゃあ、5年?」
「そういう話をしてるんじゃない!弟くんは、リハビリの言葉の意味、わかってる?」
「(ニヤニヤと笑いながら)・・・さあ?わからない」
「・・・・・なあに?もう一度言って」
「わからない・・・(笑)」
「あ~そういうことなんだ。わからないから、リハビリが出来ないんだね~」
「恵子ちゃんさ~(笑)そこまで言わなくてもいいんじゃない?(笑)」
「何をさっきから笑ってるの?私は真剣に話してるんだよ。そこまで言うなって
 わからないなんて、ふざけたこと言ってるから言われるんでしょ」

この会話をしていて、ふと思った。
意識の持って行き所が違うんだよね。
会話を言うならば、老人と同じで言葉の最後の方しか頭に残らないから
的外れなことに対しての、返事をする。
リハビリって言葉の意味は知ってるけど、自分がどうやってリハビリをすればいいかは
わからないし、本人はやりたくないし必要性を感じてないから考えもしない。
だから1時間どこで時間を潰そうかということを、考えてしまうんだな、きっと・・・

「弟くんは、お散歩に行ってるんじゃないんだよ。リハビリに外に出てるの。
 歩いてる時、何を考えて歩いてるの?」
「・・・・・」
「今日はあの公園で一服しようかな?とか、ヒデさんのところに行ってみようかな?とか
 そんなこと考えて歩いてるんじゃないの?」
「・・・・・」
「それとも、何も考えないで歩いてるの?」
「・・・・・」
「だから正面から車が来てるのに、避けもしないで車道の真ん中フラフラ歩いちゃうんだよ」

ここ数日で、2回ほど義弟が歩いてるのを見て、怒鳴ってしまった。
我が家の近所に『トレッサ横浜』が出来た。
道路の向こう側が、昨年12月先行オープンしてから、マンション前の通り
幸い裏道になるから、あまり飛ばしてくる車もないけど、車の往来が多くなった。
歩道もちゃんとあるのだけど、どこの道を歩いていても、義弟は車道を歩くんだよね。
2回見かけた時も、前方から車が来ていると言うのに、車道のど真ん中を
フラフラと歩いていて、顔を上げて前を見てるはずなのに、避けようとせず
しかも車が避けて通っても、そのまま車道のど真ん中を歩いている。

「車道の真ん中歩いてるんじゃない!歩道を歩きなさい!」

ずいぶんと離れた場所からだったけど、大きな声で怒鳴るしかない。
フラフラと歩道の方に歩いて行くんだけど、その間にも数台車が避けて通る。
これは見てる方は、本当にヒヤヒヤするんだよ。

「何も考えないで歩いてるから、そういうことになるんだよ。トレッサが出来て
 交通量も増えてるんだから、今に跳ねられるって何度も言ってるじゃん」
「いや~、前に怒鳴られたことあるんだよね(笑)」
「だから笑うごとじゃないの!歩道があるんだから、歩道歩けって言ってんの」
「・・・・・」

・・・って、義弟と話してると、いつも別なことにまで話が及んでしまう。
これじゃあ、余計に肝心なことが義弟の頭の中に残らないよな。

「外を歩く時は、今日はどうやって歩こうかな?どうやって身体を動かそうかな?
 ってことを考えて歩くの。一生懸命身体を動かすこと、それがリハビリだよ。
 あ~寒いな~、暑いな~なんて考えてたら、リハビリになんかならないの。
 寒いなら、暑くなるくらい身体を動かしてきなよ」
「わかったよ。階段やってくるよ」
「階段の昇り降りだって、同じだよ。あ~面倒臭いと思ってやってたら、筋力なんて
 付かないの!身体に力入れて、足をしっかり上げること考えてやりなさい」

で、この後階段の昇り降りをしに出かけて行った。
戻ってしばらくしてから

「何度も同じこと言ってるけど、暑いから寒いからって、仕事は休みにならないよ。
 いつまでもそんな状態じゃ、一人暮らしも仕事復帰も出来ないの。わかってる?」
「・・・・・」
「弟くんは、1日リハビリをサボったら、取り戻すのに3日かかるって言われてるんだよ。
 そこまで落ちちゃった筋力体力取り戻すのに、何年かかると思ってるの?」
「・・・・・10年くらい?」

うはっ!また視点が違ってしまったな、こりゃ。。。
この後も同じことをの繰り返しだったけど、ほとんど聞いてなかったみたい。
視線は別な物を見てるし、目に付いた物を手に取ったりしてたし
理解させることは無理だとわかっていても、言ってしまうんだよな。

「弟くんが、何をどう考えてどうするつもりでいるのかは知らないけど
 人は見た目で判断するんだよ。今の弟くんの状態を、私やけんちゃん以外の
 人が見ても、どこの誰が見ても、一人暮らしも社会復帰も無理って言うよ。
 それにけんちゃんと私が納得しなくちゃ、ここを出て行くことは出来ないからね。
 預かってる物も返せない。納得させられるくらい、努力してください」
「は~い」

・・・って、聞いてないってば・・・

今年もこんな毎日が続くんだろうな。
だって、黙ってられない私だもんね。

だけどやっぱりさ、時々いつまで続くんだと思ってしまう時があるよ。
介護殺人って、他人事じゃないんだよね。
殺意とかそういうことじゃなくて、この人がいなくなってくれればって思うときがある。

だから私は、絶対義弟の後ろは歩かない。

新年早々、危ない発言・・・失礼しましたっと!



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カップうどん

2008.01.08 (Tue) 義弟との日々の出来事

カップうどん

このカップうどん、年末に98円で売り出されていた。
作る時に一手間かかるんだけど、生めんだし美味しそうだったので
3個ずつ買っておいたら主人が大絶賛。
1ケースずつ買っておくよう言われたので、年末に買い置きをしておいた。

義弟のカップ麺好きは、ご存知の通り。
このカップうどんも義弟の場所に、一緒に置いておいたのだけど
義弟は手をつけなかったんだよね。

このカップうどん、生めんをカップに入れたらお湯を注ぎ、まず麺をほぐす。
麺がほぐれたらそのお湯は捨てて、スープを入れてお湯を注ぎフタをして1分。
・・・と言う、作り方なんだ。

先週主人に言われて、このカップ麺を作っていると義弟が

「ねえ、恵子ちゃん。それって、一度お湯を捨てるんでしょ?」
「そうだよ」
「なんで?」
「最初にお湯を入れたら、まず麺をほぐすの。ほぐれたらお湯は捨てるの」
「そのお湯のまま食べられないの?」
「さあ?食べようと思えば、食べれるんじゃないの?」
「もう一回お湯を入れたら、食べれるの?」
「もう一回入れたら、ふたをして1分待ってからだよ」
「えっ?1分?なんで?」
「麺が柔らかくなるからじゃないの?」
「俺この前そのまま食べちゃったよ」

はい?食べた形跡はないんだけども・・・?と思いつつ

「ふ~ん」
「恵子ちゃんもそのまま食べてみれば?どうなるかさ」
「イヤだ!」
「なんで?やってみなよ~(笑)」
「イヤだ。人に言うなら、自分がやればいいんじゃないの」
「俺はイヤだよ。だって~、せっかく美味しい物ががまずくなるだろ?」
「はい?まずくなるってわかってて、人にやれって言うの?
「だってさ~、美味しい物は美味しく食べなきゃ」

・・・・・・・・・( ̄△ ̄;)はい?なんですと?
義弟との会話は、相変わらずとんちんかんでござるよ。

年末からお正月にかけては、お雑煮や磯辺焼き、お煮しめなどもあったので
カップ麺を食べない日もあったものの、先週末に義弟の好みのカップ麺は無くなった。
義弟の好みのカップ麺は、『すうどんでっせ』『かけそばでっせ』『カップヌードル』と
その他全部で5.6種類を数個ずつ買い置きをしている。
義弟が自分でお金の管理をしてた頃は、自分で好みの物を買ってきていたけど
ちょうど1年前に、キャシュカードを失くしお金を全部下ろされてしまってからは
私が通帳の管理もしているし、朝起きれないためにお小遣いももらえないので
今は自由に使えるお金もないため、私の買ってきた物を文句も言わずに食べてはいる。

先週の土曜日の朝は、↑の画像のカップうどんを食べるように言った。

「恵子ちゃん、作り方がわからないんだけど」

この前食べたって言わなかったか?(^m^*)と思いつつ

「最初にお湯を入れたら、麺をほぐすの。ほぐれたらお湯を捨てて」
「は~い」
「そしたら、スープを入れて、お湯を入れたら、フタをして1分」
「えっ?フタをして1分?」
「そう」
「フタをするの?」
「だから、そう、フタをするの」
「ふ~ん」

で、お湯を入れて麺をほぐし出した義弟くん。
1分・・・2分・・・・・・・5分過ぎてもまだほぐしてる。

「弟くん、いつまでそれやってるの?」
「えっ?・・・・・」
「さっきから何分それやってるの?」
「なにが?」
「なにがじゃなくて、いつまで麺をほぐしてるの?」
「いや~、俺はバカだからさ~」
「バカと麺をほぐすことと何の関係があるの?だからいつも言ってるでしょ。
 何かしてる時は、自分が何をしてるのか?次に何をするべきか?
 常に考えながら行動しろって。何にも考えずに、ボーッとやってるから
 自分が何をしてるのかも、わからなくなっちゃう。だから大事なお金だって落とすんだよ。
 俺はバカだからって、それですべてが許されると思うな。
 バカだと自分で思うなら、尚更緊張して考えて行動しなさいよ」
「ハハハ・・・は~い」

聞いちゃいねえな、こりゃ・・・
そしてお湯を捨てた義弟。

「ねえ、恵子ちゃん。このあとどうするんだっけ?」
「スープを入れて、もう一度お湯を入れるの」

スープを入れた後

「それで?どうするんだっけ?」
「少しは自分で考えなさいよ。なんでも他力本願でいるな!全てにおいて言えることだよ。
 何でも人に聞けばいいや、誰かにやってもらえばいいやじゃダメなの。
 自分で考えて、自分の身体を使って、行動しなさい!」
「は~い。。。。。で、この後は?」

(-.-)ノ”ナンデヤネンッ!と突っ込みたくなるじょ・・・ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ・・・

「お湯を入れたら、フタをして1分」
「フタ?フタするの?捨てちゃったよ、俺・・・」

さっきも似たような話をしたばっかりですがな。
面倒臭くなって、黙ってたら

「いいや、俺このまま食べちゃうから」

さいですか・・・ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ・・・
食べ始めた義弟が

「ねえ、恵子ちゃん。俺はこのうどんより、すうどんでっせの方が好きなんだよね」
「知ってるよ。だからいつも買ってきてるでしょ」
「俺はさ~、アレの方が好きなんだよ。買ってきてよ」
「買ってきてよって簡単に言わないでくれる。火曜日までは買い物に行かないから」
「でも俺はアレの方が好きなんだよ。スープが違うんだよな~」

人の話をまったく聞いてない証拠、自分の意思だけを言われてもね~。
黙ってたら・・・

「ねえ、恵子ちゃん。アレ買ってきてよ」
「だからね、火曜日まで買い物は行きません!ある物を食べてください」
「は~い」

だいたいからして、義弟の「は~い」は返事だけで聞いてないのはわかってるけどさ。
いろいろ話したところで、ほとんど記憶に残らないこともわかってるけどさ。
言わずにはいられない、私の性分。。。

今朝も6時45分頃にトイレに起きてきた義弟は、またお布団に逆戻り。

「なんでこの時間にトイレに起きてるのに、お布団に入っちゃうの」

と、またまた私に怒られたけど、リビングに出てきたのは7時20分過ぎだった。
今朝も↑のカップうどんしかない。

「またこれ?俺はさ~、これよりもすうどんでっせの方が好きなんだよね~」

だからわかったっちゅうねん!
しばらくブツブツ言いながら、作ってたけどシカトしちゃいました。

それよりも、昨日抗がん治療をしたなつの体調が思わしくない。
今も私の膝の上で寝息を立ててるけど、今日は今年初の買出し日だよ。

さっさと行って、早めに帰ってこよう。




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視点が違う?

2008.01.05 (Sat) 義弟との日々の出来事

年が明けても、義弟の行動は相変わらず・・・って、当たり前か・・・

朝は起きれず、お散歩もいい加減で、居眠りの毎日。

「けんちゃんにも言われたでしょ?筋力体力付けろって。
 玄関で転んだ時、なつは本当に危なかったんだよ。私がいたから柵を押さえたけど
 私がいなかったら、なつは柵と壁の間に挟まれてケガしてるとこだよ。
 なつはケガしたら、血が止まらなくなるの。すぐに死と直結するんだって。
 筋力体力を付けるってことは、なつのことだけじゃなく弟くんだって
 ケガをしなくなるってことだよ。家に来てから何回ケガしてるの?
 骨折だって2回して、鼻血出したりガラスに頭突っ込んだり、何回血を流すケガしてんの?
 すべてがそういうことにつながってるんじゃないの?」
「うん・・・」
「だから筋力体力付けろって言ってんの。もう何度も同じこと言ってるよ」
「わかってるよ」

わかってないから、何度も同じこと言われるんだってば・・・

「そんな状態で、筋力もない。おむつも取れないじゃ、けんちゃんと私は認めないよ」
「えっ?」
「仕事を始めたからって、すべてがうまく行くはずないんだからね。
 家でも忘れたり約束事を守れないのに、会社に行ったからって出来るはずないんだからね」
「うん、俺もそう思うよ」

なぬ?また今だけの判断でそう言うんだから。
自分だけで考えたら、なんでも一人で出来るもんになっちゃうくせに。

「そう思うなら、もっと毎日緊張感持って行動しなよ。
 そのままでいたら寝たきりになるって、先生にも言われたの覚えてる?」
「覚えてるよ」
「どう言われた?」
「この年齢だから、この状態でいるって」

そうか・・・視点が違うんだ・・・
義弟の受け取り方は、この年齢だからこの状態でいる。
だから別に何もしなくても、この状態でいられるになるんだな。
そう言えば、私は物を片付けることを重視して話しているつもりで

「今やってる物を片付けてから、次の行動に移りなさい」

と言ってるのだけど、義弟にもう一度言わせると

「次の行動をするときは・・・今やってる物を片付ける?」

と疑問形になる。
物事の視点も違うから、記憶に残る部分も違ったりする。
なおかつ、自分に都合の良いように解釈をしちゃうから、さらに本質は伝わらない。
後に言った言葉が残るから、先に言った大事な部分は記憶からこぼれたり
すっかり忘れちゃったりするんだ。
記憶障害の一部になるんだろうけど、わかってると言うからややこしくなる。

「弟くんには43歳って言う基礎体力があるから、その程度で済んでるって
 言われたんでしょ?老人だったら、とっくに寝たきりになってるって」
「あ~、そうだっけ?」
「そうだっけ?じゃなくて、ということは、弟くんだって年を取るんだから
 そのままでいたら、弟くんも寝たきりになるってことじゃないの?」
「そうだね~(笑)」
「そうだね~って笑ってる場合なの?しっかりしなさいよ!朝は起きてこない。
 時間は守れない。言ったことは忘れるんじゃ、しょうがないでしょ?
 何をするにしても、行動する前にまず考えてから行動して!」
「は~い」
「お散歩って言って出かけるけど、いくら外が寒くても汗ばむ程に身体を動かして
 初めてリハビリになるんだよ。チンタラ歩いて、帰って来て寒いなんて言ってるんじゃ
 本当にただのお散歩、リハビリとは言わない。暑くなるくらい動いて初めてリハビリなの」
「わかってるよ」

・・・今年の日常もこんな説教から始まった。

「だから毎年同じこと言ってるけど、今年こそは筋力体力付けておむつ取りなさいね」
「は~い」
「いっくら周りが何を言っても、筋力体力は付かないんだよ。
 筋力体力付けようと思ったら、弟くん自身の努力と根性だからね。
 弟くん自身ががんばらなきゃ、筋力も体力も付きません」
「わかってるよ」

理解してるとは思えなくても、何度も言うことにいつか意味が出てくると思いたい。
昨日の朝、義弟のおむつが無くなっていることに気が付いた。
何か言ってくるかと思って待ってみたけど、一向に何も言ってくる気配がない。
今もおむつをしてるのか?どうか?
おパンツでお漏らしされると、私が大変なんだもの。
おまけに、年末ギリギリの計算で持っていた現金も、思わぬ出費が続いて
お正月のお散歩中の缶コーヒー代と義弟のタバコ代は、主人のヘソクリを借りてる始末。
私の読みが甘かったのだけどね(* ̄ー ̄)>てへ
なので昨日は銀行に行かなければ、私のお財布の中身は
1円5円10円玉が数枚、寂しく入っているだけだった。。。大丈夫か?我が家(^m^*)

「弟くん、おむつ無いけどいいの?」
「あ~、今日買いに行くから」
「買いに行くからって、勝手に決めてるけど私はまだ何も聞いてませんけど?」
「あ~、おむつ買いに行くから、お金ください」
「あのさ、無くなるなくなる前に言ってって何度も言ってるよね?
 前もって言ってくれとも言ったよね?お正月だって、弟くんのタバコ代も
 けんちゃんから借りてるよって言ったでしょ?銀行に行かなくちゃお金もないんだよ。
 前もって言ってくれなくちゃ、予定も立てられないよ」
「あ~そうだね~」

やっぱりわかっちゃいないのよね~。。。
そして午後2時半過ぎになって

「恵子ちゃん、タバコ代ください」

と言うことで、おむつ代とタバコ代と合わせて2000円を渡した。

「もう支度して出かけなよ。おむつを買いに行くのはリハビリのついでだよ。
 30分くらいは普通に歩いて、それから買いに行って来なよ。それくらいの根性見せてよ」
「いや~、俺は根性ないから、別にいいよ(笑)」
「何別にいいよって笑ってんの?だから、けんちゃんや私の言ったことを
 聞いてないって言うの。筋力体力付けろって言うと、は~い、わかってるよ
 聞いてるよって言うけど、何も聞いてないってことじゃないの。違う?」
「・・・・・(ニヤニヤと)」
「だから、笑ってる場合じゃないでしょっ!こっちは真剣に話してるんだよ。
 根性ないから、そのままで良いって言うの?そんな状態でいたら
 一人暮らしも仕事復帰も認められないからね。笑ってないで、支度して行ってきなさい!」

それから、よっこらしょっと支度が始まったけど、結局出かけたのは3時だった。
4時になっても帰ってこず、ちょうど主人が帰って来たのでそのままわんこの散歩に行き
戻ってくると、トイレから出てきた義弟が

「あ~、おかえりなさい」
「ただいま」

主人はわんこの足拭き、私はわんこのご飯作りに入り、ドタバタしながら

「あ、お釣りは返してね」
「は~い」

キッチンのカンウンターにお釣りを持ってきた義弟は、700円を返してよこし

「恵子ちゃん、実はおむつ買ってないんだ」
「はい?なんで?」
「いや~、どっかで1000円落としちゃってさ~(笑)」
「・・・・・・・・・(絶句)・・・・・・・・・」

またお金を落としたか・・・
たぶん今までも、本人が気付いてないだけでそれこそ万券も落としてたんだろうな。

「また落としたの?お金落として、なんで笑ってるの?」
「・・・・・」
「弟くんの1日分のお小遣いだよ。タバコ3箱買えるんだよ。一家4人1日分の食費以上だよ
 お金を落として笑ってるな!だから弟くんにお金を持たせられないって言うの。
 1000円だって、今の我が家には大金だよ。何やってんのよ!」

時々細かいのが無くて、1万円や5千円でおつりをって思うときがあったけど
どっか心配で、必ず細かくしてから渡してたけど、やっぱり正解だったよ。
先にタバコを買い、いつものお薬のディスカウントショップのレジでお金を払おうとして
1000円札が無いことに気付いて、そのまま帰って来たらしい。
タバコを買うときに、手袋をしたままポッケからお金を出したんだと思う。
その時に落としてるんだろうな・・・だいたい想像が付いちゃうんだよ・・・
すべてにおいて言わないと、面倒臭がっちゃうからな。

「それで?もうおむつないのにどうするの?」
「このまましてるからいいよ」
「漏らしたおむつを履いたままで気持ち悪くないの?」
「今は漏らしてないもん」

朝起きた時、お散歩の後は、いつも履き替えてるじゃんか。。。

「絶対漏らさない自信あるの?」
「漏れたら、パンツにするからいい」
「だからパンツで漏らしたらどうするの?自分で後始末が出来ないでしょ」
「明日行くからいい」

明日って、また軽く言ってくれるわ。
暗くなってから出すのも心配だし、漏らさないことだけを祈ってそのままにした。
ありがたいことに、今朝まではおむつをしてたのでお漏らしはなし、朝おパンツに取り替えた。
もちろん、おむつはぐっしょり、見ただけでもかなりの量してるのがわかる。
今日、朝のうちにおむつ代だけを渡して午前中に行って来るように言った。
10時に出かけた義弟は、10時45分過ぎに帰って来た。
今日は午前中曇っていて、少し寒かった。

「まだ1時間経ってないよ。そこ(玄関のとこ)におむつ置いて、もう一度行ってきな」
「えっ?もう一度?」
「だって、1時間経ってないって」

そう言って、私は部屋の中に入った。
いつもなら、しかたなしにもう一度出かけるんだけど、義弟はおむつを持って入ってきた。

「だから1時間経ってないってば。もう一度行って来いって言うの」
「ちょっと待ってよ~。そういう問題じゃなくてさ~」
「私が言ってるのは、そういう問題です。おむつを買いに行ったんじゃないでしょ?
 おむつを買いに行くのは、あくまでもリハビリのついでだよ」
「えっ?そうなの?」
「そうなのって、そうです!外が寒いなら、汗ばむくらい身体動かしてきなよ」
「今日は寒いなんて言ってないよ」
「でも弟くんの言う問題は、そういうことでしょ?」
「・・・・・」
「身体が暑くなるくらい、歩いてきて初めてリハビリだって何度も言ってますけど」
「わかりました。行けばいいんだろ」

わかってないから、何度も言うんだってばよ。
外に出てるだけじゃ、筋力は付かんのです。しっかり身体を動かさねばいかんのですよ。
ただ座って過ごすよりは、外に出て立ってダラダラ歩きでも、いくらかは違うと思うのでな。

お散歩から戻った義弟は、さっそくおむつに履き替えてたけど
案の定お漏らしをしたようで、洗ったおパンツが洗濯カゴに入っていた。
Gパンは出てないということは、ちびったという感じかな?

視点が違う・・・と言うか、その時見たこと言われたことで、頭に残った部分だけを使って
思いつきで、行動したり言葉を発したりする。
だから話しがずれてしまったり、視点が違ってしまったり、こちら側の言ってる言葉を
理解しようというよりも、怒られて説教されて腹が立つからふてくされる。
褒められたり面白いことを言われれば、嬉しい楽しいから相手の言葉に相槌を打って
すべてわかってるようなことを言う。
ま、これが今の義弟なのだからしょうがないよね。

いつもお散歩と言って、外へ出していたけれど、言葉だけでも意識を変えられたら・・・
そう思って、『お散歩』を『リハビリ』に変えることにした。
テレビの横に貼ってある紙も、その部分を『リハビリ』と言う文字に変更した。
効果は得られないと思う。。。ひょっとすると、外に出ること=リハビリになる可能性もある。
でもやってみなくちゃわからんのでな、思いついたことはとにかく何でもやってみる。

今年もきっと同じことの繰り返しさ。。。


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謹賀新年

2008.01.02 (Wed) 義弟との日々の出来事

あけましておめでとうございます。
どんなお正月を過ごしていますか?

我が家では、元旦の夕方から主人が義弟の胸ぐらをつかんで
殴りそうになると言う出来事から始まりました。。。ヤレヤレ ┐( -"-)┌ヤレヤレ

大晦日に実家に出かけた主人と義弟。
タバコ代と昼食代を、主人が立て替えてくれたらしく、コンビニ入るときに

「兄貴、俺小遣いもらえないからさ、金貸してくれない?」
「お前が朝起きないから、罰金を取られんだろ!朝くらいしっかり起きろ!」

そんな会話もあったらしく、発作を起こした後落ち着いた頃に

「恵子ちゃん、俺の通帳いくら残ってるの?」
「何千円の世界です。家に借金してることも忘れないでよ」

本当はもう少し残高はあるのだけど、株と同じく万が一の時のために
残しておきたい物だから、実際の残高は伝えないことにしている。
後先考えずに、当てにされても困ってしまうから。

「何度も言うけど、来年は本当に筋力体力付けること真剣に考えなよ。
 そんな状態で、一人暮らしも仕事復帰も出来ないからね。
 けんちゃんと私を納得させなくちゃ、預かってる物も返せないよ」
「・・・・・」
「まずは筋力付けて、おむつを外すことからだね。じゃなきゃ納得出来ないよ」

いつものように返事はなし。
9時半過ぎには就寝となった。

去年と同じように、三が日はテレビを解禁とした。
ただし、起きてから食事をしお薬を飲み、洗面ハミガキ終了後から
午前10時からと午後3時からの、お散歩も忘れないことと言う条件付き。

私達も朝はゆっくりのお散歩になるので、7時半近くに帰ってくる。
起きたばかりとわかるんだけど、コーヒーを飲むことから始めている。
でもお正月だからと、少し緩めてもいた。
主人もお散歩から帰ると、朝からご機嫌で飲み始めていた。
義弟はなかなか次に進まないために、声かけ運動は元旦から始まった。

お正月の朝はお雑煮と言うのは、我が家の恒例になっているので
先に洗面ハミガキを終わらせるように言ったり

「時間見てるの?私だって元旦からあれこれ言いたくないんだよ」

そんなことを言ったりと、いつもと同じ。
いつもの場所に座ろうとして、後ろにひっくり返ってる義弟に

「年末にも言ってるし、毎年同じこと言ってるけど、今年は真剣に
 筋力体力付けること考えなよ。けんちゃんと私は、おむつ外さなくちゃ納得しないからね」
「は~い」

いつものように軽い返事をしているので、わかってないと思っても
何度も言い続けるしかないと、元旦から自分にも言い聞かせる。
事件は義弟が午後のお散歩から帰って来た時に起こった。

私達も夕方のわんこのお散歩準備を始めていたので
エリーとなつも、玄関のところをウロウロとしていた。
私は義弟の様子を見ながら、なつをダッコするためのリュックを取り付けていた。
玄関のドアを閉めた義弟が、振り返りながらそのまま倒れこんできた。
足をしっかりと上に上げないで、引きずっているから
危険回避が出来ない義弟は、何もないところで足をもう片方の足に引っ掛けた。
倒れたと同時に玄関に置いてある柵を押した、その先になつがいた。
二つ折りになってる柵の角が、なつ目掛けて押されて行ったため

「あぁぁぁ~~~っっっ!!!」

思わずが叫んでしまい、あわてて柵を押さえたので、なつは寸前のところですり抜けた。
骨髄抑制のかかっているなつは、今血小板の数値もかなり低い。
ケガをすれば出血が止まらなくなるのをわかっているから、一瞬冷や汗が出た。
すぐになつの全身チェックをしていると、その様子を見ていた主人が
玄関に飛び出して行き、義弟の着ているダウンの首の後ろを片手でつかんで
引きずるように持ち上げると

「何やってんだよっ!」

と怒鳴り声を上げた。
なにしろ、エリーとなつの事に関しては、人格も変わる主人。

「お前がケガしようがどうしようが、自業自得だっ!どうでもいいわ。
 でもな、なつにケガなんかさせてみろっ!タダおかねえからなっ!」
「わかってるよ」
「わかってねえから言ってんだろっ!何度同じこと言ってんだよっ!
 だから筋力付けろって、何度も言ってんだよっ!いい加減にしろっ!」
「わかってるって、言ってんだろっ!」

いつも私に言うように、ふてくされた態度で怒鳴った義弟。
次の瞬間、主人が義弟の胸ぐらをつかみかかり壁に押し付けて拳を握った。
とうとうやってしまうか。。。そう思ったけど、寸前で止めた主人。

「何逆ギレしてんだよっ!聞いてもいなくせにふざけるなっ!」

つかんだ手を振り解いてからも、主人は怒鳴り続けていたけど
義弟はもうこの場をやり過ごすことしか考えてない。
靴を脱ぎ、よっこらしょっと立ち上がり、柵を乗り越えながら

「はい、はい」

としか返事をしていなかった。
私から見ていても、主人はよくガマンしているなと思った。

「聞いてんのかよっ!」
「聞いてるよっ!」

下を向いて何かをしていた義弟が、そう怒鳴った瞬間に
平手で主人が義弟の後頭部を、パッシ~ンッ!
被っていた帽子がすっ飛んだ。

「いってなぁ~。何すんだよっ!」

義弟はわざと相手を怒らすような行動をとる時がある。
これも障害のせいだと言われればそれまでだけど、こっちは真剣に話しているのに
いい加減に聞いてるような行動は、相手をますますヒートアップさせる。
言われていることを理解していれば、「いってな~」と言う言葉は出てこないと思うもの。
その後主人が吐き捨てた言葉は、ちょっと文字には出来ない。

そのままお散歩に出た私達。

「けんちゃん、殴るかと思ったよ」
「病気だと思うから、ガマンしたんだよ。あれが普通だったら気を失うほど殴ってるわ」
「それでも、よくガマンしたね?私はゴミ箱蹴飛ばしたり、壁を殴ちゃうもんな」
「元旦から気分が悪い。こっちの気分が悪くなる」
「その気持ちはよくわかるよ。あんなの家にいたら、茶飯事だってば。
 あんなのはしょっちゅうなんだから。お子ちゃまのケンカになるの、わかるでしょ?」

昨日父は、お散歩に出てこなかった。
大晦日夜更かしをしたらしく、朝も起きてなかったし、昼間から飲んだそうで
夕方も寝ているところだった。
お散歩中は二人だったので、延々と義弟の話しになったけど
お散歩が終わる頃には、主人の気持ちもだいぶ落ち着いてきた。

「このお散歩の時間って、貴重なんだよね。腹が立ってもエリーとなつを連れて歩いてると
 お散歩が終わる頃には、しょうがないよなって思えるでしょ?」
「本当だな。やっぱり家には、エリーとなつは必要不可欠なんだよな」

今年は元旦から、こんなことになってしまって
どんな1年になることやら・・・( ̄ロ ̄lll)

そんなこんなで、今年も明けました。
こんな我が家ですが、今年もよろしくお願いします o( _ _ )oペコリ~

今年もよろしく♪

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プロフィール

恵子

Author:恵子

2000年3月
『悪性脳腫瘍』と診断された義弟。
手術をしても余命2年。。。
いろいろなことがあって
いろいろな思いもあったけど
だけど、義弟も私達夫婦も
同居して約8年間がんばった!
2009年8月25日
午前10時59分
義弟がこの世を去るまでの
看護・介護の日々。。。

父の介護は
義弟の日々とのおかげで
暗くならずに過ごせています。

いろいろあって
ブログ維持が難しくなり
義弟との思い出として
ブログは残しますが
2013年6月30日を持って
終了しました。

長い間、読んでくださり
ありがとうございました。

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